TOPトーク専門家毎朝の思考「塵も積もれば山となる」。長い原稿を書くためのわたしの方法07:44 2022年9月6日 6,159再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「塵も積もれば山となる」執筆術の核心複数書籍を同時進行させるパーツ準備術「資生館とテクノロジー」構想を支えるメモ術10万文字の土台を築くパーツ集積術「塵も積もれば山となる」長期執筆の極意AI文字起こし(β版) # 「塵も積もれば山となる」。長い原稿を書くためのわたしの方法 おはようございます。 さわるとしなおです。 よく質問を受けるのは、長い原稿ってどうやって書けばいいんですか。 書籍とかそうですよね。 今年出した読む力は15万文字ぐらいあったかな。もうちょっと少ないかな。 でも実はあの本は1年ぐらいかけて編集者とやり取りして書いていて トータルして書いた文章は多分20万ぐらいある。 そこから絞りに絞って多分13万、4万字ぐらいまで減らしているんだよね。 その前に、3年ぐらい前に出した時間とテクノロジーって本は あれは22万文字ぐらいありましたね。結構長い。 本を書くと言うと、イメージとしては作家先生が書斎で原稿用紙を前にして 今時は原稿用紙は書かないと思うけど、うんうん鳴りながら よし書くかって一文字ずつひねり出していく。そういうイメージがある。 小説なんかはそうなのかもしれないんだけれど でもいきなりあんまり長い原稿を書いた人が机の前に座って よしこれから20万文字書くぞって書き出せるかというと 普通は無理ですよね。 実際僕もそんなやり方はしてません。 ゼロからいきなり長い原稿を延々と書き始めるというのは。 基本的には千里の道も一歩からって今日のボイシーのタイトルに入れてるんだけど 塵も積もれば山となる。 っていうことだと思うんだよね。言い換えればね。 何かの原稿を書こう。例えば メディアの原稿でもいいや。1000文字とか2000文字 ギリギリ3000文字ぐらいなら思いついてそのまま書けば何とか書けるんだけど 5000とか10000になると勢いじゃ書けないですよね。 書籍もそう勢いじゃ到底書けない。 小説みたいに登場人物が勝手に動き始めてそれを自由に後ろから追いかけてて書くんだ みたいな話は聞くんだけど、僕らのような書いている原稿って小説ではないので やっぱり全体の構成とかは緻密に決めてから書くわけですよ。 そうすると自由自在に筆が動くみたいなのはない。 じゃあどうするのかというと パーツを用意しておくんですよ。延々とね。 例えば、同時兵庫で何冊もの本を準備してて 今なんかすごいですよ。何冊準備してるんだろう。 11月に門川から web 3とメタバースは人を自由にするかみたいなタイトルの本を出すんですね。 これはもうほぼほぼ終わってて、今原稿を最終チェックというか直している最中です。 その後、徳間書店から 20世紀のステレオタイプをなくそうみたいなタイトルの社会的な本を出して その次に読む力の続編の各地から話す力みたいな仮のタイトルをつけている本を 多分東洋経済から出して その後、これまだ企画段階で通るかどうかわからないんだけど 資生館とテクノロジーという本を書こうかなと思って これは我々の資生館、死ぬとか生きるとかそういうものに対する考え方ですよね。 それがテクノロジーでどう変化するのかというのを書いてみようかなと思って ずっと長い間温めてるんですよ。 まだ全然書籍の形にはなってないんだけど パーツを溜めておくんです。 例えば 人が死んでもAIにパーソナリティがコピーされて まるで生きているかのように見えるって話があるじゃないですか。 何年か前にNHKが紅白歌合戦で 死んだミソラヒバリさんの歌を再現したみたいなのがある。 ああいうやつです。 あと最近だとジェームス・ディーンが実写映画に出演みたいな ディープヘイク技術を使って 半世紀以上前に亡くなったジェームス・ディーンをスクリーンに蘇らせるみたいな そうすると死んでいるのか生きているのかわからないみたいな話になるんですよ。 そういう話を思ったらすかさずメモしておく。 僕はメモアプリ、ベアというエディターみたいなアプリを使って その一つの項目に資生館とテクノロジーという項目を作っていて そこにいろんなパーツを溜めていっているんです。 それはいろんな記事で思ったやつだったりとか 頭の中で思いついたちょっとした覚え書きだったりとかね。 あとは日々いろんな短い原稿を書いているわけですよ。 例えば日経のコメモという媒体があって そこで月2回ぐらい原稿を書いている。 そういうのでもちょっとそういう資生館に関係する話をたまに書いたりするから そういうのもメモアプリの資生館とテクノロジーというタイトルの項目のところに溜めておく。 そうするとだんだんパーツが溜まっていくんですよね。いろんな話が。 じゃあいざそれについての本を書くかということになったら そのメモアプリの項目をだーっと眺めてみる。 そうするとこんなにいろんなパーツを俺は集めているのか。 原稿になっている、例えば過去にメルマガで書いたりとか 日経コメモで書いたりとか あるいはピアノ、テクノロジー時代のエンターテイメントで連載しているんだけど そういうので書いたりとか そういう原稿になっているのもあれば単なる覚え書きのもあったりする。 覚え書きのところをもう一回ちょっと原稿に膨らませてみたりとか そうやって1000文字から3000文字ぐらいの間のパーツを どんどん溜めていくんです。増やしていくんです。 そうすると気がついたらそういうのだけで下手すると 5万文字とか7万文字とか もう多ければ10万文字ぐらい溜まっている時がある。 ここで分量を計算してみると 原稿の形になっているだけでもう10万文字あるじゃん。 じゃあこれそのまま本にできるよねっていう感じになって そこから初めて10万文字ぐらいある分量の様々な原稿の寄せ集めを 構成を考えて並べ替えたりとか 全体の文体を揃えたりとか いろいろな事をしながら本に仕上げていくというやり方をするんですよね。 だからゼオから本を作る、長い原稿を書くというのは結構難しい。 よっぽどすごい人じゃないとできない。 だから僕みたいな凡人はそうじゃなくて 地にも積もれば山となる。 一個一個小さなパーツを寄せ集めて そして気がつけば大きな山になっているという感じで 長い原稿を書いていくのかなという感じですよね。 皆さんもこういう方法が良かったら試してみてください。 溜めておくということが日々大事です。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:441.「塵も積もれば山となる」。長い原稿を書くためのわたしの方法コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 通りすがりのひとみ2022年9月7日「ためる」重要性はその通りですが、同様に「アウトプットする」ということも重要なポイントなんだろうなぁ、と佐々木さんの普段の行動を見て感じた次第です。返信
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