TOPトーク専門家毎朝の思考自分のウィングを狭めすぎず、広げすぎず、把握できる幅に保つ07:30 2022年10月3日 6,684再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次成功の定義と「運」の重要性キャリアを左右した「時代の運」とは事件記者×テクノロジーの奇跡「続ける」ことが運を引き寄せる持続可能な「ウィング」の広げ方AI文字起こし(β版) # 自分のウィングを狭めすぎず、広げすぎず、把握できる幅に保つ おはようございます。 佐々木敏夫です。 しばらく前にあるトークセッションをしていたら、 こう聞かれたんですね。 佐々木さん、自分の成功は自分の能力があったからだと思いますか? そもそも成功しているという成功の定義は何だろうというのは思うんですよね。 別に何億も稼いでいるわけでもないし テレビとかにバンバン出ているわけでもないから 一般的な知名度もあまりないから 普通に人並み以上の生活はまあまあできてくれているかなという どちらかというと成功しているというよりも 持続可能な生活をしているぐらいかなというふうには個人的には思っているんですよね。 でもこのポジションに今いるというのは まあそうですよね。 運が良かった部分も結構あるかなと思っています。 どちらかというと能力より運だろうというね。 例えば遠くまで振り返ってみると 一浪して大学入って大学6年までやって中退してるんですよね。 とっても適当な青春です。 そのままいくと多分普通にドロップアウトしてたと思うんだけど 新聞記者に潜り込めた。 それはなぜかというと当時の毎日新聞が学歴不聞で募集してたから 大学卒業しなくてもOK、これ幸いと受けてみたら良かったので まあいいかと思って大学はそのまま中退届も出さないで 授業料を払わないで放置して だから正式に言うと大学中退じゃなくて大学助成期ですよね。 正式な学歴は高卒であるという。 まあ運が良かったんですよね。 毎日新聞が学歴不聞で募集してなかったら新聞記者は慣れてなかったし まともに大卒の就職先には入れてなかったかなと思う。 その後新聞記者は12年やって出版社にちょっと移って フリーになったんだけど あれもちょうどフリーになったのは2002年の終わりから2003年の頭ぐらいの頃で まだ当時は本当に雑誌が元気だったんですよね。 だから仕事は本当にいくらでもなった。 フリーライターみたいな人は山ほどいて みんなそれでちゃんと飯を食っていたので その片隅に潜り込むというのはそんなに大変じゃなかったんですよ。 でも2010年頃から一気に出版不況で雑誌がなくなっていって じゃあ今の2022年、自分が当時のあの年齢38くらいですけれども フリーになったのは41歳の時ですね。 じゃあ自分が40歳入った直後ぐらいでフリーになったかというと こんなに食う見込みない出版の世界だったら全くなってなかっただろうなと。 だからそれはやっぱり時代が出版が元気だったという運の良さがあったんだろうなと思う。 その後もフリーになってから何を書いていくのかって なかなか悩んであれこれをやって 元新聞記者、しかも事件記者でテクノロジー関係の記事を書くという人が 当時いなかったです。 ていうか僕しかいなかったのかな。 だからネット犯罪みたいな事件物をテクノロジーの知識ベースに書くというのをやって それが割に比較的よく読まれてですね仕事がたくさん来るようになった。 これもそういうものをやる人がいなかった。マッチングの妙で まあ運が良かったんだろうなと。 ただ僕自身が誇れることが一つだけあるとしたら とにかく続けるって事を一生懸命やってきたって事はあるのかなと。 正直言うとそれだけじゃないかと思うこともあるんだよね。 続けてたからこそいろいろやってみて、あれもやってこれもやって ネット犯罪を記事に書くと受けるなって見つけたりとかね。 いろんなことをやり続けると やがてこれは運が良いなと思う時がやってくる。 数こなせば何とかなる。 恋愛攻略でしたっけ。あるじゃないですか。 とにかく恋愛攻略の義務はたくさんの女性に声をかけることだ みたいな身も蓋もないことを言ってるんだけど やっぱり数こなさないとね 確率が同じだったら当たる数は減るよねっていう当たり前なことですよね。 だから運をうまくつかむためには やっぱり持続してたくさんのことをやっていくって事が大事。 たくさんやってずっと続けていれば その中の一つがどこかで当たるかもしれないよね。 だから持続していればいつか運が向く時が起きて それをつかむことが可能になる。 逆に持続しないと何もしていない。 何もしなければそれは運が転がり込んでくることさえない ということなんじゃないかな。 やっててもありとあらゆることを 雑然と四方八方に手を出しているだけだと なかなか評価になりにくいんですよね。 もちろん一つのことをただ一つ、値段を定めてやり続けるってやって それがハズレだった場合は結構大きいんだけど 余りに絞り込まずに、かといって四方八方に手を出すのでもなく ある程度幅を広げて自分のウイングみたいなものですよね。 自分のスキルとかノウハウとか能力のそのウイングを 可能な範囲で自分が把握できる範囲で広げておいて それをずっと続けていくって事をやるのが 多分大事なんじゃないかなと。 狭めすぎてもいけないし、広げすぎてもいけない。 そうやってやっていると、いつかその中の一箇所が ピンと的に当たって 運が回ってくることがあるんじゃないかなというふうには思います。 大成功するためのコツじゃなくて 僕みたいに持続ある生活をするためのコツぐらいの 持っておいてもらった方がいいかなと思うんだけどね。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:301.自分のウィングを狭めすぎず、広げすぎず、把握できる幅に保つコメント感想・質問・応援メッセージを書こう なり2022年10月4日ウイングの話とても腹に落ちました!自分の強み(幹?)をしっかり持った上で、派生する分野(枝葉?)を拡げていくこと、そして時には鳥瞰して目まぐるしく変化する社会の中での存在価値(場所?)も客観視して派生する分野を柔軟に見直していくことが大事なのだろうと感じました。3返信 俊尚 佐々木2022年10月4日ありがとうございます。幹と枝葉、わかりやすいたとえですね。2 スイフトスポーツ2022年10月3日今日も淡々とした中に、学びの深い話をありがとうございます。広すぎず狭めすぎずの考え方、私も全く同意です。3返信 俊尚 佐々木2022年10月4日ありがとうございます。1 もか2022年10月3日いつも佐々木さんの深く穏やかな語り口にいろいろ学ばせてもらっています。ありがとうございます。今日のお話の本筋からは少し外れるかもしれないのですが、サンデル教授の、持続力も環境によって与えられた運、努力できるということ自体が運、的なお話が、わかったようなわからないような気持ちで、たまにもやもやしています。Meritocracy についていつか機会があれば、佐々木さんのお考えを聞かせていただけると嬉しいです。4返信 俊尚 佐々木2022年10月4日ありがとうございます。メリトクラシー、重要なテーマですね。近々お話ししようと思います。1
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自分の強み(幹?)をしっかり持った上で、派生する分野(枝葉?)を拡げていくこと、そして時には鳥瞰して目まぐるしく変化する社会の中での存在価値(場所?)も客観視して派生する分野を柔軟に見直していくことが大事なのだろうと感じました。
広すぎず狭めすぎずの考え方、私も全く同意です。