TOPトーク専門家毎朝の思考田舎の抑圧は、直接的なことばではなく「まわりくどい」06:49 2022年10月30日 6,415再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次和歌山で目撃された「まわりくどい」人間関係取材現場での無言の圧力とその意味地域性で異なる「よそ者」への接し方コロナ禍に見る「周りの目」への配慮ハイコンテキスト日本社会の未来予想AI文字起こし(β版) # 田舎の抑圧は、直接的なことばではなく「まわりくどい」 おはようございます。さわきとしなおです。 前にある若者と喋ってて、その若者は 和歌山の出身なんだけどね。 南岸浦浜空港ってあるじゃないですか。僕も一回 あれは、大寺町の クジラ寮を取材しに行った時に降りたことがあるんだけど とても南の島って感じ。島じゃないですけどね。和歌山だから。 気持ちのいい空気のところなんだけど この辺の南岸浦浜はどんな感じなの?って聞いてみたら いやもうすごいヤンキーですよ。それはそうだよね。田舎だからね。 東京に出てきてさ、全然違う仕事をしてて たまに田舎に帰ったりするとキャルチャーギャップとかないの?って聞いてみたら いやそれはありますよ。前も帰省する時に飛行機で帰った。 どうもその同じ飛行機に 中学だか高校時代の先輩が乗ってたらしい。ヤンキーの先輩ですよね。 ところが気づかなかった。その先輩に。飛行機降りて 実家に戻って、実家でだらだらしてたら 別の先輩から電話がかかってきたらしい。 おお!とか言われて。こんにちは。何ですか?お前は行き帰りしてるんだろ? よくご存知ですね。そうですよ。って言ったら お前ら、何々さんがさ、同じ飛行機に乗っているのに俺に挨拶してこなかったって怒ってるぞ。 ええ?同じ飛行機に乗ってたんですか?全然気づかなかったですよ。声かけてくれればいいのに。 バカヤロー!お前が声かけるんだろ?そんなものは。 そういう話があったらしいんだよね。めんどくさいと思ったんですけど 要するに同じ空港にその彼とその先輩が乗ってたんだけど その彼が先輩にちゃんと挨拶しなかった。 だったら本人に直接言えばいいのに、わざわざ別の先輩を呼び出して あいつが同じ飛行機に連絡してもらわなかったよ。挨拶もなかったぞって言ってきたので その別の先輩がわざわざ彼に電話してきてそれを伝えるっていう。 まあ実にめんどくさい世界だなと。 こういうのが田舎の村の浴圧だなぁと思うんですよ。 決して直接的には言わないんだよね。 言わないんだけど周り駆読ですね。なんとなく空気の圧力みたいなものを伝えてくるっていう。 新聞記者時代、駆け出しが岐阜市局だったんですね。 周囲は本当に田園が広がって田舎なので、車で取材に行くわけですよ。 例えば誰かの家に取材に行くでしょ。その家の人と話をして ふと窓の外を見たりすると、周りの田んぼ畑から何人もの 農業をやっているおじさんおばさんたちが 僕らがいるその家の中をじーっと見つめたりするんだよね。 これもね、あんた誰とか何しに来たのとか言ってくれればいいんだけど 言わないでじーっと見つめることで無言の圧力をかけるとよそ者が来たっていうね。 そういうやり方が実に多いかなという。 これは海辺と山辺でもだいぶ違うかなと思うんですよね。 福井で家借りるのはもう6、7年経つんだけど 最初は割に山の中だったんですよね。 山の中の人ってやっぱりそういう無言の圧力みたいなのが多くて ちょっと息苦しい感じがあったんですよ。 でも今は日本海、笠湾沿いの本当に海からほんの10メートルぐらいのところの家を借りていて住んでいて もともとそこは漁村でもあるんだけど同時に海水浴場を中心で 70年代80年代ぐらいまで海水浴に賑わっていた時代は もう土産物屋とか旅館とか民宿がいっぱい立ち並んでいるところだった。 今はすっかり寂れて全然旅館もお店もほとんどなくなっちゃってるんだけど 割によそ者に優しくて、歩いていると全く知らないおじいちゃんおばあちゃんから 声かけて挨拶してくれたりする。こっちからももちろん挨拶するんですけれど 土地によっては全然違うんだけど なかなかやっぱりそういう 田舎のめんどくささっていうのはそこかしこにあるかなっていうね コロナの最中もね ある知人が地元でカフェみたいにやってるんだけど 時々そこに行ってたんですよ。でもなんかある時県外の人を断りみたいなね ことを書いて貼ってて 県外でそこ行ってんの うちぐらいじゃね?みたいな感じを持つわけですよ。 ちょっとなんか微妙に嫌な気持ちっていうか悲しい気持ちになったんだけど まあでもあれもね、なんだろうな 近所のじいちゃんおばあちゃんから感染怖いカフェどうするんだとか言われて 嫌嫌県外入れませんからとかっていう申し訳のために 多分そういう札なり何なりを出したのかなっていうのはちょっと考えたんだけど まあでもやっぱりそこにも直接何か言ってこない すごい遠回しの空気の圧力みたいなのを感じて ちょっとめんどくさいというか悲しいなっていう感じをいたしました なんかねやっぱり日本ってのは本当にハイコンテキスト 喋らなくても伝わるってことが当たり前にしている国なので どうもそういう言葉以外のところでの圧力ってのを使いがち でもまあだんだん日本もローコンテキストになっていくっていうか 価値観が多様になっていろんな生き方の人が出てくると 喋らなくても伝わるだろうってのはなくなっていくわけですね そうすると徐々にアメリカのように ローコンテキストで誰でもわかる言葉でちゃんとダイレクトに伝えるっていうのが これから当たり前になっていくんじゃないかなっていうのは思います それは一つの美学の消滅でもあるのかもしれないんだけどね 日本の伝統の一方でそっちの方が生きやすいかなっていうのも 個人的には思いますよ ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚06:491.田舎の抑圧は、直接的なことばではなく「まわりくどい」コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 侑2023年2月11日田舎特有のその陰湿さが合わない人にとって、東京のような街は凄く生きやすいですよね。返信 神崎結衣2022年10月31日都会に住むよりも心理的なコストがかかってしまうので、こういう感情労働がある限り田舎が衰退していくのは仕方ないかなと思ってしまいます。4返信 俊尚 佐々木2022年11月5日まあそうですよねえ ノーマルスイフト2022年10月30日他人を通じて注意する。一見、本人は悪気はないことが多いでしょうが、悪口を撒き散らしている感もあります。少々陰湿ですよね。8返信 こゆび2022年10月30日自分の悪気のない同調圧力あるある〇〇するのが当たり前普通は〇〇するみんなは〇〇してる〇〇しないのはおかしい本当は「わたし」が思ってるだけなのに、自信のなさや反論されて責任回避するために主語を大きくしてしまう。自覚がないのでタチが悪い。気をつけたいです。7返信 に こ2022年10月30日なんか、日本映画にありそうなシーンだと思いました。今もあるのですね〜。東京郊外の住宅街に住んでいると、隣に住んでいる人の家族構成もわからない事多々あります。3返信 もっと見る
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一見、本人は悪気はないことが多いでしょうが、悪口を撒き散らしている感もあります。
少々陰湿ですよね。
〇〇するのが当たり前
普通は〇〇する
みんなは〇〇してる
〇〇しないのはおかしい
本当は「わたし」が思ってるだけなのに、自信のなさや反論されて責任回避するために主語を大きくしてしまう。自覚がないのでタチが悪い。気をつけたいです。
今もあるのですね〜。
東京郊外の住宅街に住んでいると、
隣に住んでいる人の家族構成もわからない事多々あります。