TOPトーク専門家毎朝の思考ただ一冊の本を頼りにパリの街を迷いながら歩いた話08:01 2022年12月20日 6,183再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ネット不通!パリの旅を彩る一冊偶然の出会い 迷う楽しさの発見スマホが変えた旅 先回りする情報「答え合わせ」の旅に潜む物足りなさ不便益のすすめ 旅を深める秘訣とはAI文字起こし(β版) # ただ一冊の本を頼りにパリの街を迷いながら歩いた話 おはようございます。佐々木敏直です。 もう20年近く前になると思うんだけど パリに1週間ぐらい行ってたことがあって 当時はインターネットは普通に使えるようになってたんですね。 日本国内だと普通に ADSLとか光ハイバーの常時接続だったんだけど 遠くに出かける時は最近滅多に見ないダイヤルアップという電話回線でつなぐ方式だった。 もちろん携帯があったんだけどインターネットにつなぐって感じではなかったかな。 そもそもスマホはまだなかったので海外に行っちゃうと もうiモードとかも使えない。 なので海外でネットを使うというよりパソコンを持っててダイヤルアップで接続するかって感じで パリに行った時もそうやってネットを使おうと思って行ってみたら 行った先の泊まったホテルがいわゆるプチホテルって言われるような 小さなホテルで 全然電話回線はあったんだけどネットがつながらなかった。 困ったなどうしようかな。ネットで情報収集しようと思ってたので 実は全然ガイドブックを持ってきてなかった。 手元に一冊だけパリに関する本を持ってきてて それが星野智子さんという女優の パリと7つの美術館っていうパリを旅した気候文なんですよね。 新書版の本なんだけど それを読んでたら 7つの美術館を巡る方々はいろんなレストランに行ったりとか 街を歩いたりしてる。結構内容が濃いんですよ。 そうだこれだと思ってね。 町に出て本屋さんに行って 英語表記の地図を一冊だけ買って そのパリの地図とこの星野智子さんの パリと7つの美術館っていう本をね その2つだけを手に取って町に出て あちこちさまよい美術館にも行き でその本に出てくるね美味しそうなカフェ もうなんとかこう 通りの名前を見ながらうろうろ歩いて探してそこにたどり着き まあなんだかちょっと知らない街の中でね ゲームを楽しんでるような面白さがあって 結構1週間街歩きで堪能できたな 迷うこともいっぱいありましたけどね こういう迷う楽しさでそこから発見する楽しさってのが 割に本来の街歩きの楽しさだったなってのは 今あの20年近く前のパリの旅行を思い出すと 感じるんですよね SNSが広まったことでとても便利になったスマホとね まあグーグルマップとか見てれば道に迷うようがないわけだし レストランとかもね美味しいかどうかなんてのは もう食べログ日本だと食べログだけど まあ海外だとエルプとかありますよね そういうのを見れば立ちどころに分かるので 変な店に当たっちゃう可能性もなくなってきた それはそれで外れがなくていいんだけど 一方でその迷う偶然みたいな楽しみがなくなってしまって 素晴らしいスポット美味しいレストランに行っても ある意味SNSとか口コミサイトで知ってた情報を答え合わせしてるみたいなね なんだか答え合わせになっちゃってるっていうのが なんだか微妙に面白くないよねっていうのは時々思うんですよ これ山の森もそうで例えば そうだなぁ 北荒野の槍畑ってすごい巨大な有名な山がありますよね 3000メートル方 であそこの肩の小屋っていうところから槍の穂先を流れると うわぁ槍畑だって感動するんだけど そういう写真ってもう それこそヤマップとか あるいは誰かのフェイスブックとかを見ればいっぱい写真載ってるわけで もうすでに知っている その写真で見た光景を さっき言った答え合わせじゃないんだけど 確かめるためだけに言ってる感じっていうのはちょっとある だから最近なんか有名な高山に登るって ここ数年だんだん関心がなくなってきてしまって なんか迷いながらウロウロ行くのがいいよねって ついこの週末もね ぼんやり地図を眺めてたら 湘南から丹沢まで割に登山道つながってるよねっていう 実際には昔からある関と触れ合いの道っていう 自然歩道みたいなんですよね行政が整備してる それにつながってるんだけど そこを縫っていけばいけるってことに気づいて ああこれだと思って 計画立てて山仲間誘って7人ぐらいで歩いてきたんです 大勢のちょっと先ぐらいからずっと山上がっていって 山を縫って時々里により大きい道路を渡って また山に上がりくねくねと歩いているうちに やがて丹沢の麓にたどり着き 鶴間県温泉の駅のそばの温泉入って しっかりサウナも入って整って帰ってきたんだけど これももちろんpdfで関と触れ合いの道の地図はあるんだけど まあ所詮pdfの地図でしかないんで 自分が今歩いてるところが本当にこの触れ合いの道の すごい大雑把な改造と習い地図のラインに沿っているのかどうかわからない ところどころ道標もあるんだけど完璧ではないので ちょっと悩みながら歩く 悩みながら歩いていくと結構楽しいし 意外なところにふっと出たりして こんなところに出るんだって発見があったりとかね 情報量がとても多い社会ってのはとても利便性が高くていい社会なんだけど 一方で意図的に情報量を減らすことによる面白さっていうのが 逆に浮上してくるってのが今の時代 テクノロジーの時代にあるんじゃないかなっていうふうに思います 別にデジタルデトックスとかそういう大げさの話ではなくて 情報量が少ないからこそ 例えばロールプレイングゲームとかって楽しいわけでしょ あれが全部答えさせられてたら面白くないじゃないですか だからそういう情報量を人為的に制限して 迷うことによって面白さが出てくるっていうのは これからの時代に結構必要なエンターテイメントなんじゃないかなというふうには このパリの旅行を思い出し 週末の湘南から丹沢への山旅を思い出すとちょっと感じるかなと思いました ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:011.ただ一冊の本を頼りにパリの街を迷いながら歩いた話コメント感想・質問・応援メッセージを書こう ボブ2022年12月20日いやー、はっとされました。返信 俊尚 佐々木2022年12月21日ありがとうございます。
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