TOPトーク専門家毎朝の思考忠臣蔵と昭和任侠映画から考えるテロリストの心情07:10 2023年4月20日 6,692再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次韓国の港町で目撃された日本人の本性忠臣蔵と昭和任侠映画に共通する行動原理現代テロ事件とテロリストへの同情論「我慢の果ての暴発」日本人の根深い心理テロ連鎖を招く危険な同情論の罠AI文字起こし(β版) # 忠臣蔵と昭和任侠映画から考えるテロリストの心情 おはようございます。佐々木敏直です。 海上自衛隊で特殊部隊を創設した 士官として有名な伊藤介康さんという方がいて 彼の本が好きで色々読んでるんだけど、その中にね 国のために死ねるかっていうかなり激しいタイトルの本があるんですよ。 そこでこういうエピソードが出てくるの。 ある時ね、その韓国のプサンの近くの港町で 韓国の海軍の人と飲んでたら そこのおばちゃんが話しかけてきた。日本語で。 それでね、何の話かっていうと 昔ここに日本人が来てたっていう昔話をするんですよ。 どういう話かっていうと 日本人がね、手こぎ舟で まあ、津島かあの辺から来てたんでしょうね。 ここに貿易に来てたと。 この辺は悪い人が多いので、その日本人を騙すんだと。 全部取り上げちゃうんだと。 その日本人はお金も品物も取り上げれてしょんぼりして帰ってくる。 でも翌年また同じ人が貿易に来る。 で、またみんなで騙して またお金も金品も取り上げちゃう。 その翌年にもまた来て、また同じように騙される。 3年続けて騙されるんですね。 そしたらね、ついにその騙された日本人は 何を持ったか、着てた服を脱いで ふんどしに二本刀を刺しただけの格好になって 恋で帰るはずの自分の船に火をつけてね。 で、船が燃え尽きるまでずっと船を見てたの。 で、船が燃え尽きたら、突然二本刀を抜いて 鞘を海に投げ捨てて もう自分を騙した人、関係ない人、関係なしにですね お構いなしに二本刀で殺していって 何十人も殺して、最後は気が済んだのか 自分のお腹を二本刀で切ってですね、自害して 終わったっていう。 で、そのおばあちゃん曰く 日本人を騙すのは簡単なんだけど 何度も騙してると、突然気がおかしくなって 殺戮は始めるから 日本は怒らせない方がいいっていう話をする。 激しいですよね、昔の日本人。 でもなんかこういう 我慢に我慢を重ねて最後暴発するって話 日本人好きだよな だって例えば江戸時代の中心グラナックはまさにそうですよね キラ小助の助から散々いじめられて 我慢に我慢を重ねて 入らなくなった朝野拓実神が 電柱松野廊下で斬りつける あれテロですよね、今で言うとね さらにそれだけならばいいんだけど それで終わらず部下たち、家臣たちがね 47人が 後にそのキラ小助、小助の助の家に打ち入って 仇討ちを晴らすなんて テロにテロを重ねていくというね そういう話じゃないですか 昭和の頃に流行った 高倉健さんのところに出たヤクザ映画 昭和人狂映画って言い方をしますけど あれもそんな話がやたらと多かった ひどいヤクザの組がいて そのヤクザの組にすごい痛めつけられる 高倉健は決して動かず我慢に我慢を重ねて じっと耐えるんだけど最後になってもう我慢できない ってとこで もら肌脱いで日本刀担いで 相手の組に殴り込みにいくっていうね この我慢に我慢の末に バーンとこうね突然暴走して 剣を手に取るみたいなのがね なんかこういう話を日本人は好きだなっていう でね最近テロの問題が非常に 議論されてるじゃないですか 昨年の安倍さんの事件もそうだし 今回の岸田さん襲撃された事件もそうだし でああいうテロリストに対して心情をね 寄り添わせるようなことを絶対するなってのは すごい言われてるんだけど でも一方で本当インターネットツイッター見ててもね なんかこうテロリストに寄り添う人とか たくさん現れてきたりとか まあなんだろうなテレビのバイブショーなんか見てても 微妙にねテロリストに同情的な発言をするコメンテーターがいたりとか そんなことするからテロが連鎖するんだろうって言われてるし 実際そうやってねテロリストに同情したもんだから 戦前テロが続発し 最後は226事件みたいなひどい事件も起きたんだから テロの連鎖を防ぐためにやっぱり テロリストに同情したらダメだよっていうのは すごい言われてるんだけど でもそういう人がいなくならないって やっぱなんか日本人のこの 何だろうないつ頃から始まったかわからないんだけど その心情の中に なんかこういうね我慢に我慢を重ねた上で 暴発するっていうようなね行為に対するある種の 何だろうな願望というか そういう心情を好みたがる立ちというか そういうのが潜んでるのかなっていうのは 最近のテロにまつわるですね 様々な議論を見ててちょっと思うところがあるなっていう感じがするんですよ だからといってそれでテロを容認しろって話では全くなくて 真逆ですよね そのことをやったら当然また同じことをやる人がね 3人目4人目当然出てくるわけだし 正常不安になってしまう 社会がいけないからだとか政治がいけないからだ だからテロが出てくるんだっていう人もいるんだけど どんな政治体制であろうがどんな政権であろうが 全ての人が満足する政治なんてのはね ありえないですよ人間がそこにいる限り 政治の仕事ってのはAという利害を持ってる人がいて Bを利害を持ってる人がいてでAとBが衝突してしまう どうしてもそこで折り合わなきゃいけないから AとBの設置案を提示するわけですよね そうするとAの人もBの人も若干の不満は残るわけ その不満を分かりつつも でもここで決定しなきゃいけないんだよっていうのは 政治の力だと思うんですよ 逆にAやBを訴えてた人も まあでも政治ってのはやっぱり折り合いだから 多少は譲らなきゃいけないよねと そこはグッとこらえて折り合おうと思うのが 民主国家の国民の役割だと思うんだけど なんか不満があるからテロが起きて当然なんだってことを言ってしまうと あらゆる時代あらゆる社会体制において テロを容認することに僕はなってしまうんじゃないかなと思う だから社会が悪いからテロが起きるんだっていうようなところで テロを容認しそこの裏側に潜んでる そういう我慢に重ねて暴発 テロリストへの心情を寄り添うみたいな 心持ちが潜んでる形ってのは とってもやっぱり危険だなと思うし そういうことはやらないでほしい と言ってもメディアの人には通じないんだけどねこういうこともね 我々はそういう気持ちを持ってですね テロの連鎖を防いでいこうというのを みんなで考えていきたいなと思います ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:101.忠臣蔵と昭和任侠映画から考えるテロリストの心情コメント感想・質問・応援メッセージを書こう Ichiro Azami2023年4月22日ありがとうございます。私も「忠臣蔵」を思い浮かべました。私たちがこの話を好きになる心理をメディアは利用しているのですね。1返信 𝕋𝕠𝕤𝕒𝕜𝕒ℤ2023年4月21日刑事ドラマなどは、真面目で善人な庶民が、ロクでもないチンピラみたいな人間をやってしまうというパターンが多い様に感じます。犯人が如何に思い悩んで決行したかが感傷的に描かれ、被害者のことは薄っぺらく描かれています。我々は普段から無意識に加害者に心情を寄せるよう自然にトレーニングしてしまっているのかなと思いました。1返信 さえきけい2023年4月20日何年か前にボイシーで聞いた話で好きな話だ!1返信 たまろん2023年4月20日最後、暴走したらせっかくの我慢も水の泡じゃないですかね。なんのための我慢なんでしょう。。1返信 Tomo Kura2023年4月20日我慢に我慢を重ねて急に仕事辞める、という人も増えてますね。それまでに、ほとんど兆候がなく、他人が気づいた時にはもう手遅れなこと多いです。小出しの意見表明や議論より、捨て身のハードランディングを選ぶ日本人。背景に何があるのか興味深いです。6返信 俊尚 佐々木2023年4月20日なぜ日本人にそういう特徴があるのか、興味深いと思います。2 もっと見る
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我々は普段から無意識に加害者に心情を寄せるよう自然にトレーニングしてしまっているのかなと思いました。