TOPトーク専門家毎朝の思考大人になっても親と同居する合理的な理由08:26 2023年5月11日 7,962再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次大人同居に対する社会の偏見価値観の多様化が変える親子関係親との同居は未来への投資か家庭が最後のセーフティーネット失われゆく共助と家族の可能性AI文字起こし(β版) # 大人になっても親と同居する合理的な理由 おはようございます。佐々木敏奈子です。 大人になっても親と同居している人がいるっていうのはよく バカにされる対象になっちゃってますよね。 なんだっけ、子供部屋おじさんみたいな言葉があったりとかね。 なんか親と子供の関係が日本は近すぎるっていうのは前からよく言われてて 例えば引きこもりなんかもそうだよねと。 あれは親が世話するから食事を与えて、だから引きこもりができるんであって 海外なんかだったらそんなことはできないぞって批判してる人がいたりとか 先日もアベマプライムで 親子関係が近すぎる一家みたいな特集をしててですね その中で20歳ちょっと23歳ぐらいかな 三つ子の息子さんと両親が暮らしてて そのお母さんと三つ子の息子さんの関係がとても近い 爪を切ってあげたりとか耳掃除してあげたりとかね 一緒にお風呂も入ったりする 別にその一家が幸せなら個人の自由でいいんじゃないかと思うんだけど まあそういうのがね親バナで小バナができてないっていうケースとして取り上げられている とはいえ昔とやっぱり社会状況が変わってきてるってのも結構大きいんじゃないか 一つは価値観の変化ですよね 例えば誰でも反抗期ってのあるよねっていう割に みんながそう認識してるのはあるかもしれないけど なんかの調査で昔と比べて反抗期の子供がすごい減ってるって話があるんですよね 反抗期ってやっぱり親が自分の価値観とかを押し付けてくる それに対して子供が反発する それが反抗期につながるケースってのは多いと思うんだけど 今は親がそうやって自分の価値観を強烈に押し付けてこない もうこれはだいぶ前の話だけど最近は 例えば実家で同棲してる若い男女がいるみたいな話があったりとかしてね 自分の娘が彼氏と一緒に自分の家で住んでるんだ 両親も一緒にいる 昔だったら同棲何事だってね そんな別居してても同棲許すまじみたいな感じだったんだけど もう同居してても別にオッケーだよっていう そういうところも個人の自由だからいいじゃないって 娘さんの好きにしてやるよっていう風になってきてるんじゃないのかな ある意味価値観の押し付け合いっていうのが 一般社会で以前ほどなくなってきてるんだろうなと思うんですよ ツイッターとか見てるとすごい勢いでみんなでいろいろ押し付け合ってるけど あれはかなり特殊な世界なんだよねっていう だから社会の価値観の多様化 いわゆる本来的な意味でのリベラルな社会っていうのは 日本社会においては相当かなり実現してきてるだろうと そうなると親と子があんまり対立しなくなってきて ゆえに一緒に暮らしてて居心地がいいならそれでいいじゃない っていう風になってくるのは自然な姿なのかなとも思うんですよね 加えてさっき言った一緒に今でもお風呂入っている三つ子の息子さんとお母さん お母さんが出演ズームでしてくれたんだけど その息子たちは別に自立してないわけじゃないと そのうちの3人の一人が4年間海外の大学に留学してたし 他の2人は働いてて外で彼女を作ったりもしてると なんで家にいるんですかって聞くと 結局家にいれば一人暮らしのように家賃払わないですよね そしたらその分を貯金して投資に回せる それを将来に使うっていう何かの目的を持てる 合理的ですよねとっても考え方としてはね 引きこもりが多い国っていうのは日本以外に韓国とイタリアはそうだ っていう統計が前にあって日本韓国イタリアじゃその共通点は何かっていうと 親と同居してる人が多いっていうねそういうことなんだと それはいけないことなのかっていうとじゃあその親と同居してない人が多い つまり親と同居しない国アメリカとかそうだと思うんだけど 若者はどうなるかっていうと社会から転落すると引きこもりになるんじゃなくて 結局ホームレスになっちゃうわけでしょ ホームレスがいいのか引きこもりがいいのかどっちがいい悪いってわけじゃないんだけど どっちにしろ一定数社会から転落していく 仕事とかにうまく馴染めなくて転落していく人ってのは一定数必ず現れるわけですよ それを家庭っていう場所での共助に求めるのか それともホームレスになってより向上なところでなんとか救おうとするのかっていう そういうスタイルの違いに過ぎないんじゃないかなと 逆に言うと今みたいに日本社会って共助の部分がすごく乏しくなってるんですよね 共助 助け合うには幸と共と死ってのがあって 公とその中間の共同体とそれから死ってのは私だから家族とかそういうもの かつて日本の公共死の共の部分っていうのはそれこそ戦前だったら農村がになってたりした 農村の共同体いわゆる村社会ですよね 戦後これが農村がだんだん解体されて農村人口が減って都市にみんなが移動していく その中で生まれてきたのがいわゆる企業社会って言われるような 就寝雇用をベースにした会社の中の共同体がある意味こう村の代わりになっていくっていうね だから社内結婚して会社の独身所に住んでそれから社宅に住んで 会社の信用組合でお金借りて家を建てる 週末は同僚や上司と野球したりゴルフしたりするっていうね そういうような360度すべて会社で狂ってしまうっていうのがある意味日本の共同体だった だからその分公とか私の部分はそんなに活躍しなくてもよかったってのがあるんですね 日本の福祉がですね今一つ機能してないのは その会社っていう共同体に福祉の分も強く担わせすぎたところによって 効果乏しくなったってのも指摘されてる で今ところがその会社っていう共同体がね特に2000年代以降どんどん就寝雇用制が終わり 会社だけが唯一の帰属する場所でもなくなっていくですね そうすると共同体の役割はなくなっていく。薄くなってきてる。 そういう状況の中で我々ねすごく寄るべなき民になってきてると思うんだよね 誰もどこにもすがれない っていう時に最後に耐えられるセーフティーネットが実は家族になっているということはあるんじゃないのかなと 親子とかね夫婦とかね兄弟とかねそういうものですよ だからある意味ねその親と同居する子ども大人になっても親と同居する子どもたちっていうのは そういうセーフティーネットなき現代におけるある種の一つの解決方法としてそれを選んでるような感じもする そして同時にさっきのお母さんの話じゃないけど そこで家賃あるいは公熱費や食費なんかを浮かせることによって その乏しい収入から将来の投資を見出していこうって考えでもあるっていうふうに 追っかけていくと親と暮らすというのは全然僕は恥ずかしくもない 非常に21世紀の日本における合理的な考え方なんじゃないかなというふうに思います ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:261.大人になっても親と同居する合理的な理由コメント感想・質問・応援メッセージを書こう T K2023年5月16日私の子どもは就職していますが、同居しています。お話にあったように、家賃を払うかわりに貯金や投信をしています。いずれは別に住むと思いますけど、若いうちから資産形成できるのは良いことだと思います。返信 俊尚 佐々木2023年5月18日そうですよね。 なお2023年5月12日経済面での合理的は解るのですが、一般的に「子供部屋おじさん」と揶揄されてるのは、親と同居は生活面を母親任せにしてるケースが多いからだと思います。収入はあっても家事は何も出来ないという困った人がいますね。それが問題なのだと思います。1返信 みい2023年5月12日それも一理あると思いますが何故か今まで実際に会ってきた変わった人、困らせられた人達がもう中年になっても親と同居でお母さんのお弁当まで持ってくるタイプの人が多かったです(もちろんご病気などの人は例外ですが) なので私の中に色メガネがあります😌返信 sui2023年5月11日都内の狭いワンルームに住んでいましたが、仕事のストレスもあり1年経つ頃には体を壊していました。誰かが家にいる安心感には敵わないです…。3返信 俊尚 佐々木2023年5月18日安心感は大事だと思います。 マリー2023年5月11日自分が若かった頃(30-40年前)、早く親元を離れたかったし、都会に出たいとも思っていましたが、田舎に住む姪っ子二人が、都会に出てみたいとも思わず、結婚後も姉(自分たちの母親)にべったりな様子で、なおかつ、彼女たちの配偶者たちがそれに対してさして嫌悪感を持っていなさそうなことが、以前から不思議でした。今日の話を聞いて、いろいろ腹落ちした感じがします。一方で、一旦仕事をやめ勝手にサバティカル中のおひとり様である自らの今を考えると、やはり「家族」あるいは「心の家族」が、頼みの綱、なんだなとも。3返信 俊尚 佐々木2023年5月18日共同体不在の中で、どう安心感を得るかがいまの時代を生きるカギですよね。 もっと見る
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一般的に「子供部屋おじさん」と揶揄されてるのは、親と同居は生活面を母親任せにしてるケースが多いからだと思います。
収入はあっても家事は何も出来ないという困った人がいますね。
それが問題なのだと思います。