TOPトーク専門家毎朝の思考今の政治家に必要なのは、固定支持層受けでなく支持層の拡大では09:22 2024年7月27日 6,858再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次アメリカ大統領選、勝敗の鍵は?白人労働者層の支持獲得競争支持層拡大の難しさ、両極化の現状SNSと世論、メディアプリズムの問題点政治家への提言、支持層拡大の重要性AI文字起こし(β版) # 今の政治家に必要なのは、固定支持層受けでなく支持層の拡大では おはようございます。佐々木敏夫です。 今日はアメリカ大統領選の話をちょっとしてみようかな。 バイデンが撤退してカムラ・ハリスっていうね、黒人系女性 現副大統領が大統領選に出ますと表明した。 もし当選すれば初めての女性、しかもなおかつ有色人種っていうね、新しい大統領になるんだけど これについては、イギリスのイギリスの経済誌のFinancial Timesですけど この勝敗を決するのは、ハリスが労働者の味方を取り込めるかどうか。 労働者の味方としてその労働者を取り込めるかどうかってことが結構ポイントじゃないかということか。 なるほどな。今、白人労働者の味方って一体誰なのか問題ってずっと言われてるんですよね。 アメリカの現代史を見ると、もともと民主党、バイデンやハリスがやる民主党っていうのは 労働者の味方の政党だったはず。ところがこれ世界的にそうなんだけど、先進国はどこでも 戦後の高度経済成長で労働者層がだんだん豊かになって中流になってくる。 そうすると労働者保護するっていうスローガンがあんまり響かなくなってくるっていうことが起きた。 なので90年代ぐらいから労働者の保護よりもどちらかというと LGBTとか在日外国人であったり、あるいは障害者だったりとか いわゆるマイノリティを支援する運動の方に傾いていくってことが起きるんですよ。 これはもちろん全然悪いことではなくてとってもやるべき話なんだけど ところが2000年代ぐらいに入るとグローバリゼーションの流れの中で格差が進行してくるってのが起きてくる。 そうすると豊かだったはずの労働者がだんだん貧困に落ちる人も増えてくるんですね。 日本ではまだそこまで目立ってはいないんだけど、アメリカはもう白人労働者層 特にラストベルト、ラストってのは錆って意味です。 工業地帯がかつて栄えた中西部の一帯が今はもう錆びついているエリアだってラストベルトって言われてるんだけど そこの白人労働者層がどんどんどんどん貧困になってくる。 工場が海外に移転してしまったりとか それを政治に結びつくようにも誰も自分たちを支援してくれない。 民主党はさっき言ったようにマイノリティの支援に行ってしまったし 共和党はやっぱりどちらかというと金持ち経営者が支持する政党なので あんまり労働者には興味がない。 その狭間に陥って非常に苦境に陥ったのが 2000年代、2010年代の白人労働者層だったんですよね。 ちょうど今回、トランプ共和党副大統領候補になっているJ.D.バンスという人が 2010年代後半にヒルビリエレジーという本を書いて これはアメリカでベストセラーになった。 日本でも公文社から単行本とキンドロバン出てるんですけど バンスという人は本当にまさしくケンタッキー・オハイオ辺りの まずシーラストベルトの地域で生まれ育った。 それが長時期、イラクに戦争に行ったりしながらも帰ってきて弁護士になり そして投資会社をやり、ついに副大統領候補にまで上り詰めるという 立診出世な人物なんだけど その彼が副大統領候補についているというところが トランプ共和党人にとって大きな強みになってると思うんですよね。 トランプ自体は労働者の味方だと メイクアメリカ・グレートアゲインって言ってるんだけど お前だってそもそも労働者の味方じゃなくて 大金持ちじゃないかと。 結局はビジネス的に労働者の味方って言ってるだけで 本当のところそう思ってないだろって批判はずっとあったんだけど そこに本当にラストベルト出身の貧しい家庭に生まれたバンスが入ってきたことで 一気にそこは労働者のことを考えてくれてるんだ共和党っていうくらい イメージには間違いなくなっている。 その状況の中でハリスが果たしてもう一回かつての民主党のように 労働者の味方になれるかどうかってことが問われてる。 その通りなんですよね。 でも果たしてハリスが仮にそう言ったからといって それが有権者に信用されるかどうかってなかなか微妙な問題だろうなと思う。 これは日本でも考えてもそうなんだけど 左と右で自分たちの怖さを固めるのにすごい一生懸命で 例えば左側リベラル左派の人たちを見ると 安倍政権、岸田政権という一連の自民党政権を支持している人たちに対して 肉屋を支持するブタみたいな、菊大に恐ろしい言葉を投げつけたりしてくるわけでしょ。 そんなこと言われて じゃあその人たちが支持している野党を支持しようと気になるかというと 普通の人はならないですよね。 申し訳ないんだけれど。 なのでもう専用化して自分たちの仲持ちだけで伝わる言葉だけで盛り上がると どんどん言ってしまうと全くウイングが拾わないってことが起きる。 先日都知事選の直後に 衆議院議員の細野剛史さんと対談させていただいたんだけど 細野さんも今の立憲民主党にはまってしまっている問題というのは 自分たちを支持してくれてなかった総理までウイングを広げて 支持してもらおうという、そこの努力が足りてないというか 身内を固めるだけになってしまっているところが 結局支持が増えないという原因になっているのではないかと指摘をされていて まさしくこの問題なんですよね。 アメリカなんかでも民主党支持者たちが やはり中西部貧困地帯の白人たち、しかも支持しているのはトランプという人たちに対して 田舎者のわけのわからない奴らがトランプなんか支持上がってバカなんじゃないの みたいな言い方をしているのを結構見る。 そういうことが結局、ますますトランプ支持者の白人抗争を排除し 彼らがトランプによって事を防がないという結果になってきているんだよね。 だからやっぱり右も左もそうなんだけど どうやってウイングを広げるかということを考えなきゃいけない。 端っこの方には右にも左にもすごい極端な人たちがいるので その極端な人たちはわーわーすごいひどい言葉をみんな投げつけてくるわけですよ。 そういう肉屋を支持する豚みたいな言葉とか。 でもそれに対して激しく反応して、お前らこそバカだみたいなことを言っていると 結局その手前側にいるもう少し恩賢な左の人、恩賢な右の人に 結局あの人たちって怖いよねっていうふうに右も左も同じように思われてしまって 遠ざかっていくだけであるってみんなね。 SNSがその世論を見甘える、社会が変なふうに見えてしまうソーシャルメディアプリズムだっていうのは この前のボイシーでも喋ったんですけど そこに我々はもうちょっと気をつけなきゃいけない。 どうやってウイングを広げて届いてない人たちにまで届く言葉が伝えられるかどうか。 ハリスがいかに共和党を今まで支持してた白人貧困労働者層にも 届く言葉を伝えられるかどうかっていうのが多分今回の選挙戦での 大きなポイントになると思うんですよね。 それと同じように日本でも なんか自分たちの支持者に理解してもらえる気持ちいい言葉分かりを投げてたら 政治家は自分の支持層はどんどんどんどん狭まって専用化していくだけで 決して広範囲が広い支持を得られる方向にはいかないと思う。 それが今回の都知事選の結果により先に示した部分でもあったと思うんだけど 結局SNSで何も言葉を発しない。 だってちょっとでも小池さん支持なんて言ったら わーっといろんなことが言われるじゃないですか。 そんなのが怖いからみんな言わない。でも言わないんだけど 投票所で小池さんに入れる人がたくさんいた。 ということはどこに本当の普通の人たちがね 中道な良識的な人がいるのかってことが 逆にあの選挙で僕が可視化されたってところもあると思うんですよね。 だから政治家の皆さん、ウィングってことをもっと考えてほしいなと思います。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:221.今の政治家に必要なのは、固定支持層受けでなく支持層の拡大ではコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 回鍋肉2024年7月27日政治家だけではない気もしますが単純な二元論にメディアも乗っかりますし、プリズムがあるのはネットやSNSだけではなくオールドメディアもそうかと却って、ネットは「見ない」という選択が出来ますが、歩道を占有して叫んでいるのとか通勤時とか本当にウンザリしますし、それを「関心のある者達が」ってメディアが持ち上げるのもウンザリ「何故デモは嘲笑されるのか」って、まあそういうところですし1返信
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単純な二元論にメディアも乗っかりますし、プリズムがあるのはネットやSNSだけではなくオールドメディアもそうかと
却って、ネットは「見ない」という選択が出来ますが、歩道を占有して叫んでいるのとか通勤時とか本当にウンザリしますし、それを「関心のある者達が」ってメディアが持ち上げるのもウンザリ
「何故デモは嘲笑されるのか」って、まあそういうところですし