TOPトーク専門家毎朝の思考「行い」に対する罪と「内心の自由」のバランスについて考える06:28 2023年9月9日 7,718再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次日本版DBSとその導入目的性加害者がDBSを歓迎する理由ペドヒリアとチャイルドマレスターの定義内心の自由と「思想警察」の危険性初犯防止と内心の自由のジレンマAI文字起こし(β版) # 「行い」に対する罪と「内心の自由」のバランスについて考える おはようございます。佐々木としなおです。 日本版DBSというのが今議論になっていて、 これは何かというと、性犯罪で有罪になって、 過去にそういう歴がある人をデータベース化してですね、 学校とか保育園とか児童養護施設とか、 そういう公的な機関が職員を雇うときに、 そのデータベースを参照して、 これから雇うとしている人が、 過去に性犯罪の歴がないかどうかということを確認できるようにしようと。 そういう仕事に就くことを制限しようというのがDBSなんですね。 これは僕はもちろんやるべきだと思うんだけど、 一方で過剰になりすぎると、 人権侵害になりうる可能性もあるんじゃないかなと思って、 慎重に見てたんだけど、 先日のアベマプライムで、この話の議論になって、 斉藤昭志さんという、性加害者のカウンセリングをやってらっしゃる専門家の方が 来られてお話をされていたんだけど、 その性加害者、要するに児童に手を出してしまって過去に捕まったような人たちも、 実はこのDBSを歓迎しているんだ。 そうなんだと思ってね。 なぜかというと、結局子供に近づいてしまうと、 心の中のトリガーが引かれてしまって、 どうしても手を出してしまいそうになる。 だからそのトリガーが引かれないようにするためには、 なるべく子供に近づかない方がいい。 だから強制的に、学校や保育園などに職員をつけないようにしてもらった方が、 安心できるということらしいんですね。 なるほど、そういうことなのかと思って、 ちょっと考えが深まった気がするんだけど、 やっぱりそこには内心の自由みたいなのがあってね。 だから我々は児童性愛の性加害者というと、 じっぱしとかだけで、すごい気持ち悪い人たちだ、 けしからんというふうに怒ってしまいがちなんだけど、 それを内心で押しとめるのと、 実際に手を出してしまう行為というのはやっぱり別なんだよね。 ということは線引きしておかないといけないなと。 これちょうど今、LGBTQとかの議論にもなっていて、 児童性愛の思考を持っている人、 心の中でそういう児童性愛思考を持っている人のことをペドヒリアって言うんですよね。 一方でそれは必ずしも行為に至る人だけではない。 心の中で止めている人も含めてペドヒリアと呼んでいる。 一方で実際に手を出してしまう、 性加害をしてしまう児童に対して性加害をしてしまう人のことを、 チャイルドマレスターと呼んでいる。 チャイルドマレスターとペドヒリアは違うんだと。 だからここから先は議論が難しいところなんだけど、 ペドヒリアにも人権は認めようという、 ペドヒリアを差別すべきではないというふうに主張している人たちもいるんだよね。 ここは僕はわりに賛同できるんだけど、 そうじゃないと思う人もいると思うので、 もっと議論しなきゃいけないところだと思うんですよね。 内心、心の中で子供に性的な関心を持ってしまうのは仕方ない。 でもそれだけでは罪ではないし、 それを否定してしまう、消しからん、罰しなきゃいけないと言ってしまうことは、 ある種思想警察みたいになってしまう。 内心の自由を犯すことになるので良くないんじゃないかと。 実際に行為に出てしまった人をきちんと罰し、 そういうDBSみたいなもので子供たちから遠ざけておくことが大事なんじゃないかと。 ただ問題は、初犯が防ぎにくいということですよね。 自分が児童に対して関心があるかどうかを性的に。 自覚している人は多分意外と少なくて、 衝動的に手を出してしまって、 それで初めて自分がそういう性的指向を持っているので気づいてしまうケースがある。 というような話もあって。 そうなる前に、事前に自分がペドヒーヤと辞任して、 だから決してチャイルドマレース代にならない、行動には移らないということを 自分自身で決めることができれば理想的なんだけど、 そこの境界はとても曖昧である。 被害者から見てみれば、再犯者だろうが初犯者だろうが関係ないわけで、 とんでもないという話になるんだけど。 かといって、内心でそう思っているペドヒーヤの人までを生活に制限を与えるとか、 罰するというのもやはり人権侵害だと思うし、 ここのバランスは僕は議論としてもとても難しいなと思うんですよ。 内心の自由はどこまでも認めるべきである。 それが行動に出た時に初めて罰する時である。 でもその行動に出た時に罰するということをすると、予防はできないよね。 でも予防を過剰にやろうとすると予防拘束になってしまう。 それはやっぱり人権侵害になり得るので、 その微妙なところをどうやって社会としてよく利用していくのかということは、 もうちょっと議論していかなければならない話だなというふうに思いました。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚06:281.「行い」に対する罪と「内心の自由」のバランスについて考えるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう グミ2023年9月11日「内心の自由」という言葉を初めて聞き、正確に理解しているかどうか自信がありませんが、私は抵抗があります。大人に抵抗するのが難しい子どもが悲惨な目に遭わない様に、何時も用心しなければならない現実がある今の日本なのですね😩1返信 Nick大西2023年9月9日大変興味深く聴きました。内心はコントロール出来ないしするべきでは全く無いと思います。一方、子供への性被害をなくす試みは待ったなしだと思います。予防は、という問いには答えを今は持ちません。が、その議論と並行して、先ずはできるところまで早急に制度の拡充を図るべき、と思います。子供達だけでなくそういう性的嗜好を持つ人達を犯罪から遠ざけ救う手立てでもあると思います。2返信 回鍋肉2023年9月9日これは性表現の問題にも繋がると思います自分の欲情具合を把握したり、欲情は罪ではないが行為は罪ってことを教えるのが性教育だと個人的には考えているので、むしろ、萌え絵排除とかは却って自分の加虐性を気づきにくくするだけだと思いますアベプラでも性教育の専門家で「未熟な子供にこういうのを見せるべきではない」と言う人いますが、矛盾していると思ってしまいますね敢えて見せようとは思いませんが、未熟だからこそ過度に排斥するともどうかと返信 俊尚 佐々木2023年9月14日これはそうかもしれないですねえ>萌え絵排除とかは却って自分の加虐性を気づきにくくする 北山 悠(ゆう)2023年9月9日内心で思うだけなら、人は自由だと思います。被害があることが問題なので、まず児童に対して性犯罪を犯してしまった人の履歴を追える制度は必要だと思います。年少者への性犯罪の中には、どうしても性的欲求を抑えられないパターンと興味があり、自分より非力だから年少者を狙うパターンがあると考えています。後者においては、履歴がいつまでも残ることが抑止力になる可能性があるかと。また同時に、保護者や子供のそばで働く人たち、子ども自身にも防衛策を考える必要があると思います。返信 俊尚 佐々木2023年9月14日ありがとうございます。 マーモ2023年9月9日小学生できちんと性教育をしなくてはいけない返信 もっと見る
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大人に抵抗するのが難しい子どもが悲惨な目に遭わない様に、何時も用心しなければならない現実がある今の日本なのですね😩
内心はコントロール出来ないしするべきでは全く無いと思います。
一方、子供への性被害をなくす試みは待ったなしだと思います。
予防は、という問いには答えを今は持ちません。が、その議論と並行して、先ずはできるところまで早急に制度の拡充を図るべき、と思います。
子供達だけでなくそういう性的嗜好を持つ人達を犯罪から遠ざけ救う手立てでもあると思います。
自分の欲情具合を把握したり、欲情は罪ではないが行為は罪ってことを教えるのが性教育だと個人的には考えているので、むしろ、萌え絵排除とかは却って自分の加虐性を気づきにくくするだけだと思います
アベプラでも性教育の専門家で「未熟な子供にこういうのを見せるべきではない」と言う人いますが、矛盾していると思ってしまいますね
敢えて見せようとは思いませんが、未熟だからこそ過度に排斥するともどうかと
被害があることが問題なので、まず児童に対して性犯罪を犯してしまった人の履歴を追える制度は必要だと思います。
年少者への性犯罪の中には、どうしても性的欲求を抑えられないパターンと興味があり、自分より非力だから年少者を狙うパターンがあると考えています。後者においては、履歴がいつまでも残ることが抑止力になる可能性があるかと。
また同時に、保護者や子供のそばで働く人たち、子ども自身にも防衛策を考える必要があると思います。