TOPトーク専門家毎朝の思考「泊食分離」という新しい宿泊のありかたが面白い08:32 2025年2月13日 7,895再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「泊食分離」で変わる宿泊スタイル人手不足が招く新たな試みとは?旅館の食事への新たな視点とは?地方の食文化との出会いを楽しむ今後の旅館のあり方、そして未来AI文字起こし(β版) # 「泊食分離」という新しい宿泊のありかたが面白い おはようございます。佐々木敏郎です。 最近旅館の業界で白食分離っていう流れが起きてきているらしいですね。 白食ってのは止まると食べるって書いて白食なんだけど 要するに宿泊と食事は別にしましょう。 旅館は宿泊に特化して食事は旅館じゃなくて 例えば近くの居酒屋だったりとかレストランとかで食べていただくっていう流れらしいんですね。 なんでこれが起きているのかというともう一言で言えば人手不足であると。 考えてみると旅館って 客室に泊まっていただく、そこを清掃するとかフロントがいるとか案内する人がいるとか それ以外に食事を出すとなると料理人がいて運ぶ人もいてっていう 結構な人数がかかっているビジネスなわけですよね。 ただ今ものすごい勢いで人手が足りなくなってきていて しかも賃金も上がっているって状況の中では 料理前に出していくとちょっと手が回らなくなってきている旅館が増えてきているっていうことなんでしょう。 かといってインバウンドですごい高級な旅館ならともかく 普通のさほど人気観光地でもないところだとそんなには 宿泊で宿賃を上げられないっていうところもあって そこで国の策として白色分離って話になってきているらしいんですね。 これでも一人の旅行客として個人的な感想としては 大歓迎だなというのは思うんですよね。 これは人によって受け止め方は様々だろうけど 僕個人で言うとまず旅館の食事って割に 隔離式的なところが多いじゃないですか。 いわゆる解析的なコースになっていて 最初に発寸、小さなつまみ、前菜みたいなのが出た それから刺身が出て、焼き物、煮物、おあん、もの そして最後にメインの天ぷらだったりとかね あと小さな鍋、固形燃料みたいなのが出ると 美味しいんだけどちょっとまず量が多いよね。 加えてどこの旅館に行ってもそんなに差がないので あんまりローカル食を感じないっていうのもあったりする。 もちろん食材に工夫してその土地のものを出してるのかもしれないんだけど でも決して旅館の宿で食事でB級グルメとかは出ないわけです。 それだったら近所の居酒屋とかに行って そこの居酒屋で地元の人が食べているような ローカルフードやB級グルメみたいなのを試してみるっていう方が 個人的には楽しい。 居酒屋なんかの方がアラカルトなので 食べる量もコントロールしやすいっていうのがある。 だから僕は旅行に行くと本当にそこしか食べるところがないというような 偏僻な土地になる旅館やホテルなどともかく 基本的には近所で食べるっていうのを中心にしているかなと思うんですよね。 ただ多分これも食事の仕方というか食事の流儀にもよるのかなと思ったりする。 田舎の親戚の家とかに例えば泊まりに行ったりすると じゃあ夕方6時7時ぐらいから家でご飯を作りますよって言われて ああそうですか楽しみですって言うと その前にまず風呂に入れ。 風呂に入って寝巻きに着替えてからゆっくり食べようみたいな 年配の人って結構いるんですよね。 そもそもパジャマに着替えて寝巻きに着替えて飯を食うっていう習慣じゃないので 風呂入るのはいいんだけどその後パジャマ着替えてご飯食べるの?みたいなね。 逆に言うと食べ物の臭いが付いたパジャマで寝るの嫌だなぁなんて思ったりするわけ。 でもそういう人たちから見るとゆっくり風呂入って 全身がほぐれてくつろいだところでもうじっくり飲みたいと 要するにあとは寝るだけにしておきたい。 散々食べて飲んで寝っ転がってダラダラしてですね もうその後でいちいち服着替えたり風呂入ったり面倒くさいから もうそのまま寝たい。あまり酔っぱらって風呂入るのも健康に悪いし 心臓麻痺を起こすよねみたいなそういう考え方なんでしょうね。 でもそこまでダラダラ飲むってあまり現代的じゃない感じもしませんか。 食事行ってもそんなにたくさんは飲まない。 行って2人でワインボトル1本とか 日本酒だったら4合瓶1本行くか行かないかぐらいしか飲まないので そんなにベロベロ飲むまで飲まないんですよね。 だからそれで食べ終えてから普通に歩いて帰って それで風呂に入って清潔な寝巻きに着替えて寝るという方が気持ちいいかなと思うんだけど 僕のようなスタイルだと別に外に食べに行くことに対しては何の抵抗もないんですよ。 ただやっぱりくつろいで寝巻きになってからゆっくり食べたいという人にとっては 外に食べに行くの面倒くさいじゃん。 っていうのはあるんだろうなと。 それよりは旅館の浴衣を着て半天か何か羽織ってダラダラ飲んで食べて あとは寝るだけでゴローンと部屋に行ってひっくり返って寝るという方が気持ちいいという気持ちは 分からないわけではないかなという感じがする。 あと同時にその旅館の食事ってものに対するあらしの憧れって昔はあったと思うんですよね。 日常の家庭料理とかあるいは近所の本当にちょっとした餌食に食べるようなものではない豪華な種類がたくさんあって もう広いテーブルいっぱいに食事こんだてが並んでるっていう あの豪華さが大好きっていう文化がかつてあったわけで そういうのが好きな人にとってはあの旅館の食事ってのはいいんだろうなと思うんだけど なんかああいう豪華さもちょっと今の時代にそごわなくなってきてるって感じもしなくもないんですよね。 豪華な料理が好きな人に失礼になっちゃいけないのであまり言うのもあれなんですけれど 見た目の豪華さじゃなくて本当に見た目は茶色くて地味でもいいんだけど その良い食材を選んで一品一品を丁寧に作る。 そんなに種類も多くなくていい シンプルな方がいいっていう感覚っていうのは結構今の時代にも出てきてるんじゃないかなと思うんですよね。 なんかこう豪華な食事、たくさん皿が並んでる方がいいっていうのは ちょっと前時代的な感じってのを僕は個人的にはしちゃう。 だからやっぱり旅館の料理よりもちょっと気の利いた居酒屋だったりとか あるいは本当にご夫婦でやってるような小さなビストロで シンプルなコースを食べるみたいな方が楽しいなぁとは思うんですよ。 そういうところで地元のあんまり東京では見ないような食材が使われてたりとか その土地ならではの料理の仕方、調理の仕方がされているものが出てきたりすると ちょっとスペシャルな感じで嬉しいなぁなんて思ったりするんですよ。 だからこの白食分離、旅館業界の苦肉の策ではあるんですけど なんかそういう方向に行くのはいいんじゃないかなっていう 前もホテルとかでちょっと場所忘れたけど街全体で泊まってもらうみたいな 泊まるところは泊まるところとしてホテルはあるんだけど 例えば食事はその街の中の食堂に行ってもらい 客室の風呂はあるんだけどそれと同時に近所の銭湯とかにも行ってもらいましょうみたいな 街全体でお客さんをおもてなししようみたいな そういう動きもしばらく前に何かで読んだことがあって その流れでも白食分離というのは面白いんじゃないかなとは思います。 というわけで今日は今後の旅館のありようについて考えてみました。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:321.「泊食分離」という新しい宿泊のありかたが面白いコメント感想・質問・応援メッセージを書こう たけ2025年2月14日旅自体ガイドツアー「だけ」からバリエーションが出てきたように、旅館やホテルも泊食分離でより多様性が増しますね。地域と連携して宿泊客を送り込んで飲食店を育てて、将来育った飲食店の予約が取れるのを宿泊の売りにしていく、とかできると面白そうです。返信 俊尚 佐々木2025年2月20日なるほど、いろんな可能性がさらに広がりそうですねえ。 なかじ2025年2月14日素朴な疑問で恐縮ですが、泊食分離と素泊まりプラン利用とは異なる概念なのでしょうか。返信 俊尚 佐々木2025年2月20日素泊まりをより積極的にとらえて、街全体でもてなすという概念だと思います。1 マリー2025年2月14日お風呂は、宿泊場所で入りたい!立ち寄り湯に行くにしても、部屋にユニットバスがあれば嬉しい!理想的には、朝起きてすぐ温泉の大きな内湯に入りたい。笑晩ごはんは地元の居酒屋で十分、お腹の具合によってはもっと地味でもいい!、、、と、アンケート回答のようなコメントです。よほどいいところでないと、宿の食事はかえってマイナス評価につながりかねない時代になりましたね。1返信 T A2025年2月13日先日、出演されたニッポン放送の番組でも取り上げられた話題ですね。1返信 chieky2025年2月13日とてもよい視点でのお話、いつもありがとうございます。個人的には更に宿に近所のそうした地元の居酒屋さんや食堂から出前もできたらいいなぁとちょっと思いました。返信 俊尚 佐々木2025年2月20日ウーバーイーツのローカル版みたいな感じですねえ。ありがとうございます。1 もっと見る
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地域と連携して宿泊客を送り込んで飲食店を育てて、将来育った飲食店の予約が取れるのを宿泊の売りにしていく、とかできると面白そうです。
晩ごはんは地元の居酒屋で十分、お腹の具合によってはもっと地味でもいい!、、、と、アンケート回答のようなコメントです。よほどいいところでないと、宿の食事はかえってマイナス評価につながりかねない時代になりましたね。
個人的には更に宿に近所のそうした地元の居酒屋さんや食堂から出前もできたらいいなぁとちょっと思いました。