TOPトーク専門家毎朝の思考生成AIが普及しても著名俳優の仕事はなくならない理由08:10 2023年11月14日 7,095再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AI時代に俳優の仕事はなくならない?著名俳優に宿る「唯一無二」の価値映画「ホカゲ」が示す俳優の真髄有名俳優のキャリアを広げるAIAI時代に生き残る仕事の共通項AI文字起こし(β版) # 生成AIが普及しても著名俳優の仕事はなくならない理由 サザキとしなおです。 最近、生成AIを使った CMとかが登場して じゃあこれからはねそのディープヘイクで AIによってキャラクターを動かすことができる。それがもうCGじゃなくて自在の人物に見える っていう方向に技術が進んでいくと、もう俳優さんとか仕事を失うんじゃないかっていう話も出てきてますよね。 でも本当にそうなのかどうか。 全くゼロから一つの キャラクターを作り上げてそれに演技をさせるっていうのは当然あるとは思うんだけど 一方でニーズとして大きいのは すでに実在している有名俳優とかを AIによって 演技させるっていうニーズマーケットもとても大きいんじゃないかなと思うんですよね。 そっちの方が実はニーズは大きいんじゃないか。 なぜならAIが作り出すパーソナリティってかなり平均的な 人間像に近くなってしまうと思う。でも例えば 日本でもそうだしアメリカのハリウッドの俳優さんもそうなんだけど 素晴らしく演技力のある人気のある俳優っていうのは決して平均値ではなくて やっぱりその人特有の何かがあるわけですよ。 ちょうど先週 試写で塚本真弥監督のホカゲっていう映画は今月25日公開なんだけど それを見てて 終戦直後の焼け跡の日本を舞台に 必死で生き延びているある女性と 戦地から帰ってきて苦しんでいる元兵士の2人が 主人公として描かれている。その2人を 不老者になっているね。戦災後時の子供の目から 見るっていう、そういう仕立ての映画なんだけど その体を打ってでもなんとか生き残ろうとしている女性を 今は武器遊戯で話題になっている水谷隆さんの娘さんの女優の朱莉さんが演じていて もう圧倒的に演技力がすごいんですよこの人 それは単に演技がご丁寧であるとか存在感あるとか ただそれだけではなくて 決してすごい美人ではないんだけれど もう本当に戦後の闇市時代にいたような感じの女性にしか見えない雰囲気だったりとか その佇まいだったりとかね あらゆるところにその朱莉さんらしさみたいなものが 溢れ出している感じがあって これはやっぱり人間の俳優の仕事だよなぁって思った 元兵士を演じているのは森山未来さんね やっぱりこの人の演技って昔からそうなんだけど 寡黙で表情あまり変えないんだけど でもそこに何か圧倒的な存在感があるっていうね この人が中年から老年になっていったらどんなすごい演技者になるんだろうと思う そういう未来までも期待させてしまうすごい演技力だなと思うんですよ そうするとそこに何か全くゼロから作り出したAI俳優が出てきても やっぱりなかなか僕は立ち打ちできない そうすると逆にその森山未来さんをディープヘイクで演じさせる 森山をディープヘイクで演じさせるっていうところのマーケットの方が多分大きいんじゃないか 有名俳優になればなるほど例えばハリウッドの俳優なんてね 一方の対策映画を撮るために本当に1年ぐらい拘束されてしまう そうすると他の仕事ができない だったらディープヘイクでスケジュールがバッティングしてても 同時並行で複数の映画に出るみたいなこともできるわけですよね そうするとその一人の俳優にとって本人がそれをいいと思うかどうかは全く別の話として AIが自分の演技を真似るなんて決し変わらないと思う人もたくさんいると思うんだけど 純粋にビジネス的な視点、マーケット的な視点から見れば たくさんの映画に同時に出させることができるっていうところで ビジネスの幅は広がるわけなんですよね そうすると当然有名俳優になるとたくさんの映画に出て 今までよりも出演作が多くなり収入が増えるということも起きてくるかもしれない 結局そこで求められているのはAIそのものなんじゃなくて その著名俳優のパーソナリティなんじゃないかなと思うんですよ そういう強烈なパーソナリティ強烈な演技力を持った俳優っていうのは AI時代になってもやっぱりそのあまりに人間臭いところが魅力であるがゆえに 決して仕事を奪われないんじゃないかなと思う ちょっと前に堀江さんが新しい本をチャットGPTに書かせたみたいな話をしてたと思うんだけど あれもそんなチャットGPTに本を書かせてそれを売るって何の意味があるんだって思う人もいるかもしれない けれどたぶん堀江さんの本を買う人っていうのは 堀江さんという成功して能力のある企業家っていうパーソナリティに対する期待として本を買っているわけなんだよね その本を別に生成AIが書いてようがゴーストライターが書いてようがどうでもいいんだと パーソナリティで売ってるんだよね堀江さんも 結局生成AIの時代になってもやっぱりそこが生き残るんだろうなっていうのはすごく思う でも一方でそういうAIに真似できない強烈なパーソナリティとか実績みたいなものを打ち出せる人っていうのは やっぱり社会全体の中ではごくわずかしかいない っていう問題は当然起きてくるわけでじゃあその他の人は一体どうするのか 例えば文章を書くみたいな仕事をとってみても アップルが新しい iphone 発売しました そうするといろんなメディアにいろんな記事がたくさん出る 横断的にバーッと見ていっても大抵はそのスペックとか紹介して 何が新しくなったのかっていうのを解説しているだけでそれはもうAIは書けるよねと でも一方でAIが書けないものってどっかにあるわけで それは例えばこの iphone が出てきたことで スマホの未来はどう変わるのかとかね スマホの未来はもう終わって別のデバイスになっていくのかみたいな そういう地平が広がっていくような記事っていうのは まだまだ人間の仕事として残るかもしれないなと思う まあでもそれができるのもやっぱりライターの中でもごくわずかしかいないんじゃないかな っていうふうには思ったりするんですよ そうそう最終的に生き残るのはね 手仕事なんじゃないかなって気も最近してくるんだよね 工芸品的なものね 職人さんが作るような手で掘った何かとか手でひねった何かみたいな そういう職人肩着の仕事こそは多分生き残っていくであろうと まあそれはそれでもね険しい道であり細いバラの道だったりするわけで なかなかみんなが幸せに生きていけるAIの時代ってのも 現状ではまだまだわからないところもあるかな ただここの可能性についての 思考っていうのはこれからも続けていき考えていきたいなっていうのは思います ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:101.生成AIが普及しても著名俳優の仕事はなくならない理由コメント感想・質問・応援メッセージを書こう vivi2023年11月15日人工知能(Artificial Inteligence)ではない、ただの強化学習プログラムを「AI」と呼び続けてることに違和感というか嫌悪感さえ覚えるのですが、コメント欄を見ると強化学習=AIに違和感を覚えないどころか意見礼賛の人ばかりで、こうやって太平洋戦争に向かったのだなという恐怖感を覚えます。返信 ゆうはるママ2023年11月14日この話題、私も前からモヤモヤしてましたが、佐々木さんのお話はリアリティを感じました。NHKの朝のニュースで、AIが男女の声で短時間、ニュースを読み上げる時間があります。「AIが読んでいる」と言われなければ、生身の人間と変わらない自然さです。かと言ってアナウンサーが不在になるとは思えないし、定型ニュース以外の特集とか、そのアナウンサー独自の視点とかを出していけますよね。なので俳優さんはより、研ぎ澄まされていくのではないかと思いました。2返信 俊尚 佐々木2023年11月15日ありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。2 naokinon072023年11月14日ディスプレイの向こう側にあるものは、概ねAIに置き換わるでしょうね。今だって目で見るモノも真偽定かでは無いし。3返信 通りすがりのひとみ2023年11月14日俳優さんの役のための太ったりといった体づくりとかが不要になったり、老年時代や若年時代シーンのための特殊メイクなどが不要になるのが最初でしょうね〜。2返信 俊尚 佐々木2023年11月15日永遠に若いままのリアル俳優さんも当たり前になり、逆にリアルは若いんだけど老け役が異様に得意な俳優さんが出てきたり……色々考えられそうです。2
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NHKの朝のニュースで、AIが男女の声で短時間、ニュースを読み上げる時間があります。「AIが読んでいる」と言われなければ、生身の人間と変わらない自然さです。かと言ってアナウンサーが不在になるとは思えないし、定型ニュース以外の特集とか、そのアナウンサー独自の視点とかを出していけますよね。
なので俳優さんはより、研ぎ澄まされていくのではないかと思いました。