TOPトーク専門家毎朝の思考フジテレビの「社風」という空気的なものを変えるのは非常に難しい07:50 2025年4月3日 9,771再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次フジの「社風」を変える難しさとは?バブル期の「空気」の凍結保存コンプライアンスと社風の矛盾視聴率低迷と時代の乖離再生への道:社風改革の証明AI文字起こし(β版) # フジテレビの「社風」という空気的なものを変えるのは非常に難しい おはようございます。佐々木敏夫です。 富士テレビの第三者委員会の調査報告書が出て記者会見も開かれて その関連ニュースがいっぱい流れてますよね。 僕もあの300ページ以上ある調査報告書を一応一通り目を通して読んでみて思ったのは これは企業文化とか そういう話であって 誰か一人の責任ではないよね というわりに当たり前の感想だったんですよね。 1月の長時間の会見の時からこの報告書が出るまで 結構言われていたのは、今総大学になっている富士テレビの帝王と言われていた 日枝ひさしさん。 日枝さんが悪いんだと。彼を辞めさせれば一旦決着するんじゃないか みたいなことを言っている人は結構多くて ニュースでもそういうふうに報道されてたんだけど 確かに日枝さんに日枝さんの責任はあるんだろうなと思うんですが 日枝さんはただ一人の責任では全くないよね。 長年にわたって築き上げられたある種の歪んだ企業文化みたいなのがあって パワハラセクハラやり放題っていうね。 下ネタでも何でもすぐ出てくるっていう。 振り返ってみれば80年代とか90年代ぐらいのバブルの頃なんかは こういう企業文化ってわりに当たり前だったものですよ。 どこの会社でも若い女性社員に対して下品な冗談言うおじさんはいっぱいいたし 女性を誘ってあわよくばみたいなことをやってる人もいっぱいいた。 でもあれからコンプランスはすごく社会的にも厳しくなり そういうことをするとすぐ通報されたりとか社会的に批判されたりとかで 到底通用しなくなっていくってことがこの20年30年間で進んできたわけですよね。 ある意味日本社会は全体的に見ると昔よりずっと倫理的になっているし コンプランスも気にせるようになっている。 でもなぜかフジテレビだけはこの30年ぐらいの変化が全くないまま あのバブルの頃の下品な時代がそのまま凍結保存されて今に至っているんだろうなと。 他のテレビ局がどうだかというのはちょっとわからないんだけど ただ僕は90年代新聞記者の頃からいろんな局の人と付き合いし 2000年代入ったからもそんなにたくさん出てるわけじゃないけど あちこちのテレビ局の人と交流があってなんとなく思うのは やっぱりフジテレビはちょっと特別なところがあるよね。 飲み会に女子アナ誘いたがるみたいな確かにそれもあるだろうなと。 あと結構この人たち勘違いしてるなって思ったのは もう5年ぐらい前なんですけどねフジテレビの人と話してたら やっぱり若い人の気持ち、今の若者の気持ちを分かっててそれが代弁できるのは フジだけですよねみたいなことをおっしゃってて いまだにそんなこと言ってるのか そう言いながら視聴率めちゃくちゃ低いじゃんって思った記憶があります。 80年代90年代ぐらいのフジテレビってやっぱりすごく輝いていて 日本のそういうポピュラー文化みたいなリーディングカンパニーでもあったわけで その時の成功卓球がやっぱり強すぎるってのはあるんだろうなと。 だからあの当時の空気をそのまま引きずっちゃってるっていうのがあるのかな。 今回の報告書でも役員なんで実名挙げられて名前が出てる 港社長、それから今はカンテレの社長になってるんだけど あの事件当時は専務だった大田さん この二人ってバラエティとドラマで 本当にフジテレビのあの栄光の時代、黄金時代を率いた人たちだったと思うんだけど あれからもう30年ぐらい経つのに70歳を超えててね いまだに挑発じゃないですか しかもなんか髪型古臭いの、昔風で あの挑発のまま70代迎えてるって感じが まさになんかフジテレビのですね 栄光の時代の凍結保存の象徴なんじゃないかなっていう感じがするわけですよ 真面目な話ね 決して髪型をバカにしてるわけじゃないですよ で問題はこれからどうなるのか テレビCM7割ぐらいの企業が広告を自粛したままでいまだにストップしてると これいつ再開するのかっていうのが今後の一つの鍵になってくると思うんだけど 冷枝さんが辞めればなんとかなるっていう話ではなくなってしまったので 今回冷枝さんが相談役を退任したからといって じゃあCM再開しましょうって話はあまりならないですよね そうするとフジテレビは今後コンプライアンスを大事にします みたいなもちろん会見でも社長が言ってるわけだし そういう方向に進めを進むんだけど でもこういう企業文化みたいなものってそう簡単には変わらないよね 昔山本七平さんという評論家が空気の研究っていう有名な本を出して 日本が太平洋戦争に陥っていったのは別に独裁者がいて よし戦争するぞって引っ張ったわけではなく みんながみんなこの戦争をやめた方がいいんじゃないかなと思いながら その場の空気に流されてやめられなくなってしまったっていう 空気の圧力によるものだったってことを活発した有名な本があるんですけど この空気の問題ですよね結局フジテレビ問題って なんとなく会社としてパワハラセクハラが許される土壌になってしまっていた 飲み会とかパーティーで下品な下ネタ言っても構わないよねっていう空気になっていた でもその空気をどうやって変えるのっていう さらにそれが変わったとしても私たちのフジテレビの社風が変わりましたっていうふうに 説明できるのかどうやったらそれを証拠として提出できるのかっていうと 結構ここは難しいんじゃないのかな でもそこの社風が変わらない限り多くのスポンサーは テレビCM再開するって方向にはなかなか行きにくいだろうし 今後フジテレビどうやってそこを変え、社風を変え さらにその社風が変わったってことをどうやって証明するのかっていうところが 結構難しい話になってくるんじゃないかなっていう感じがします 変わってほしいと思うし、実際現場の製作の人たちは 何とかしなきゃという必死の危機感みたいなのは伝わってくるので 何とか再生してほしいなと思うんだけど なかなかこれからもまだ茨の道が続きそうな感じではありますよね というわけで今日はフジテレビの話でした。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:501.フジテレビの「社風」という空気的なものを変えるのは非常に難しいコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 柳田要一2025年6月13日😊返信 cellulito2025年4月4日pp返信 たけ2025年4月4日「鬼時短」という本で、電通の長時間労働体質を変える過程を読みました。社風を変えるのには、上層部が企業生命を賭けて不退転の覚悟をし、なおかつ個別の社員に働きかけて組織全体を上手く動かす、両方が揃うことが必要そうです。フジテレビがそこに至れるとは、正直現時点では思えないのですが今後追っていきたいです。1返信 俊尚 佐々木2025年4月10日企業生命がかかるか、ってことで電波を独占して売上が確保できてるキー局はあまり危機感ないってのはあるかもしれませんねえ。 あべ ぷら2025年4月3日昨夜フジテレビの番組を観たがその中で明らかにセクハラと思われる発言がOAされた。第三者委員会の会見より以前に収録されたのだろうとは思うが結局フジテレビってこんな感じなんだな、とつくづく思った。あの発言に対して疑問を感じるスタッフさんはいなかったのか?返信 俊尚 佐々木2025年4月10日まさしく空気の圧力でしょうねえ。 daigo2025年4月3日中堅若手の社員だって「空気感」にどっぷり浸かって日々を過ごしてきたわけで、頭をすげ替えてすぐにどうにかなるものでもないですよね。9返信 俊尚 佐々木2025年4月10日それはおっしゃる通りだと思います。 もっと見る
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社風を変えるのには、
上層部が企業生命を賭けて不退転の覚悟をし、なおかつ個別の社員に働きかけて組織全体を上手く動かす、両方が揃うことが必要そうです。
フジテレビがそこに至れるとは、正直現時点では思えないのですが今後追っていきたいです。
その中で明らかにセクハラと
思われる発言がOAされた。
第三者委員会の会見より以前に
収録されたのだろうとは思うが
結局フジテレビって
こんな感じなんだな、とつくづく
思った。あの発言に対して疑問を
感じるスタッフさんはいなかったのか?