TOPトーク専門家毎朝の思考選挙結果を都合よく解釈するのはやめておきたい09:21 2025年7月23日 10,060再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次自民党支持率低下、その理由とは?比例代表で見た、国民の支持動向躍進する新興勢力、その背景とは?オールド政党とニュー政党、勢力均衡か?今後の日本の政治構図、どうなる?AI文字起こし(β版) # 選挙結果を都合よく解釈するのはやめておきたい おはようございます。沢彦忍です。 参院選が終わって、選挙結果が明らかになれですね。 その選挙結果について、いろんな見方をしている人がすごいたくさん現れてきている。 例えば自民党が票を減らした、これは間違いないんですよね。 なぜ自民党が票を減らして賛成党や国民民主が増えたのか。 例えば自民党の石破政権に対する不支持で、お給を据えたい。 けれど立憲民主が受け皿になってなかったので賛成に流れたんじゃないか。 みたいな意見の人もいれば。 産経新聞は、昨日の新聞で岩盤支持層が自民から離れて、これが賛成に行ったんだって書いてある。 その一つあるかもしれないけど、それ以外にも、そもそも消極的な自民支持層ってのは結構いたわけですよね。 とりあえず経済は上向きになっているから、別に保守派じゃないけど自民党を支持するかみたいなことを思っていた人たちも、 今回自民党から離脱している可能性があるわけで、必ずしもそれだけじゃないだろう。 あるいは、欧州で今、右派と言われる移民問題について、規制を厳しく背負っている政党がすごい勢いで増えている。 それに重ね合わせて、欧州の右宣会が日本にもやってきた。 そういう見方をする人もいる。 どれも正しいかどうかという根拠はあまりないんですよね。 選挙が始まる前に、今回の選挙はこういう流れになるんじゃないか、 ある程度予測をしていく、どういう世論が起きているのかを見極めるのは僕は結構大事と思っていて、そこは語るんだけど、 選挙が終わった後に、すでに数字が出ていることについて、 根拠なのか、あまり理由を推測するのはあまり意味ないんじゃないかと思っている。 きっちりした今後の世論調査、選挙後に大学とかが新聞社とかと共同して、 どうしてその政党に入れたんですか、みたいな世論調査を追加やることが結構多い。 そういうのを見て初めて、なるほどそういう理由だったのか、というのが浮かび上がってくるという方向性だと思うんですよね。 今回の参院選でいうと、これは選挙後ではないんだけど、朝日新聞がネットで意識調査をしていて、 そうすると国民民主主義だった人が結構な数が賛成党に実は流れていた。 国民民主と賛成では全然政治哲学とか政策とか違うのに、 なんでそこで流れたんだろうって感じもするんですけど、 これもまたいろんなことを言う人が出てきて、 例えば国民主は山尾志桜里さんを当初候補に入れようとしたと。 これに反発した保守思想が賛成党に流れたんじゃないか、みたいなことを言う人がいたりとか、 あと国民民主は選択的夫婦別姓制度の導入を賛成したということに対して、 これで保守派が離反したんだっていう人もいる。 両方ともあるかもしれないけど、それが大多数なのかどうかは全くわからないわけですよね。 あんまりここを思い込みでああだこうだっていう理由を言うのはあんまり良くないなと思うんですよね。 今後の調査結果を待ちたい。 ただ一方で、選挙で任意が示されたのは間違いない。 例えば今回の選挙で言うと、比例代表の票数というのが結構、 政党の支持率にそのままつながっている部分はあるよね。 議席だけだと、政党に限らず、例えば選挙区で選出された人っていうのは、 その政党を選ばれたのか、それとも個人の候補者の人柄とか、 あるいはその人の哲学とかが選ばれたのかはわからないわけですよね。 だから議席数だけだと、どの政党が支持されたのかっていうのは若干わかりにくいところがある。 この政党は嫌いだけどこの候補者は好きみたいな人も結構いると思うんですよね。 あるいはどこの政党か気にしないで、この人だから入れたいっていう人もたくさんいるでしょう。 だから逆に言うと、比例代表の政党の得票率を見ると、今どんな政党がどう支持されているのかってことを、 世論調査よりも、より正確に知ることができる。 世論調査はサンプリングだっていうのも一つあるし、 電話とかの世論調査だと、そもそも高齢者しか対応していないっていうのは前から言われている問題なんだけど、 選挙結果に関してはもちろん年代別のばらつき、 投票率の違いがあるにしても一応の正確な民意であるとは間違いなく言えるわけですよね。 今回の参院選の比例代表の得票率を見てみると、 トップの自民党が21.6%。 これは現行の選挙制度になってから最低というこの25年間の中で。 野党の一位がなんと国民民主で12.9%、 賛成党が12.6%、そして立憲民主が12.5%っていう、 ほぼほぼこの国民主、賛成、立憲ってのが13%ぐらいで横一列っていう感じなんです。 国民主と賛成党がぐっと伸びていて、立憲民主はほぼ横ばいっていう状況なんですよね。 これに対して共産党もわざと4.8%、社民党2.1%しかないと。 従来の左派政党、オールド左派政党って言い方をしてみると、 立憲民主、共産、社民の3つだと思うんですけれど、 この3つの政党の得票率を足すと19.4%。 おおむね自民党の21.6%と横並びぐらいかな。 2割ぐらいそれぞれって感じですね。 逆に言うと自民とオールド左派政党3つ、合わせても40%ぐらいしかなくて、 全体の得票数の4割しか取れてないってことなんですよね。 これに公明党を含めても公明党は8.8%。 おおむね5割ちょっとぐらいかなっていう感じ。 これに対して新しい目の政党、オールドじゃない方、 つまり国民主賛成、それから日本維新の会も入れて、 あと令和、日本保守党、チーム未来あたりを全部足すと47%。 つまり旧来の自民、公明、立憲民主、オールド立憲民主、それから共産社民ですね。 このオールド政党と新しい目の政党、ニュー政党の得票率がほぼ均衡してきてる。 っていう状況までになってきてる。 多分この傾向って今後も続く可能性が高い。 なぜかというと圧倒的に高齢者がオールド政党を支持してるっていう構造になってるわけで、 しかもそのボリュームゾーンの段階の世代がもはや後期高齢者全員になっていて、 今75歳から80歳ぐらいっていうことを考えると、 ここは少しずつ社会から退場していけば、 古いオールド政党の支持率はさらに下がっていく可能性は高いんじゃないかなとは言えるわけなんですよ。 自民党はとはいえ人材極めて豊富で、全く新しいことをやろうという若手の議員もたくさんいるので、 ひょっとしたらその新しい政党群に傾向して、 生まれ変わった自民党として出てくる可能性もあるかなっていう感じはしてる。 小林貴之さんとか小泉慎二郎さんとか、若手の人気のある政治家もたくさんいますからね。 どちらにしてもこのオールド政党とニュー政党の攻め際みたいなもの、 単独で政権を取れる政党がなくなってきているので、 ヨーロッパのような連立政権当たり前って時代になってきて、 いうのが今後の政治の構図になっていくんじゃないかなというのは、 とりあえず現時点でわかっていることかなと思います。 今後どうなるかということを分析し予測していくのが大事であって、 自分の都合のいいように選挙結果を無理やり意味付けるのはあまり意味がないとは僕は思っています。 というわけで今日は政治の話でした。ではまた。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:211.選挙結果を都合よく解釈するのはやめておきたいコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 北斎2025年7月23日比例の得票数は現状をよく表しているとおもいますが、投票率が低いのが難点ですね😮返信 回鍋肉2025年7月23日これを聞いて思うのが、「若者の政治離れ」って実際にあるのかな、と寧ろ、「報道の政治離れ」なのではないかと選挙結果に限りませんが、新旧限らず今のメディアの報道って演者の都合の良い解釈の集合体に見えてしまいます適切なデータの見方や選び方、それに基づく今後の予想そういう視点を改めて考えるべきだと思います3返信 俊尚 佐々木2025年7月23日おっしゃる通りですね。 ペレグリーナ(peregrina)2025年7月23日D返信 ten_yasu2025年7月23日選挙の投票率が前回より伸びたことは確かですので、政治への関心が高まったことは大きいですね4返信 俊尚 佐々木2025年7月23日私もそう思います。 コウサク2025年7月23日チームみらいの一議席は希望を感じます。29返信 俊尚 佐々木2025年7月23日チームみらいはわたしも期待しています。2 もっと見る
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寧ろ、「報道の政治離れ」なのではないかと
選挙結果に限りませんが、新旧限らず今のメディアの報道って演者の都合の良い解釈の集合体に見えてしまいます
適切なデータの見方や選び方、それに基づく今後の予想
そういう視点を改めて考えるべきだと思います