TOPトーク専門家毎朝の思考雇均法第一世代の女性たちが押し付けられた抑圧とは08:59 2024年4月9日 8,068再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次1985年、雇均法施行で生まれた抑圧とは?女性記者が抱えた、想像を絶する重圧50代女性上司の呪縛、そして起業へ男らしさ、マッチョイズムの本当の意味押し付けられた価値観への警鐘AI文字起こし(β版) # 雇均法第一世代の女性たちが押し付けられた抑圧とは おはようございます。佐々木敏直です。 男女雇用機械均等法という法律。 それまでは 女性は事務職みたいなのしかなかった。 お茶組とかコピー取りみたいなのが仕事だったんだけど そういう男女間の扱いの差別をやめようということになって 機械は均等にすべきであると。 なので女性でも男性と同じような総合職での入社ができるようにしましょうという法律ができたのが1985年なんですよね。 施行されたのが86年。 もう40年近くが経つという。 僕は新聞社に入ったのは1988年のことでした。 ちょうど雇用機械均等法が施行された直後で コキンホーダー1世代とか言われて 結構優秀な女性たちがたくさん新聞社に入ってきていた。 先輩たちを見るとほとんど男ばかりなんだけど 僕らの世代ぐらいから女性記者がどんどん増えてくるということが起きたんですよね。 新聞社は当時はまだ人気触手で 結構な倍率100倍とか1000倍とか100倍ぐらいの倍率があって そこをくり抜けて入ってきたわけなんだけど 入社して数年経ってそういう記者の同僚というか同期生の女性が一人辞めたんですね。 結婚するからと言って。もう新聞社は疲れたし。 僕はそれを当時聞いてとても腹が立ったんですよ。 なぜかというと雇用機械均等法がようやく施行されて 男女の分け隔てなく就職できるようになり その先陣を切って女性記者として頑張って すごい100倍ぐらいの倍率をくり抜けて せっかく入ったのに数年で辞めてしかもことぶき退社なんだと。 自分が京都してきた あなたが入社したせいで入れなかった90何人の他の女性たちあるいは男性たちに対して 申し訳ないのかというふうに当時思ったんですよね。 それほどまでに当時、個金放題地世代である女性たちというのは 何か今考えると余計な重荷を背負わされた感じはあったんだろうな。 そもそもその女性の一人でない単なる男性記者である僕が それに対して批判するというのは今考えると とてもおこがましい話で恥ずかしい思い出なんだけれど そういうある種の抑圧は当時あったんですよ。 男性女性が平等じゃなかった時代には女性には 総合職で会社に入れないという抑圧があり その抑圧が取り払われて平等になったらなったで 今度は男と同じように必死で会社なんか辞めずに働かなきゃいけないという抑圧がある。 どっちにしろそれは抑圧だったんじゃないかなというふうに あれから何十年も経って今振り返ってみると感じます。 7、8年前かな あるスタートアップの女性経営者と話していて30代前半の女性だったんだけど 彼女はもともと誰もが名前を知っているような大手の証券会社にいて 3年ぐらいで退職して起業したという経歴だったんですね。 ある時その彼女になんで証券会社辞めたのって聞いてみたら 当初は辞めるつもりは全くなくて就職したんです。 頑張ってキャリアを積んでいこうと思ったんだけど 自分が就いた直属の上司が50代の女性で それがまさに古今法第一世代の人だ。 そのバリキャリを積んできた彼女が50代になってどうしているかというと もう食事行ったり酒飲みに行くと 呪いのように会社の悪口を永遠と言い続けるだけなんですよ。 というふうに起業家の彼女が言う。 その姿を見ていると自分も20年とか経ってこんな風になるのかと思ったら ちょっとやりきれなくなって この人はすごい才能のある人だと思うけど 自分のロールモデルではないよねと思った。 それできっぱり辞めて別の道を歩むことにしたんです。 自分らしさとか失わないで仕事ができる道を 起業家として考えてみたかったというのがその理由です。 極めて明快な答えでなるほどなぁと思った。 まあそうだよね。 と思いつつでも、よく会ったことのない証券会社の50代のバリキャリの女性 30年必死で頑張ってきたんだろうなと思うと あながちそんなのロールモデルじゃないって切り捨てるのも 部外者としてはちょっとかわいそうだよなぁという思いもしました。 そうやらざるを得ないと出世できなかったという社会の状況はもちろんある。 でもそれを全て否定すべきではないという気持ちも一方であるんですよね。 男性に関して言うと男らしさを手放そうみたいなことをよく言うじゃないですか。 男らしくあらねばならないということが我々男性に対してとても大きな役立つになり それが長時間労働だったりとかブラックロードみたいなものを 推奨になっているんじゃないかという話がある。 まあ確かにそれはそうなんだよね。 でも一方でその男らしさを手放すということが 例えばマチズム、マッチョイズムですよね みたいなことを全否定する必要があるのかどうかというと そこは僕はちょっと留歩しておいた方がいいんじゃないかなと思う。 何をマッチョイズムと呼ぶのかというところもあるんだけど 例えば自分の男性性、つまり男らしさを武器にして仕事する人っているわけでしょ。 例えば格闘技の選手なんてそうかもしれないし あるいは俳優とかそういう人もそうかもしれない。 でもそこに何か男らしさを手放さないといけないっていうのを言ってしまうと それもそれで僕は欲張りになるような気がするんですよね。 だから我々が考えなきゃいけないのは マッチョイズムを全員が捨て去ろうということではなくて マッチョになりたい人はなってもいいし なりたくない人はマッチョ目指さなくてもいいという そういう社会を目指すことなんじゃないかなという 全員がマッチョになっちゃダメだって言ってしまうと それは逆に価値観をたった一つに染め抜いてしまうことで 多様性から遠ざかってしまうことになりかねないよねっていうのは思うんですよ。 これは僕は前から兼ねてから言っていることで 例えば選択的夫婦別姓を賛成してるんだけど でも選択的夫婦別姓を推し進めると逆に 夫婦同姓を選ぶ人が攻撃されちゃう。 今時まだ同姓の夫婦なの?おかしいわねって言われてしまったら それは多様性を失ってしまうだろう。 今は夫婦同姓という一つの価値観しか認められていない。 そこに夫婦別姓という別の価値観をもたらすことは大事なんだけど だからといって夫婦別姓がただ一つの価値観にしてしまうと 結局それは同じ。 回り回ってただ一つのものを押し付けると 抑圧になってしまいかねないよねってことだと思うんです。 こういう問題が男らしさを手放すとか 女質の働き方とかそういうところにも及んでくるわけです。 そこが常に新たな価値観の押し付けになっていないか 抑圧になっていないかってことは 我々は常に考えておかないといけないんじゃないかなと思うんですよね。 どうしても一つの価値観に生きがちになっているのは ネットの議論なんか見てても思うんですよね。 だからこれは本当に気をつけていきたいなと思います。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:591.雇均法第一世代の女性たちが押し付けられた抑圧とはコメント感想・質問・応援メッセージを書こう カブ@戦略的仮面夫婦2024年4月10日まさに、その世代の女性が上司で職場のロールモデルですが、端から見てもしんどそうな働き方をしています。しかしその方も時代の流れでそう働かざるを得なかったんですよね。私はアラフォーですが、しなやかに働くロールモデルになりたいなと思いました。1返信 俊尚 佐々木2024年4月11日本当にそうですよね。これからのロールモデルはいまの世代が作るっていう感覚大事にしたいですよね。 タイツさん2024年4月10日確かに、たとえ優秀な上司だとしても、常に会社の愚痴や悪口を聞くほど耐え難いことはないですよね。。。1返信 武井義勇(たけいきゆう)2024年4月10日何事もそうなのですが、「偏る」ことが通常になることが多いです。何かの問題を目にすると、こぞって逆側に針を振れようという思考が生まれて、そちらにまた傾いていきます。この傾きのバランスをとるためには、佐々木さんがおっしゃるように多様な価値観を認め合うことが必要です。1つの価値観に統一しようとしすぎてしまうのですよね。人は、自分の価値観が正しいと思い込みたいのかもしれません。だから他者を攻撃して安心を得たい。気を付けたいことです。3返信 俊尚 佐々木2024年4月11日おっしゃる通りだと思います。1 fujimoto_takasi2024年4月10日当時の佐々木さんの生の心境、貴重ですね。真剣にやってるからこそ、辞めるなんて勿体ない!と思うんだと思います。今なら、余計なお世話の一言で済みますが、人間関係が気薄な今だからこそ、本気な意見も必要ですね。返信 俊尚 佐々木2024年4月11日時代をさかのぼって、いまの自分と昔の自分の差を認識するのも大事だなあと思います。 あゆみ2024年4月9日こんにちは、いつも聞いています🌷わたしは絶賛子育てしながらリモートで働いていますが、こうして働けるのも社会人先輩方が紆余曲折ありながらも、誰もが働きやすい環境を作ろうと闘ってきてくださったからだと考えています🙇♀各世代にそれぞれの苦労などがあると思いますが、良い悪いではなくお互いに尊敬の気持ちを持って仕事できたらいいなと思います!7返信 俊尚 佐々木2024年4月11日本当にそうですね。ありがとうございます。 もっと見る
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私はアラフォーですが、しなやかに働くロールモデルになりたいなと思いました。
たとえ優秀な上司だとしても、常に会社の愚痴や悪口を聞くほど耐え難いことはないですよね。。。
この傾きのバランスをとるためには、佐々木さんがおっしゃるように多様な価値観を認め合うことが必要です。1つの価値観に統一しようとしすぎてしまうのですよね。
人は、自分の価値観が正しいと思い込みたいのかもしれません。だから他者を攻撃して安心を得たい。気を付けたいことです。
今なら、余計なお世話の一言で済みますが、人間関係が気薄な今だからこそ、本気な意見も必要ですね。
わたしは絶賛子育てしながらリモートで働いていますが、こうして働けるのも社会人先輩方が紆余曲折ありながらも、誰もが働きやすい環境を作ろうと闘ってきてくださったからだと考えています🙇♀
各世代にそれぞれの苦労などがあると思いますが、良い悪いではなくお互いに尊敬の気持ちを持って仕事できたらいいなと思います!