TOPトーク専門家竹中平蔵の声の履歴書第222回 【技術のカンブリア爆発】日本だけが取り残される「大分岐」の正体09:48 9月24日 1,203再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AI・自動運転技術の驚異的進化技術と規制のギャップが生む問題大分岐時代、日本の取り残される道AIが変える仕事と時間の価値政治が語らぬ未来への備えとはAI文字起こし(β版) # チャプター 1 はい、竹中さん、今日もよろしくお願いします。 よろしくお願いします。 なんかもう話したいことがむちゃくちゃあってですね、困っちゃったんですけど、 一個はもう技術の進歩の話をしたいんですね。 はい。 で、それがちょうど今すごく話題になってて、僕が気になっているニュースが二つあって、 一個はアメリカのサイバーキャブっていう、テスラが自動運転のタクシー出したっていうのと、 一方で今いろんなAIのトップの企業の社長たちが、もうこれ以上進めないようにゆっくり進めようっていう話をしてたりとかしたら、 中国が、ほとんどAIは実はアンソロフィックの裏に使ってるんじゃないかっていうニュースが出るっていう、 もうぐちゃぐちゃんな状態になってるなって思うんですよね。 一方で、その自動運転のレベルの高さに、すごいびっくりして僕見てて、 なんか根底から社会変わるなっていう感じがするんですよね。 で、その割に行き過ぎたらやばいとか、 でも自動運転は日本だとタクシー協会がうるさくて入らないじゃないかとか、 なんならタクシー会社しか自動運転の車を使っちゃダメとか言うやつじゃないかみたいなことを言っていて、 久々にその技術が、結構僕もう45年生きてきて、30年くらいはあんま変わってなかったな。 パソコンでって、CDからMDになったとかね、 なんか言ってたけど、パソコンでだったりとか、 おそらく世の中に車が出た実験とかと同じくらいピョンって飛躍してる気がしていて、 こういう時って社会には何が理想で、人々何を考えたらいいんだろうなと。 まあもちろんパソコンに飛びつくとか、 自動車産業ずっと来たんだから車に飛びつくとかもあるんでしょうけど、 すごい技術の大災害が来てる感じがするんですよね。 竹中さんの人生の歴史の中でも、今のこの状態ってどういう感じのタイミングですか。 まあ極端に言うと人類が今まで経験したことのないような速さで技術が変化しているシーンとしていると。 これは去年のダロス会議でサマーズが言ったことそのものなんですよね。 サマーズが今までこんなこと経験したことはないと。 だからもう何ふり構わず今は技術開発のための研究開発の投資を神に合わせてやれと。 そういう時代だっていうことなんですよね。 まさにカンブリア爆発みたいなことが起こっておりますということに尽きると思うんですね。 たまたまおっしゃるようにですね、アンソロピックのダリオンCEOが最近発言してるんですけども、 とにかくエクスポレンシャル、エクスポレンシャル、つまり気化球数的にも変化していると。 これもし止めたらね、例えば中国がもっと先行してしまうから止めるわけにもいかないと。 ただやっぱり一つのペース、ペーシングっていうかね、ペースを少しコントロールした方がいいかもしれないと。 そのくらいのことを彼は言ってるわけですよ。 その間に法制御するとかそういうことですよね。 そういうことですよね。だから技術と制御の間にものすごいギャップが出てきてるわけですよ。 そういうのは気にしないのが中国で、その次に気にしないのがアメリカなんだと思うんですよ。 おっしゃるように日本はこれ失敗したらどうするんだとかね。 例えばウーバーだってやらせないわけですよ。 ウーバーと何もついている、要するにデジタルなシステムを使って車を泳ぐのはタクシーだけ認めるとかね。 そういうことが起こっているので、私はだからちょっと例えて言ってるんだけども、 第一次産業革命の時にね、大バージョンというか、グレートバージョン、大バージョンというか、大分岐って残るわけですよ。 それまでアジアもアフリカもヨーロッパも一人当たり所得変わらなかったので、ヨーロッパというかガーンと伸びていくわけですよ。分岐するわけですよ。 ところがイギリスが分岐したと思ったら、大分岐したと思ったら、その後こうコンバージョンが起こるわけですよね。 オランダが、ベルギーが、そしてアメリカが、そしてついに日本も。 みんな統合していく。 統合していくんですよね。ところが今みたいなことだと、日本はコンバージョンできないんじゃないかと思うんですよ。 できないと思う。 つまり制度改革を本当に真面目に考えないと、その制度改革をしかし、例えば高木内閣は制度規制改革をほとんどやらないわけですよね。 財政を拡大することに対してだけれども、そうすると本当に大バージョンだけが起こって、コンバージョンが起こらない可能性があって、 日本がすごい取り残されるという懸念が、私はむしろ日本は心配すべきだと思うんですね。 一般大衆に起こっている貧困の差みたいなものが、国同士に起こるということですね。 まさにその通りです。日本では国内の所得格差をすごい問題にするけどね、国際的な所得格差をほとんど問題にしていないじゃないですか。 日本は、私、ノルウェーから帰ってきたら分かると言いますけども、一人当たりGDP、ノルウェーの半分以下ですよ、日本、今。 日本の二倍以上のGDP、一人当たりGDPを持っている国というのは数カ国もあるわけですよね。 それこそ国際的な所得格差、これをやっぱり日本もっと問題にしないといけないでしょうね。 そうですよね。僕は最近久々にサイバーキャブでワクワクしたわけです。 車を自分で所有するけど、使ってない時は稼いでおいてって言ったら、勝手に稼ぐ。 ただ、そうなってくると、おそらくほとんどが、急停止とかもちゃんと事故らないようになってくると、人が飛び出ても止まると。 そうすると、ほとんどが自動車が自動運転になって、手動で運転してる人を見たら、危なっ!ってなって、 あの人、まだ未だに手動でやってて、本当に誰か来たらどうするつもりなの?とか言われて、っていうコンセンスがどんどん変わっていくわけですよね。 ただ、それにみんなが全然ついていけない感じがあるから、どうなっていくのかなと。 でも、うまく使える人だけがうまくいくっていう頻度の差が、今までのレベルじゃない状態になっちゃいますよね。 これ、じゃあベーシックインカム入れたらそれでいいのかって、ちょっとよくわかんないし、 イーロン・マスクが言ってる、いろんな仕事をロボットが全部やって、食べ物もめちゃくちゃ農作物をロボットがやるから、 もう大量にできて、最低限のご飯とか楽しみがほぼ無料でずっと提供されてる社会が来る。 だからそれは平和だっていう。そんなんなるんですかね。 だから、我々が例えばコミュニケーションの時の未来予測っていうのを一つやった言葉の中に、 金持ちから時間持ちへっていう概念があるんですよ。 お金を持つのは素晴らしいことだけども、いろんなAIがやってくれるとかいろんなことがあって、 我々は逆に時間持ちになるんですよね。 その時間をどう使うかっていうのが、私たちの最大の課題になってきて、 だから非常にクリエイティビティの高いアートとかね、 そういうことにもっともっと時間を使えるということも事実だけれども、 これ、下手すると失業に繋がりますよね。 だからそのためにもワークシェアリングみたいなのがちゃんとできるようなシステムとかを、 今はもう考えなきゃいけないんだけども、 今、実はそういう未来のことを考える余裕がないほど、 即発待って生活に行き止まっている人が多いというのが事実なんだと思うんですね。 だから未来を社会全体が考えなきゃいけなくて、 未来を社会全体が考える余裕が特になくなってきている人たちが多いと。 でもそれはそうじゃいけないんじゃないかということを言うのが政治のリーダーなんですけども、 政治がそういう役割を果たしてないんですよね。 むしろ困っている人は助けてあげますよと。 米の価格が上がったら下がったら政府が助けてあげますよと。 ガソリンの価格が上がらないように、すごい財政を使ってあげますよと。 価格に介入しちゃだめですよね。 価格はもう上がっても下がっても仕方ないと。 そういう形で、それよりもそれを受け入れて、もっと未来に備えようと。 これもちろん今、全く生活に困る人に関しては生活保護的な給付が必要なんですけども、 それ以外のことに関しては、むしろ政府はしっかりとしたインフラを作ると。 安全保障とエネルギーですよね。 それ以上は日本はやらないと、政府はやらないと。 そういう姿勢が必要だと思うんですね。 財政赤字がどんどんどんどん拡大していって、 今おもしろいネットフリックスで、プロジェクトZ、プロジェクトZっていうのがやってるんですよね。 最初だけ見たんだけども、日本がものすごい財政危機になって、 一般会計の歳出を半分にしなきゃいけないと。 一方で増税をしなきゃいけないと。 これ本当にね、今みたいなことやってると、 今の目の前のことを救済するために変な政策をやってると、 次の選挙くらいでものすごい増税をしなきゃいけないというような議論も、 現実的になるかもしれないんですよ。 そっか、怖いな。 トランプさんもね、すごい金額配るとか、選挙もなんとか必至ですよね。 すごい世界来たな、プロジェクトZちょっと見てみよう。 もっと見る竹中平蔵の声の履歴書#竹中平蔵09:481.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 街巡-まちめぐ-9月24日いつも楽しく拝聴しています♪竹中さんのおっしゃっていたネットフリックスのプロジェクトZが気になって調べたところ、正しくは『オペレーションZ〜日本破滅、待ったなし〜』でした。2020年の作品で全6話。早速一話観ましたが、めちゃくちゃ面白いし、勉強になります。今の日本を例えて「1億以上の借金があるのに、500万円の年収で、年間1,000万円以上使う暮らしをやめない人ってことか。結論、そんなダメ亭主とは即離婚よ。」というセリフが刺さりました。1返信
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竹中さんのおっしゃっていたネットフリックスのプロジェクトZが気になって調べたところ、正しくは『オペレーションZ〜日本破滅、待ったなし〜』でした。
2020年の作品で全6話。
早速一話観ましたが、めちゃくちゃ面白いし、勉強になります。
今の日本を例えて「1億以上の借金があるのに、500万円の年収で、年間1,000万円以上使う暮らしをやめない人ってことか。結論、そんなダメ亭主とは即離婚よ。」というセリフが刺さりました。