TOPエンタメ映画・本鳥井弘文の旅と読書とコミュニティ経営者は、なぜフルリモートワークを推奨するのか?09:45 11月4日 239再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次フルリモートワークは終焉に向かうのか?AIは「人間らしさ」を再現できるか経営者がフルリモートを推奨する理由リモートワークがAI育成に繋がる危惧AI時代に築くべき「人」との関係性AI文字起こし(β版) # チャプター 1 こんにちは。鳥井博文です。 働くをテーマにした対話型オンラインコミュニティ、和製サロンを運営しています。 さて本日のお題は、経営者はなぜフルリモートワークを推奨するのかというテーマでお話ししてみたいと思います。 今日も昨日ブログに書いた内容です。 それでは早速本題に入っていきますね。 昨日Xの中にこんなことを書きました。 多分なんですが、でもかなり高い確率で来年から再来年あたりにはフルリモートワークという働き方が完全修理をするというふうに思う。 今現在フルリモートワークで働いている人は、なるべく早いタイミングでその代替手段を考えておいた方がいいんだろうなと。 この投稿がなぜかプシバズをして多くの方に届いたみたいです。賛成も反対も含めていろんな反応が届いています。 その反応を読みながら僕自身、とても勉強になるなというふうに感じたことがありました。 それっていうのは、僕の中では繋がっていた話が、短い投稿を通すと思っていた以上に違う問いとして届くんだなということなんです。 僕が一番気になっているのは、仕事をする場所がどこになるかよりもその先の話なんですよね。 つまりフルリモートという仕事の仕組みは残っていても、そこに生身の人間の働き手が残っているとは限らないんじゃないかみたいな話なんです。 今日はそんなことをこのVoiceの中でも語り残しておきたいなというふうに思います。 まず先日の和製サロンを完全紹介性、招待性にしたいと思う裏の理由の中でも話したんですが、 オンライン上で人間とAIの見分けがつかなく未来は必ずやってくるというふうに思うんです。 例えばあるコミュニティにその場所の価値観をよく理解をし、誰に対しても親切でみんなから好かれる人が入ってきたとする。 でも1年ほど経った後で実はその人はAIだったと分かったが、一体どうなってしまうんだろうか。 そんな場面を想像しながら語ったようなVoiceの内容になります。 そこで怖いというふうに思ったのは、僕らが安心するために大切にしてきたものが、 相手からすれば僕らを安心させるための材料にもなってしまうということでした。 日々のブログやコミュニティ内でのやりとりなど、その場所が一体何を大切にしていて、どんな人を信頼するのかということなんかもそうです。 そうした文脈を全部AIが読み込んで、その場で一番好かれる立ち振る舞いを演じられるようになったら、 丁寧に面談をすることさえ安心の根拠にはならなくなるんじゃないか。 そんな話をしたというふうに思うんですよね。 あの人はうちのことを本当によく分かってくれているというふうに感じた。 その感覚自体が逆に利用されてしまう可能性があるわけですから。 これっていうのは僕自身がこれまで信じてきたことに対しても、かなり痛いところをついてくるなというふうに思わされるような話でした。 ここから先は全く同じことを仕事の場面に置き換えて考えてみたいなというふうに思うんですよね。 ちなみにここからが今日の本題です。 もしAIがその職場の文脈を理解をして、感じよくコミュニケーションを取り、さらに必要な仕事の成果まで十分な品質で出せるようになったとしたら、 雇う側はその仕事を引き続き生身の人間にお願いするんでしょうかということです。 事業を回すという目的だったりとか、利益を出すという目的であれば、必要な成果さえ得られるなら、 AIエージェントでも構わないという判断も十分にあり得るなというふうに思うんですよね。 ここで今日のタイトルにある問いが出てくるんです。 経営者はなぜフルリモートワークを推奨するのかです。 これというのは一見すると逆じゃないというふうに思うかもしれません。 だってフルリモートを続けたいのは働く側、つまり労働者側の方でしょうって。 一方で経営者の方は社員に会社に直接来てほしいというふうに思っているんじゃないか。 そんな構図を思い浮かべる人も多いはずなんです。 でも、もしこれから先もうちはフルリモートワークを来年以降も続けますよというふうに宣言をする経営者がいたとしたら、 その言葉が約束をしているのは一体どこまでであり、いつまでなのかということも同時に考えないといけないなというふうに思うんですよね。 仕事を進める仕組みは変えませんということと、これからもあなたにそのお仕事をお願いし続けますということは決して同じではないわけですから。 今回のプチバズした投稿にはこんな趣旨の反応がすごく多かったです。 AIが人間と同じ成果を出せるならそれで良くない。わざわざオフィスを借りて人間を出社させるよりも、そのお金をAIに使った方が合理的でしょうという感じです。 これというのは経営する側の立場からすれば本当にその通りだというふうに思います。 必要な仕事が十分な品質で回り、運用にかかる費用も下がるわけですし、そうやって事業を続けられるのであれば、AIに任せる理由がそこにちゃんとあるわけですよね。 僕自身背に腹はかえられない状況になっても、自分だけは絶対にそうしないなんて言い切れる自信はありません。 上場企業の経営者であればなおさらのことだというふうに思うんです。 でも、だからこそそこで働いている人間にとっては気になる話でもあるはずなんですよね。 その合理的な判断の中で、これまでその仕事をしていた人の給料は一体どこに行ってしまうのかという話でもあるわけですから。 画面越しのやり取りと成果物の受け渡しだけでその事業が回っているのであれば、その会社には本人の身体が同じ空間に存在していなくても、仕事を進められるその仕組みがすでに出来上がっているわけですよね。 その上で必要な成果までAIが大体できるようになったら、人間に任せ続ける理由みたいなものは一切残らないわけです。 フルリモートワークの先にいる生身の人間を全部AIエージェントに置き換えて事業が回るならそれでいい。 そしてその仕事のために生身の人間を自宅勤務で雇い続ける必要なんかも全くないわけです。 それでも会社は続くし仕事は回っていくわけですよね。 これまでと同じようにオンラインだけで必要なものが粛々と全てやり取りされているわけですから。 僕が人間のフルリモートワークが終わるというふうに書いたその背景というのは、こういう可能性への懸念があるわけです。 つまりフルリモートワークという仕組みが存在することをそのまま自分がそこで働き続けられることの根拠にしてしまっていいんだろうかということです。 僕はそこがずっと気になっているんですよね。 そしてここにはもう一つ物騒な可能性なんかもあるというふうに思っています。 例えば社員が日々の仕事をしている間にその仕事の手順や判断、そして顧客への対応が記録されていたとします。 その記録を手掛かりに会社が少しずつAIに引き継げる仕事の範囲を広げていたら一体どうなるでしょうか。 社員は毎月のお給料をもらいながら目の前の仕事を一生懸命にこなしているわけなんですけれども、その一方でそのリモートワークの働きぶりが自分の仕事を引き継ぐAIエージェントを育てる材料にもなってしまうわけですよね。 言ってみればお給料を受け取りながら自分のクローンを作るための素材を一生懸命会社に対して手渡しているような状態です。 会社の魅力的な看板に控えて入社をし、フルリモートという働きやすい条件にも満足をしていたわけなんだけれども、その会社が自分を必要としている期間というのは、実はAIへの引き継ぎが終わるまでだったとしたら、そう考えると少しゾクッとしてくるなというふうに思うんです。 もちろん、そんなことを最初から計画をして社員を採用しているというふうに決めつけたいわけではないです。 この可能性というのは、経営者に最初から悪意がなくても成立してしまうところがポイントなんだというふうに思うんですよね。 仕事の仕組みが変わり、会社の状況も変わり、AIに任せられる範囲がグッと広がっていくと、その結果としてこれまでお願いをしていた仕事がなくなってしまうことはあるかもしれないとかそういう話です。 その時、会社がこの仕事はなくなったけど、この人とはこれからも一緒にやっていきたいというふうにそういうふうに思ってくれるかどうかですよね。 ここに一つ大きな別れ道があるよなというふうな気がしています。 その人にお願いをしていた仕事がなくなったら、関係性もそこで終わってしまう。 会社にとってその人は仕事を受け渡す相手としてのただの外部業者であり、外の人だったわけですから。 お互いにそれを理解した上で割り切って働くのであれば、それも一つの選択肢だというふうに思います。 残り時間は圧倒的に少ないという条件付きではありますが、タクシー運転手さんなんかと一緒です。 今現在働き方が柔軟かつ給料がいい仕事であることは間違いないわけですから。 将来があるかどうかがそれだけが怪しいという話です。 ただ働く側だけが、この会社は自分のことをこれからもリモートワーク前提で大切にしてくれるはずだと思っていたとしたら、 そのズレというのは正直かなり大きいんだろうなというふうに思います。 ここで最初の問いに戻ってみると、経営者がフルリモートワークを推奨する理由なんかもいくつかの可能性が見えてきます。 もちろん本当に働く労働者の暮らしや場所に縛られない働き方を大切にしている場合もあるかもしれません。 でも必要な成果さえ揃えば、その仕事を一体誰が担うのかはこだわらなくてもよい。 そういう事業の仕組みができるからこそ、安心してフルリモートワークを続けますというふうに言えるような場合もあるんじゃないかというふうに思うんです。 これからAIエージェントがもっともっと優秀になっていけば、すぐに置き換えてこれまで通り粛々と事業を今まで通り進めることができるわけですから、 これというのはものすごくよくできたヘッジだなというふうに思います。 どっちに転んでも経営者としては痛くない。ここで危険なギャンブルをしているのはフルリモートワークで働いている社員の方なんです。 だからうちの会社は来年以降もリモートワークを続けますよというその優しい言葉の中に、僕らはどこまでの約束を読み込んでいいんだろうかというふうに真面目に思ってしまいます。 じゃあリモートワークの仕事をAIに全部任せられるようになった後にも、あなたと一緒にやっていきたいというふうに思える関係性みたいなものは一体どうやって育てていけばいいのか。 この先というのは僕がこれまで何度も語ってきたうちの人の話にも見事につながってくる内容だなというふうに思います。 そして皆さんが今勤めている会社をいつか降りるかもしれないバスだと考えているとき、乗っている間に一体何を今から育てておくべきなのか。 そんな問いにもつながっていくというふうに思うんですよね。 明日のプレミアム配信の中ではそのあたりの話を後編としてもう少しだけ掘り下げてみたいなというふうに思っています。 さて今日のお話は以上となります。 いつもこのボイスを聞いてくださっている皆さんにとっても今日のこのお話が何かしらの考えるきっかけとなっていたら幸いです。 それでは今日はこの辺で。また明日。 もっと見る鳥井弘文の旅と読書とコミュニティプレミアム放送配信中!09:451.チャプター 1コメントプレミアムリスナーになるとコメント欄に参加することができます プレミアムリスナーに参加する
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