TOPエンタメ映画・本鳥井弘文の旅と読書とコミュニティ人間の朗読が極上だと知っているから、僕はAIでオーディオブックをつくる。09:29 13時間前 122再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「僕はAIでオーディオブックを作る」その真意人間の朗読とAI共存の可能性AI音声が拓くラジオドラマ形式物語を「見える化」するAIの力未踏の市場を創造する過程とはAI文字起こし(β版) # チャプター 1 こんにちは。鳥井博文です。 働くをテーマにした対話型オンラインコミュニティ、和声サロンを運営しています。 さて、本日のお題は 人間の朗読が極上だと知っているから、僕はAIでオーディオブックを作るというテーマでお話ししてみたいと思います。 今日も昨日ブログに書いた内容です。 それでは早速本題に入っていきますね。 ここ数日、AIでオーディオブックを作っては、その話をこのVoicyやブログの中で書き続けています。 昨日のカジー・モトジローのレモンの話なんかもまさにそうでした。 ただ、作りながら少しずつ自分の中で見えてきたことがあって それっていうのは、僕はただ作品の本数を増やしたいわけではないんだなってことなんです。 20年近くずっとオーディオブックを聞く側にいた人間が ようやくこんなものがあったらいいのにを自分の手で形にできるようになった そのこと自体が今本当に嬉しいんですよね。 じゃあ、そのこんなものとは一体何なのか 今日はそれを自分の中の思考の整理も兼ねて語ってみたいなというふうに思います。 まず大前提として先に語っておきたいことは 人の生の声で読まれる作品っていうのは 本当に心の底から素晴らしいなっていうふうに感じるということです。 一冊の本を読み込んでみて、声だけでその物語を立ち上げていくというその過程 そうやって生身の人間が集い合い一つの作品を作り上げるのは 本当にものすごい労力がかかるんだろうなっていうふうに思います。 プロのナレーターさんたちの朗読を聞いていると そこにはもはや演技を超えた職人技があるような感じがしていて 何かがその場に顕現してくるようなおごそかな印象をいつも受けます。 これは決してAIで朗読をすることの言い訳として語っているわけではなくて 長年の一オーディオブックユーザーとしての 本当に心からずっとそう思ってきたことなんです。 この耳心としての極上の体験があることを 僕自身が誰よりもよく知っている側だというふうに思うんです。 じゃあそれでもなぜ僕はAIでオーディオブックを作りたいのか。 ここで最近自分の中でふと気が付いたのは 現代版のすき焼きと牛丼、高級寿司と回転寿司 行列のできるラーメン屋とカップヌードルみたいな そんな組み合わせなんだろうなんてことなんです。 これらは一見すると対立しているように見えて 実は満たしているニーズ自体が全く異なるはずなんですよね。 すき焼きの代わりに牛丼を我慢して食べるってことはないだろうし 深夜にカップヌードルを食べている時に 行列のできるラーメン屋のことを思い出す人もいないはずなんです。 それぞれにそれぞれの食べたくなるような場面やシーンがあるというだけなんですよね。 あとテクノロジーの対比で言えば 一眼レフカメラと使い捨てカメラやチェキのような対比なんかも 分かりやすいというふうに思うんです。 使い捨てカメラやチェキは画質では一眼レフには絶対に勝てません。 でも気軽に持ち歩けるからこそ撮れた写真というものが確かにあるわけですよね。 そして2010年代スマホのカメラが写真業界を大きく変えたわけですよね。 でもプロカメラマンの世界がなくなったわけではない。 むしろ余計にプロの技が目に見えるようになったというふうにも言えるかと思います。 このように新しい道具が身近になると それまで生まれてこなかった作品が必ず生まれてくる。 オーディオブックでもそれと全く同じことが起きるんじゃないか。 僕が探っているのはまさにそこなんですよね。 吉野家の牛丼というチェーン店も寿司籠のような回転寿司も日清のカップヌードルも 日本の高度経済成長期に生まれた産物であることは間違いないわけですから 一流品には最大限の敬意を払う。 その上でせっかく新しい技術が出てきたんだから その技術だからこそできることを新たに探ってみたいなと 互いに共存共栄するためになんですよね。 では具体的にはAI音声で自分は何を作りたいというふうに思っているのか 一言で言ってしまえばラジオドラマ形式と紙芝居形式なんです。 登場人物ごとに声が異なれば今この場面で一体誰が話しているのかが すぐに分かるようにもなりやすいです。 会話の場面では人物同士の距離感や感情が声の掛け合いから 自然と伝わってくるようなというふうに思います。 そして場面ごとに適切な挿絵が一枚あれば 馴染みのない時代や土地を頭の中に立ち上げるための そんな手がかりにもなるわけですよね。 耳だけでも楽しめて画面に目をふと向けてみると さらに理解が深まるんだってことは 昨日のボイスの中でもお話しした通りです。 この点どれだけ朗読が上手いナレーターさんであっても 一人で読む以上声は一つなわけです。 もちろん複数の俳優さんを集めてラジオドラマを作ること自体は 昔から行われてきた手法なわけですが でもそれってのは僕のような個人の手には 到底手が届かないものだったわけです。 コスト的にも人脈的にもですよね。 それがAIによって自分の机の上で しかも継続的に作れるようになったわけです。 配役を決めて演出を考えて挿絵なんかも添えて 違和感があればいくらでも取り直して そこから生まれた改善版をまた気軽に 世に出し直すこともできるわけです。 この組み合わせを小さな制作体制で 何度も何度も繰り返し試せること それが今のAI音声の一番の強みだと思っています。 そしてここに価値を感じている人は まだそれほど多くはない気はしますし でもここにこそ圧倒的なイノベーションがあるんだろうな というふうに僕は睨んでいます。 あとここからは作る側ではなくて聞く側の話です。 名前だけは知っているような古典や 長編すぎて手が伸びなかったような小説など 登場人物や時代背景がつかめずに 途中で離れてしまった物語みたいなものが 聞き手の僕の中には過去に大量にありました。 というのも僕は昔からどうしても 登場人物の多い作品に弱いんですよね。 名前と顔と人間関係が頭の中でうまく描けない。 読み進めているうちに あれこの人誰だっけっていう風になって そこで物語からふと置いていかれてしまうんです。 ミステリー作品なので特にそうです。 先日も和製サロンの中で バラの名前の読書会が開催されたんですが あのような作品が僕にとって一番の急所であり 弱点でもあります。 作品内で一体今何が起きているのか ということがさっぱり分からなくなってしまう。 だからこそ挿絵があって 登場人物ごとに声が違うと 僕にとってはそれだけで格段に聞きやすくなるんです。 これっていうのは新しい技術で 何か派手なことをしたいというような話ではなくて 自分の弱点を補ってくれる メガネとかコンタクトレンズのようなものだ というふうに感じています。 視力が弱い人がメガネをかけたら 同じ景色がちゃんと見えるようにもなるわけですよね。 それと同じで声と絵があれば 僕にも見えるようになる物語があるということです。 思い返してみれば聞き手としての僕にとって そのメガネの役割をずっと果たしてくれていたのが ラジオドラマ形式でした。 そして同じ弱点を持っている人は きっと僕だけではないはずなんです。 もし声と絵の助けがあれば そういう作品にもう一度近づける人がいるかもしれない。 初めてこの作品を最後まで聞けましたという風に いつかそんな感想を一つでももらえることができたら それは僕が作りたかったものが ちゃんと世の中に届いたという証拠だと思います。 そのようなAIオーディオブック市場が どれほどの大きさになっていくのか 正直それはまだ分かりません。 ただまだ誰も見ていない楽しみ方が そこにありそうだなという気がしますし そうすれば先人たちからの置き手紙が また現代によみがえり 少しでも多くの人たちに その魅力が届くかもしれないわけです。 だからこそそれを実際に自分の手で作りながら 確かめてみたいなという風に思うんですよね。 そして作る過程そのものも 僕は自分の活動として ちゃんと届けていきたいなという風に思っています。 少し目立的な視点になってしまうんですが どの作品を選ぶのか どの登場人物にどんな声を当てるのか どんな挿絵なら理解を助けて どんな挿絵だと逆に邪魔になってしまうのか 散歩しながら聞いてみて どこで自分が引っかかったのか その一つ一つに AIと僕自身の判断が掛け合わさっているわけです。 自らの試行錯誤も含めて そのままブログやボイシリで話していることによって そこに自然とオリジナリティも出てくるという風に思っていますし このものづくりの過程こそ AI時代の一つの参考になるんじゃないのかな という風にも思っています。 20年ずっとオーディオブックを聞いてきた 人間のその視点がそこに そこなしに現れるはずですし そういう話をしているからこそ 本が好きな人とかオーディオブックが好きな人と ちゃんと新たに出会えるんだという風にも思っています。 匿名のAI制作チャンネルとしてではなくて 鳥居がちゃんと魂を込めてやっているんだなという風にも きっと思ってもらえるはずですから 最後に少し欲張りな話をしておくと オーディオブックを作って届ける側には オトバンクさんとかオーディブルさんのような 大きな会社しかありません。 聞く側で本当にオーディオブックを熱く語っている人は ほとんど存在しないんですよね。 本当に僕とエフタさんぐらいです。 だからこそ僕は聞く側から このジャンルに対してちゃんと関わっていきたいな という風に思うんですよね。 恩返しをしてバトンリレーをつないでいきたい。 AIという新しい技術で 一体オーディオブック市場に何が開けるのかは 正直まだ僕にも分かりません。 だからこそ作りながら 皆さんと一緒にそれを確かめていけたら 本当に嬉しいなという風に思っています。 ぜひ皆さんも実際に オーディオブックラボの音声を聞いてみてください。 このチャプターにそのリンクも貼っておきます。 さて、今日のお話は以上となります。 いつもこのボイシーを聞いてくださっている皆さんにとっても 今日のこのお話が何かしらの 考えるきっかけとなっていたら幸いです。 それでは今日はこの辺で。また明日。 もっと見る鳥井弘文の旅と読書とコミュニティプレミアム放送配信中!09:291.チャプター 1https://www.youtube.com/@audiobooklaboコメントプレミアムリスナーになるとコメント欄に参加することができます プレミアムリスナーに参加する
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