2026年6月
わたしが最近オフェンス指導で大切にしていること 26-6-21
14:21
【ミスマッチを見つける力が、オフェンスを変える】26-6-18
こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
安田学園の新チーム練習、13回目が昨日終わりました。
今週のテーマは、「動きの中で良い姿勢を保つ」です。
なので、練習の最後には3対3まで行うようにしています。動きながら、止まりながら、相手を見ながら、それでも良い姿勢を保てるか。そこを今週はかなり大事にしています。
その3対3の中で、わたしが繰り返し強調していることがあります。
それは、ミスマッチを攻めることです。
ただ動く。ただパスを回す。ただ決められた場所に行く。それも最初は必要です。でも、試合で本当に得点につなげるためには、「どこを攻めるのか」を見つける力が必要になります。
その1つが、ミスマッチを見つける力だとわたしは思っています。
━━━━━━━━━━━━━
味方を見る前に、自分のマークマンを見る
━━━━━━━━━━━━━
3年前に、大学生のコーチをしたときのことです。
全国トップレベルの選手たちを間近で見て、一般的な能力の高校生たちと何が違うのかを考えました。
もちろん、体の強さもあります。スピードもあります。シュート力もあります。パスの正確さも違います。
でも、わたしが一番感じたのは、ミスマッチを把握する能力でした。
多くのチームでは、オフェンスのときに選手の視点が味方に向いています。
「味方がこう動いたから、自分はこう動こう」
「こういう動きをしろと言われたから、ここに行こう」
「この形だから、次はこの場所に動こう」
もちろん、それは悪いことではありません。チームでバスケットをする以上、味方の動きに合わせることは必要です。
でも、それよりも大事なものがあります。
それは、自分のマークマンは誰なのかを見ることです。
誰が誰をマークしているのか。今、自分についている相手は誰なのか。味方には誰がついているのか。そして、このマッチアップの中で一番弱いところはどこなのか。
ここを見極める力が、とても大事だと思っています。
━━━━━━━━━━━━━
相手が困るところから1対1を仕掛ける
━━━━━━━━━━━━━
ミスマッチを見つけたら、そこから1対1を仕掛けていきます。
身長や力強さに差があるなら、ポストアップをすればいいと思います。小さい選手が大きい選手に守られているなら、外に広がってスピードで崩せばいいかもしれません。反対に、大きい選手が小さい選手に守られているなら、中でボールをもらえばいい。
スピードに差があるなら、アウトサイドからドリブルで崩せばいい。
つまり、相手が嫌がることをするんです。
誰が誰を守っているのか。自分の相手は1対1で弱いのか。味方のところに有利なマッチアップがあるのか。
そこを考えないまま、ただ「味方がこっちにいるから、自分はこう動こう」ということばかりやっていると、得点力はなかなか伸びません。
大学レベルの良い選手は、ここが本当に優れています。
「あ、今はあいつのところがミスマッチだ」
「じゃあ、自分は広がっておこう」
「今は自分がミスマッチだから、ポストに立とう」
「ここは自分が攻める場面じゃなくて、味方に攻めさせた方がいい」
こういう判断が早いんです。
いわゆるバスケットボールIQというのは、こういうところに出るのではないかと思います。
戦術を知っていることだけがIQではありません。難しい言葉を知っていることでもありません。
今、誰が誰を守っているのか。
どこにズレがあるのか。
相手が一番困ることは何なのか。
そこを見て、次のプレーを選べること。これが、試合で本当に使える賢さだと思います。
━━━━━━━━━━━━━
スクリーンの目的も、ミスマッチを作ること
━━━━━━━━━━━━━
スクリーンプレーも同じです。
もちろん、スクリーンを使って完璧なノーマークを作ることができれば、それに越したことはありません。きれいにズレて、きれいにフリーになって、そこでシュートが打てる。理想はそうです。
でも、試合中に毎回そんなに完璧なノーマークができるわけではありません。
だからこそ、スクリーンの目的を少し変えて考える必要があります。
何のためにスクリーンをかけるのか。
わたしは、強制的にミスマッチを作るためでもあると思っています。
自分がやっつけたい相手にスクリーンをかける。相手がスイッチする。そこで、自分たちにとって有利なマッチアップを作る。
これは、決して「味方をうまく動かすためだけ」にスクリーンをかけているわけではありません。相手を困らせるためにスクリーンを使っているんです。
NBAを見ていても、本当にスクリーンが多いです。
なぜあれだけスクリーンを使うのか。わたしは、その理由の1つがミスマッチを作ることにあると思っています。
一番遅い選手にスクリーンをかける。スイッチさせる。そして、そのミスマッチを突いて攻撃する。
こういう場面は非常に多いです。
だから、スクリーンを教えるときも、「ここに立ちなさい」「この角度でかけなさい」だけでは足りません。
そのスクリーンで、誰と誰のマッチアップを変えたいのか。
相手はスイッチしたら困るのか。
その後、どこを攻めるのか。
そこまで考えられると、スクリーンプレーは一気に試合に近づきます。
━━━━━━━━━━━━━
今日の練習で、マークマンを見ているか
━━━━━━━━━━━━━
今日の練習で、ぜひ見てみてください。
あなたの選手は、どれだけマークマンを見ているでしょうか。
ボールだけを見ていないか。味方の動きだけを見ていないか。決められた形をなぞることだけに意識が向いていないか。
自分のマークマンは誰なのか。
味方には誰がついているのか。
この1対1は勝てるのか。
どこに一番攻めやすいマッチアップがあるのか。
そこを考えて、1対1に挑んでいるでしょうか。
おそらく、ここを見るだけで、また違った指導ポイントが見えてくると思います。
「もっと動け」
「そこじゃない」
「広がれ」
「中に入れ」
こういう声かけも必要な場面はあります。
でも、その前に選手が何を見ているのかを確認したいですね。
味方を見ているのか。
相手を見ているのか。
マークマンとの力関係を考えているのか。
相手が困ることをしようとしているのか。
ここが変わると、オフェンスはかなり変わると思います。
安田学園とともに、ここのところがんばっていきましょう!
現場からは以上です。発見・感想・気づき、質問があればコメント欄にお書きください
ありがとうございました。それでは、また。
追記:
バスケットボール ジュニア選手のためのスクリーン実践活用バイブル
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こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
安田学園の新チーム練習、13回目が昨日終わりました。
今週のテーマは、「動きの中で良い姿勢を保つ」です。
なので、練習の最後には3対3まで行うようにしています。動きながら、止まりながら、相手を見ながら、それでも良い姿勢を保てるか。そこを今週はかなり大事にしています。
その3対3の中で、わたしが繰り返し強調していることがあります。
それは、ミスマッチを攻めることです。
ただ動く。ただパスを回す。ただ決められた場所に行く。それも最初は必要です。でも、試合で本当に得点につなげるためには、「どこを攻めるのか」を見つける力が必要になります。
その1つが、ミスマッチを見つける力だとわたしは思っています。
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味方を見る前に、自分のマークマンを見る
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3年前に、大学生のコーチをしたときのことです。
全国トップレベルの選手たちを間近で見て、一般的な能力の高校生たちと何が違うのかを考えました。
もちろん、体の強さもあります。スピードもあります。シュート力もあります。パスの正確さも違います。
でも、わたしが一番感じたのは、ミスマッチを把握する能力でした。
多くのチームでは、オフェンスのときに選手の視点が味方に向いています。
「味方がこう動いたから、自分はこう動こう」
「こういう動きをしろと言われたから、ここに行こう」
「この形だから、次はこの場所に動こう」
もちろん、それは悪いことではありません。チームでバスケットをする以上、味方の動きに合わせることは必要です。
でも、それよりも大事なものがあります。
それは、自分のマークマンは誰なのかを見ることです。
誰が誰をマークしているのか。今、自分についている相手は誰なのか。味方には誰がついているのか。そして、このマッチアップの中で一番弱いところはどこなのか。
ここを見極める力が、とても大事だと思っています。
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相手が困るところから1対1を仕掛ける
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ミスマッチを見つけたら、そこから1対1を仕掛けていきます。
身長や力強さに差があるなら、ポストアップをすればいいと思います。小さい選手が大きい選手に守られているなら、外に広がってスピードで崩せばいいかもしれません。反対に、大きい選手が小さい選手に守られているなら、中でボールをもらえばいい。
スピードに差があるなら、アウトサイドからドリブルで崩せばいい。
つまり、相手が嫌がることをするんです。
誰が誰を守っているのか。自分の相手は1対1で弱いのか。味方のところに有利なマッチアップがあるのか。
そこを考えないまま、ただ「味方がこっちにいるから、自分はこう動こう」ということばかりやっていると、得点力はなかなか伸びません。
大学レベルの良い選手は、ここが本当に優れています。
「あ、今はあいつのところがミスマッチだ」
「じゃあ、自分は広がっておこう」
「今は自分がミスマッチだから、ポストに立とう」
「ここは自分が攻める場面じゃなくて、味方に攻めさせた方がいい」
こういう判断が早いんです。
いわゆるバスケットボールIQというのは、こういうところに出るのではないかと思います。
戦術を知っていることだけがIQではありません。難しい言葉を知っていることでもありません。
今、誰が誰を守っているのか。
どこにズレがあるのか。
相手が一番困ることは何なのか。
そこを見て、次のプレーを選べること。これが、試合で本当に使える賢さだと思います。
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スクリーンの目的も、ミスマッチを作ること
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スクリーンプレーも同じです。
もちろん、スクリーンを使って完璧なノーマークを作ることができれば、それに越したことはありません。きれいにズレて、きれいにフリーになって、そこでシュートが打てる。理想はそうです。
でも、試合中に毎回そんなに完璧なノーマークができるわけではありません。
だからこそ、スクリーンの目的を少し変えて考える必要があります。
何のためにスクリーンをかけるのか。
わたしは、強制的にミスマッチを作るためでもあると思っています。
自分がやっつけたい相手にスクリーンをかける。相手がスイッチする。そこで、自分たちにとって有利なマッチアップを作る。
これは、決して「味方をうまく動かすためだけ」にスクリーンをかけているわけではありません。相手を困らせるためにスクリーンを使っているんです。
NBAを見ていても、本当にスクリーンが多いです。
なぜあれだけスクリーンを使うのか。わたしは、その理由の1つがミスマッチを作ることにあると思っています。
一番遅い選手にスクリーンをかける。スイッチさせる。そして、そのミスマッチを突いて攻撃する。
こういう場面は非常に多いです。
だから、スクリーンを教えるときも、「ここに立ちなさい」「この角度でかけなさい」だけでは足りません。
そのスクリーンで、誰と誰のマッチアップを変えたいのか。
相手はスイッチしたら困るのか。
その後、どこを攻めるのか。
そこまで考えられると、スクリーンプレーは一気に試合に近づきます。
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今日の練習で、マークマンを見ているか
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今日の練習で、ぜひ見てみてください。
あなたの選手は、どれだけマークマンを見ているでしょうか。
ボールだけを見ていないか。味方の動きだけを見ていないか。決められた形をなぞることだけに意識が向いていないか。
自分のマークマンは誰なのか。
味方には誰がついているのか。
この1対1は勝てるのか。
どこに一番攻めやすいマッチアップがあるのか。
そこを考えて、1対1に挑んでいるでしょうか。
おそらく、ここを見るだけで、また違った指導ポイントが見えてくると思います。
「もっと動け」
「そこじゃない」
「広がれ」
「中に入れ」
こういう声かけも必要な場面はあります。
でも、その前に選手が何を見ているのかを確認したいですね。
味方を見ているのか。
相手を見ているのか。
マークマンとの力関係を考えているのか。
相手が困ることをしようとしているのか。
ここが変わると、オフェンスはかなり変わると思います。
安田学園とともに、ここのところがんばっていきましょう!
現場からは以上です。発見・感想・気づき、質問があればコメント欄にお書きください
ありがとうございました。それでは、また。
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三原学🏀バスケの大学
三原学
- 14:211.
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