TOPライフスタイルくらし長谷部祐樹の【散文礼賛】長屋に暮らして考えた、現代の「つながり」のかたち。18:11 1月23日 187再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次現代版長屋が提示する新たな住まい方長屋暮らしで変化する人と人の距離感「心地よい監視」が生む信頼と安心伝統技術「相持ち」に学ぶ共存の知恵現代に求められる「つながり」のデザインとはAI文字起こし(β版) # 昨年の夏に長屋に引越しました 長居さんの放送で僕の放送に出会っていただいた方、ありがとうございます。 ぜひ今日も聞いていただけたらなと思いますが、 僕は去年の夏に引っ越しをしまして、 長居のスタイルなんです。 ちょっと変わったというか、特別なスマイルについてのお話です。 その家で暮らしていることを通じて見えてきた人間関係とか、 繋がりみたいなことについて、今日はお話をしていきます。 まず、僕が引っ越したのは現代版長居と呼べるような物件で、 長居なんで複数世帯が横並びで入っているんですけど、 僕の家は三世帯が入る住宅になっています。 特徴なのは三世帯、三元が繋がっているということだけじゃなくて、 その三世帯の建物の一階部分は三世帯分の横長の広いスペースで、 住人みんなが使えるコモンスペースになっているというところですね。 共有部みたいなイメージです。 共有部といっても、その物件を持っている親さん、 親さんというと60、70、80みたいな年配の方をイメージするんですけど、 僕より一回りいかないくらいの方のご実家兼コモンスペースみたいな形なんですけど、 その親さんも時々週末とか使われるみたいな形で、 4件、4世帯で使っていく場所みたいな形になっています。 それぞれの玄関、家の玄関は分かれていて、 プライベートはしっかり守られているんですけど、 一方で長屋になっている三世帯のバルコニーは繋がっています。 玄関の反対側ですね。 玄関が南向きなんですけど、 北側のベランダというかバルコニーは2軒両隣が繋がっているという形になっていて、 言ったら壁とか鍵とか行き来できるみたいな感じでもなっています。 若干の建物を斜めにずらしているので真横じゃないんですけど、 そんな風に共用部もバルコニーとしてあったりもしますし、 1階もコモンスペースとしての共用部があるみたいな形です。 そのコモンスペースにも、僕の家からも直接アクセスできる構造になっているので、 みんなで使える共用部も含めてあるよみたいな物件なんですよね。 これは元々の設計をした人の話も伺っているんですけど、 もちろん玄関は分かれていてプライベートな住居はあるんですけど、 一方で距離感を保ちつつ繋がる暮らしを実現する工夫として作られているそうです。 今の時代はマンションにしてもこだてにしても、 個々の住空間みたいなものが閉じたものになっているケースが非常に多いのかなと思っています。 特に僕が住む都市部なんかはそうで、 実際に僕も引っ越しする前の物件はお隣さんは、 もちろん会えばご挨拶はしますけど、 どんな人かどんなご家庭なのかも知らないまま引っ越してしまいました。 そういう形の閉じたものになっていくことによって、 多くの人たちの隣人関係がすごく気迫になっていて、 それによって漠然とした不安というか、 めっちゃ不安というわけじゃないんですけど、 同じ建物に住んでいる人に対して、 どこか他人というか不安を抱くというか、 そういうふうに暮らしている人が多いんじゃないかななんて感じています。 すごい疑うとかじゃないんですけど、 当たり前ですけどその鍵を締め、 何かあったら誰がやったんだろうみたいな、 信頼関係があるというよりも、 どこか当たり前のように他人という関係ですよね。 それがどちらかというと、 今は当たり前になってきているのかなというふうに思います。 そんな中で各家族が進んでいるとか、 いろんな理由があると思うんですけど、 一方で人間関係づくりみたいなものがすごく重要になっているというか、 求められているんじゃないのかなというふうに僕自身感じているし、 僕自身が子供が生まれたことで、 よりそういった関係を求めるようになっていたみたいなところがあって、 今回の物件に引っ越しました。 長屋みたいなことでいうと、 昔の日本には長屋の仕組みというか、 集まって暮らすみたいなのがたくさんあって、 むしろスタンダードだったんだと思うんですよね。 当時の長屋は個別の空間自体はそんなに広くないんだけども、 一歩外に出れば路地があって、 井戸型会議が開かれていて、 その人と人との関係を育む空間にはことがかないみたいな。 自分の家だけじゃなくて、 その周辺環境というか、 二軒三軒両隣も含めての居住空間みたいな。 そういう暮らしを設計されていたんだと思うんですよね。 さらに建物に縁側みたいなものがついていて、 縁側も元々は夏の暑さを和らげるバッファゾーンみたいな形だったりとか、 仕事をする場所みたいなものが本来の作られている場所なんですけど、 一方でお客さんが気軽に寄れる、 応接の場みたいなことだったりとかして、 建物の一部が外部に競り出して開かれて作られている。 これ非常に日本的な発想の縁側っていう部屋の作りがあって、 すごされていたと。 でも今の集合住宅っていうと、 多くの人たちが暮らしているんだけど、 すごくそこ自体は個別の居住空間が広がっていて、 健老であるみたいな感じかな。 すごく仕切られているってことですよね。 仕切られていることによる安全を確保しているんですっていうことなんですけど、 それって逆に言うと、 隣人を信頼していないからこそ健老にするんだみたいなことなのかなという気もしています。 なのでその関係はほとんどないように過ごして、 僕も自身も来ましたって感じです。 僕が今実際に住んでいる物件にも縁側があって、 そこで何かしらの作業、 そんなに昔の人みたいに作業をするわけじゃないんですけど、 そこにいるとお隣さんが偶然、 そちら側を通ったときにちょっとした会話が回られたりしていて、 それでもすごく心地いいものだったりしています。 じゃあ実際にその物件に住んでみて、 僕がどんなことを思ったのかとか、 どんなことに気付いたのかみたいな話は、 次のチャプターでしようと思います。 # 総持ちでありたい 集まって暮らすみたいなことを、僕自身も初めて夏に引っ越して4ヶ月、5ヶ月くらいしているんですけど、 捉え直しているというか考えている部分があって、 こたてでも守護住宅でも居住空間の中に隣人というか隣さんと関係性を豊かにする仕掛けとか空間とかってすごく重要なんだなというふうに思っているし、 それがあることによって変化もすごくあるなというふうに思っています。 実際に長屋に引っ越してきてから、僕の中で起こった変化でいうと、 挨拶をする回数が圧倒的に増えました。 もちろん2軒両隣の方もそうですし、 その物件自体もそうですし、その周辺の環境もそうなんですけど、 周りに住んでいる自分の建物以外の隣の物件とか向かいの物件の人もあの物件に住んでいる人なんだみたいな地域の接点というか設計にもなっていたりするので、 すごく挨拶の回数が増えたし、その挨拶の仕方も本当に素っ気ない尺子定義な挨拶というよりも、 目を見て挨拶をするとか、もしくは挨拶プラスアルファ少し小さな会話をする。 そんな回数が圧倒的に増えたなというふうに思います。 なので、前までの物件は本当にすれ違いざまにこんにちはという、いわゆるミニマムの礼儀みたいなところだったんですよね。 そこによったら感情の起伏もないものだったんですけど、今はそういう形ではない交流が生まれています。 あとはですね、頂き物が増えました。 これもですね、そういった関係性を築いたりとかしていることもあったりとか、 びっくりするんですけど、一緒にご飯を食べたりすることとかもあったりするんですよ。 それはもちろんいきなり京都ですかとかよりも、一定その予定を組んでいったりもするんですけど、 何回かご一緒にお食事をしたりする機会なんかもあったり、コモンスペースがあるのでそこでしたりもするんですけど、 そんなこんなで人間関係ができてくるというかですね、今度ちょっとリンゴが届いたからとかですね、 どこどこに行ってきたんでみたいな、いわゆるお土産だったりとか、お裾分けみたいなことですよね。 お土産って言うとあれですね、お裾分けですね。 みたいなものですね。 もちろんこちらからお渡しすることもあるんですけど、いただく機会も増えましたし、 それこそうちの息子がいるんで、息子にちょっとしたお菓子みたいなものをいただいたりなんかもして、 それもなんていうのかな、もらっちゃったから返さなきゃみたいな、そういうものではなくて、 自然と少し分けようとか、どちらかというと回そうみたいな、 そういう感覚でみんながいただき、もしくは送り合うみたいな、そういうような流れができています。 それもすごく気持ちいいですよね。 また、いただいたリンゴすごくおいしかったですよ、なんていうふうに、 後日それこそその縁側のところでやって声をかけられるみたいなですね。 それがさっき言ったちょっとしたコミュニケーションとか会話みたいなのだったりしています。 あとはですね、その地域というか周辺の家だったりとか、 木々の様子とかに興味がより湧くようになったというのもあります。 なんかそういった、すごく強く仕切られている居住空間になってくると、 隣の家のことを見たりすること自体がとか、 興味を持つこと自体がちょっとプライバシーみたいなですね、そういう感覚になるんですよね。 そうすると情報を入れようとするというよりも、 どちらかというとこちらも意識的に遮断しようみたいなですね、 そういった意識が働いていたんだなあ、なんていうふうに思います。 まさにさっきも堅牢なんて言いましたけど、そんなことかなと思うんですけど、 そういうふうなちょっとした会話をするっていうふうになってくると、 相手に興味を持ったりとか、またそれに合わせて会話、 例えば柿の木がなってますねとかっていうふうに、 少し共通の話題を探すじゃないけど、 結果的に自然と興味を持っていくみたいなふうにもなっています。 これって別に領土内を監視するとか、周辺の家のことを監視するなんかないかなとか、 逆にすごい口うるさくなるみたいな、そういうことじゃなくて、 お互いの存在を感じながら暮らしているみたいなことを感じる、 心地よい監視みたいなものだったりします。 これはですね、すっごい絶妙な違いのきびなんですよね。 なんかあの人悪いことしてるんじゃないかとか、汚くしてるんじゃないかみたいな、 そういう監視の不安からくる様子を見るみたいなことではなくて、 人間関係でも好きな人のSNSとか見ながら、今こんなことしてるんだっていうふうに、 自分の興味ある人に関心を抱くっていう感情があるじゃないですか。 それを隣人に対しても抱く、そういう感覚です。 これも今住んでいる住宅の建築している会社の人から伺ったというか聞いたんですけど、 木の家を作るには相持ちっていう伝統的な技術があるんだそうです。 相互の相ですね。手に持つの持つですね。相持ちっていう風に言うらしいんですけど、 これは元々の日本の伝統的な技法で、木自体のもともとの不揃いさとか反りとか曲がりみたいなものを適材適所に組み合わせながら、 構造全体で荷重とか揺れとかを受け止めながら、 頑丈に支えるお寺とかを昔作る時にそういう風に作られたっていう木造建築の技術らしいんですよね。 家はもちろんそうなんですけど、生態系というか人間関係もきっとそうで、 曲がっている人もいれば、すごい真っ直ぐな人もいれば、いろんな人たちの個性があるわけじゃないですか。 それをお互い様に相持ちしてもらったり与えたりすることによって関係性が成り立っていく。 別にこれは当たり前のことで、住まいとかだけじゃなくて、本来仕事の現場とかそんなところでもそういったお互い様で成り立っているんですよね。 本来はそれが職場とかだとお互い様だよねとか、友達とかだとお互い様だよねっていう風になるんですけど、 これは居住空間というか、同じ共同生活を送る建物の中でもそれがあっていいはずなんだけど、 今それがなかなかなくなっていたりとか、ルールの中でがんじがらめになっているみたいなことですよね。 そうじゃないものが今作られているみたいなこともすごくユニークだなと思っています。 もちろんお互い様とか集まって住む中でも、課題とかトラブルとかもしかしたら今後あるかもしれないなと思うんですけど、 その中で今回も僕の中で学びがあったのは、新築なんですけど木造なんですよね。 内見をした時に木造かと思って、うちには3歳になる男の子がいるので当たり前ですが家の中を駆けずり回るわけですよ。 内見をした時に親さんに、これ結構音として足音とか聞こえちゃいそうですね、子供の足音とか大丈夫ですかねと話をしたら、 親さんが、それをうるさいと捉えるか、今日も元気だなと思うかですよねと言ってもらったんですよ。 今振り返るとまさに相持ちだなと思っていて、すごくその言葉を聞いて安心をしたし、実際に今住んでいる両隣の方からもそういうふうに声をかけてもらっています。 お互い様というか元気だねって思えば別にトラブルでもないわけだし、 でもそれを結構子育て世代は騒音トラブルとか上の階とか下の階とかって揉めて引っ越して子立てにするみたいな話は僕もよくよく聞いていたので、 今はそういう形じゃない暮らしができているのでありがたいなというふうに思っています。 技術的にコモンスペースがあるとか長屋であるみたいなこともそうなんですけど、それ以外にもちゃんと人間関係を築いていくみたいなことが重要なのかなというふうにも思っています。 僕自身も1、2Cサービスの運営に関わる人間としては機能とか技術みたいなことも含めて大事なんですけど、 それだけじゃなくてちゃんとユーザーさんとの関係性を育める設計を意識していけたらなと感じました。 ということでですね、僕の新しい長屋暮らしとそこで生まれたつながりについての考え方のお話でしたが、いかがでしたでしょうか。 ぜひコメントとかもいただけたら嬉しいです。 また次回お会いしましょう。 もっと見る長谷部祐樹の【散文礼賛】長谷部 祐樹08:161.昨年の夏に長屋に引越しました09:552.総持ちでありたいコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ぷちひまわり1月23日現代の長屋とは?どんな感じなんだろと思ったらとっても素敵な外観ですね。お子さん2人とも皆さんに可愛いがられて育っていくんだろうなと勝手に想像してなんだかとってもほっこりしました🥰季節の移り変わりを感じながらゆっくりリラックスして暮らせそうですね。総持ちという言葉も初めてしりました。良いてすよね。また、長屋でのエピソードも時々聞かせてもらえたら嬉しいですこれからも放送楽しみにしています🍀4返信 長谷部 祐樹1月23日総持ち。いいことばですよね。これから求められるものは、すでにあるものなのかもと思いました。1
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お子さん2人とも皆さんに可愛いがられて育っていくんだろうなと勝手に想像してなんだかとってもほっこりしました🥰
季節の移り変わりを感じながらゆっくりリラックスして暮らせそうですね。
総持ちという言葉も初めてしりました。良いてすよね。
また、長屋でのエピソードも時々聞かせてもらえたら嬉しいです
これからも放送楽しみにしています🍀
これから求められるものは、すでにあるものなのかもと思いました。