『コンビニ人間』村田沙耶香
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コンビニ人間、読んでみたところ、経験論的な側面でのメッセージを強く感じました。
「コンビニ人間」という箱に過剰適応した主人公、サイズは違えど世間の期待通りの反応をする「普通」という箱に納まる人、どの箱にも適応できず隠れる箱を探す人。
いずれにしても箱は必要な存在であり、箱を意識することで、どう生きるか?を問うてくるようでした。
今回のお話を聴き、マニュアルについて連想しました。
薬局にも、マニュアル(があります。多くは、会社組織としてのマニュアルです。その一方で、医療の質を担保する目的で、患者さんとの対話の局面にマニュアルを設けている所もあると聴きます。
厳密に言うとマニュアルではないのかもしれませんが、アルゴリズムに沿った対応を知ると、それってAIに代替されるものではないか?という疑問を抱いていたのを、思い出しました。
『「普通」とは何か?について考えるきっかけになる。
便利な言葉であるけど、怖い言葉。
普通じゃないと、だめなのか?異常なのか?
考えていこう』
25歳で「ふつう」という言葉を使わなくなり、少しだけ視野が広くなったよと伝えたくなりました!
いやぁ、人をコントロールできると思うのは、危険ですね。
タブララサの考え方も面白かったです。
個人的には、機械のように感情をなくして表現や学習をしてみたい欲はある一方で、周囲や自分の扱いはバランス良くありたいと思います。
そんなパーフェクトな理想主義を追い求めず、現代のデバイスは良きも悪きも両面あるなぁと感じた放送でした。
共に生きていくことの大切さ。
最近、意味の深さに気付きます。
まだ大学生で当時建築の専門書ぐらいしか読書をしていなかった頃、なぜか気になり購入して読んだ本だったので、とても懐かしくなりコメントしました。
読んだ時は全く考察もせず、ただこういう気持ちの人もいるのかという浅くふわっとした感想で終わってしまっていました。今回の放送を聞いて、実存主義という補助線やAIのオチなどそういう想像の膨らませ方があるのかと勉強になり、もう一度読み直したくなりました。
ありがとうございました。