TOPトーク専門家ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方#81 改めて「SAMRモデル」について考える①10:09 2025年8月13日 171再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AI時代の英語教育、講演依頼に答えるSAMRモデルで授業実践を再考するICT活用の段階を理解する重要性とは単なる代替か、真の変容か?SAMRモデルを授業に活かす方法とは?AI文字起こし(β版) # ChaChatタイトルコール ナリタジュニアプレゼンツチャチャットアップデート 教育現場で日々奮闘する先生方、そしてこれから教育に関わろうとする方々へ 外国の教育、AIやICTの活用、働き方改革、中年教師のマインドセットなどなど ナリタのごく個人的な興味のあるテーマで、ちょっとした価値観のアップデートも 真面目に、でもどこか緩くチャチャっとお届けします。 # 新英語教育研究会北信越ブロック集会で講演依頼を受けました。 はい、告知です。 新英語教育研究会という学会があります。 こちらの北新越ブロック、東北地方の方々が集まる8月23日の集会に、 講演者としてご指名いただきました。 結構ね、急遽、計画が進んでいた企画だったようで、 知り合い付けからメールがポンと飛んで、聞いて、 「できますか?」って言われたので、 「喜んで!」っていう風に引き受けて、 この確定になるという感じだったんですけれども、 テーマとしては、心に残る授業がしたい、心に届く授業がしたい、 AI時代の外国語教育、授業を考えるということで、 8月23日土曜日の午後2時から午時まで、 オンラインで行われる会となっております。 私はそこで実践報告として、 相手の心に届けるなら相手の言葉で、 AI時代の外国語教育の提案という、 お話をさせていただくことになっております。 30分間のお話をした後に、 参加者と一緒にディスカッションをするという、 1時間構成で時間をいただいているところでございます。 本当に自分の興味関心のど真ん中でもありますし、 このメンバーと先日打ち合わせをしたんですけれども、 自分たちはAIのことがよくわからないと、 だからぜひ小学校の実践もそうだし、 AIとかAI翻訳を使うのはどういう価値があるのか、 ということを参加者に共有してほしいという、 お話をいただいているところです。 わかんないからしないという気持ちって、 本当に尊いですよね。 私が何ができるかわかりませんけれども、 提供できることについてはぜひ、 共有させていただきたいなというふうに思っております。 これは特に学会の会員じゃなくても参加できるものなのようですので、 もし英語教育でご関心がある方は、 ぜひぜひご参加いただけたらと思います。 チャプターに告知のURLを貼っておきます。 # 自分の実践を、「SAMRモデル」で捉え直す みなさん、セイマーモデルという言葉を お聞きになられたことありますかね。 SAMRと書いて、セイマーというふうに読みます。 これね、教育におけるICTの活用の状況を 記述して分類しているフレームワークなんですよね。 プエンティデューラーというアメリカの 教育学者が提唱したものなんですけれども、 この教育DXという言葉が裸に叫ばれた 最近、このセイマーモデルというのが あちこちで引用されたりしている という状況ですけれども、 このSAMRって段階を表す英語の頭文字なんですよね。 SはSubstitution。代替です。 ICTが単なる既存の教育技術と置き換わったケース。 要するに紙のワークシートをデジタルに配る というこの類の話ですよね。 これは勉強の本質って変わらない。 ただ手段が入れ替わっただけなので、 活用のレベルとしては非常に低いということになりますよね。 2段階目がA、Augmentation。 これは拡張と訳されます。 ICTが置き換え、Substitution以上の 付加価値というかね、をもたらすような段階です。 例えば、原子で配られたものって そこにリンクを埋め込んだりとか、 タップしたら音声を読み上げてくれるとか、 あとは文字が大きくできたり小さくできたり なんていうような利便性とか、 あとはどうしても時間と対応するのに 時間がかかっていたようなものが 一瞬で処理できるというような即時性ですよね。 その学習者の学びにとって付加価値が大きい。 この状態のことをAugmentation拡張と言います。 ちょっと段階が進んでいますよね。 ここから先がレベルが高いんですけれども、 3番目、M、ModificationのMですね。 これは変容と訳されていますけれども、 このICTの活用によって既存の学習活動の構造とか プロセスそのものが変わる段階のことですね。 例えば、クラウドを使うことによって みんながリアルタイムで共同編集ができるとか というのは、これはまさに変容ですよね。 今までできなかったこと。 紙とか使ってもなかなかできなかったようなことが ICTのクラウドを使うことによって実現できた。 これだと学びの形そのものが変わるわけですね。 これがModify、変容を促しているという感じです。 これもかなりレベルが上がりますよね。 セーマーモデルの最高段階がR、Re-Definition。 Definitionというのが定義という意味なので、 Reが付くと再定義という意味になります。 そうすると、新しい学びの、教育の形、学びの形というのを 再定義する段階になります。 今までのS、A、Mの段階というのは、 今までの学びをより拡充する方向にICTが使われていたんだけれども、 Rの段階になると、これなしでは語れない新しい教育の形というのが 出てくるということになります。 今の現状のものを無理やりこのRに当てはめるとするならば、 例えば、オンラインでのコミュニケーションとか、 海外と日本をオンラインでつなぐ。 これって絶対ICT抜きでは語れないですよね。 これを前提とした教育の形というのが、 もしかしたらこのRに当てはまるのかもしれないなというふうに思います。 なんでこの話を急に仕出したかというと、 前のチャプターでお話をした新英研さんから、 生成AIとかAI翻訳を使った外国の授業というものの実例について 情報共有をしてほしいという依頼を受けてなんですよ。 これがきっかけなんです。 もともとSAMRモデルのことは知っていたし、 意識はしていたんだけど、 その依頼を受けて改めて、 このことをちゃんと立ち返って考えなきゃいけないなと思ったからなんですね。 というのも、新英研さんの運営メンバーと打ち合わせをしたときに、 そこにいらっしゃる方の中には若い方もいらっしゃるけれど、 多くは年配の方々で、何ならご退職をされているような方々で、 熱い思いを持って英語教育に関わろうとされている方々も たくさんいらっしゃるという話を聞きました。 その方々の中には当然現役時代には AIなんてなかったわけですよね。 その方々とこのAIを活用したものについての情報交換をしたり、 ディスカッションをしたりということを 新英研さんは望まれているわけですよね。 ここにすごくありがたいな、そこに私の名前を挙げてくださって ありがたいなって思うと同時に、 これちゃんと丁寧にお話をしないと ディスコミュニケーションが生まれちゃうだろうな、 というふうにも思ったからなんですよね。 つまり、例えば私がAIを使うとこんなこともできるんですよ、 あんなこともできるんですよ、というふうに発信をしたときに、 聞いている方は、それってデジタルじゃなくてもできるよね、とか、 何のためにそれをやっているの、という疑問を生じるような 一方的な情報提供だと、 多分うまくいかないよなと思っていて、 私自身がこれはサブスティキュートだけど、これはオーグメンテーションですよね、と。 なんならこれってきっとモディフィケーションをもたらしますよね、 というような整備の仕方をしていかないと、 だから使っているのね、ということがきっとうまく伝わらないだろうな、 というふうに思ったからなんですよ。 これって私がたまたまこういう講演依頼を受けたから考えたという話なんだけど、 これは別に講演依頼を受けなくても、 日々の授業の中でこれって意識しておいたほうがいいことですよね。 いや、それって紙でもできるじゃん、みたいなことを デジタルでやって、というふうにやっている。 いや、それ自体は悪くないですよ。それは必要な段階だから。 それで終わったりとか、それがICTの全てだ、なんていうふうにならないで、 その次の段階に行ける努力をしなければいけないし、 今現在その次の段階、AとかMの段階に進んでいる人たちも、 なぜそれがオーグメンテーションであり、 モディフィケーションであるのかということを 言語化できるようにして発信しなければいけないよな、 という話なんですね。 ちょっとこれ結構熱い話になってきましたね。 1回で終わろうと思ったけど、もう6分過ぎちゃってますので、 これで1回おしまいにしましょう。 2回目、次回に話の続きをしようと思います。 # ChaChatクロージング 今回の放送は以上です。 次回に持ち越しをさせていただこうと思います。 この放送するにあたって、 リスナーの皆さんにセイマーモデルをよくわかっていただくために 簡単にまとめている動画ってないかなと調べたらありました。 セイマーモデルと検索したら、 ティーチャーキャンバサダーの野中先生の動画が ドンピシャ見つかりましたね、セイマーモデルについてということで。 時間はすごく短いんですけど、 結構端的にまとまっていていいなと思うので、 ぜひぜひ聴いてみてください。 すごくよくわかります。 このチャプターにリンクを貼っておきますので、ぜひ見てみてください。 では、この続きはまた次回ということで。 もっと見る #教育DX #SAMRモデル ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方成田 潤也 | ChaChat英語00:261.ChaChatタイトルコール02:032.新英語教育研究会北信越ブロック集会で講演依頼を受けました。https://www.shin-eiken.com/hokushin2025-summer/06:553.自分の実践を、「SAMRモデル」で捉え直す00:474.ChaChatクロージングhttps://youtu.be/-0AmjYeXg8w?si=vyOsRU-VlsLg8MtIコメント感想・質問・応援メッセージを書こう Keiichi Yanagi2025年8月14日これまでの教育を進めてこられた方々に生成 AIなりICTなりを使うだけの理由をきちんと話せるようにしておくことって大事だな、と改めて思います。そうでないと職員室で導入するのにも説得力ないですよね・・・1返信 成田 潤也 | ChaChat英語2025年8月17日そうですね。ただ、結局「従前の指導観」とは相容れない部分もあるので、説得するのは難しい。「確固たる信念や根拠と共に、自分なりに言語化する」ということ以上のことはできないだろうと思ってます。 Asu ka2025年8月13日次回も楽しみにしています!1返信
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ただ、結局「従前の指導観」とは相容れない部分もあるので、説得するのは難しい。
「確固たる信念や根拠と共に、自分なりに言語化する」ということ以上のことはできないだろうと思ってます。