TOPトーク専門家ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方#263 今更ながら、三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を一気読みした11:38 2月13日 177再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次三宅香帆著書の予想外の構成とは?読書史と労働史が語る現代の病「遠い文脈」に触れる読書の価値トータルワークが奪う思考力と余暇積極的に余暇を楽しむマインドの重要性AI文字起こし(β版) # ChaChatタイトルコール NARITA JUNIOR PRESENTS チャチャットアップデート 教育現場で日々奮闘する先生方、そしてこれから教育に関わろうとする方々へ、 外国語教育、AIやICTの活用、働き方改革、中年教師のマインドセットなどなど、 NARITAのごく個人的な興味のあるテーマで、ちょっとした価値観のアップデートを、 真面目に、でもどこか緩く、気ままにチャチャッとお届けします。 # 警告⚠️本編はネタバレが含まれます 珍しく本編の前にミニチャプターを差し挟ませていただいています。 この本編では私の三宅花穂さんが書かれた 「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」という本についてのレビューを述べています。 2024年に発売されてベストセラーになった本ですから 何を言いまさらって感じもしますけどもね。 読もう読もうと思ってなかなかチャンスがなくて ようやく手に取ったって次第なんですけど 私この本の内容について結構細かく 細かくって言っても高々10分ですから概要ですけれどもね お話をしています。 言うなればネタバレというやつですよね。 ただ本の性質上ネタバレされたところで 読む価値がなくなる本とは思えませんけれども いわゆる小説とかみたいに最後の結末知ったら 読む価値なくなっちゃうみたいなものとは違うかなという気がしますので 聞いたとて本を読む価値は失われないと思いつつね それでもやっぱり新鮮な気持ちで読みたいという方にとってみたら 邪魔な情報になる可能性がありますので 一応事前に警告をしておきます。 もし聞かれないという方は飛ばしていただいて また読書が終わったら戻ってきていただけたら幸いです。 # 読書に限らず、「積極的に余暇を楽しむ姿勢」を持とうじゃないか 2月11日建国記念の日にまつわる雑談をですね、2回にもわたって繰り広げてしまいましたけれども、 そのね、当の2月11日の祝日に私が何をしたかってことなんですけどね、 これはね、本を読んだんですよ。 いやー、本当に久しぶりにまとまった時間で本を読む時間が取れてですね、 午後の1時ちょっと過ぎくらいかな、から夕方までノンストップで本を一冊読み切ったんですよ。 その時に読んだ本はね、前に白戸瑞樹さんが私のコメントの中に書いてくださった、 三宅花穂さん、文芸評論家のね、三宅花穂さんが書かれた、 「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」という心象なんですよ。 これを手に取った理由というのは、このタイトルにどんぴしゃ自分が思い当たったからなんですよね。 多分、この本を手に取った方は、多かれ少なかれこのタイトルに身を積もされる思いがあるんじゃないかなと思うんですけど。 私はね、最初このタイトル読んだ時に、 なんかこう、読書法の本なのかなって思ってたんですよね。 私もロクスっぽい内容とか確認せずに、ベストセラーだし、白戸さんも面白かったって言うし、 これ読んでみようと。タイトルも興味があったから読んでみようと思って、 ほぼジャケットが言っているんですか、タイトルが言っているんですか、 なんか全然見ずに買ったんですよね。 で、読み始めたら、あれ?なんか自分が想像した本と違ったんですよね。 みなさんこれ読まれたことあります? 結構長い本なんですけど、 このなぜ働いていると本が読めなくなるのかという、 そのどんずばのテーマについて書かれているのは、本当に最後の最後の本なんですよ。 その前段に何が書いてあるかというと、 ひたすら読書の歴史、読書史と労働の歴史、労働史について書かれているんですよね。 明治大正時代の労働感というのはこういうもので、 その時における読書というのはこういう価値があったんだと。 戦前戦後、オイルショック、バブル期を抜け、バブルが崩壊して、 現代においては労働感というのはこのように変わってきて、 そして読書に対する考え方もこういう風に変わってきたのだということを、 それは細かなエビデンス、資料のもとに考察をしていくんですよ。 それが本の8割を占めるんです。 最初に読んでいるときに、だんだん私は何の本を読んでいるのか分からなくなってくるんだけれど、 でも語られる内容は、私はこの本を読みながら久しぶりに、 なるほど、確かにと声を出しながら読んでしまったんですよ。 家に一人だったからというのもあるんですけどね。 電車の中でやったら大変ですけど。 思わず読んでて、そうそう、確かにそうだよみたいな納得するところがいくつもあって、 ちょっと読みにくさもあるんだけれども、 読んでいくうちにだんだん説得されてくるんですよ、自分はね。 なるほど、なるほどって言って、 なんて言うんですか、たくさんの情報をばらまかれて、 それは一見繋がっているように見えないんですよね。 一個一個、もちろん時間というね、歴史という時間は繋がっているんだけれども、 一個一個の主張が、最終的になぜ働いていると本が読めなくなるのかという主張をタイトルに回帰する気がしないんですよ。 だからさっき読んでて、あれ、自分は何の本を読んでいるのかなというふうに迷いながら読んでたっていうのはそういうところで、 ところがですよ、最終章になって、これがね、全部解消されるんですよね。 で、私はほら、第一章でこう言ったでしょ、第二章でこう言ってましたよね、 それは第三章でここに繋がってきてみたいなことが全部解消されるんですよね。 だから、なんかミステリー小説を読んでいるかのような構成になってて、 ああ、そうか、ここで言いたかったことっていうのはここに繋がるのかみたいなことが最後に畳み掛けるようにわかるんですよね。 で、最後の主張に繋がっていくんですけど、 これ、読んだことがあられる方は、きっと成田が言わんとしていることは伝わるんじゃないかなと思うんですけど、 私もいくつか共感するところっていうのをね、ドッグイヤー、オリビベをつけて読んでたんですけど、 これね、本を読みながら折り見つけるとか、線を引くっていうのは人によって違いますよね。 私今回たまたまペン持ってなかったんでドッグイヤーしましたけど、 私は割と書き込んだりしちゃうんです。 これを嫌がる人もいますよね。 やれ、メルカリに売れなくなるからとか言いますけど。 私はなんか本をね、自分のものにするっていう意味合いでこうやって折ったり書いたりっていう、 ちょっと身体勢を伴うような読み方をしますね。 ただまあ、それってちょっと時間かかるんですけどね。 時間がかかるから、たくさん読むのにはあまり向いてる読み方ではないかなとは思っていて。 その宮城加保さんのご主張としては、読書というのは遠く離れた文脈に触れることと、 自分自身から遠く離れた文脈に触れることってそれが読書であるというふうにまとめてらっしゃるんですよね。 自分と直接関係ないような文脈の知識というの、知識情報というのを 自分の身体の中で取り込むという行為、それが読書であるというふうに言ってるわけですよ。 一方で、現在の社会というのは全身全霊で仕事にコミットネントする トータルワークという社会であるというふうにもおっしゃるわけですね。 個人の責任で自分で頑張らなきゃいけない、頑張ることを求められてしまう、 頑張ってしまうことが当たり前になってしまう、そういう世の中であるとなってくると、 当然その読書を楽しむような時間的な余暇とか最新的な余裕というのは生まれなくなってきて、 自分に直接関係がある情報とかしかも取れなくなってくる。 だからSNSが流行るわけですよね。 面白い書き方をされているのが、 全身コミットメントするそういう働き方というのは楽なんだというふうに書いてあるんですよね。 ニヤケさんもそんなこと書いたらツッコむ人いるだろうというふうに自分で書いてるんですけど、 要するに思考停止になるわけですよね。 全身全霊、全力で働くということが結果的に思考を奪っていくわけですよね。 だってそれに集中さえすればいいという状況になっていくわけで、 気持ちとしては仕事だけできたらどんだけ楽だろうかとか、 自分の好きなことだけできたらどれだけ楽だろうかみたいな発想になっていってしまう。 そうやって何々さえしていればいいみたいな発想になっていけば、 当然読書をするなんていうのは余計なノイズになっていくわけですよね。 ノイズを受け入れることができないという状態、 それが働いていると本が読めなくなるという現代的な病なのだというふうに指摘しているわけですよ。 ここまでの労働誌とか読書誌を読んできた我々は、その主張に深く頷かされるわけですよね。 ニヤケさんが最終的にご提案しているものは、 反身で働くということ、全身全霊、全力で働くということに対して、 カウンターとして反身で働く、 その余暇を楽しむという余裕を持つということがとても大事なのではないかというふうにおっしゃっているわけです。 これは私もすごい共感するところで、 深夜の放送の中でね、 私はもう少し自分自身の時間を取るべきだということ、 読書だったりエンターテイメント楽しむだったり、 そういうことをもっと意識的にやっていかなければいけないのではないかというふうに放送したばかりなんですよね。 そのタイミングでこの本を読んで、 ああ間違ってなかったなと思ったわけですよ。 ということで、すごく説得された読書会見だったんですよね。 まさにこの本を読むために私が費やした休日の午後というのは非常に豊かだったわけですよ。 その結果、やらなきゃいけない家事とか後の端になってしまったんですけど、 でもそれをやってもなおお辻がくる豊かなものっていうのは得られたんじゃないかなと思うので、 家事ぐらいやらなきゃとかね、やっておかなきゃみたいなことを常々頭の中を紛れてしまうからこそできなくなっていることがいっぱいあるのならば、 一旦それを思い切って諦めてみて、その後でいいじゃないかと割り切ってね。 それこそ半身で捉えて、ちょっと浮いた時間でエンターテイメントを楽しむということができるんじゃないかなと思い直したところでございます。 なのでね、自分の好きなものを楽しむということを働くの対極に捉えて、 こそこそね、後ろめどさを感じながら楽しむんじゃなくて、堂々と積極的にやっていっていいんじゃないかなというふうに思います。 私はよかでどうしましょうかね。 ゼルダをやって、仮面ライダーを見て、ドラクエをやる。 ま、そんな感じですか。 ビバ、ジャパニーズエンターテイメントって感じですけどね。 皆さんはよかどんなふうにお過ごしになられますかね。 もっと見る #読書メモ #三宅香帆 ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方成田 潤也 | ChaChat英語00:271.ChaChatタイトルコール01:162.警告⚠️本編はネタバレが含まれます09:573.読書に限らず、「積極的に余暇を楽しむ姿勢」を持とうじゃないかコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 智美 清水2月16日自分にとっても、紛れもなくタイトル買いした一冊でした。たしか仙台行きの機内で読んでいたら、通路挟んで隣の男性も読んでいたみたいで、思わずお互い笑ってしまった記憶があります。1返信 成田 潤也 | ChaChat英語2月18日ああ、わかる。電車でSwitchでゲームしてたら、隣に座った人が全く同じゲームを始めて、勝手にすげー気まずい思いをしたことがあります😅 シラトミズキ2月13日読んでいただき嬉しいです🙌成田さんのレビューとても興味深かったです。豊かな時間になって良かったです🙇♂️私自身、教師という仕事は、ある意味遊びと仕事の境界が曖昧だなと(良いか悪いかは別にして)感じています。そういう意味で常に半身で働いているような、気がしています笑1返信 成田 潤也 | ChaChat英語2月18日こちらこそ、良いキッカケをいただきました。教師にとって、無駄な経験なんかないですよね。全てがその人の人生観、指導観に反映さるていく。むしろ、「育てたい子どもの姿」と自分の実態が乖離していないか、多忙な教師こそ振り返った方がいいと思っています。 Asu ka2月13日成田さんの話を聞いて、この本、読みたくなりました😊図書館で予約します!2返信 成田 潤也 | ChaChat英語2月18日ChaChat借りてきちゃいな😆1 Asu ka2月18日予約してみたけど…500番目😲1 成田 潤也 | ChaChat英語2月18日ChaChat買ってきちゃいな😆1 大野 ひろき@笑って学べる伝えかたラジオ2月13日ちょうど図書館で借りてきて読んでる最中でした!日本の働き方の警鐘だな〜と思ったら…そこへつながっていくんですね!まだ28ページしか読んでないので、続きを読むのが楽しみになりました!ありがとうございます😊2返信 成田 潤也 | ChaChat英語2月18日それはなんたるタイミング!良かったのか、悪かったのか😓論の展開が鮮やかなので、その視点で読んでもとても参考になると思います😉1 大野 ひろき@笑って学べる伝えかたラジオ3月8日この本を読んで、自分がやろうとしてることは間違ってなかったって思えました。著者の強烈なメッセージである「働き方、変えませんか?」まさにその通りだと思いましたね。そして、この本を一気読みした成田さんがゴイゴイスー∑(゚Д゚)1
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たしか仙台行きの機内で読んでいたら、通路挟んで隣の男性も読んでいたみたいで、思わずお互い笑ってしまった記憶があります。
電車でSwitchでゲームしてたら、隣に座った人が全く同じゲームを始めて、勝手にすげー気まずい思いをしたことがあります😅
成田さんのレビューとても興味深かったです。
豊かな時間になって良かったです🙇♂️
私自身、教師という仕事は、ある意味遊びと仕事の境界が曖昧だなと(良いか悪いかは別にして)感じています。
そういう意味で常に半身で働いているような、気がしています笑
教師にとって、無駄な経験なんかないですよね。全てがその人の人生観、指導観に反映さるていく。むしろ、「育てたい子どもの姿」と自分の実態が乖離していないか、多忙な教師こそ振り返った方がいいと思っています。
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日本の働き方の警鐘だな〜と思ったら…そこへつながっていくんですね!
まだ28ページしか読んでないので、続きを読むのが楽しみになりました!ありがとうございます😊
良かったのか、悪かったのか😓
論の展開が鮮やかなので、その視点で読んでもとても参考になると思います😉
著者の強烈なメッセージである
「働き方、変えませんか?」
まさにその通りだと思いましたね。
そして、この本を一気読みした成田さんがゴイゴイスー∑(゚Д゚)