TOPトーク専門家ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方#336 「結果を見ることで学びの過程を測る」というような評価観は究極的には意味を成さなくなる08:19 4月27日 111再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AIによる試験最高得点の衝撃結果主義がAIで意味をなさない理由AI時代の教育が担うべき本質教育の価値は成果物から体験へ指導者の評価観アップデートの必要AI文字起こし(β版) # ChaChatタイトルコール NARITA JUNIOR PRESENTS チャチャットアップデート 教育現場で日々奮闘する先生方、そしてこれから教育に関わろうとする方々へ、 外国語教育、AIやICTの活用、働き方改革、中年教師のマインドセットなどなど、 NARITAのごく個人的な興味のあるテーマで、ちょっとした価値観のアップデートを、 真面目に、でもどこか緩く、気ままにチャチャッとお届けします。 # 「結果を求めるだけ」なら、もはやAIがあれば事足りるからね 今朝のニュースで、AIが東大と京大の入学テストの最高得点を取ってもトップ合格を果たすというニュースが流れてきました。 得意不得意分野はあるようですけれども、数学では満点とか、英語もほぼ9割方正解をしていてというような感じで、 人間の最高得点、その時の最高得点をAIの得点の方が上回ったという報道が流れてきました。 そういう時代でしょうね。 要するに、紙の試験、文字で問題文が書いてあって、それについて考えろ答えろというような問題であれば、おそらくAIはそれを正しく答えられるようになるだろう。 これはもう大方の予想通りだったという感じで、いよいよその時が来たなという感じなんですけど、 つい最近、別にこのニュースと直接関わりはないんだけれども、個人的に思うことがあったりとか、あとは仲間と話をしていて、 漠然と今現在思っていることを今お話ししようかなと思うんですよね。 AI時代の教育についてなんですけど、結果を求めるだけだったら、もはやAIがあればこと足りるじゃんねという時代に到達しましたよね。 画像だろうが、動画だろうが、文章だろうが、スライドだろうが、最終成果物というのがもうAIで簡単に作れる時代になったわけですよ。 最初の問いを与え、そのに必要な情報を与えさえすれば、その途中の経過のあれやこれやというのを全部吸い飛ばして、瞬時に答えにたどり着くわけですよね。 こういう時代になっちゃったってことなんですよ。 となると、もう最終成果物それ自体は、もはや意味がないわけですよね。 今までは、この途中経過を見取る方法として、最終成果物に目を配っていたわけですよね。 最終成果物、例えばテストとか、製作物とかというのを見て、これがこれだけできているのであれば、 きっとそこまで学んだあれやこれやそれは身についているはずだというふうに判断をして、 表定ABCとかをつけているという感じだったわけですよね。 ところが、このAIが前提になってくると、さすがに小学生がAIを使って課題を出すということはまだまだ一般的ではないけれども、いずれそれは現実になっていくんだろうし、 現在だって中学校以降、年齢規約的に子どもが自分でAIを使うことが許されるようになれば、もはや学校の課題がそうやって出されていることはもう前提、新たにもう使っていると考えなきゃいけないですよね。 出てきたものを評価しても、それは途中経過をすっとばして、最初の問いと必要な条件だけで答え出ているかもしれないわけですよ。 ってなってくると、結果を見ることで学びの過程を図るという評価感、これまでの評価感というのは究極的には意味をなさなくなるわけですよね。 じゃあどうなるかということなんですけど、むしろ途中経過をどう充実させるかとか、途中経過をどう見取るかという、むしろ教育の本質ってそっちだったよねっていう。 教育ってのは、古代ギリシャの時代から哲学者とかと弟子たちがコンコンと会話をして、ああでもない、こうでもない、お前はそう思うのか、でもこれはどうだみたいな、そういう対話を繰り返すことが教育だったわけですよね。 ところが、150年くらい前から、いわゆる効率重視、一つのクラスの中に複数の人たちをバンと集めて、一斉指導をして教えていくという。 そしてプログラムを設定して、プログラムってカリキュラムか、カリキュラムを設定してそれを順番になぞっていくと、みんなが一律に学びが得られるというようなシステムを構築したことによって、いわば工業生産的な教育になっていくわけですよね。 その工業生産の効率化の行き着く先がAIですよ。そうなってくると、もはやそんなカリキュラムなんか必要なくなっちゃって、AIに最初からぶち込みは答えが欲しい答えが手に入るって時代になっちゃったわけですよね。 そうなると教育の目的っていうのが変わってきますよね。要は成果を得るために教育が必要だった。ところが、今は成果を求めるだけなら、結果を求めるだけならAIで良くなった。 そうするなら、教育が担うものは何かって話になってくるわけですけど、やっぱりそこって体験なんだろうなって、今ぼんやり思ってるんですよね。 例えば、授業の中で最終的に学んだことをまとめるスライドを作るということがゴールだとしましょう。でも、それってAIを使えば一瞬で答えまでたどり着いちゃうわけですよね。 だけど、その過程に何か学ぶものがあったか、体験があったかというとないじゃないですか。でも、そこをやるのが教育だよなってなってくるわけですよね。 友達と、ああでもない、こうでもないって言いながらパーツを並べてみたものを見た時に、もっとこっちの方がいいんじゃないみたいな意見が出て、 じゃあ装置してみようかとか、いややっぱり戻した方がいいねみたいなことを散々やって、最終物が出るというその過程で、その子たちに残ったものは何かというと成果物じゃなくて、 私はこの問題に対してちゃんとコミットして、友達と対話を繰り返して自分の考えをアップデートしたぜっていうこの体験そのものが教育の提供するものになってくるというふうに考えるわけですよね。 本来こっちが本筋だったはずなのに、いつの間にかそういった工業生産的な効率主義の発想に毒されてというか、成果主義になってしまっていたというだけの話で、 本来こっちを充実しなきゃいけなかった、その原点に回帰する良いタイミングになったんじゃないかなってことなわけですよ。 つまり、いかにもその成果物を作るということがゴールのように見せかけられてたけど、実際はそうじゃなかったんじゃないのっていうことをもう一回思い出す。 すごく良い機会になるんじゃないかなって思うんですよね。 そうなってくると、授業の成果物をどう作らせるかという発想ではなく、成果物なんかどうでもいいからとりあえず、どうでもいいからという言い方は良くないけど、 それは置いといて、いかに途中の学びが充実するかという授業構成にしていかないと、それはまさにAIに代替される人材を作る授業にしかならなくなっちゃうなって思うわけですよね。 なので、自分の指導感というか評価感、価値観というのをアップデートしなきゃいけないよなということを今、ぼんやり考えているところです。 この話と絡めて、私、今現在Canvaのアンバサダーをさせていただいているので、教育の中でCanvaを使うということについて発信をしているわけなんだけれども、 これもやっぱりAI問題とぶち当たるんですよ。 何かというと、高性能のAIが編集が不要なぐらいのレベルの画像を生成出力できるようになってきたとするならば、Canvaで画像を作る意味あるっていう、スライド作る意味あるっていうことになってくるわけですよね。 そうするとCanva離れて進んでいくんじゃないのかという懸念があったりする。 この問題については、私ちょっと個人的に思うところがあって、そろそろ今これを話すとちょっと尺が足らないので、次回に回そうかなと思います。 次回、AI時代におけるCanva教育活用の意義とは、Canvaがどこに活路を見出すべきか、成田と試験を述べるということで、広報期待、Coming soonね。 All right. I was interviewed by Junya Narita. Thanks for listening. Until next time, keep it cha-cha. もっと見る #AI時代の教育 ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方成田 潤也 | ChaChat英語00:271.ChaChatタイトルコール07:532.「結果を求めるだけ」なら、もはやAIがあれば事足りるからねコメント感想・質問・応援メッセージを書こう Asu ka4月28日結果より過程‼️次の放送が楽しみ🎶すぐに聴きます‼️1返信 菊池美佳4月27日AIの進化に伴う利用の仕方について、悩んでいたので明日の配信もすごく楽しみです✨1返信 成田 潤也 | ChaChat英語4月27日タイムリー🤗ぜひ、明日の放送を聴いてのご感想も教えてください。この問題は、みんなで考えていきたいです。 智美 清水4月27日どこでもドアで全国歩けたら楽だけど、経験と土地勘を生かして、飛行機のチケットやホテルを選んで悩む楽しい時間は消える…。教育でも試行錯誤できる楽しみ奪っちゃいけない。1返信 成田 潤也 | ChaChat英語4月27日ああ、その例えは秀逸。分かりやすいですね😃旅は、目的地に到着することより、その「過程」とか「体験」に価値がありますね。
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次の放送が楽しみ🎶すぐに聴きます‼️
ぜひ、明日の放送を聴いてのご感想も教えてください。この問題は、みんなで考えていきたいです。