TOPトーク専門家ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方#337 AIが「完成品」を生成する時代において、Canvaの教育活用の価値は「手作業体験」にある10:22 4月28日 168再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AI時代の教育、結果よりプロセス重視の理由生成AIによるビジネス界Canva離れの危機AI時代にCanvaが持つ教育的価値Canvaはデジタル時代のLEGO/MinecraftCanvaが拓くデジタル時代の創造的体験AI文字起こし(β版) # ChaChatタイトルコール NARITA JUNIOR PRESENTS チャチャットアップデート 教育現場で日々奮闘する先生方、そしてこれから教育に関わろうとする方々へ、 外国語教育、AIやICTの活用、働き方改革、中年教師のマインドセットなどなど、 NARITAのごく個人的な興味のあるテーマで、ちょっとした価値観のアップデートを、 真面目に、でもどこか緩く、気ままにチャチャッとお届けします。 # それはLEGOとMinecraftの関係性にも似て さてね、前回の放送の続きなんですけど、前回の放送で話をした内容は、AIが結果をすぐ出せる時代になってきたと。 それを前提に考えると、これまでやってきた最終成果物、それは何か工作だったりテストの点数だったりするかもしれないんだけど、 それを見て途中の学びの充実度を測るという、この評価感が成立しなくなってくるよねっていう話をしたんですよね。 一方で、それが前提であるならば、学校教育がより今後意識しなきゃいけないのは、結果をどう作るかってことじゃなくて、 途中の学びの経験とか経過、プロセス、体験、それを充実させるということ。 本筋教育ってそこに意味があったはずなんだけれども、いつの間にか工業生産的な教育館に毒されてというか、 侵食されて、その辺がないがしろになってたのかもしれない。 今回、AIの登場によって、結果なんてのはもうもはや簡単に作れちゃう時代になったんだから、 本来の途中のプロセス、体験というところ、学びの体験というところを充実させていくべきなんじゃないのというのが、 前回の放送でした。そこと絡めて、ビジネス界隈に詳しい方との対話をしていて、気づいたことがあったんですよね。 その方はキャンバーのこともよくご存じでらっしゃる方なので、 いわくビジネス界隈ではキャンバー離れが進んでいくんじゃないかっていうことをおっしゃったんですよね。 それだとつまり、GPTとか、生成AIがほぼ完璧といえるレベルのデザインを 生成できるようになってきてしまった。 つまりこれが結果ですよね。結果をすぐ出せるようになってしまった。 キャンバーがそこで活躍できる、そこが何かというと、 この前ご紹介したMagic Layersのような、 出力された画像をレイヤー化して編集できるようにすると。 そこでちょいちょいと加工をして最終成果物にするというような、 その一点でしかキャンバーの使い道がなくなってきちゃうんじゃないの? ということなんですよ。スライドもそうですよね。 生成AIがほぼほぼ完璧なスライドを作るようになってきちゃった。 それをキャンバーに取り込んで、それを修正かけると。 そうするとキャンバーの使い道ってそこにしかなくなってきちゃって、 いわゆるデザイン、テンプレートがほぼほぼ素材がいっぱいあって、 それを組み合わせることによって自由自在にデザインが作れるんだって言ってたことが、 あまり価値がなくなってきちゃうんじゃないかなというご指摘があったんですよね。 そのご指摘を受けて、確かになっていうふうに思ったんですよね。 そのと同時に、私が先ほど前回お話ししたようなところが 自分の中にあったので、そのご意見に対して、 教育の観点からいくとねって話をさせていただいたんですね。 それが、先ほどの結果はAIで作れるのは間違いないと。 だから教育はその途中経過っていうのを すごく重視しなきゃいけないですよねっていう話をして、 私はキャンバーでテンプレートとか素材とかをいじりながら、 自分の思考をビジュアル化していくというそのプロセスって、 ものすごく教育効果が高いって思ってるんですよね。 だからこれが私の言う経過なんですよ。途中経過プロセスなんですよね。 体験なんです。キャンバーはそこに教育的な活用の 活路が見出せるんじゃないかなっていうご返事をしたんですよね。 キャンバーってデジタルツールなんですけど、私の中では、 これは私のあくまで試験なんですけど、 私の中ではものすごく手作業に近いんですよ。 それを例えるならば、 3Dプリンターとレゴやマインクラフトとの 関係性に似てるかなっていうふうに思っていて、 今、3Dプリンターってめっちゃすごいじゃないですか。 なんなら建築物とかで3Dプリンターで作れちゃうような、 そんな時代ですよね。ありとあらゆる部品を 作るようなことができるようになってるけど、 一方でレゴっていう小っちゃなパーツ、カラフルなパーツを ちまちま一個一個組み立てていって、 何か自分の作りたいものを作る。 その作りたいものって言っても、 別に現実世界で使える歯車とかバネとか 建物になるわけじゃないんですよ。 あくまで想像上の小っちゃな手のひらサイズの 何かなんだと思うんですけど、 プロビルダーだったらもっとでかいものに 作るかもしれませんけど、 子供だったら手のひらサイズの小っちゃいものですよね。 でも、それってものすごく高い教育効果が 今なおあるじゃないですか。 それは指先の高知性とかそういったものも含めて、 すごい高い教育効果があるわけですよ。 マインクラフトってありますよね。 ゲームの箱庭の中で立方体のブロックを 自由に組み合わせて何かを作っていくという。 あれってレゴのバーチャル版とよく言われますけれども、 マインクラフトってレゴ体験、 現実世界のレゴ体験の拡張版じゃないですか。 それこそ360度、自由自在に場面を視点を切り替えて、 好きなパーツを好きなだけ。 しかも、見た目だけじゃなくて機能ね。 例えば電気が流れるようなブロックだったりとか、 爆発するようなものだったりとか、 そういったものを自由に組み合わせて、 自分の想像力をどんどん現実のものに していくというこの体験。 これってレゴの手作業の体験の拡張版なんですよね。 考えたときにキャンバーって、 今までだったら手書きのメモとか、 ハサミで切って貼って、糊で貼ってとかっていうような その手作業をバーチャルで拡張しているものなんじゃないかな って思うわけですよ。 私、特別支援の子どもたちがキャンバーで、 それはそれは豊かなビジュアルを作る姿を 目の当たりにしていて、 これすごく教育効果高いなって思ったんですよね。 できるっていう感覚、 自分の手のひらから素敵なものが生まれていく感覚って、 ものすごく自己肯定感が高まるじゃないですか。 例えば今までのネタ作業だったら、 不器用さっていうのがどうしても出てきちゃって、 思いはある、作りたいものはあるけど、 その通りにならないことっていうのはあるわけですよね。 だけどキャンバーはそこを底上げしてくれる 豊富な素材、素敵なテンプレート、 そういったもので自分が作りたいものを 下駄をはかせてもらうじゃないですけれども、 私にもできた気がするっていうふうに 達成感、充実感を得ることができる。 これってものすごい教育効果高いなって 思うんですよね。 だから私はキャンバーというデジタルツールが AIに駆逐されるんじゃないかっていう懸念に対して、 教育的な観点から言うとそんなことは ないんじゃないかなって思ってるんですよ。 っていう大返事をしたんですよね。 ただ一方で、そのビジネスの詳しい方の ご指摘のとおり、ビジネスユーザーが離れていったら、 当然そこから得られるはずだった収益は なくなるわけなので、 その収益に支えられていた教育版の無償提供っていうのが 土台が危うくなるっていうご指摘は確かに とれたなっていうふうに思ったりもするんですよね。 ただ、AIツールって日々デッドヒートっていうか シーソーゲームを繰り返してるじゃないですか。 チャットGPT一興みたいに言われた時代から 今度はGeminiが盛り返してきて、 そこにCloudみたいな第三勢力が加わってきて みたいな感じで、そのCloudが提供してきた 新しいサービスに対して、チャットGPTやGeminiも 似たような機能を提供してみたいなことの、 日々その繰り返しですよね。 そうすると、過渡期として一時的にCanvaが 他のAIサービスよりも見劣りをする瞬間っていうのは あるかもしれないけど、それも時間の問題で、 なんならCanvaが他のAIと手を組んで、 第一、第二勢力まで上り詰めたみたいな そういう胸圧展開が起こらないとも限らないわけで、 そんな大きな揺れ動きの中でのある一時の 優劣に過ぎないのかなというような気もしているんですよね。 この辺はビジネスに疎い教員の一人ごとなんですけど、 でも、これだけ高精度な画像が生成できるAIが 登場してもなお、私はCanvaのインターフェースに向き合って、 子供が一つ一つ素材とか検索するときに言葉を使いながらね、 検索してテンプレートの助けを得ながら、 自分の思い描きたいビジュアルを形にしていくという、 その時間のかかる営みってものすごく価値があるって何か信じてるんですよね。 例えるならば、デジタル世代の泥んこ遊びみたいな、 デジタル世代の粘土遊び、造形遊びみたいな、 そういう価値が私にもあるような気がするんですよね。 皆さんどうお考えになるでしょうか。 Voicy Personalityの方々も、もしよかったらこの辺のことについて 一緒にお話できたら嬉しいなと思いますので、よかったら声かけてください。 もっと見る #Canva #AI時代の教育 ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方成田 潤也 | ChaChat英語00:271.ChaChatタイトルコール09:562.それはLEGOとMinecraftの関係性にも似てコメント感想・質問・応援メッセージを書こう Yosuke Takeda4月29日AIでもいい時と、AIではダメな時って必ずあります。自分の手で作った経験がある人ほど、AIでできたものに対して、「もっとこうしたい!」という思いが出てくるのだと思ってます。だからこそ、子どもの頃から自分の思いや願いを持って作っていくというプロセスを大事にしないといけないなって。幼稚園やこども園から造形遊びが無くならないのは、きっとそういうところもあるんじゃないかなと。1返信 成田 潤也 | ChaChat英語4月29日ビジネスと教育とでは、見る観点が違うよな(当然ながら)、と思った一件でした。遠回りで非効率なようでいて、実は人の創造性を下支えしているのは、やはり「手作業体験」に割いた時間なんじゃないかな、と思う次第。1 伊藤 寧4月28日私も、自分でできるということに、魅力を感じています。作っている途中に思考が整理されていく気がします。2返信 成田 潤也 | ChaChat英語4月28日「作っている途中に思考が整理されていく」これは本当にそう思います。だからこそ、私はAI出力のスライドを使ってプレゼンしてきていないんだと思います。 Asu ka4月28日分かるなぁ😊Canvaは手作業‼️無数のテンプレートや素材も、それぞれのクリエイターさん、人が作ってくださっていますもんねぇ😊AIで作ったものはAIって分かっちゃいますもんねぇ😊CanvaはCanvaの良さ💕1返信 成田 潤也 | ChaChat英語4月28日素材やテンプレそのものが手作り感があるかどうかというよりも、「それらを使って試行錯誤しながら何かを生み出す営み」に価値を見出そうとしているってとこですね。1
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自分の手で作った経験がある人ほど、AIでできたものに対して、「もっとこうしたい!」という思いが出てくるのだと思ってます。
だからこそ、子どもの頃から自分の思いや願いを持って作っていくというプロセスを大事にしないといけないなって。
幼稚園やこども園から造形遊びが無くならないのは、きっとそういうところもあるんじゃないかなと。
遠回りで非効率なようでいて、実は人の創造性を下支えしているのは、やはり「手作業体験」に割いた時間なんじゃないかな、と思う次第。
これは本当にそう思います。
だからこそ、私はAI出力のスライドを使ってプレゼンしてきていないんだと思います。
Canvaは手作業‼️無数のテンプレートや素材も、それぞれのクリエイターさん、人が作ってくださっていますもんねぇ😊
AIで作ったものはAIって分かっちゃいますもんねぇ😊
CanvaはCanvaの良さ💕