TOPビジネスキャリア学びのデバッグログ✍【読書ログ】『世界失敗製品図鑑』を読んで、品質について考える #1308:26 2025年11月27日 11再生 問題を報告する 再生する シェアする 世界失敗製品図鑑(荒木 博行さん)https://amzn.asia/d/aKNMX1NAI目次品質探求:失敗事例から学ぶ視点フォード「エドセル」:最低限品質の落とし穴カノモデル:顧客が求める品質の本質ファーストリテイリング:野菜事業の挑戦と教訓失敗は成功の母:GU誕生秘話AI文字起こし(β版) # ①フォードのエドセルの例 ②ファーストリテイリングの野菜事業の例 こんばんは。まなびのデバッグログのんちゃんです。 私が日々奮闘する中で見つけた学びや気づきを内省しながら皆さんとシェアしていきます。 先日、Voicyのパーソナリティでもある荒木ひろゆきさんの 世界失敗製品図鑑という本を読みました。 普段私はQAとして品質について考える仕事をしてますが、 この本からたくさんの学びがあったので、 今日はいくつかピックアップして学びをシェアしたいと思います。 まずこの本での失敗の定義なんですけど、 高い期待値を持ってスタートしながらも想定通りの結果を出せずに、 途中で脱節せざるを得なかった製品、サービス、事業を失敗としてます。 この本は著者がリサーチした情報を基に20個の例をピックアップして、 どんなふうに失敗をしたのか、なぜ失敗したのか、 そこからの学びがまとまっている本です。 読み終わって、あの有名な企業もこんなふうに失敗をしてきて、 それをこんなふうに乗り越えてきたんだという驚きがありました。 この本はきっかけにQAとか品質についてさらに考えるきっかけになったので、 今回取り上げてみようかなと思いました。 今回は2つの事例をピックアップして取り上げます。 1つ目は大手車メーカーのフォードの失敗の例。 もう1つはユニクロを運営しているファーストリテリングの失敗の例。 そこから考えたことを話していきます。 まず1つ目、フォードの例なんですけど、 この製品の開発で一番大事にしないといけなかったことってなんだっけっていうのを考えるきっかけになった事例でした。 1950年代に発売されたエドセルという車についてなんですが、 こだわり抜かれたデザインっていうのが特徴の車でした。 広告にもこだわっていて、テザー広告といって、 情報を小出しにしながら消費者の興味を煽るっていう手法が取られて、 かなり多額の費用を入れて広告も売ったみたいです。 この車は実際に発売されたんですが、 発売開始してすぐに製品の欠陥が見つかったり、 こだわっていたボタンの部分の不具合が見つかったりとか、 荒れた道だと音がうるさいとか、 そういった品質の悪さが発売開始から徐々に口コミで広がってしまって、 販売台数が伸びなかったっていう失敗になります。 本でも、マーケティングで失敗したって言われているこの車なんですが、 最低限の品質が担保されてなかったことがそもそも問題だったんではないかっていう風に書かれていました。 この部分を読んで、車という製品にとって一番大事で、 守らないといけない品質ってなんだろうっていう風に考えました。 やっぱり考えないといけないのは可能モデルかなと思います。 可能モデルっていうのは顧客満足には3つの種類があって、 機能が増えれば増えるほど満足するわけじゃないっていう考え方になります。 1つ目が当たり前品質。あって当たり前で、ないと困る、怒るっていう品質。 2つ目が一元的品質。これはあればあるほど嬉しい機能。 3つ目が魅力的品質。なくてもいいんだけど、あったら感動するっていうような、 この3種類で品質を3つに分けるっていうような考え方になります。 このエドセルっていう車は、これまで車でもあまり取り入れられていなかった、 押しボタン式っていうのを取り入れた車なんですけど、 ユーザーにとっては洗練されたデザインよりも、 車としての最低限の機能っていうのを担保してほしかったんじゃないかなと思います。 これを可能モデルで考えると、ユーザーとしては魅力的品質を高めていくよりも、 まずは当たり前品質のところで足元をちゃんとやってくれよっていう風に考えて、 当然かなという風に思いました。 結構広告費もかけて試作をいろいろやったみたいなんですけど、 まずは足元の当たり前品質を大事にしていくところがスタートなんだろうなという風に改めて感じました。 普段の仕事でどう活かせるかなと思ってたんですけど、 テスト分析をするときに、今回の機能で一番避けたいこと、起こしてはいけない不具合って何かなっていうのを、 開発チームのみんなと話し合うっていうのはすごく意味があることなんだろうなと思いました。 2つ目にピックアップしたいのが、ユニクロを運営しているファーストリテーリングの事業の例になります。 ファーストリテーリングさんで、昔野菜事業やってたって知ってましたか? 私知らなくて、そうなんだなという驚きがあったんですけど、 ファーストリテーリングさんって製造、流通、販売、店舗運営とか一貫してやっている製造小売っていう事業をやられている企業なんですけど、 この製造小売の良さを活かして、アパレルと同じように野菜でも品質の良いものを安く大量に顧客に提供できるっていう戦略でビジネスを進めたみたいです。 ただ難しかったのが、品質事業ってアパレルみたいに安定供給が難しいということで、ユーザーの普段使いにつながらなかったっていう失敗になってます。 キュウリが欲しいって思ったけど、このスーパーではキュウリ売ってませんってなったら、ユーザーはもうそのスーパーはだんだん使わなくなりますよね。 自分が混ざって考える時も、それだったらもう違うスーパー行こうってなるなと思いました。 今回なぜこの例を取り上げたのかなんですけど、とにかく反省を活かして次に活かしてるっていうところに感動しました。 この時の野菜事業の責任者の方が、ユーザーとか若いメンバーの声を絶えず聞くようになりましたっていうふうに書いてありました。 失敗しても失敗から何を学ぶか、それを次にどう活かすか、学んだ教訓を忘れないようにどうするか、どう動くかっていうのはずっと考えていかなきゃいけないことだなというふうに思ってます。 失敗をしても、この失敗を学びに変えることができれば、これは失敗とは呼べないなというふうに思いました。 びっくりしたのが、この時の責任者の方が失敗を生かして再建したのがGU。 いつもお世話になってるんですけど、GUだっていうふうに書いてあって、えーそうなんだっていうふうに思いました。 失敗成功の母っていうふうに、この本にも書かれてあるんですけど、本当にその通りだなというふうに思いました。 もしかして失敗自体は悪いことではなくて、失敗から次に何を学んでどう活かすのかっていうのが一番大事なことなんだろうなというふうに、このファーストリテーリングさんの例を見て感じました。 はい、改めてこの本を通してなんですけど、やっぱり先人の失敗から学ぶことって本当に多いなというふうに思いました。 日々の業務の中でも自分にできることっていうのは限られてはいるんですけど、先人の知恵とか反省とかはなるべくたくさん吸収して、自分の力に変えていきたいなというふうに思いました。 ここまでお聞きいただきありがとうございました。 このチャンネルは月2回更新予定です。 フォローやコメントお待ちしてます。 それではおやすみなさい。 もっと見る #世界失敗製品図鑑 #学びのデバッグログ 学びのデバッグログ✍のん(QAエンジニア/脳卒中サバイバー)08:261.①フォードのエドセルの例 ②ファーストリテイリングの野菜事業の例コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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