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【育児エピソード】出産の立ち合い中に夫が消えた – 虹色の朝陽

【育児エピソード】出産の立ち合い中に夫が消えた – 虹色の朝陽

この記事は、Voicyパーソナリティ虹色の朝陽さんの放送をもとに書き起こした記事です。
音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

うちの息子、朝陽が誕生したのは8月でした。3人目の出産だったので特に心配することもなかったですし、ちょっとした陣痛が来ても「まだまだ大丈夫。今のうちに一週間家を空ける準備までしておこう」って、ギリギリまで食器を洗って、洗濯物をたたんで、掃除機をかけて、そして自分で車の運転をして長男次男を幼稚園に迎えに行って。

さらにスーパーで夕飯の買い物をして子供達にご飯を食べさせたり、お風呂に入れたり。そして「お母さんはこれから赤ちゃん産むからおばあちゃんちに泊まるんだよ」と子供達に説明をしたりしていました。子供達もちょっといつもよりソワソワして、興奮して。長男はもう2回目だったのでは余裕があったんですが、次男は初めてのことに戸惑いながらも、ちょっとお兄ちゃんになった気分で「明日見に行くけん」とか「抱っこしてもいいと?」とか、家族みんなが朝陽との対面を本当に楽しみにしていました。

朝陽が生まれたのは早朝だったのですが、朝陽という名前がぴったりだなと。改めて顔を見た時に「やっぱり名前は朝陽に決定だな」って思いました。へその緒がちょっとだけ絡まって出てくる時はちょっと苦しかったようなんですが、それでも小さな力で頑張って私たちの元に生まれてきてくれて。生命力ってすごいなって。3人出産しましたけど、3人出産するたびに感じますね。

朝陽のこれからの人生も、きっと楽しいこともあれば大変なこともあるだろうし。でもどんなに雨の日が続いてもいつかは必ず朝陽が昇るように。この子の人生も明るくて暖かい未来になるといいなと思って朝陽と名付けました。

元気に声を上げて泣いている姿を見て、やっぱりほっとしたのを覚えています。夫は出産に立ち会っていたんですが、生まれる瞬間にはなぜかトイレ行っておりまして、朝陽の誕生の瞬間には立ち会うことができなかったんですが、助産師さんからは「あら、お父さんも出産中だったかな」って、冗談を言われながら。それも振り返ると我が家の出産エピソードとして、またそれも良い思い出です。

長男次男三男それぞれに誕生エピソードがあったなぁなんて、久しぶりにアルバムを見ながら私も振り返っていました。YouTubeでも赤ちゃんの頃の様子は何度もお話ししましたが、朝陽の赤ちゃんの頃は発達障害なんて1ミリも疑わなくて、長男や次男の頃の子育て、つまり定型発達と呼ばれる子供達と何も変わらないと思って育ててきました。

じゃあ定型発達って何?普通の発達の基準て何?ってところなんですけれど、例えば母親であれば誰もが持っている母子手帳にはこういうふうに書かれてます。首のすわりが3ヶ月から4ヶ月くらいで、寝返りは4ヶ月くらいから5ヶ月くらいで、一人座りは7ヶ月から9ヶ月くらいと言われていて。一人歩きが1歳から1歳3ヶ月くらいだと言われています。

なので、こういった目に見える発達の遅れがあったりすると、市の発達相談に行かれたりする保護者の方も多いと思いますが、朝日は1歳まで母子手帳通り、特に発達に問題が見られなかったんですよね。

よく発達障害児の赤ちゃんの頃の様子には「目が合わない」とか「あやしても笑わない」とか「言葉が出ない」とか、色々言われることがあるんですが、そういったことにも当てはまるようなことがなかったんですね。

そんな赤ちゃんの頃、YouTubeではお話ししていない我が家の大きな出来事として引っ越しがありました。朝陽が3ヶ月くらいになった頃なんですが、家族揃ってお宮参りへ行って、落ち着いた時期を見て以前からご縁があったとある古い一軒家に引っ越すことになりました。男の子3兄弟ということもあって、この先子育てをすることを考えると子供たちの声が気にならないように一軒家の方がいいんじゃないかなと夫婦で話し合って引っ越しをすることになりました。

もうそれはそれは大変でしたね。引っ越しも大変でしたが、それ以上に当時次男がまだ年少さんで、これまで通っていた幼稚園から転園せずにこれまでの幼稚園に通い続けることを決めたので、そこから毎朝、往復1時間かけて。そして行きも帰りもなので1日2時間送迎の時間に取られてたんですね。本当に行きと帰りで2時間なので、送迎のために2時間取られてしまうのが肉体的にも精神的にもきつかったですね。

なので朝陽も赤ちゃんの頃は1日に2時間車の中で過ごしてたんですよね。今思えば申し訳なかったな。もうちょっと一緒に絵本を見て遊んだり、積み木やブロックで遊んだりしてあげれたなぁなんて、今となって思うこともあります。

でも3人育ててきましたが、子育てなんて失敗と反省の繰り返しだなあと思います。皆さんも子育てで「もっとこうしてあげれたらよかったな」なんて思うことありませんでしょうか。

子育てを後悔しても子供はそれなりにたくましく育っていくんですけどね。ということでそろそろお時間になりましたので、今回の放送はこのへんで終わりたいと思います。

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