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採用代行サービスの強みは何か?因数分解してみた【対談後編】

採用代行サービスの強みは何か?因数分解してみた【対談後編】

[PR 株式会社キャスター]

記事の前編はこちら▼

https://voicy.jp/journal/post-7413/

投資家兼支援家として、Voicyチャンネル「ベンチャーニュースで言いたい放題」を放送しているベンチャー支援家Kさん。忖度なしの辛口コメントが人気のチャンネルです。

今回は、そんな支援家Kさんのチャンネルに、オンライン人事サービス「CASTER BIZ recruiting」事業責任者の森数美保さんがゲストで登場!

後編では、CASTER BIZ recruitingの課題やこれからについて、支援家と事業責任者のお二人によるディスカッションへと発展していきました。

ベンチャー支援家K
投資家兼支援家。複数社のスタートアップの役員や顧問を担う。ビジネスモデルデザインから資金調達、組織作り、スケールアップ、アライアンス、新規事業など、起業家と並走し、起業家と事業をパワーアップさせている。Voicy社長に頼まれ、匿名で「#ベンチャーニュースで言いたい放題」を放送中。 
Twitter:@K_voicy

森数美保
株式会社キャスターの提供する「CASTER BIZ recruiting」の事業責任者。
人材紹介JAC Recruitmentの新卒1期生で最年少マネージャーを経験。その後、大手からスタートアップで採用、人事制度構築を担当。社労士有資格者。
Twitter:@MihoMorikazu

採用代行サービスの強みと、課題とは?

使う人目線じゃなくて、会社の中の人目線で聞きたいんですけど、今のCASTER BIZ recruitingの課題って何なんですか?

課題か〜。う〜ん。
世の中の人事を全部採用したいって思っているから、それがまだ実現できてないところですかね!

世の中の人事を、CASTER BIZ recruitingが全部採用する!?

そうです。ブラックホールみたいに全部!
採用せなあかんってなったら、CASTER BIZ recruitingを通さないといけない、っていう世界を作りたいので。

人事単価がめちゃめちゃあがるやつじゃないですか…!(笑)
でも全ての会社が採用うまくなったら、人を集める戦いが大変ですね。

採用がうまくなるというか、今はやっぱり媒体をハックして愚直にサボらずやる、みたいなオペレーションエクセレンスで勝ってるんですよね。
採用の正しい状態っていうのは、会社が働く人に対して何を提供できる会社なのか、それは別に福利厚生などの条件だけではなくて、キャリア的なインセンティブも含めてです。そういうのを正しくアウトプットすることで、正しい人がその選択肢を選べる、正しくマッチングされて選ばれるっていう状態を作りたいんです。

なるほどね!逆に言うと、あんまり魅力的じゃない会社は受注しないっていう仕組みになれば、CASTER BIZ recruitingさんが入っている会社は、大丈夫な会社だろうってなっていくといいんじゃないですかね。
世の中の会社全部が素晴らしいわけではないので…。

いや、どういうことですか(笑)
でも、いい人ぶるつもりはないんですけど、CASTER BIZ recruitingのビジネスモデルを理解して、パートナーシップを健全に結びたいって思ってくれる会社は、絶対勝たせたいんです。
それは、どの会社も光を当てる場所次第で輝けると思っていて。この会社はあかんかった、全然魅力ないわ〜って会社に出会ったこと、1回も無いんですよ!

ほほー!森数さんのマインドセット、起業家ですね。
このサービスがもっと凄くなっていくための、未来の話も聞きたいです。

今後やりたいことは、ファクトを数字で語れる人事とか、事業を作れる人事をたくさん創出していきたいなと思っているんです。

採用って経験とか感覚値とか、こうしてやってきたんだから、これが正しい!みたいに語られがちなんです。でも、私たちのこれまでのデータを振り返ってみると世の中で言われている当たり前みたいなことが嘘やったりするんですよね。

めっちゃ楽しそうにキラキラ話されているんですけれども(笑)
世の中には気づかれなかったファクトって、例えばどんなものがあるんですか?

例えばスカウトメールの常識で、スカウトメールは一人ひとりへのラブレターだからその人に合わせてカスタマイズして書かねばならん!みたいに言われてるんですよ。

でも実際にはカスタマイズして書くとかあんまり関係なくて。
スカウト返信率に大きなインパクトを与えるのは、その人の今の活動状況なんです。それがアクティブかどうかっていうのが一番重要。
もう一つが、その人にとってキャリアの動機になることが入っていれば、別にテンプレートの文章でも返信率は高いっていうデータが実証されているんです。

キラキラ話す森数さん

他にも採用周りのデータの話で言うと、通過率をすごく重要視している会社が多いのですが、それよりも選考の中で良いと思った人がその次にどれだけ進んでいるかってことが、選考設計の穴を見つけるためには重要だったりします。

そこの部分の数字を取っている会社ってあまり無かったりするので、選考設計の目的とか、セットする時にその数字を見るべきだと思います。

私たちは当たり前としてやっているんですけど、世の中の採用の当たり前は「母集団をいかに集めるか」とか、それぞれのN数(サンプル数)しか見ていないことが多くて、そこが結構大きい差かなと思いました。

なるほどな〜。ちょっと思ったけど、人事業界のレトロな人たちの敵になりますね(笑)

そうですね。共存していきたいんですけどね(笑)

その採用周りのデータって、中にエンジニアとかがいて、貯めているんですか?

エンジニアもいます!採用で結果を出すために取るべき数字というのはある程度決まっていて、リアルタイムにその数値が取れるような仕組みを裏側で作っています。

なるほどな〜。

でも僕だったらCASTER BIZ recruitingさんがもし営業に来たとして、「御社に必要な人を考えてます、知見をためてます」って言われても、それぐらいすごい人事の人がいたら、その人を採用したらいいやんって思ってしまうけど。

CASTER BIZ recruitingの蓄積したデータと、今の最先端の求人情報のデータと、いろんな会社の採用している人のデータの突き合わせで、そこのデータだけいりますか?って言われたほうが、僕はそれは欲しいなって思う気がするんですよね。

いやいや、でもそのデータだけ眺めていても人は採れないですから!

まあそれは、そうですね。でも僕はそのデータを一番コアバリューとして感じるなと思っていて。

僕がこの会社に投資したり、もしCOOとかで入って詰めていくとしたら
もう日本で一番採用周りのデータを持っていて、解析できて、うまくソリューションまで持っていけて、やればやるほど強くなるっていうサイクルがしっかりできる形にしたいですね。
そうすると「うちの人事は全部揃ってるんで」という会社ですら、その知見だけでもくださいと声を上げてくる。そのデータなしで戦ってるって、武器なしで戦ってるんですよね?みたいな状況にしたいですよね。
そんなサービスパッケージも作るな〜ってちょっと思ったりもしました。

なるほど〜!サービスパッケージ!

ちなみに、僕がCASTER BIZ recruitingの事業戦略を詰めるなら、大企業の採用にもっと入っていきたいですね。

去年、大手企業のコンサルタントをやっていたんですけど、彼らはどうやってベンチャーに負けないかを考えているんですよね。どうやってベンチャーから引き抜けばいいんですか?っていう話になったり。
ベンチャーから大手までの横断的な採用データって中々手に入りにくいですよね。

キャスターはリモートの会社だから、リモートでできる人材だけのプロジェクト
サービスを作って、そこの採用で大手に入っていくっていうのをまずやるかな!

リモートチームを一つ作ります!っていうチーム構成から入って、さらにリモートをうまく運営している会社を評価する賞みたいなのを作る。「リモート人材を有効活用してる賞!◯◯株式会社!」とかやって、その賞が欲しい!という状態にさせて(笑)じゃあリモートチーム作りましょう、と言って大手の採用に入っていくとか。

だから、大手の会社の中に、リモートだけでやっている部署を何個入れられるっていうKPIを僕は作るかな?

ありがとうございます!支援家Kさんに相談役として入ってもらおうかな(笑)

採用代行サービスは、コスト削減か、付加価値か?

得てして、こういうクラウドソーシングとか多くの人を集める系って、コストダウンに見えやすいんですよね。コストダウン産業って、市場をシュリンクさせてるだけなんですよ。

その事業の中で、どこでアディド・バリュー(added value:付加価値)をしてるんだって言うところが、やっぱり支援家Kとしては応援したくなるところだったりするんですね。

なのでそういう点では、初めはコスパがよいとか、ちょっと高い人材が安く手に入るとか、そういう感じだったら、たくさん回せば事業になるよねって感じだと思うんですけど。

そうではなくて、なんかこう採用のステージを次に持ってこれる、コアなエンジンを持っている会社なんだな〜と思いました。

CASTER BIZ recruitingのようなデータを元にした採用が広まれば、アンマッチを減らすことができるし、その前にこの状態では採用ができないってことが会社も分かれば、うちはもっと魅力的にならないといけないんだ!っていうことになって、会社さん自体ももっと魅力的になることから始めると思うんですよ。

本当にそう思っています。なんかもう今は、採用しないといけない!ってなったら誰かが決めた求人媒体で同じように探す、というのにちょっと疲れてきていて…そこはゲームチェンジを仕掛けたいなと思っています。

最近は、CASTER BIZ recruiting内で新規事業を2つ立ち上げていて、CASTER BIZ recruitingと組むと採用が進む、だけではなくて人を連れてきてくれるとか、それこそ会社が強くなった、みたいな状態をいかに作るかというのを考えています。

もしこの放送(記事)でCASTER BIZ recruitingに興味もった人がいたらですね、この対談がちゃんと役に立ったってことがわかるように、この放送聞いたよ!って言ってくださいね。

間違いない!言って欲しいですね。

森数さんも聞いてくださいね!申し込みきたら、Voicy聴いてきました?って(笑)

短い時間でしたけど、面白い時間を色々聞かせていただきました!事業としても、めちゃめちゃ応援してます!

ありがとうございました!

放送では、CASTER BIZ recruitingのこれからや、支援家Kさんが語る「CASTER BIZ recruitingはSansanに近い?!」といった違った切り口の因数分解など、ここには書ききれなかった対談内容もお聴きいただけます!

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過去には、Voicyチャンネル「論語と算盤と私とボイシー」のパーソナリティ朝倉祐介さんと、株式会社キャスターCOOの石倉秀明さんの対談も!
パーソナリティの朝倉さんが、自身のVoicyチャンネルの中でゲストの石倉さんにリモートワークでのコミュニケーションについてお話を伺っています。

https://voicy.jp/journal/post-7173/
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