TOPトーク専門家毎朝の思考政治の「第三極」への期待と失望の50年08:53 2024年7月11日 7,581再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次第三極への期待、半世紀の歴史を回顧自民党への不満、その深層とは?過去の第三極、成功と失敗の要因石丸氏の登場、新たな希望の光?今後の展開、期待と不安が交錯するAI文字起こし(β版) # 政治の「第三極」への期待と失望の50年 おはようございます。佐々木敏直です。 いろいろ考えさせることの多かった東京都知事選の結果、 先日、衆議院議員の細野剛史さんともこのVoicyで対談させていただいて、 いろいろ考えを巡らしているんだけど、 一つ思うのは、第三極っていうね、自民党でも旧ラニア党でもない、 新しい野党、新しい政治勢力の期待っていうのはずっと続いてるなぁと思うんですよ。 この第三極への期待って歴史は古いんだよね。 それこそ、55年体制って言われた20世紀後半の、 自民党と社会党が対立軸だった時代にも、 自民党から割って出た新自由クラブっていうね、 70年代ですけどね、 河野太郎さんのお父さんの河野洋平さんとかが作った、そういう政党があり、 その流れで、 90年代には、一瞬自民党から政権交代があって、 日本新党とか新新党とか出てきた小澤一郎さんが、 自民党を割って出て、新しく政党を作った時ですよね。 これもやっぱり第三極への期待だった。 これは政権交代につながったんだけど、結局うまくいかなくて崩壊してしまう。 その後も、みんなの党とか、 最近で言うと国民民主党もそうだし、あるいは維新もそうでしょうね。 民主党もその第三極の一つの形として出てきた政党って考えてもいいかもしれないです。 でもね、毎回毎回出てくるんだけど、結局大きな勢力になり得ないケースが多い。 真珠クラブもそうだったし、みんなの党も、あるいは今の国民民主党もそうですよね。 もしくは大きい勢力になりかけて、下手すと政権交代までいくんだけど、 結局期待が失望に変わり、有権者にとってね。 それで期待がしぼんで、支持がなくなってしまう。 ということの繰り返しだったんですよね。 なんでこの第三極の期待は何十年も続いているのか。 自民党に対する消極的支持ということの裏返しなんだろうと思います。 自民党というのは、いわゆる右派政党とはちょっと違うウイングの広さを持っていて、 これ先日の細野さんとの対談でもお話に出たんだけど、 右寄りの政策から、あるいは左寄りの経済政策。 アベノミクスなんて、まさに欧米では左派寄りの経済政策なんだけど、 あるいはLGBT理解増進法とか、先日できた法律ですけど、 ああいうようなマイノリティにも配慮する法律が出てきたりとか、 非常にウイングが広いんですよね。 ウイングが広すぎて、他の政党が対立事項を非常に作りにくいっていうのがあった。 でも一方で自民党が万能かもちろんそんなことはなくて、 90年代には金券政治なんて言われる、お金を巡る腐敗の事件がたくさん噴出してきたりとか、 最近だと政治献金の問題もありましたし、 結局長い期間政権を取る、権力を持つってことでやると、 どんな組織であっても必ず腐敗していく。 もしくは権力にアグラをかいて、 だんだん頑固な変わりにくいものになっていく。 保守化していくってことが起きるわけなんですよね。 だからやっぱりずっと政権与党をやらせておくって、 良くないんじゃないのって有権者は思うわけですよ。 だからみんな第三極を期待して、そっちに政権交代の可能性があるぞってことを 自民党に知らしめたいという気持ちは多分あるんじゃないのかな。 僕もそうやってずっと考えている。 2000年代入ってくらいの頃から、民主党に期待した時もありましたけどね。 でもそれ以降も、自民党ではない新しい第三極の政権を担当できる野党は出てこないだろうか。 とはいいながらやっぱりそういうのは出てこない。 民主党政権崩壊以降、希望の党とかが一瞬出てきた時期もあったけど、 あれは一瞬で破壊して、結局立憲民主党になって共産党に近づいて、 サハー政党になっていってしまっている。 古いサハー政党に今更期待する人は、今の日本にはそういないだろう。 もしこれが、今の立憲民主党や共産党のやり方ではなくて、 イギリスのジェレミー・コーヴィンとか、アメリカのバーニー・サンダースみたいな、 もう一回サハーの原点、社会主義政党の原点に立ち返って、20世紀型の労働者を保護しましょう。 貧しい人たちの味方ですってところに立ち返れば、 僕はもう一回それを支持したいと思う人が出てくるんじゃないかと思うんだけど、 日本のサハー政力はそこは興味ないし、経済政策もあまり力を入れていないので、 あれからLGBTとか在日外国人とか、そっちの話になってしまって、 それが大きな支持を得ることはないだろうな。 という状況の中で出てきたのが石丸さんだったわけですよね。 いくつかの分析記事が出てくるけど、 イデオロギーイシューを脱収しているという、 あまり右や左やって議論していない。 最近SNSを見ていると、右の人と左の人がものすごく噛みつき合って攻撃し合っている。 それにうんざりしている人が多いと思うんだけど、 石丸さんはそこに一歩距離を置いている感じがあり、 なおかつ広島の秋田方市長から国勢選に出てきて、 実績があまりない、何をやってきたのかよくわからないからこそ、 逆に新鮮に見えるっていうのはあるんだろうな。 清濁合わせ飲む、清いのも濁りのも合わせ飲むって言葉があるんですけど、 言い方を変えれば今の石丸さんは清濁の濁の部分が見えないからこそ、 まだ信用できるっていうところが期待感になっているんじゃないかな。 だから石丸さんはやっぱりこれからですよ。 もうすでにいろんなこと言われているけれど、 ここで次国勢に出るのか、あるいは広島で知事選とか市長選出るのか、 その辺はわかりませんけど、どういう実績を積んでいくのか、 それは政策実行だけじゃなくて、あるいは政治勢力を作るのであれば、 どういう政治勢力を作っていて誰を引き込むのか、 みたいなところの政治の活動ですよね。 これから政治的な行動をどう取るかによって、 多分そこの石丸さんの本当の力とか本当の姿って見えてくるだろうな。 だから今は単なる期待感だけで第三極的な立ち位置を獲得して、 都知事選では第二位につけているんだけど、 その進化が問われるのはこれからだろうなと思います。 石丸さんに対しては別にネガティブにもポジティブにも何も思っていないんだけど、 どういう行動を取られるかは注意深く見ていきたいなという感じはしております。 もう散々第三極に期待しては失望を繰り返してきたわけで、 今度はどうなんだろうなという感じで、 長抜く身を守るって感じですかね。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:531.政治の「第三極」への期待と失望の50年コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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