TOPトーク専門家毎朝の思考スクールカーストからついに逃れられたあの日09:41 2024年6月10日 7,953再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次スクールカーストからの脱出劇岡崎高校進学の衝撃新たな世界への転換点友情と成長の物語過去と現在の社会の対比AI文字起こし(β版) # スクールカーストからついに逃れられたあの日 おはようございます。沢木敏直です。 鶴が滞在中なんだけど、今日はやけに風強いですね。 朝方の雨は上がって、ちょっと春間も見えてきてるんだけど、 ずっと山の方から、ありに涼しめの風が吹き降ろしてきてて、 さっきまでじっとり蒸し暑い感じだったのに、 なんだか今は風が強くて少し涼しくて、爽やかな気候です。 冬の風は冷たくてつらいけど、夏の風って気持ちいいよね。 福井に来るといつも思うんだけど、地元の友人たちって、 すごいスクールカーストの中で生きてるっていう。 50歳になってもやっぱりスクールカーストがしっかりあって、 どの中学校出てるのか、どっちが先輩でどっちが後輩なのか、 みたいなのがしっかり日常の人間関係の中に継続してるんだなって思う。 自分自身のことを考えてみると、うちはもう実家はですね、 本当に神戸から大阪、名古屋とてんてんとしているので、 いわゆる地元ってのはないんだけど、 一番思春期長く過ごしたのは、愛知県の豊田自動車のお膝元の豊田市っていうところなんですよね。 そこで小学校の中間ぐらい、4年生ぐらいからかな。 そこから高校2年生ぐらいまで過ごした。 一番多感な時ですよね。 中学の頃は本当に学校に行くのが辛い。 家にいても親に殴られるのが辛い。 もう本当に居場所がなくてきつかったんだよね。 学校では学校で、結構今で言うヤンキーっぽい中学生の一団がいて、 彼らに結構いじめられてですね、 服の背中がカッターナイフで切られたり、給食が隠されたり、いろんな嫌な目にあった。 でも僕は勉強はできたんだよね。 公立の普通の中学なんで、定期試験の結果とか別に壁に貼り出したりとかそういうことはない。 だから同じクラスの他の同級生がどういう成績なのかなって、 あまり日常的に知る機会はなかったんだけど、 3年生になって志望校はどこなのかっていうのが先生から発表されて、 僕は当時その中学から学年で本当、 多分3、4人ぐらいしか進学してなかった県立の岡崎高校、 今でも割に有名な新学校なんです。 そこを受けるっていうことがそのクラスの中で発表されて、 そしたらヤンキーグループからは驚きの声があり、 嘘だろ、あんな気持ち悪い奴がそんな良い高校行けるわけないじゃん。 絶対落ちるだろとか散々言われたわけですよ。 でも公立高校の受験なんて本当に倍率高くないからきちんと受かって、 岡崎高校に進学しました。70年代後半のことだよね。もうだいぶ昔ですけれど。 当時としては珍しい、岡崎高校って今でも同じ制服なんだけど、 ブレザーにネクタイだったんだよね。 当時大半の高校はまだ学制服だった時代なんで、 歩いてるだけで結構その岡崎高校のブルーの制服って目立った。 高校1年になって進学してそのブルーの制服を着て、 豊田っていう町から岡崎まで名鉄っていう施設に乗って通うようになり、 ある日学校から帰ってきて豊田駅を降りて、 家までの道のりをてくてく歩いてたら、 ふっと目の前に中学時代のいじめっ子だったヤンキーグループの一人が立ってる。 ああ嫌な奴に会ったなって思ったんですよね。 また嫌なことされるかな、嫌な思いをするかなと思って、 ちょっと本当に緊張しながらどうやってやり過ごそうってね、 頭の中で惨断しながら元同級生のところに近づいて行った。 そしたらその同級生がやけにヘリクドタイな顔で笑いながら近づいてきて、 よお佐々木久しぶりじゃないかって言うんですよ。 久しぶりって何そのニコニコしてんだ。 何か裏でもあるわけ、何かやろうとしてるわけでこっちが警戒してると、 そいつ曰く、いやすごいよね岡崎高校。 なんか一緒に歩いていいとか言われて、 いや一緒に歩いていいって別にいいけど、なんで一緒に歩くのと思ったら、 いやこうやってさ有名新学校の元同級生と歩いてるって言うとさ、 なんか周りからも一目を焦がれるんじゃないかなと思ってさ、 いやすごいよねってすごい褒めるわけですよ。 まあ自分がいじめてたってことは多分忘れてたんだよね。 ただ単に自分の元クラスメイトが有名な高校に行ったっていうのが、 単純に嬉しくて自慢だったんでしょうね。 まあいじめっ子だけど根は単純な奴なんだなっていうのはその時分かったんだけど、 それと同時に自分の中ですごいその時吹っ切れた気持ちがあって、 当時70年代スクルーカーストなんて言葉まだ全然なかったんだけど、 ついに俺も自分もこの嫌な中学時代の閉鎖的な世界から脱出したんだと。 逃れたんだと。違う世界に来れたんだ。 そういう喜びがじわっと熱く体全体に染み渡っていったのをね、 本当に今でも昨日のことのように思い出すんですよ。 実際高校に行ってみたらその中学の時とは全く違う、 同じようなことを考え同じような本を読んでいるような、 今まで言うと意識高い系って言っちゃうのかもしれないんだけど、 そういうインテリ死亡してますみたいなね、 そういう高校生たちがたくさん集まってきて彼らと話すのも本当に楽しかった。 うちは貧しかったんだけど、でも貧しいってことを気にするような空気は全くなくて、 実際その後仲良くなった先輩とかで1年上の、 本当に家が貧しくてみかん箱の上で勉強してそれで東大入った、 なんて逸話を残してた先輩もいたぐらいで、 家が貧しいか金持ちかってもちろん聞けばね、 有名な新学校なんで親が地元の有名手造会社の社長の息子だったりとか、 有名な薬局のチェーンの息子だったりとか、 いろんな富裕層の息子もいたんだけど、 全くそういうのを考えずに貧しい家の出身でもね、 そういう新しい世界、新しい知的な世界の中に入れていったっていうのは、 やっぱり当時のこのまだ総中流社会が完成しつつあった70年代という時代の良さだったんだろうな、 っていうのはつくづく思います。 ほら最近はあのタワーマン文学でね、 麻布競馬場さんの出した東京タワーの本とかそうですけど、 地方から出てきてね、頑張って乗り出し、乗し上がろうとしてもね、 結局はなんかこう例えば慶応幼稚園から来てる富裕層の師匠たちの世界には、 到底こう入り込めないっていうね。 かといって今さら地方にも戻れないし、 なんかこう下の方に目を向きたくないみたいな、 そういうこう中ぶらりんの世界を感じてしまう、 30代40代の話っていうのがすごく強化をもって受けられてるんだけど、 うーん、 ああいうのを読むとね、本当にかつてのその宗中流社会の幻想だったのか、 なんだろうかわかんないんですけれど、 そういう平和な時代の幻ってのはあったのか、 なんだったのかなっていうのは自分でも思うところがあります。 僕は岡崎高校時代の3年間って本当に宝物のようにいつも大事にしていて、 今でもやっぱりあの頃思い出すと、 自分は運が良くていい時代を過ごせたなっていうのはちょっとだけ思います。 別に今の時代が良くないとは全く思ってないんだけど、 やっぱりそれぞれの時代それぞれの人にとって、 やっぱり宝石のようにある時期っていうのはあるんだな、 っていうのはね、自分自身振り返ってみても思うところでもあるかなと思うんだよね。 というわけで今日はちょっと思い出話をしてみました。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:411.スクールカーストからついに逃れられたあの日コメント感想・質問・応援メッセージを書こう おくら2024年6月15日聞いていて、幸せな雰囲気が心に染み渡りました。返信 fujimoto_takasi2024年6月13日若新さんが、学歴は現代の身分制度であるって言ってたけど、まさにその良い例ですね。同級生から見たら佐々木さんが立身出世した立派なお侍さんに見えたんでしょうね。返信 コロリョフ2024年6月12日年次の違いもスクールカーストっていうようになったのか返信 タイツさん2024年6月11日今回の放送を聞いて、上京した私が地元が嫌な理由が少しわかった気がしました。冒頭での何歳になっても、上下関係(スクールカースト)が存在する。私自身、小学校でいじめにあい、中学・高校では浮いた存在だったので、総じてあまり良い記憶が少ないのがやはり地元が好きになれない理由だと気付かされました。返信 俊尚 佐々木2024年6月12日それがイヤで地元を逃れる人も多いと思います。2 Akinohiro2024年6月11日スクールカーストの脱却…めっちゃ共感しました。予備校に入った時に、「この自由は何なんだ!」と感じた事を思い出しました。それまで不自由だった事にも気づけなかったんです…1返信 俊尚 佐々木2024年6月12日共感いたします。 もっと見る
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上京した私が地元が嫌な理由が少しわかった気がしました。
冒頭での何歳になっても、
上下関係(スクールカースト)が存在する。
私自身、
小学校でいじめにあい、中学・高校では浮いた存在だったので、総じてあまり良い記憶が少ないのがやはり地元が好きになれない理由だと気付かされました。