TOPトーク専門家毎朝の思考心を開くのではなく、閉じることが実は大切というお話08:35 2021年9月1日 8,082再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次デジタルデトックスの意外な真実ランニングが教える究極の集中法マルチタスク社会で失われる集中力「心を閉じる」ことで得られる境地真の幸福をもたらすのは「心の閉鎖」?AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐々木敏夫です。 Voicyをやってみようかなと思って、今日からとりあえずスタートしました。 佐々木敏夫の毎朝ニュース。かなり適当なタイトルをつけてみたんですけれど、 どこまで続くのかわからないですが、いろんなニュースに関わるお話をしてみたいと思います。 今朝、いつものように8時から10本ぐらいの記事を紹介しているんですけど、 その中でロイターという通信社が書いている デジタルデトックスは幸福をもたらすのかという記事があったんですね。 よくあるインターネットから、もしくはデジタル機から距離を置くと 人間的な生活に戻れるんだという、よく言われているデジタルデトックス。 これが本当に効果があるのかどうかという話について、さまざまな意見を紹介しているものです。 これはなかなか深いなと思っている。 なぜかというと、単純にネットから離れると人間の心が解放されるみたいな、 割にステレオタイプのイメージって多くの人が持っていると思うんですけど、 そういうものじゃ実はないんじゃないかと。 僕自身はデジタルデトックスというやり方、その考え方は否定しているものではなく、 どうしても言うと肯定的です。 時々やった方がいいんじゃないかなと思っているんですが、 その効能というのはもう少し別なんじゃないかと思っているんですね。 私自身、僕自身について言うと、 毎朝、キュレーションしている8時からって実は、 パソコンの前には座っていなくて、スマホもいじっていなくてですね、 大抵スポーツジム、近所のスポーツジムに行って走っているんですね。 だいたい30分。 それで本当は5キロ走りたいんだけど、 今コロナでマスク着用しなきゃいけないというスポーツジムのルールがあるので、 マスクつけて走っている。かなり苦しいです、これは。 なのでちょっとスピード落としてですね、 だいたい時速8.5キロとか、 まあ調子いいと9キロとかでやっているので、 30分だと走れるのは9キロ、あ、ごめんなさい。 4.5キロぐらいですかね。そのぐらい走っています。 この間ね、やっぱランニングって、 例えばスマホ見ながら走るとかもできないので、 ただただひたすら走るしかないんですね。 テレビ見ながら走る人もいるんだけど、 僕朝のテレビ見るとだんだん腹が立ってくるので見ないようにしていて、 いつもApple Watchに音楽をですね、 ダウンロードしておいて、 それをイヤホンで聞くっていうのを日々やっています。 そうするとほとんど何も考えないんですね。 何も考えないこの状態ってのはすごく大事で、 あと月に2回ぐらい山登りも行くんですけれど、 山ってのもね、歩いている時って他何もできないんですよ。 もちろん考え事みたいなことはするんだけど、 あんまり突き詰めていろいろ考えていると、 足元がおろさかになっちゃってね、 木の根っことか岩とかにケツまずいて転んじゃうから、 やっぱり自分の周囲の状況になるべく注意を怠ってはいけない。 道に迷う可能性もありますからね。 ちゃんと周りの景色とかですね、 先に進む登山道どうなっているかとかも見てる。 そうすると他に何もできないんですね。 この他に何もできないっていうね、 もうそれをやるしかない。走るしかない。 山を登るしかない。歩くしかないっていうね、 この状況こそが実はすごく大事なんじゃないかな。 だからそれはネットから解き放たれている、 デジタルから解き放たれているんじゃなくて、 逆にネットを見ている時、仕事をしている時にはできない、 集中時間を作るってことの方が意味があるんじゃないかと思うんですよ。 今の仕事、これは人によって違うと思うんですけど、 僕のように喋ったり、あるいは書いたりとかですね、 アウトプットはそれだけだと、 インプットはいろんな情報を見たり、記事を読んだり、あるいは本を読んだり、 さらには人に会ってお話を聞いたり、 あとはツイッターも見たりするし、 Gメールの返事もしなきゃいけないし、 すごい様々なタスクを同時並行ぐらいでやってるんですね。 これ今度、東洋経済から一冊本を出すんですけど、 その中で書こうと思っているというか、もう書いてあるんですが、 マルチタスクワーキングみたいな、 同時並行でいろんな仕事をやるにはどうしたらいいかと。 これ究極は集中力なんか考えずに、とにかく分散して仕事をするしかないと。 だから時間をこまめに分けてですね、 細かく切った隙間時間みたいなのにそれぞれいろんな仕事をして、 それを積み上げて様々なタスクをこなしていくっていうやり方が 一番気が楽だし、集中力いらないし、いいんじゃないかなということを語っているんです。 このやり方をやっていると、どんどんどんどん自分が常に分散しているというか、 分裂している感じになるんですね。 そうすると何かに長時間集中するっていう時間がなかなか持てない。 そういう時に、走るしかないっていうランニングとか、 歩くしかないっていう登山とかをやると、 自分は今本当にただ一つごとに集中しているんだ。 これしかできないんだ。これをやるんだ。 そういう集中することの気持ちよさとか喜びみたいなのがガーッと高まってくるんです。 言ってみればマインドフルネスなんですけどね、仏教でいう。 これって何なのかというと、前に読んだ本で、 スティーブン・コトラっていうアメリカのジャーナリストが書いた THE RISE OF SUPERMAN スーパーマンの登場っていうね。 日本語タイトルは超人の秘密っていうタイトルで、 副題がエクストリームスポーツと不老体験。 早川書房から出ているんですが、 この本の中でこう書いてあるんです。 エクストリームスポーツ。 いろんなロックランニングとかありますけど、パルクールとか。 そういうのをやる時って自然の中に入る時、 よく人は心を開放するんだとか、心をオープンにするんだ、 自然に向かって心を開こうみたいなこと言うじゃないですか。 昔からソロの森の生活とかそういうことが書いてあったりするんですけど、 でも実際に、昔ロックランニングやってて、今も登山続けてると思うんですけど、 周りの環境とかですね、 例えばすごい高い山の稜線を歩いている時とか、 両側がいわいわしてて霧をしているような場所に来ると、 あんまり周りに注意が広まってしまうと逆に怖くなるんですね。 実際エクストリームスポーツやってる人ってどうなのかというと、 このスティーブン・コトラの本に書いてあるんですけども、 逆に心を閉ざしてるんだと、そういう時はね。 恐怖心って起きるのはなぜかって、 それは自己意識とか時間の感覚とか空間の感覚を目指していると。 自己意識がなくなると疑いや不安といった気持ちから解放される。 時間を感じなくなれば、昨日を後悔することも明日を心配することもないと。 そして空間感覚が消えされば、身体的な面の心配もなくなると。 そして自己意識と時間感覚、空間感覚の3つが同時に消滅、消失するとですね、 はるかに信じ難いことが起きるって書いてあるんです。 それは何かというと、死への恐怖心、死ぬことの恐怖心、 がもはや存在しえなくなると。 これがまさにスポーツでよく言われる不老状態だと言っているんですね。 つまり心をオープンにするんじゃなくて、 集中してあらゆる外界のことを気にしないでいられる状態、 無限の宇宙空間の中にボエに浮かんでいるような感じになる。 その集中感ってことが実は不老であって、 今のようなパラノイア的な、いろんなことを同時に マルチタスクでやらなきゃいけないような仕事をやっている人には、 そういう中で集中できる時間を作る。 それは仕事に集中できるようにするんじゃなくて、 仕事じゃないところで僕のようにランニングとか、 登山とかで集中できる時間を作るっていうのが実はすごく価値があるんじゃないかと。 だから皆さん大事なのは心を開くことじゃなくて、 これから心を閉じることなんですよ。 というのが今日のお話でした。また明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:351.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう azukami2023年8月23日心閉じる。ちょっと私のような体験が 少ない者には、イメージしにくいです。 でもいいです。 いつかそういう状況が 生まれること 信じています。返信 ゴンザレスアードべギャン2021年9月16日ニッポン放送の番組でボイシーのご紹介をされていたので早速拝聴しました。アベプラでも佐々木さんのお話は奥深くて毎回とても楽しみにしております。2返信 佐々木俊尚2021年9月16日ありがとうございます。嬉しいです。 けんちゃん2021年9月16日cozy upで知りました。佐々木さんの音声メディアないかなと思ってましたので、voicy楽しみです!返信 佐々木俊尚2021年9月16日ありがとうございます! 大事お金@Voicyらいおん大家さん応援中❗️2021年9月11日いつもツイッター拝見しています。voicy楽しみです。返信 佐々木俊尚2021年9月11日ありがとうございます! Fumihiko Fujimoto2021年9月5日日本の仏教で瞑想と言うと座禅ですが、東南アジアの上座部仏教では座禅と"歩く瞑想"の2つです。タイのお寺で体験した歩く瞑想は、ランナーズハイとは違いますが、座禅よりも無我になりやすかったです。返信 もっと見る
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voicy楽しみです。