TOPトーク専門家毎朝の思考「病気や障がいはあるけど、健康」って人もいる(私がそう)08:27 2021年9月12日 5,351再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次突然の右耳失聴と顔面麻痺日常生活に潜む見えない困難多くの病を乗り越え、今の健康病気があっても健康は可能か?障害と多様性、新しい健康観AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐々木としなおです。 今日は、障害とか病気を持っている人は普通、弱者だよね。 大変だよねって言われるけど、でもそれでも普通に健康だって人がいるって話をしたいと思います。 先日、僕が毎週出ているアベマプライムという番組で APDっていう障害の話を取り上げました。 聴覚情報処理障害というらしいですが、音とか声は聞こえているけど 相手が何を話しているのか理解できない時があるという、そういう障害らしいんですね。 耳が聞こえないわけではなくて、脳での処理の部分に何らかの障害があるという話で 例えば賑やかな場所、居酒屋とか街灯とかそういうところでも言葉が聞き取れない。 あるいは静かな場所でも複数の人が話していると聞き取れないみたいなことがあるらしいです。 この話は当事者の方からスタジオで聞いていて、わーっと思ったのは 俺と同じだっていうね。 僕の場合はAPDじゃなくて片耳失聴という。 新聞記者だった最後の頃、1998年なんですけれど ちょうどその時、自民党本部9回大行動で 当時もう亡くなりましたが、小渕慶三さんが自民党総裁に当選して みんなで小渕総裁パンサーイってやってたその日だったんですが 突然右耳が聞こえなくなってピーンと飛ばして 何だろうと思って会社に帰ったら 佐々木それは突発性難聴だからすぐ病院に行った方がいいよって先輩に言われ 翌日病院に行ったんですね。 それはすぐ入院した方がいいですと3日ぐらいはね。 ステロイド大量投与すれば治りますからって言われて入院してて ついでにCTとかMRIの検査もしましょうって言われて見てみたら 先生が言われて、佐々木さんこれ突発性難聴じゃなくて 右耳に真剣に修行ができてるわと。 結構でかいピンポン玉ぐらいあるよって。 それから別の専門病院に転院して1ヶ月ぐらいに入院して 解凍手術、頭の骨をバコンと切って開けて耳の神経の死を取ると。 当然耳の神経も取らなきゃいけなくなっちゃって 右耳が聞こえなくなってしまいました。 以降ね、右耳に全く聞こえないんですね。 ちなみにその時ひょっとしたら顔面麻痺も出るかもしれない。 なぜかというと顔の筋肉を動かす神経が耳の神経と同じ場所通ってるから 一応傷つけないようにしたけどわかんないからねって言われて そうなのかと思って退院して1週間ぐらいしたら 突然ですね、顔の左側が全く動かなくなって 物も食べられないっていうね。 なんとほっぺたが動かないと物を食えないのか その時初めて分かったんですけど、すごい大変でした。 病院に慌てて行ったら、やっぱ出ましたか。 これは治るか治らないか分かりません。 治るんだったらたぶん2、3週間で消えるけど ひょっとしたらずっと続くかもみたいなことを言われて ガビーン、真っ青って感じだったんですが 無事に2週間ぐらいで消えました。 ただ今でも時々寒くなったりとか疲れてる時に 左の顔が動きにくくなるっていう症状がふっと出るんですね。 そうすると目がちょっと充血したりとかして そうすると人から、佐々木さん目充血してる?大丈夫? コロナとかすごい言われるんですけど これはコロナではなくてですね、その当時 もう20年前ですけどね、その後遺症の名残です。 そんなこんなで耳に聞こえないんですよ。 これってね、大変なんですよ。 1つはね、さっきのAPDと同じで 雑踏とか居酒屋の席だと何言ってるのか全く聞こえない。 喋ってるのは分かるんだけど、それ以上全く聞き取れないです。 あともう1個はね、声の方向が分からないですね。片耳だとね。 右から言われてるのか左から言われてるのか。 だから街の中で例えば通りを歩いてて 佐々木さんって誰かに呼ばれても え、どこにいるの?誰?どこどこ?って すぐあたりをキュルキュルしないと分からないんです。 こういうのはね、すごい面倒くさいんですね。 例えば普通に道を歩いて人と喋ってる時も こっちに右側に立ってほしくないな、そっち聞こえないからと思うんだけど そういう人に限って右側に立つんですね。 喋ってくる。 喋ってくるんだけど何言ってるか分からない。 でもいちいちそこで、すみません聞こえませんって言うのも面倒くさいし そうすると右右なんで聞こえないか説明までしなきゃいけないから まぁいいかと思って適当に合図打ち打つわけですよ。 そうするとね、まぁだいたいそれでなんとかなるんだけど たまに俺がなんで質問してるのに この人ウンウンって頷いてるだけなの?みたいな顔をしてキョトンとされることが 超面倒くさいです、はっきり言ってね。 とはいえね、それでね日常生活すごい不自由かっていうとそうでもないんですね。 そういうのはいっぱいあって、僕の場合だとね 片身失調ともう一個、このボイシーでもしばらく前に言いましたけど 皆無性大腸炎っていうね腸から出血してですね お尻から血が出てしまうっていう難病があって でこれももうその当時ですね心分記者の終わりぐらいの頃から発症し 心分記者のストレス相当高かったんで最後の方に病気いっぱいしたってことなんですけど 以来20年この病気と付き合ってます。 で調子悪くなると本当に出血して大変だし体調も悪くなるんだけど 症状が収まっている状況だと別に酒も飲めるしご飯もたくさん食べるし 何の生活に問題もないんですね。 それを指してまあ安倍さんがねほら海洋性大腸炎だったんですけど あんなに酒飲んだり飯食ったりしてるのは怪病だろって 未だに言ってる人がいますがそんなことありません。 そういう病気なんです。 でこうやってね右耳聞こえない海洋性大腸炎の持病、難病も持ってる。 であとね心部記者終わった後に心臓の手術もしたりとか あと海洋性大腸炎の併合症というか併発でですね 超低速起こして2回ぐらい急記者で運ばれて1回は手術したこともあります。 体ボロボロですねはっきり言ってね。 とはいえじゃあそれで僕は今すごい病人で不健康なのかっていうと 実は全然そんなことないんです。 少なくとも海洋性大腸炎症状が収まっている現状では もう毎日ジム行ってね5キロ走って食事もきちんととって 多分もう50歳の終わりでまもなく60ですけど 同じ年齢の男性、女性も含めて比べるとめちゃくちゃ健康なんじゃないかなと思います。 階段も走りかけ上がれるし月に2回山登り行ってますしね 前も東北の山1日20キロぐらい歩いて5万歩以上歩いたりしました。 それでもなんともないですね。だからすごく健康なんですよ。 おそらく何の病気もない障害もないけど すごいメタボになってしまって毎日朝起きるとダリー疲れた もう仕事したくないって言ってる同年代の男性たくさんいるんじゃないかと思うんだけど それに比べてじゃあ僕は不健康なのか病気なのかっていうと はっきり言って現状では僕の方が健康だと思うんですね。 そのぐらいに健康か不健康かっていうのは一概には言えない。 この人が健康、この人が病気、この人が障害って言い切るのは難しいんじゃないかなと思うんです。 人によってそれぞれなんですよ。 名前のある病気は何一つないけどずっと体がだるい人とか 太っちゃって動きにくい人とかいっぱいいるわけでしょ。 一方で病名はあるけれどもこうやって僕のように健康に暮らしている人もいるわけなので 世の中は病人とか障害って決めつけてそれを弱者扱いしちゃうことが多すぎる。 もちろん何らかの配慮はしてほしいんだけど 一方でそうやって劣った人扱いしてほしくないなってすごく思うわけです。 世の中にいろんな障害や病気やそうじゃないものもいろいろ含めて抱えてるんですよ。 その中等な部分、値倉出しのあるところでみんな暮らしているぐらいに考えて それこそがこの病気の多様性、障害の多様性って時代なんじゃないでしょうか。 やっぱり楽しく暮らしていくのが大事ってことですね。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:271.チャプター 1https://times.abema.tv/news-article/8673501コメント感想・質問・応援メッセージを書こう akikun2021年9月13日他人の障害や病気の苦しみを正確に理解するって相当難しいです。私も一時期メニエル病のメマイで苦しんでました。手術で相当治りましたが、後遺症として、片側難聴が残っています。佐々木さんと比較すると、もう少しましかもしれませんが。だから、「音の方向がわからない」とか「雑音の多いところでは聞き取りにくい」とかすごくよくわかります。しかし、これを説明してもわかってもらえないし、説明する手間も相当なので、問題にならないように工夫して生活しています。返信 佐々木俊尚2021年9月16日きょうかんいたします。
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しかし、これを説明してもわかってもらえないし、説明する手間も相当なので、問題にならないように工夫して生活しています。