TOPトーク専門家毎朝の思考「読む力」の本質は、ひとつの物事に対して多くの視点を得ること06:56 2022年1月20日 5,833再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「読む力」の本当の意味とは?複雑な社会に「正解」は存在しない全体像を掴む多角的な視点の重要性「群盲象を撫でる」が示す本質多様な視点を獲得する実践的アプローチAI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐々木としなおです。 来週末に2年ぶりの新しい本、読む力、出ます。 読む力の本質って一体何なのか。 情報がインターネットによって有り余っている時代に そこからいろんな情報を試冊選択して読む。 これは何のために読んでいるのか。 暇つぶしのために読んでいる人もいるでしょう。 僕もたまには暇つぶしでいろんな面白い記事を読むこともあります。 でも大枠で言うと、やっぱり今社会で起きている様々な出来事について それが一体何を意味しているのかを知る。 学ぶということが目的なわけですよね。 でもそれって言うのは簡単だけど、それをどうやってはできるのか。 大事なことは、ほとんどの物事には正解はないんですよ。 前、このボイッシーで解決していない問題 小学生もあかりのことがなぜできないのかみたいなふうに なんで問題解決せないんだろうと不思議に思える出来事って だいたい裏側にトレードオフがあるって話しましたよね。 要するに、例えばなんで原発全廃できないのか、あんな危険なのに それは背景には再生可能エネルギー風力とか太陽光だけでは やっぱり安定した電源を供給できないからだとか そういう様々な背景事情がある。 だから一つの正解って実はほとんどない。 特に今みたいな複雑な社会では。 だからわかりやすく単純な答えが書いてある記事って 鼻から信用しない方がいいよねと思うんですよ。 だってそんな単純な正解なんかあるはずないんだから。 だからといって単純な正解がないからといって 学ぶ姿勢というか理解しようとする姿勢を諦めちゃっていいのかというと そんなこともない。やっぱりちゃんと民主主義社会だし 我々は政治に選挙はその他諸々通じて参加してるんだし そこはやっぱり知っておく必要がある。 知っておくべき義務があると思うんですね。 そうすると結局正解はないんだけど より事実というか本当のことに近いところに寄っていくためには 正解はないけれども様々な見方がある。 その様々な見方をたくさん学ぶことで だんだん本当に近づいていくんだという姿勢を持つことだというふうに思うんですよ。 よく古いことわざで群毛象を撫でるという あまり今は使っちゃいけない言葉かもしれないけど 目の見えない人が象を触ると ある人は太い牙を持ってツルツルしているものだとか ある人は長い鼻を触って鼻が長い動物だと いろんな見方をするでもそれは全然全体像に近寄ってないよねっていうことわざですよね。 だから全体を見るためには様々な寄せ集めが必要。 もちろん目が見える人が象を見れば象の形はわかる でも本当に目が見えている人が目の見えない人に比べて象の本質を掴んでいるかというと そうでもない。だって目でしか見てないんだもん。 目で見た象の形は理解しているけど 視覚障害の人が触って象の肌 ザラザラしたグレーの肌を触った時の感覚みたいなのは 目で見ただけじゃわからないでしょ。 そうすると象の本質というのは必ずしも形だけじゃなくて その肌の皮膚のザラザラ感も本質の一つなわけだから それもやっぱり本質じゃないですか。 だったら象の本質を知るためには 象の見た目も必要だし、触った感じも必要だし 牙を触ってみることも必要です。いろんな見方が必要なんだよね。 だから目が見える人間だったら全容がわかるんだって思うのも やっぱり僕は間違いだなと思うんです。 たまに一方的なすごい偏った視点しかないのに 俯瞰してみるとこうだとか言い切っている人がいるんだけど その言い切ることもやっぱり間違いだよね。 だから姿勢としてはまだまだ自分は象の全体像をわかってない でも象の全体像を学ぶ努力をするために 象の見た目とか触った感じとか匂いとか そういうものをありとあらゆる五感で学んでいく姿勢が必要だよね というふうに考えなきゃいけない。 それが多分ニュースとか世の中に起きている出来事に対する見極め方で 大事なんじゃないかなと。 だから多様な見方、例えば一つの出来事があるとしますよね。 それについていろんな人がいろんな見方してるじゃないですか。 でも昔は例えば新聞とかテレビしかなかった時代だったら もう新聞社の見方しか学ぶことができなかった。 よく新聞はいろんな情報が得られるけど インターネットはタコツボ化してしまって固めた見方しかできないというふうに ネットのことを批判している新聞記者の人とかいますけど 僕はあれはすごい間違ってると思っていて 確かに新聞にはいろんな情報が載っている でもそれはジャンルがたくさん載っているだけですよね。 政治、経済、社会、文化、運動。 でも見方が多様化ってそのことはない。 だいたい一つの見方に染まっちゃってるので 例えば朝日毎日東京は当たりと左寄りだし 三峡は当たりと右寄りだしっていうね。 だから大事なのはジャンルをまたぐことじゃなくて いろんな視点、いろんなイデオロギー、いろんな世界観 いろんな価値観でものを見ている人たちがいて それぞれからどう見えているのかってことを 我々は謙虚に学ぶことなんじゃないかなというふうに思うんです。 そのためにはどうしたらいいか。 どういうふうに具体的に視点を多様化して いろんな視点を学ぶのがいいのかっていう その実用的な方法を今回のその読む力って本では一生懸命書いてます。 もしよかったら来週手に取ってみてください。 Kindleも出ます。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚06:561.チャプター 1https://amzn.to/3f2ZLBqコメント感想・質問・応援メッセージを書こう とにかく明るいしくじり先生 【やまけん】2022年1月21日大山です。多様性のお話し、大変に共感しました。「読む力大全」Kindleで予約済みですが、来週末に読めるのを楽しみにしています。「インプットをアウトプットに最大化する」というところ、とても気になります。また、読書レビューを書かせていただきます。😄📖📚返信 俊尚 佐々木2022年1月22日ありがとうございます。嬉しいです。 とにかく明るいしくじり先生 【やまけん】2022年1月22日1つ確認がございますので、またメールを差し上げてもよろしいでしょうか? 回鍋肉2022年1月20日「多様性」を謳っている人ほど、用管窺天に陥っている気がしますそれこそ、佐々木さんの言う「多様性を語って一様化してしまう」ですね返信 俊尚 佐々木2022年1月22日おっしゃる通りですね……多様性と言ってるのに、意見の多様性はなぜか認めない人多いと思います。
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それこそ、佐々木さんの言う「多様性を語って一様化してしまう」ですね