TOPトーク専門家毎朝の思考管理職って本当は「専門職」であるべきだと思う07:53 2022年5月21日 6,539再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次自身の管理職経験から得た気づき現代のマネージャーに求められる役割これからの組織とマネージャーの形専門職として築くキャリアパス組織に依存しない生き方の可能性AI文字起こし(β版) # 管理職って本当は「専門職」であるべきだと思う おはようございます。さだきとしなおです。 今日は管理職、マネジメントの仕事について考えてみようかなと思います。 新聞記者が僕は仕事人生の最初の始まりで、十数年間やってたんですけれど マネジメントの経験はなかったんですよね。 新聞記者は現役の間はほとんど管理職に就くことはなくて 個人事業主みたいなところが、別に自分で金を稼ぐわけじゃないんだけど 自分でネタを取って自分で書いて、それで自分で評価を得るみたいなところがあって あまりチームで仕事するってことはないんですよ。 それでも40歳ぐらいになるとみんな管理職になったりする。 管理部門の総務とか人事行くケースもあれば 地方支局という各県庁所在地に取材拠点があって そこのデスクとかですよね。デスクって何かというと 若い記者が書いてきた原稿を直したりとか あるいは取材の指示を出したりとかね、そういうことをやる仕事なんですけど そういうのをやるのもあまり興味なかったなというのも 新聞記者を39歳で辞めた理由の一つであったんですが その後、パソコン雑誌の編集部に3年近くやってたんだけど あんまり管理職興味ないって言ってたわりに年齢のせいもあって 編集部のデスクっていうのは管理職にさせられちゃった。 これをやってみて思ったのは 自分は編集者というか管理職には向いてないなっていう。 だって例えば若い編集者とかあるいは外部のライターとかに 原稿を書いてってお願いして待ってるわけですよ。 書くのが遅い人が多いので、これは別にどこの世界でも同じだと思うんだけど ようやく深夜になって原稿が上がってきてみると いやこれだったら俺が書いた方が早いし出来も良かったとか思ってしまう。 という話を知人の編集者に愚痴ったら 佐々木さんそんなこと言ってる人はね編集者とかマネージャーとかそういうのは向いてないからやめた方がいいですよ。 それはライター気質ですよ。自分がやった方が早いっての。 なんて言われても確かに言われてみるとそうかなっていう。 だからフリーになってからも フリーのジャーナリストって結構スタッフとかアシスタントを雇う人が多くて そういう人にいろんな下調べをやってもらったり雑誌をやってもらったりする場合もある。 人数が多い方が会社を続けにした方が機動力も出るし 大きな仕事も取れるっていう話があるみたいなんだけど どうしても無理だなと思って。だって人を使うなんてできないですよ。 もう絶対無理。 と思ってやらないでこのままずっと一人でね、以来20数年やってるんですよね。 マネージャーって言われるのは管理職の仕事って 昔と今ではだいぶやる内容が違っていると思う。 大昔の昭和の頃なんかそれこそ管理職、課長やら部長やらって 本当に倫理の半コースだけが仕事みたいなところがあったと思う。 さすがにそんな仕事はもうなくなった。 でも平成の30年間のコストカットとブラックロードの時代みたいな管理職って ひたすら人数減っていく中で部下のお尻を叩いて 早くやれ、もっとやれ、ノルマを果たせみたいな そういうゴリゴリの管理職の時代って結構あったと思うんだけど これも今の時代には終わりですよね。 そんなことしたらブラックロードだって言われて批判されるし いい人材は来ない。 やっぱり最近いろんな会社の人と話して聞いていると やっぱり管理職の仕事、本来の意味でのマネジメントって何なのかというと やっぱりそのチームの人をいかに気持ちよく働かせるか インセンティブを与えたりとかモチベーションをつけたりとかね 気持ちよく働いてもらい、なおかつチーム内の調整をする 人間関係もそうだし仕事のありふりもそうだし そういうものをうまく調整していく そういう調整役の仕事っていう風になってきているのかなと思うんですよね。 実際、ティール組織とかホロクラシーとか 最近だとDAOって自立分散型組織みたいなのが web3の文脈で言われてますけれど あれはスキルノウハウの揃った少人数のチームで リーダーとか置かずに仕事をするっていうね。 その代わりマネージャーはいる。 マネージャーはいるんだけどそのマネージャーっていうのは いわゆる昔ながらの上から下を見る管理職ではなくて どっちかというと下から支えるぐらいの管理職っていうね。 言ってみれば高校野球のマネージャーみたいなもの? そういう風に役割が変わってきてるって話も そういう新しい組織形態の中でも出てきてるんですよね。 そうやって考えると、例えばwebデザインとか開発とかの仕事で ずっとデザイナーとか技術者でやってきた人が 出世したから管理職になるっていうものでもないよなって思うんですよ。 僕みたいに個人でやるのは好きだし向いてるけど マネージメントとてもできないなんて人は多分たくさんいる。 特にデザイナーとかエンジニアなんてそういう人多いでしょう。 だから最近は本当マネージメントやりたくないと。 その代わり自分の専門職のスキルアップを重ねたりとかね キャリアを積み重ねていきたいっていうようなことを考える人が増えてきてるのかな。 だから企業によってはそのマネージメントの人事とかもそうなんですけど いわゆるマネージメント的な仕事は専門職として扱って そういう人材を育成するって方向に出てきてるところもあるみたいですよね。 だから昔みたいに1階の専門職から入って だんだん出世すると課長になって部長になって やがて役員目指すみたいな そういうキャリアパスはもうちょっと時代についていけないかな。 ついていけてないかなって感じもします。 これからやっぱり自分のスキルみたいなものをどうやって積み重ねていって その会社が仮になくなったりとか、あるいは会社からリストラされたりしても 他の会社でやっていける。 逆に言うとスキルを積み重ねるために会社を転職していく。 だからマネジメントの道を選ばないで 専門職としての知見とか腕を磨いていくっていう そういう方向に行く人がこれから増えていくんだろうなと。 言ってみればあれですよ。包丁一本さらしに巻いて渡り歩く板前さんの世界みたいな。 その生き方みたいなものがデザインとかエンジニアとか あるいはその他の仕事、広報とか営業とか そういうところにも広がっていくって方向なんじゃないかなってのは最近思います。 面白いじゃないですかね。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:531.管理職って本当は「専門職」であるべきだと思うコメント感想・質問・応援メッセージを書こう にこぽん2022年5月21日初コメです。毎朝楽しく拝聴しています。課長職をしていますが、佐々木さんのおっしゃる現代の管理職の役割が自分が思っていた役割とピッタリ一致していて、やっぱりそうだよねとうんうん頷きました。またITエンジニア職ですが、職人気質の方が管理職になると、本人も周りもアンハッピー、ということはあちこちで発生しています。特性の考慮も大切ですね。いろんな切り口のお話、勉強になります、ありがとうございます!3返信 佐々木俊尚2022年5月27日ありがとうございます1 むひ2022年5月21日現場が良くなることを考え実行出来る人が管理職向きだと思います。2返信 しとう2022年5月21日おはようございます。お話頂いた内容は、まさしく今の時代の管理職です。私は経理部長をしていますが、会社のビジョンとメンバーのキャリアの架け橋を常にイメージして、業務の調整役として働いています。私も昔ながらな管理職は苦手ですが、いまの形はとても楽しく充実した働きが出来ていると思います。いつも素敵な気付きがあるお話をありがとうございます。5返信 佐々木俊尚2022年5月27日ありがとうございます
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いろんな切り口のお話、勉強になります、ありがとうございます!
お話頂いた内容は、まさしく今の時代の管理職です。
私は経理部長をしていますが、会社のビジョンとメンバーのキャリアの架け橋を常にイメージして、業務の調整役として働いています。
私も昔ながらな管理職は苦手ですが、いまの形はとても楽しく充実した働きが出来ていると思います。
いつも素敵な気付きがあるお話をありがとうございます。