TOPトーク専門家毎朝の思考「参院選で誰に投票するのか」を決めるわたしの基準07:41 2022年6月29日 7,180再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次政治哲学では測れない候補者の資質糸井重里氏の言葉に見る政治家の条件悪を断つ「正義」と「Justice」の真意政治に求められる「解像度」とは何か攻撃せず構造を見抜く政治家への一票AI文字起こし(β版) # 「参院選で誰に投票するのか」を決めるわたしの基準 おはようございます。さわひとしなおです。 参議院選の投票日がだんだん近づいてきて、 参議院選挙ね、選挙区大きいので、あんまり選挙区は走り回ってなくて、うるさくなくていいですよね。 地方選挙とかだってね、区議会議員とか市議会議員、 どぶ板って昔言い方あったけど、地域密着型なので、 たくさん選挙区が走り回って、ちょっとうるさいな選挙って思うんだけど、 参院選はもう少しじっくり、ものを考えられる感じでいいですよね。 誰に投票するのか、なかなか難しいですよね。 東京選挙区なんていっぱいいるしね、候補者の人。 政策がすべて一致している人がいれば、それは最高だと思うんだけど、 なかなかそんな人はいません。政党であってもね。 政治家、個人であっても。 一方で政治哲学で考えるっていうのは、根本的なまず、 政治に向き合う方法としてあるんですよね。 政治哲学って何かっていうと、例えばリベラリズムとか、 コミュニタリアリズム、コンサバティズムとかね、 リバタニアリズムってカタカナばっかりですけど、 保守主義なのか、あるいは自由を求めるリベラルなのか、 リベラリズムって今は自由だけではなくて、 どっちかというと福祉とかそういうのも含んだ、 いわゆる戦後、第二次世界大戦後のアメリカ、ヨーロッパの基本的な考え方ですよね。 王道だと思います。 コミュニタリアリズム、共同体主義って言われるんだけど、 社会にとって何が一番いいかってことを考えていこうっていう、 自分と自分の共同体を大事にしましょうって考え方で、 有名な白熱教室のマイケル・サンデル先生とかが言っている哲学ですよね。 リバタニアリズムってのは真珠主義的な、 完全な自由を求めるっていう、 これ企業家とかにすごく多いですけど、 ただ日本で政治家や政党がそこまで政治哲学明快に分かれているかというとそうでもない。 あんまり政治哲学で物を語ってこなかったというところもあり、 そこで切り分けるのは結構難しいかなっていうね。 立憲民主党リベラルって言ってるけど、 あれは本当にリベラリズムなのかというとちょっと違う気がするし、 共同体主義を標榜している政党もあるかというとあんまりないですよね。 だからちょっと難しいかなと。 最後は個人の政治家、候補者であれば、 その人の政治に向け合う姿勢とか信頼度みたいなのを見ていくしかないかなというのは個人的に思うんですよね。 それでいつも思い出すのが、 糸井重里さんが2011年、震災の直後ぐらいにツイートされていた非常に有名な言葉があって、 ちょっと紹介すると、 僕は自分が参考にする意見としては、 よりスキャンダラスでない方を選びます。 より脅かしてない方を選びます。 より正義を語らない方を選びます。 より失礼でない方を選びます。 そして、よりユーモアのある方を選びます。 さすが糸井さん、名文句ですよね。 これは本当にその通りだと思っていて、 攻撃的な人はまずあんまり信用しない方がいいかなと。 常に誰かを攻撃しているような人ね。 なんで攻撃している人がいけないのかというと、 それは味方と敵を分けるからである。 自分の味方は攻撃しないで敵ばかりを攻撃する。 そこに分断が生まれるわけで、 その分断をわざと生むような方向に言動している人は 信用しちゃいけないかなと、僕は個人的に思っている。 あと、正義を語らない方を選びます。 正義って一体何なのか。 日本の場合、正義というと、 これも前に誰かが指摘していたと思うんだけど、 仮面ライダーとかウルトラマンみたいな、 いわゆる正義の味方っていう、 社会の中で悪を打って正義を助けるみたいな、 一方的に悪い人を急断するのが正義みたいな風に 思っちゃっている人が多いんだけど、 そういう正義は僕は良くないと思う。 だって物事を考える上で、 解決しなきゃいけない問題って、 だいたい構造が間違っていることが多い。 だったらその構造を回収する方が大事なので、 悪を打てば問題が解決するケースってあんまりないんですよね。 例えばヒトラーって、 第二次世界大戦の超悪人に思われていて、 実は悪人だったと思うんだけど、 でも一方で、 欧州大戦、第一次世界大戦後のドイツの球場、 莫大な賠償金を貸されられて、 どん底まで落ち込んでですね。 っていう状況の中で、 もし本当にヒトラーが出てこなかったら、 良い国になってたかって、そんなことはなくて、 多分別のヒトラーが出てきたか、 あるいは別のヒトラー的な政党が出てきた可能性は高いと思うんですよね。 そこにやっぱり構造の問題があったと思う。 だからそういう正義ではなくて、 英語の正義ってね、 ジャスティスですよね。 このジャスティスって言葉を正義って訳しちゃって、 その正義が何か正義の味方になっちゃってるから混乱、 日本語が混乱しちゃってるんだけど、 本来のジャスティスってのは公正さっていう意味で、 バランスをちゃんと取るみたいなね。 そういうことだと思うんです。 だからあんまり攻撃的な人、 あるいは正義を背負ってですね、 悪を打ちたがる人ってのは、 信用しない方がいいかなと。 解像度って言葉があって、 画面の解像度っていうね、 解像度が高い方が細かいところが見える。 解像度の低い発言って、 もう日本はダメだとかね、 大雑把に言っちゃう人。 こんなやり方じゃダメだ。 それはどんなイデオロギーでもそうで、 例えばロシアのウクラナ侵攻に対してね、 ロシアは消しからん。 ウクラナは降伏せよ。 どっちも言ってることは解像度低すぎると思うんですよね。 そうじゃなくて、 じゃあこのロシアのウクラナ侵攻をやめさせるためには、 日本は一体何ができるのかってことを、 個別具体的にきちんと論じられる政治家、 つまり解像度の高い発言、 細かいところまで目を配った発言できる人ってのは、 僕はすごく重要だと思うんですよね。 そういう人たち。 攻撃的ではなく、 悪を休断しているのではなく、 問題をどう解決できるのかって、 その構造に目がやれる人、 それを個別具体的にきちんと語れる人、 そういう発言をしている人を、 なるべく政治家として支持し、 投票していきたいなというふうに、 個人的には思っています。 参院選、投票日は僕は東京にいないので、 期日前に投票しておこうかなと思っています。 皆さんもぜひ投票に行ってきてください。 ではまた明日。 もっと見る #わたしも投票します 毎朝の思考佐々木俊尚07:411.「参院選で誰に投票するのか」を決めるわたしの基準コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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