TOPトーク専門家毎朝の思考そこにロジックはありますか?をつねに問おう08:23 2022年7月6日 6,688再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次新人のコップ洗い指令、その真意感情優位からロジック重視への変化当時のコップ洗いにもあったロジック「とにかくやれ」が育んだ日本人の能力能力を引き出す「ロジック」の問いAI文字起こし(β版) # そこにロジックはありますか?をつねに問おう おはようございます。さわきとしなおです。 もう30数年前の、本当に昔の話なんだけど 新聞社に入社した時に 新人歓迎会みたいなのがあって ビールか何かを会議室で飲み つまみとかポテチとかを食べて 挨拶をさせられて、いわゆるよくあるやつですよね。 終わった後に部屋から出てこうとしたら 新人社員が集められて よしお前らこれから今日使ったコップを洗いって言ってコップを洗わされた。 その時に新聞記者になったのであって コップを洗うために新聞社に入ったんじゃないって 無謀にも上司に反論したりして そしたらすごい頭むなしに怒られて 何を言ってんだお前ら新人は言われたことやってりゃいいんだみたいな感じで 仕方なく洗ったんですけれど だから昔ちょうど昭和の本当に最後の年ぐらいだったんだけど あの頃は何かうむは言えさずとにかくやれみたいなね そういうものがすごく多かった。 新聞記者になってからも新聞記事を書く時に あんまりロジックって大事にされてなくてですね なんとなくやっぱり感情とか市民の気持ちに寄り添えているかとか 庶民感情を用いているかとか 感情に寄り添うとか あるいはそれはお前の信念でできているのかとか お前の正義に沿っているかという よくわからないふわふわした根拠のない正義みたいなものを言われたりとかね なんかそういうことはとても多かった。 これはきっと新聞社だけじゃなくて 社会全体が当時はそういう雰囲気だったんだろうなと思うんですよね。 でも今はそういう時代ではなくなった。 よく中高年になった管理職の人が 会社で新人がやってくれないとか若手が言うこと聞かないという 愚痴というか不満を口にされている人はよく見るんだけど あれって僕は説明にロジックが足りてないんじゃないかな というのはすごく思うんですよね。 今は20世紀のような感情と情念の時代ではなくて やっぱりロジックの時代だなと思う。 例えばさっきの新入社員歓迎会でコップ洗うということを考えると そこにも実はロジックはあったと思うんです。 その時の上司は説明してくれなかったけど だってまず新入社員が入ったばかりで何一つ仕事ができない。 これから覚えるわけですからね。 それなのに初任期はもらえるわけです。20万円ぐらいの。 そうするとその20万円って一体何に対する報酬なんだと。 まだ新聞記者としての仕事は何もできないんだから せめてコップ洗うぐらいの仕事をして その20万円の報酬の一部でも負担しようと思わないのかというロジックは成立するかな。 あるいはそれに加えて、じゃあコップ洗いは君がやらないなら一体誰がやるんだと。 それをやるために人が雇うのかと。 そういうことをやる人が雇ったら、それによってまたコストが増えてしまう。 そのコストを一体誰が引き受けるのか。 あるいはそれを非正規雇用の人にやらせるんだったら それはそれで格差社会のまた一つの断面が出てきてしまうんじゃないか。 だったら君らは今の格差社会がどうなっていくのかということを実感するためにも こういうコップを洗うというような地味な下積みの仕事をすることが 心の持ちようとして大事なんじゃないか。 今は思いつきで言っているだけですよ。本当にそう言えるかどうかわからないけど そういうロジックは多分成立できるし そういう説明はしてあげてもいいんじゃないかなと思うんですよね。 でもやっぱり自分たちが若い頃は、有無を言わせずやらされたという 感情と信念だけでいけ!みたいな感じだったから 今更そこを説明するというのはできないというか慣れてないという人が 今の50代ぐらいにはすごく多いんじゃないかなというのは 個人的な観測範囲で見てても思うんですよね。 前もある地方に行って交流してた時に 地元でおそば屋さんを長くやってらっしゃる60歳ぐらいの方とお話をしてたら やっぱり今の若いアルバイトとかあるいは従業員で入ってくる おそば屋に入ってくる人は とにかくやれって言うと動かないんですよね。 でも昔はとにかくやれって言うとやったからこそ 何か人間が育つこともできたし そのデッチボーコンみたいな方向で ある意味日本人の平均的な能力がアップしてたというか 日本人の労働者の平均的能力が高いというのは そういうデッチボーコンで実際にやってた部分もあるんじゃないかというふうに すごい力説されて 確かにそういう面はひょっとしたらあったのかもしれないなと。 日本人の労働者の平均的な能力が非常に高いというのは 散々あちこちで言われていて 例えば有名な話だとこれも前に話したかもしれないですけど 2012年ぐらいのOECDの調査で 日本人の中卒の人の数学的能力とか読解力は イタリアスペインの大卒より高いという すごい驚くべき数値とか出てるんですよね。 もちろんそれはもともとの日本人のDNAにあったかもしれないけど 一方で平均的能力を上げるための教育システムは確かに日本の中にあって その一つがデッチ暴行とかそういうものだったのかもしれない。 ただ今時代は平均的能力の高さだけで勝負できる時代でもなくなってきているわけで 平均的ではなくて様々な自分の能力の多様性があって その多様な能力のどの部分を伸ばしていくのかということを それぞれ個人個人で考えていかないといけない。 何の能力もない人なんていないと思うんですよね。 みんな何かの能力を持っている。 ただそれがうまくマッチングしないと仕事も人生もうまくいかなくなるので うまく自分の持っている能力を引き出してもらって それが自分のやりたい仕事とか そういうものとマッチできるような仕組みを作っていく必要がある。 そうするとそれは平均的能力を引き出すことではなくて 別の仕組みが必要だよねというのは思うんです。 そのマッチングにおいてはやっぱりそこでロジックをどう組み立てていくのか ということはどこかで大事なんじゃないかなと。 だからロジックを大事にするとは別に その人をスポイルするとか甘やかすとかそういうことではないと思うんですよね。 その人の能力を引き出すためにこそ ロジックを持ってそこで向き合うという姿勢が 僕はやっぱり大事なんじゃないかなと思います。 だから中年になった人も男も女も含めて 自分が部下とかあるいは外部の人とか若い人に向き合う時に そこにロジックはあるのかということを常に問っていってくださいというふうに思います。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:231.そこにロジックはありますか?をつねに問おうコメント感想・質問・応援メッセージを書こう りょうた2022年7月7日上の方々が自分の意見を説き慣れていないというのは実感。自分もそうならないように、めんどくさがらず継続します💦返信 Pw4aStxKvKF8QvO2022年7月6日今、40代半ばですが、社会人では感情的に怒鳴られて、理不尽な怒鳴られに耐えることばかり覚えてきました。先輩から「あんた看護師辞めたら?向いてないよ」と言われた事を未だに覚えています。あの時代は研修医も上級医から怒鳴られた蹴られているところをかなり見てきました。感情で話さない医師ですらそんな状況でしたし、怒鳴る医師は珍しくありませんでした。そこから得られたものは我慢することのみでしたね。私も後輩に冷静に説明する習慣はついていません。ただ理不尽な事はしませんでした。返信 藤田裕臣2022年7月6日う〜ん、同世代の人間として、耳が痛いお話しですね😅でも、最近の新入社員は、ホント理解して、納得しないと動きませんねぇ〜😰ハイ。と返事してもホントに分かっているのかどうか良く観察していないと違う方向に行きそうで恐いです\(//∇//)\そう言う意味では、伝える側がしっかりロジックを組み立てて、理解させられているかが重要なんだと今日の放送を聴いて、やっぱりと思ったので、コメントしました。何時も聴いています。ありがとうございます😊返信 ながなり2022年7月6日部下側でロジックに考えられたら強そうですね。・・・いや、考えすぎて会社やめてくかも。返信 むひ2022年7月6日上司でも、雑用のような仕事に対してロジックを説明できる人とそうでない人は、メインの仕事でもやはり違いがでます。私は言われたら仕事と自然と認識するので、そこに疑問を持つようになるまでは続けるタイプなので、後輩に教えるのは苦労します。そもそも何のために、どんな理由が、など問うことを忘れないようにしたいと思います。2返信 佐々木俊尚2022年7月6日ありがとうございます😊 もっと見る
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でも、最近の新入社員は、ホント理解して、納得しないと動きませんねぇ〜😰
ハイ。と返事してもホントに分かっているのかどうか良く観察していないと違う方向に行きそうで恐いです\(//∇//)\
そう言う意味では、伝える側がしっかりロジックを組み立てて、理解させられているかが重要なんだと今日の放送を聴いて、やっぱりと思ったので、コメントしました。
何時も聴いています。
ありがとうございます😊
私は言われたら仕事と自然と認識するので、そこに疑問を持つようになるまでは続けるタイプなので、後輩に教えるのは苦労します。
そもそも何のために、どんな理由が、など問うことを忘れないようにしたいと思います。