TOPトーク専門家毎朝の思考 わたしたちにとって宗教の意味とはなんだろうか08:46 2022年7月16日 6,773再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次オウム事件から考えるカルトの定義生きづらい人が求める宗教の役割スピリチュアル・自己啓発が代替に?「なぜ生きる?」真の宗教の役割AI時代に問い直す宗教の存在意義AI文字起こし(β版) # わたしたちにとって宗教の意味とはなんだろうか おはようございます。さわきとしなおです。 阿部さんの銃撃事件を機に統一教会という宗教団体、カルト教団の問題は すごいクローズアップされて、いろんなところで報道されたりしてるんだけど この問題って、僕なかなか難しいなと思うんですよ。 そもそもカルトって何なのか。 オウム神理教とか統一教会がカルトであるのは間違いない。 どっちも霊感処方とか献金の許容だったりとか 反社会的行為をしている、法律に違反していると。 オウム神理教に立っている人をたくさん殺害してますから 僕はちょうど1995年のあの事件の時に 毎日新聞の社会部で、警視庁の捜査機関の担当記者だったので まさに過虫にいて、いろんなオウムの犯罪を目の当たりにして 本当に震え上がる思いをしました。 目黒の交渉役場の狩屋さんという人が 殺害されていたんだけど、行方不明だった事件があって オウムの仕業だったんですよね。 あの時も遺体が見つかっていなかった、どこにいるのかさえわからない。 ずっと狩屋さんの事件がどうなるかを僕は追っかけていて 当時の捜査機関課長は 遺体が出ないんですかね、どこかに埋められてるんですかね 一回、夜回りで聞いたことがあって、そうするとね 寺尾さんという捜査一課長でしたけども、当時すごく有名な人だったんだけど その寺尾一課長が、佐々木さん 遺体はね絶対に出ません。 絶対に出ませんって何なんだろうっていうね 埋められてたんだら ねえ 掘り起こせが出てくるし 一体どういうことなんだろう、バラバラにしたのかなといろいろ考えていたのですが 後からわかったのは オウム心理教が巨大な わかりやすく言ってしまえば電子レンジですよね それを作ってそこに遺体を入れてですね 長時間マイクロ波をかけて本当に粉々にしてしまったっていうね それをもとすこかなんかに 湖に撒いたっていう 聞いただけで恐ろしくて そういうことを作る技術力とですねそれを実際に実行してしまう 何とも言えない人間の恐ろしさみたいな感じで 震え上がった覚えがあるんですけれど ただねそのカルト 信仰主義が出てくるとすべてカルトって言ってしまう 統一教会はオウムがカルトであることはもちろん 議論の余地はないんだけど 一方でなんか宗教というものを全て 怪しげなカルトって呼んでしまうことに対する なんか危惧っていうのもあると思うんですよね僕はね 何をもって反社会的とするのか もちろん法律に違反している犯罪を犯しているのは反社会的なんだけど なんか宗教ってやっぱりそもそもがその時々のね 一般社会の規律とか考え方とか意味する人たちが集まる場所じゃないですか それはもうキリスト教が始まった時だって 仏教が始まった時だってね何千年も前ですけど みんな同じだったと思うんだよね だからそういう社会から常に逸脱していくっていう宗教を 社会の側がどうそれを受け止めるのかってなかなか難しいなと思う 言い方を変えればその生きづらい人たちっていうのは一定数社会にいるわけですよね この社会の倫理についていけないあるいはこの社会から落ちこぼれてしまう そういう人たちにとって宗教団体っていうのは アジールって言い方をしますけど避難所みたいな駆け込み寺みたいな役割をしているわけで そういう意味での宗教の意味ってねやっぱりそう簡単に 否定しちゃったらいけないんじゃないかなというのは一方で思うんですよ だから僕はずっと宗教の人たちと対話を続けてるってことをやってきていて いまだにそこは宗教って何なのかって答えがよくわからないなっていつも思う でもそこで対話をしたりとか宗教って何なんだろうって考えていくこと 宗教団体の人と話をすることってやめちゃいけないなっていうのも一方で思うんですよね 総統宗の藤田一生さんっていうとても有名なお坊さんがいて 僕は前に何度か藤田一生さんと対談させていただいたり トークさせていただいたことがあるんだけど 一度すごいああと思った受け答えがあって 今の時代って別に宗教、伝統仏教とか伝統的なキリスト教を含めてだけど それこそ自己啓発文を読んだりとか、あるいはスピリチャルのパワースポットだとか ああいうのを読んでもある程度それで宗教的な心の緩い所みたいなものとか そういうものって満たされてしまう部分ってあるんじゃないのかなと それがいいかどうかは別にして ある意味日本って宗教があまり流行らない それはオウムとか統一教会のせいで 信仰宗教に対するすごい拒否反応が起きてしまったというところも背景になるんじゃないかと思うんだけど 宗教が否定されるがゆえに、でも人はやっぱり宗教を求めてしまうわけだから その代償行為としてスピとか自己啓発とかがあるのかなという これ海外でも同じですよね ヨーロッパでもアメリカでもやっぱり若者の宗教離れてすごい言われている フランスではもうカトリック信仰している若者がすごい少ないとかね アメリカは宗教の国なんだけど それでもやっぱりキリスト教から離れていく若者が多いと そういうのの受け皿に自己啓発なんてアメリカは総本山ですけど そういうものが受け皿になっている部分ってあるんじゃないのかと じゃあこの先そういうスピとか自己啓発みたいなものではない 本来的な宗教というものが生き延びていくというか 社会に受けられていく人々に受けられていく余地はあるんだろうかっていう ことを疑問として口にして藤田一生さんにぶつけてみたことがあるんだけど 一生さんの答えは本当に鮮やかで 佐々木さんね 例えばお金がないとか彼女が欲しい彼氏が欲しいとかね あるいは仕事が辛いとかそういういろんな悩みってやっぱり生活になりますよねと それに対する答えとかヒントって確かに今の自己啓発とか スピみたいなもので満たされる部分はあるのかもしれない でもそういうので満たされてもどんどんどんどん掘り起こしていくと 最後にやっぱり自己啓発やスピリチュアルでは満たされない答えが得られないものってあるんですよ 例えばなぜ自分は生きてここにいるのかとか なぜ自分は死んで無になっていくんだろうかとか そういうスピリチュアルや自己啓発に決して答えが得られないものに 考え方とか答えとかを示すってことが実は本当の宗教の役目なんですよっておっしゃってて ああなるほどそういうことなのかってすごく僕は感銘を受けました。 そういうと本当にテクノロジーの時代で人間が死んでも その ai にパーソナリティを移していくとか いろんな姿勢観そのものも変わっている可能性がある中で 宗教の意味ってより大きくなるかもしれないし あるいは宗教そのものも大きく変わっている可能性もあるかなってことを思ったり いろんなことを考えさせられます。 なんか宗教ってもう一回みんなで考えてもいいんじゃないかなっていうテーマだなって 僕は個人的には思っています。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:461. わたしたちにとって宗教の意味とはなんだろうかコメント感想・質問・応援メッセージを書こう pink forest2022年7月31日良いお話。ありがとうございます。返信 ボブ2022年7月16日人間という動物は何故宗教行動をするのか興味があります返信 nn2022年7月16日コロナ禍になってから、いっそう、インターネットでの有料コミュニティーサロン的なものが多数生まれてます。実際に会うパターンも有り。主宰者の多くは教祖様といいう存在よりはフレンドリーな印象。(中には?!なものもあるでしょうけれど)美や投資や起業など明確な目的があるものの他にも、スピリチュアル、お金儲け、自己啓発、内容も価格もピンキリ。Voicyは審査もありますし、健全でカジュアルにたくさんの選択肢を見せてくれるツールのひとつとして良いなと思います。返信 かもす2022年7月16日日刊カルト新聞の藤倉某とかいう奴に佐々木さんがえらい叩かれてましたが、なんだかなあと思いました。どうせ聴いてもいないくせに。返信 busheye2022年7月16日お話の後半部分で同じことを仰っていますが、宗教とは結局、自分の中に問題や課題がある人にしか意味がない。外から「歴史」や「現象」として宗教を眺める人達にとっては常にナンセンスなものでしかない。 ツッコミを入れるための批判のタネでしかないのですね。1返信 もっと見る
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主宰者の多くは教祖様といいう存在よりはフレンドリーな印象。(中には?!なものもあるでしょうけれど)
美や投資や起業など明確な目的があるものの他にも、スピリチュアル、お金儲け、自己啓発、内容も価格もピンキリ。
Voicyは審査もありますし、健全でカジュアルにたくさんの選択肢を見せてくれるツールのひとつとして良いなと思います。