TOPトーク専門家毎朝の思考「統一教会」問題で、わたしが非常に不安に感じていること07:43 2022年9月3日 8,816再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次現在の「統一教会」報道への疑問ルールなき規制が招く私的制裁の危険フランス「反セクト法」が示す規制の難しさ「カルト」の境界線と献金定義の曖昧さ民主国家を蝕む「排除の論理」の恐怖AI文字起こし(β版) # 「統一教会」問題で、わたしが非常に不安に感じていること おはようございます。さわひとしなおです。 今日はちょっと社会的な問題について少し話をしてみたいんですけれど 統一協会は未だに騒然となってます。 すごいメディアの論調とかが、とにかく統一協会は悪だから アウトだからですね。 何らか規制性を排除せよと、もう統一協会の人から 何だろうな 言葉をかけられただけでもけしからんじゃないけれど それこそ秘書に雇ってたとかね、国会議員が。 でも秘書に雇う時にあなたは統一協会の信者ですか、そうじゃないですか というふうに不明を踏ませるというのは 心境の自由、内心の自由に反するからその音をしちゃいけないですよね。 それで統一協会の信者を雇ったからと言って国会議員が批判されるというのは それは憲法の理念から僕は逸脱しすぎてるんじゃないかなと思うんですよね。 統一協会という団体自体を規制するかどうかについても どういうところがアウトだから規制するのか どういう団体だったら規制していいのかというところを もうちょっときちんと議論した方がいいと思うんですよ。 それをやらないでとにかくアウトだと言っていると リンチになってしまう、指摘精査になってしまう可能性がある。 どういう方向、こういう団体は 例えば反カルト法みたいなものを作って規制しなきゃいけませんというふうに規制する。 その団体の要件に統一協会が適合しているかどうかということを精査して その上で判断するということだと思うんですよね。 そこまで法的な仕組みをきちんと作らないで メディアでただ統一協会は悪だ、アウトだと言っているだけというのは ちょっとやばいんじゃないのかなと。 逆に政府に対してそういう反セクト法みたいなものを求めるというのはどうなのかなという。 確かにフランスにはあるんですよね、反セクト法というのは。 でもフランスにしかない。西側諸国の中ではね。 フランスは過去にナチスに支配されていた 戦時中の時代とか色々あったので、ユダヤの問題とかね とにかく妨害な金銭要求とか 物理的に危害とかそういうものを行うセクトですよね、団体。 これは反カルト法ではないので反セクト法なので あらゆる団体が適応対象になっているんだと思うんだけど そういうものは規制しましょうって話なんだけど 一方で、過去に適応事例があるかというと実はないんですよね。 だからある意味、象徴的にそういうことをやっちゃいけませんということを 言っている法律に過ぎないって感じもあるんですよね。 本来、国がカルト指定してその団体を規制していいという考え方自体は 他の団体にも適応されてしまう可能性があるわけですよ。 例えば日本だとよく問題になるのだったら 中核派とか核マラミナみたいないわゆる過激派、古い左翼の団体ですよね。 今でも活動していて80年代、90年代ぐらいまではロケット弾を撃ち込んだりとか いろんなゲリラ的なことを行っていた。 そういう団体だったりとか、あと宗教団体というとカルトとそうじゃないとこの境界線 統一境界はカルトだって認定する。 それに近い信仰宗教団体がたくさんあるわけですよね。 新蘭宗とか創価学会もそうですし、あと幸福の科学とかいろいろあるんですけれど それとの境目って一体何なのかっていうところも本当は定義しなきゃいけないんだけど そこが現状の報道で曖昧になっている。 多額の献金と言うんだけど、伝統仏教のお寺で買名とか頼むと 高価な買名って100万円ぐらい取られたりするわけで あれは高額な献金に当たらないのかみたいな そういうことも議論しなきゃいけなくなってしまう。 非常にそこは難しいんだと思うんですよ。 だからもちろんカルトでいろんなひどい目にあっている人がいるのは間違いないので それに対して社会が対応しなきゃいけないというのは 決して僕は間違っていないともしただしい方向だと思うんだけど あまりにルールなき解除とかルールなき規制みたいになってしまっている状況は 僕は民主国家としてはとてもやばいんじゃないかなと思うんですよね。 でもそういうことを言うと霊感症法を要望しているとか お前はツボだろうみたいなことを言う人たちがいる。 でもそういうことを言う人たちが意外にかつて 80年代90年代例えばオウム・シンリ教が事件を起こした時に 破壊活動防止法という極左の過激派に適用されるべき法律を 公安調査所が適用した時にすごい反対したわけですよ。 そういうことをやると例えば労働組合とかも規制されかねない。 そういう人たちがなぜか今統一協会に規制を背負って カルトフォを作ってというようなことを言っているのを見ると それを反対しなくていいんですかと なんでそんな逆のことを言っちゃっているのっていうのはすごい怖い。 こういうところからまさに戦前回帰というか 軍歌の響きってよく言いますけど軍の靴ですよね。 そういう音が聞こえてくる気がするんですよね。 自分たちが絶対だと思い込んでしまうとそれは必ずファシズムにつながる。 自分たちを間違っているかもしれないと思うことこそが 僕は実は民主主義の礎の精神なんかじゃないかと思うんですよね。 自分が間違っているかもしれない。 そしていつ何時自分が犯罪の側、規制される側、アウトサイダーの側になるかもしれない。 常に自分は安全な地帯に身を置いておけるって思うことこそはすごく危険だし だからこそ私は正義なんだ、俺は正しいんだと思うこともとても危険であって そういうものが実は排除の論理につながっていくというのは もう過去の歴史でたくさん証明されている。 それがまた今回は統一協会問題で繰り返されている。 そこに対してそういうことを言っている人たちが無自覚 自分たちが戦前回帰してファシズム的な方向に向かっているんだってことを もうちょっと認識してほしいなと思うんだけど 多分こうやってボイッシーなんかで喋っても おそらく誰にも届かないだろうなと思うと なかなかかなり虚しいというか なんともやりきれない気持ちになります。 ちょっと今日は重い話をしていました。 ではまた明日! もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:431.「統一教会」問題で、わたしが非常に不安に感じていることコメント感想・質問・応援メッセージを書こう TARO.G2022年10月10日オウム事件の時も佐々木さんと同じことを言っていた言論人がいましたね。統一教会は日本人の金が目当てのカルト団体で、宗教団体ではないです。どうしても信仰したいなら解散命令出せばいいんです。そうすればカネが目当ての統一教会は存在意義がなくなりますから。返信 Pw4aStxKvKF8QvO2022年9月30日加熱したマスコミ報道にうんざりしています。1部の宗教を叩きつつ、与党を叩いている様に最近は見えています。マスコミが連日騒げば騒ぐほど、少しでも与党支持と見れば「壺売ってんだろ」と言われる始末。洗脳されている様に見えて言論統制していて1部の方々が求める「自由」とはかけ離れていますね。返信 kat2022年9月5日私は今回の放送で考えるきっかけになりました。自分は間違っているかもしれない。って忘れないようにしたい!感情を煽るニュース、情報につい熱くなってしまいがちですが、佐々木さんの冷静な視点はいつも勉強になります。ありがとうございます!返信 四條浩紀2022年9月4日「自分たちが間違っているかもしれないと思うことこそが民主主義の礎の精神」って言葉にすごく共感しました。これは右派左派どちらにも言えることだと思います。返信 Hiroyuki Tachi2022年9月4日いや、そもそも、統一教会が宗教と言えるか?と考えるので、この話に対してもモヤモヤするのですが....。自分には、反社会的勢力に見えるので...。1返信 もっと見る
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