TOPトーク専門家毎朝の思考肩書きとしての「蔵書」から、自分の内面を映すものとしての読書履歴へ07:23 2022年10月19日 6,128再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次Kindle普及で変わる読書スタイル見せるための「積ん読」は過去の文化購買履歴が示す「自分だけの蔵書」肩書きより内面が重視される時代へ心を豊かにするレコメンデーションとはAI文字起こし(β版) # 肩書きとしての「蔵書」から、自分の内面を映すものとしての読書履歴へ おはようございます。さわきとしなおです。 書籍をKindleで買うのってもうかなり当たり前になってきましたよね。 皆さんどうしてますか。 僕は本を買う時、Amazonで大体調べて Kindleが出ていればKindleで買う。 出ていないと紙だけかと思いながらちょっと悩みますね。 どうしても読みたい本、読まなきゃいけない本だったら しょうがないから紙で買うかという感じにしてるかな。 だから昔は本当にたくさん読んでいない本 本棚とか机のように積んどくですよね。積んだままにしてたんだけど 最近はすごい少ないです。読んでいない紙の本は 今目の前にあるのを慰めてみても多分2,30冊ぐらいしかないかな。 なるべく増やさないようにしてるんですよね、紙の本は。 置き場も困るのでね。 よく本棚のことを聞かれるんです。 うちは本棚は仕事場に5本ぐらい置いていて それぞれ8,7,8段ぐらいあるから2,000〜3,000冊ぐらいあると思うんだけど 全て読んだ本、さっきの2,30冊の未読を除けば これは資料になるなとか、一貫手放したら古い本だし もう一回手に入れるのが難しそうだなみたいな本を 割に中心に置いてるんですけれど だから読んできた本の一覧というよりは あくまで資料なんだよね。 つんどくという文化が昔があって、今でもやってる人はいると思うんだけど なんとなくこれからこの本を私は読むんだぞという意気込みみたいなもの あるいはこういう本を読むんだぞという 自己顕示みたいなものがちょっとあったりするかもしれないよね。 でもKindleになるとそのつんどく文化というのがあんまり意味なくなってくる。 人に見せられないですし、つんどくしているリストをね。 見せようと思ったらタブレットの画面見せればいいんだけど そこまでする人もあんまりいないでしょう。 そうするとなんか、蔵書の意味っていうのが 自分が読んできた本という風にだんだん変わってくる。 なぜかというとアマゾンで本を買うと その本の購買履歴が蓄積されていくわけですよね。 そうするとその購買履歴に応じてアマゾンのレコメンデーションが行われる。 そうするとアマゾンの書籍のページを開いた瞬間に様々な本がお勧めされて それは自分の読んできた本の相対からレコメンドされた本である。 つまり読んでない本も読んできた本も合わせて 自分が培ってきた読書遍歴というか その地の集大成みたいなところの中に自分がいるんだということを 認識できるようになるんですよね。 紙の本の時代はアマゾンが出てくる以前はそういうレコメンデーション機能はあまりなかったわけですよ。 だから例えば僕なんかは子供の頃だと 家を大人になったら買って一国一条の主みたいな言い方をして 大名は大名じゃないんだから何が一国一条の主だと思うんだけど 自分の城みたいな家を構えてそうすると小さい大節窓を作る。 その大節窓に無理やりソファーセットを入れて、立派な本棚もちょっと入れて 滅多に本なんか読んだことないのにそこに 百科事典全巻とか30巻ぐらいあるやつ 世界文学全集とかそういう全集ものを並べるっていうのが昔流行ったことがあった。 あれって別に本読んでないんだけど 自分がそういうハイレベルな地の世界にいるんだぞってことを お客さん来た来客に見せるためのものだったわけですよね。 だからどこのうちに行っても世界文学全集とかあるんだけど ちょっと開いてみると全然読んでないのがすぐ分かるっていう感じですよね。 表面は箱とかはすごい日焼けしてるのに本の。 中を開けるとページは真っ白でピカピカで全くヨレもヤブレもないみたいな本がたくさんあったから これ読んでないんだろうなって分かったんですよね。 そういう世界ってある意味本っていうのは見せるためのものっていうところは結構あったんじゃないかな。 昭和の時代どんな田舎に住んでようが都会に住んでようが 例えば40代50代ぐらいになって 一応それなりに社会的肩書きを得るようになると みんな競って朝日新聞を取って月刊文芸春秋を読むみたいなね。 なんかそういう感じってあったんですよね。 それもだから文芸春秋や朝日新聞っていうのがその中身っていうよりも 自分の属性とか肩書きみたいなものを表現するツールとして使われてたってことなんだと思う。 そういうなんか属性とか肩書きってだんだん意味がなくなるよね。 やっぱりその人の中身だよねっていうのは 書籍の話雑誌の話に限らず社会全体がだんだんそうなってきてるわけですよね。 誰かとあってその人の肩書きがどうかなんて気にしない。 その人はどんな中身を持っているかってことが結構大事だよね。 だから書籍もそういう飾りであることを捨てて まさにそのkindleで読んだ本の購買履歴 そこから得られる自分にとってのレコメンデーションがさらに自分を豊かにしていくっていうね。 だから書籍が飾りからどんどん内面化していっているっていうことは言えるんじゃないのかな。 だからいかに良いレコメンデーションを自分の周りに耕していくのか ってことは実は大変なんじゃないかな。 だって amazon の書籍のページ開いてずらっと自己啓発本並んだら それはそれで寂しいものがあるじゃないですか。 そうじゃなくてこの本良さそうだなっていう風に 誰かに自慢するわけでもなく自分の心の中で思える本が並んでいる感じにしていくっていうのが 自分の人生を豊かにしていく一つの手立てになっている感じっていうのはするんじゃないかなと思います。 表面よりも内面、肩書よりもその人の持っている心みたいなものが大事にされる世界になってきたんだなっていうのは キンドルを買うというそれだけの行為からも時々感じたりするんだよね。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:231.肩書きとしての「蔵書」から、自分の内面を映すものとしての読書履歴へコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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