TOPトーク専門家毎朝の思考クルマの操作はタッチスクリーン化が正しいのかどうか09:38 2022年12月8日 6,291再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次クルマ操作タッチスクリーン化の功罪MS-DOSとGUI、操作性の変遷運転中のUIと歩きスマホ問題の類似点ARメガネが描く未来の車載UI自動運転が変える車内エンタメ空間AI文字起こし(β版) # クルマの操作はタッチスクリーン化が正しいのかどうか おはようございます。さわきとしなおです。 最近よく話題になる話の一つとして 最新の自動車のダッシュボードですよね。 ラジオとか音楽を聞くオーディオのパネルとかですね それから窓を開けたり閉めたりエアコンをつけたり消していって いろんな操作が必要なんだけど あれがだんだんタッチパネルのスクリーンになってきている。 確かにパッと見て分かりやすいというのはあるかもしれない。 でも運転中操作できないよねという問題もあるわけですよね。 どっちが正しいのか。これはなかなか難しい問題で 道具が体の一部になっているんだったら タッチパネルよりも物理的なボタンの方がいいんです。 最近の車にもよくあるけど ハンドルのちょうど親指が当たるあたりに いろんなボタンが設置してあって そこを指探り手探りで押せば ラジオとかエアコンとかの操作ができるやつもある。 あるいはシフトチェンジできるのもありますよね。 あれってまさに身体と一体化している 体と一体化した操作系かなと思う。 どっちがいいんだろうか。 これはなかなか難しい深遠な問題なんですよ。 昔パソコンを僕が使い出した頃 1980年代ってもう遠い昔ですけれど まだWindowsとかなかった。 その前ってOSなんだったのって聞かれると コンピューターに詳しい人が昔から使っている人ぐらいしか 覚えていないんじゃないかもしれないと思うんだけど MS-DOSっていうマイクロソフトディスクオペレーティングシステムっていう OSで今のようなビジュアルなWindowsとかMacじゃなくて 画面は真っ黒ですよね。 もしくはモニターによっては緑色だったりしたんだけど とにかく白黒2色だった。 ワープロの画面みたいにね カーソルがピコンピコン点滅してるだけ もしくは点滅さえしてなかったりとかして そこにテキストをただ打ち込んでいく。 アプリを起動するのもアプリの名前を打ち込む。 ファイル一覧を出すのもファイル一覧を表示せよっていうね ディレクトリっていうコマンドを打ち込む。 とにかく全てコマンドだったんです。 これに慣れると非常に素早かった。 もうブラインドタッチっていうか タッチタイプができるとほとんどキーボード見ないで 画面も見ないで下手すると どんどんテキストコマンドを打ち込んでいくってやり方で 素早く操作できたんですね。 慣れてる人には非常に良かった。 でも一方で真っ黒な画面に カーソルが点滅してるだけだから 使えない人っていうか初心者には極めて 使いづらいというか近寄りがたい存在だったんですよね。パソコンって。 だからそこをなんとかしなきゃっていうんで パソコン雑誌が山ほど発行され パソコン入門みたいな本もいっぱい出て 街中にはパソコン教室とかがあったっていう感じであるんです。 その後WindowsとかMacが現れて Macの方が先なんだけど いわゆるグラフィカルユーザーインターフェース GUIって言われる画面上のアイコンをマウスでクリックすると ファイルが開いたりアプリが立ち上がるっていう 今のような仕組みができてきて それができてきた頃、普及し始めた頃 昔から真っ黒な画面を使ってた人たちは 使いづらいじゃんってみんな言ってたんですよね。 要するにいちいちマウスカーソルを アプリの上とかファイルの上に持って行ったりとか ファイルを開くのにいちいちWindowsいくつも開けたりとか めんどくさいことこの上ないと そのことやるよりテキストでパパパッと コマンド打ち込んだ方が早いじゃないかって おっしゃる通りです。 いわゆる職人芸に長けてる人にとっては 初心者向けのグラフィカルなユーザーインターフェースは 邪魔っ気でしかないってことなんですよね。 でもとはいえ真っ黒な画面にコマンド打ち込むだけのって やっぱり万人には受けづらいので あっという間に衰退していって 今でもプログラマーとかで使ってる人はいると思うんですけど 一般ではほぼ使われなくなってしまった。 WindowsとかMacのああいうグラフィカルなUIが出てきたことで パソコンが一気に普及したってことは 多分言えるんじゃないかなと思うんですよね。 そう考えると今車がタッチパネルになってきてるっていうのは そういうある意味万人受けする普及するためのUIと考えれば そうおかしなことじゃない。 ただパソコンと違って前を見ながら運転しなきゃいけないって問題がある。 でもこれスマホも実はそうですよね。 スマホもタッチパネルで画面を見ないと操作できないんだけど 結局それがきっかけというか原因となって 歩きスマホ問題って起きてるじゃないですか。 下をうつむいて二宮金次郎みたいな感じで スマホを見てる人が世の中にはたくさんいる。 しかも歩いてるんでちょっと危ないっていうね。 そうなったらポケットに手を突っ込んでて ポケットの中でも操作できるぐらいのUIを持った方がいいんじゃないか。 でもそういうUIって結構使いづらいし 慣れるまで大変かもねって問題が起きてくる。 ただいずれは多分スマホはなくなって まあメガネ型ですよね。 アップルなんかが開発してるとか販売するって噂されている10日型 今のようなVRのようなごっついヘッドマウントディスプレイじゃなくて メガネをかけて今目の前にある風景も見えるし バーチャルなものも見えるっていうね。 そういうものが一般的になっていくだろうと。 それはもはや我々とスマホが向き合っているような向き合い型ではなくて 我々の視線とか視点に寄り添うようにして ARのメガネがいてくれるっていう 同じ方向を見てるデバイスっていう方向になるんじゃないか。 じゃあ車はどうなんだっていうと 車はさっきも言ったように同じ方向を見てほしい。 だから一部ちょっとだけ登場してるけど フロントスクリーンですね。フロントウィンドウだ。 フロントウィンドウにARみたいにスピードとか何か表示するっていう窓の上にね そういうものも出てきてる。 ただそれも景色をちょっと遮るので見やすいかどうかまだ微妙なところなんだけど ひょっとしたらそういうのを普及するかもしれません。 ただとはいえ車の場合にはもう一個大きなテーマがあって それは自動運転。 今はまだドライバーが必要なレベルなので自動運転と言っても やっぱり運転席に座ってハンドル握りながら スピードメーター確認したりとか シフトチェンジしたりとか エアコン操作したりとかしなきゃいけないんだけど 仮にレベル5の完全自動運転が今後10年20年で実現してくるとすると もはやドライバーはいらない。 そうすると車の中は完全なるコーヒー室だったり 映画館だったりあるいはリビングだったりっていうそういう存在に変わっていく。 だからソニーとかそういう車と関係ないメーカーもしくはアップル すみません今突然スポティファイが再生を始めてしまったので 一旦ストップしましたけど何なんだろうね。 アップルも車を出すなんて言われてそういう噂がずっと流れている。 アップルやソニーが参入するというのは結局車そのものにももちろん興味あるんだけど 一方で自動運転化された車の車内がエンタメ空間になるだろうっていう 見通しの中でそこを取りたいっていう気持ちは多分あるんだろうと思うんですよね。 そうなったら別にもうステアリングハンドルなんかなくなるんだから 完璧に寄り添う道具である必要はなくて別にタッチスクリーンで映画を選ぶ ネットフリックスを見るみたいな感じになっていく可能性はあるんじゃないのかな。 そうやって考えれば車のUIって何が理想なのかっていうのはまだまだ完結しない話だろうなと思います。 一方で体に装着するスマホだったりとかその先のウェアラブルデバイスみたいなものだと もっともっとかつての道具カメラとか 体に馴染んで無意識のうちに操作できるぐらいになるまでになってほしい。 ただそこに職人芸が必要なんじゃなくて 誰でも馴染めるような寄り寄り添う形の道具になっていくっていうのが そういうUIを作れるかどうかが理想形なんじゃないかなと思います。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:381.クルマの操作はタッチスクリーン化が正しいのかどうかコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 通りすがりのひとみ2022年12月9日目線も指先も必要としない音声が一番いいなぁと思っちゃいますね〜。脳直結だとこっそり思っていることが漏れ出ちゃいそうですし。1返信 俊尚 佐々木2022年12月10日たしかに笑
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