TOPトーク専門家毎朝の思考テレビ討論にも国会にも「聴く」が欠けていると思う07:22 2023年6月1日 7,120再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AbemaPrime討論への複雑な心境田原総一朗氏に学ぶ議論の厳しさテレビ討論と国会の「聞かない」構造ラジオ番組にみる対話の理想形「話す」とは「聞く」ことの裏返しなのかAI文字起こし(β版) # テレビ討論にも国会にも「聴く」が欠けていると思う おはようございます。佐々木敏直です。 僕はもう何年も前から アベマプライムっていう番組に出てて 今は月に3回ぐらいですかね。 とっても良い番組だと思うし好きなんだけど でも一方でね、アベプラのある日が朝からちょっと気が重い。 出たくないわけではない。 出ると学びも多いし 司会の平石さんとかも好きだしね。 コメンテーターの人たちとも仲良いしいいんだけど 何が気が重いのかというと、討論しなきゃいけないのが気が重いのかなっていう。 テレビの討論ってね、なんかやっぱりかなり特殊な世界なんですよ。 僕が最初にその洗礼を受けたのは、もうだいぶ昔だな15年ぐらい前 2007年ぐらいちょうどライブドア事件とかがあった頃に 当時田原聡一郎さんがテレビ朝日でサンデープロジェクトだっけな そういう番組をやってて、そこに呼ばれるようになったんですね。 あの番組は多分トータルすると10回以上出てるんじゃないのかな。 番組の一番終わりの頃に、丸テーブルを4人ぐらい田原さん含めて囲んで そこでその日の何かについて討論するっていうコーナーがあるんだけど これがね、田原さんってなかなか当時恐ろしい人で パッと見、楽屋とかで会うとその辺のおじいさんですよねって感じなんだけど スタジオに入ってその討論をしきった瞬間に急に空気が張り詰めるっていうか あのスタジオ内の空間を全てコントロールしている感じになるんだよね。 で、言いたいことをこっちがあっても 放っておくとね、全然。 で、佐々木さんどうなんですかって振ってくれない。 喋らないと終わっちゃう恐怖があるから もうそうなるとしょうがないと他の人が喋ってるところに割り込むんですよね。 もう喋り終わらないうちに、それはそうですねとか カットインして入り込む感じで喋らないと喋らせてくれないの。 その割にね、別の議論になって この話こっちに振られたら嫌だな、それちょっと言いにくいなぁ とか思ってる時に限って田原さんが 佐々木さんそこどうなのって聞いてくるっていうね もうなんていうか、なんで俺が言いたくないって思ってるのが分かるんだよ 顔に出てるのかなと思ったんだけど そういうのでね、だいぶ鍛えられました。 だから今でもアイマープライムとか出ると ガッと割り込んで喋ったりとかもちろんするんだけど 根本的に実はほんとあれは好きじゃない。 やり慣れてるんでやりますけどね。 結局割り込んで大きな声でワーッと喋って なんとなく相手をうまく黙らせる まあ黙らせやしないんだけども 飲み込んだような感じにした方が勝ちみたいなね いわゆる論破的な話ですよね そういうのがあるじゃないですかテレビの討論番組って これって最近の国会とかも同じですよね いかに相手の上げ足を取るかみたいなところに行ってしまってる 結局ああいう番組、テレビの討論番組も国会もそうなんだけど 実のところ相手の話はあまり聞いてない テレビの討論なんかは結局 自分がどこで割り込んで話をするかってしかみんな考えてない 僕もそうなんだけど だから相手が喋る間が空いた隙間を狙うところを必死になっていて 相手が一体何を言ってるのかって 実のところそんなに真剣に聞いてなかったりするんですよね これは本当は良くないなと思う 一方でこういうメディアの番組とかラジオの 日本放送の江田康二さんの番組に月2回だけど出てるんだけど これはラジオの良さっていうのがあって 基本的に話に割り込まないですよね 尺がなくなってもう割りって時には割り込むんだけど そうじゃなければ相手が全部話し終わってから 引き受けてなるほどそうですか じゃあこうなんですかって聞き返すみたいなね だからまず相手の話をじっくり聞くっていうところから 始まるんですよラジオってのは そこは僕はとてもラジオの良いところだなと思う このボイッシーでもあんまり幕を仕立てたり ガーッとスピード上げて喋ったりしないようにしてるのも やっぱりそういうテレビ討論的なね ガーッと自分の言いたいことを言いまくるっていうものに対する 抵抗感みたいなのがあって そうじゃない道を行きたいという気持ちから このボイッシーをやってるっていうのもあるんですよね なんかほら近年別にテレビに限らず いろんなパネルディスカッションとかトークイベントとか行くと 割に30代40代ぐらいの若手の論客みたいな人でも 早口でかん高い声で幕を仕立てる人とか多いじゃないですか あれはyoutubeの影響なのかもしれないけどね youtubeって言うとヒカキンさんとかが引いたレールみたいなのがあって 上ずった感じでさらさらっと喋るみたいなね そういうのがすごく多い気がする あれはあれでyoutubeって媒体にはあっているのかもしれないんだけど 僕はあんまりそういうスルスルスルっと早く喋るっていうのは 逆になんか引っかかりがなすすぎてあんまり好きじゃないな なんかね話すっていうのは実は聞くっていうことの裏返しである つまり聞く力と話す力ってイコールなんじゃないのって とても思うんですよね 自分の言いたいことを幕を仕立てるのが話す能力なんじゃなくて 相手の言っていることをまず聞いてそれを自分の体の中に入れる それでそこからさらに反応を相手に返すっていう その一連の流れこそが話す力の本質なんじゃないかなというふうには思うんですよ だからなんかねまずやっぱ聞くっていう作業がね 今の時代とても大事なんじゃないかなと みんな話す話す話す話すそればっかりで 誰も人の言うことを聞いてないんじゃないのかと だからまあそういう風潮にアンチ定勢を唱えるかのように こうやってボイシーでゆっくり喋ってるわけです ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:221.テレビ討論にも国会にも「聴く」が欠けていると思うコメント感想・質問・応援メッセージを書こう Akiko Kitamura2023年12月1日確かに!この聴きたくなるスピードが安心感と信頼感を感じられます。返信 えいち2023年6月3日佐々木さんのボイシー喋らず間が空く事があって、最初の何度かはアプリ落ちたかな?とか思ったのですけど慣れると、何とも心地良い。聞く方もじっくり考えながら進むスローな語りとても良い感じですね1返信 俊尚 佐々木2023年6月14日ありがとうございます。嬉しいです。 Atom s2023年6月1日テレビや国会の討論の形式は、自分の主張だけしたい人や、他人の書いた文章をただ読み上げているだけの人にとってはやり易く都合が良いのでしょうね。1返信 譚太郎2023年6月1日仰る通りだと思います。そもそも論破って言葉自体が嫌いです。議論は分かりあう為にこそ意味があるのに対立を煽って支持を得ようとする連中にウンザリします。その点国民民主の玉木さんはいい味出していると思ってます。2返信 豆太郎2023年6月1日「聴く」と「話す」は裏表の関係なんだなと自戒を含めて感じました。「聴く」があれば、コミュニケーションがときには昇華して、建設的な話に発展します。だから「良い話し合いができたな」というよろこびや、よい政策につながる気がします。町内会という小さな単位から国単位の大きなものまで、基本的なことだと思います。3返信 俊尚 佐々木2023年6月1日おっしゃる通りですね。 もっと見る
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喋らず間が空く事があって、最初の何度かはアプリ落ちたかな?とか思ったのですけど
慣れると、何とも心地良い。
聞く方もじっくり考えながら進むスローな語り
とても良い感じですね
そもそも論破って言葉自体が嫌いです。議論は分かりあう為にこそ意味があるのに対立を煽って支持を得ようとする連中にウンザリします。
その点国民民主の玉木さんはいい味出していると思ってます。