TOPトーク専門家毎朝の思考AIと政治家と活動家の役割分担について考える08:12 2024年9月19日 7,232再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AIが政治を変える?新たな役割分担とは?有限な資源、優先順位の決め方とは?活動家と政治家の違い、その本質とは?AIの活用、最適解はどこにあるのか?理想の政治システム、その姿とは?AI文字起こし(β版) # AIと政治家と活動家の役割分担について考える おはようございます。佐々木としなおです。 昨日のボイシーで、政策議論をするなら 財源とか人手とか、あるいは党内での議論の道筋とか そういうリソース全体をちゃんと言及してほしいという話をしたんだけど 今日はその続きです。 政治の役割って何なのかっていうのをもう1回考えてみたい。 政策課題ってたくさんあるわけです。 今だったら、例えば経済成長をどう維持するか インフレ対策をどうするか あるいは子育て支援して少子高齢化をどう防ぐのか あるいはそもそも子育て支援じゃなくて 結婚できない人たちがたくさん出てきている問題をどうするのか あるいは憲法改正、さらには安全保障、外交、いろいろあるわけですよね。 でもそれをすべて同時に良い方向にしようとしても そんなにたくさんの人ではないよね。 公務員、官僚の数も限られている。 さらには財源の問題もある。 財源なくいろんなことをできるんだらいいんですけど 特に今財務省主導の財政規律みたいなことを言っている政治家が増えていて そうするとどうしても財源には限りがある。 だったらその財源を考えないでいいぐらいにもっと財政出動させていいのか もしくは財政出動をやりすぎると 例えばインフレが進行するとか国家財政が破綻するとかっていう話とかね そういう議論をちゃんとしなきゃいけないよね。 だから結局のところ政治の役割っていうのは 優先課題をつけるところにあるっていう話だと思うんですよ。 その優先課題をつけると例えばAという政策とBという政策どちらかをやらなきゃいけない。 でも両方やるとリソースが足らない。 だったらAを優先しますってことが起きる。 そうするとBをやって欲しい人にとっては不満が残るわけでしょ。 そうすると政治家の仕事はAをやります。 ただしBに関して決して見捨ててるわけではありません。 ただ優先順位としては今回だけ後回しになりますというふうに Bをしている人あるいはBのステークホルダーですよね。 をきちんと説得しなきゃいけない。 そういう説得する仕事ってのが多分政治家の仕事であると。 あれもやれこれもやれってただ叫んでるだけでは政治は前には進まないわけですよね。 常に調整と折り合いっていうことなんだと思うんです。 単にこれやれあれやれと100かゼロかって言ってるのは いわゆる社会活動というか活動家の仕事であって決して政治家の仕事ではないよね。 ただ最近の政治の世界を見てると 活動家のようにあれをやれこれをやれとやらなきゃダメだって 言ってるだけの人が結構多くて みんながそれ言ってるだけだと何も前に進まないじゃないですか。 誰が一体調整するのって話になってしまう。 政治家でさえも活動家になってしまうと結局誰一人 そこを調整する人がいなくなってしまって 何も進まなくなっちゃうって問題が起きるわけですよね。 例えば先日の入国管理法改正で 完璧な自分たちの求めている改正にならないっていうので 立憲民主党が途中から反対してその改正案は潰れちゃったってのがあった。 立憲民主党の中でもとにかく折り合いをつけて ある程度の落とし所で改正しようっていう人たちがいて それと自民党、公明党とはあるところまで折り合いがついてて じゃあここは譲りますからこっちは譲りませんみたいな いろんな交渉の末に少し譲って双方ともに ちょっと一歩前に進んだ改正案が出たんですよね。 ところが立憲民主党の中でそんな改正案じゃダメだと 我々の言うことをすべて改正案なんか認めない っていうふうに反論が出て結果的にその妥協した改正案が潰れてしまい 自民党が当初から出していた 立憲民主党側に譲らない改正案が通ってしまったってことが起きた。 これはまさに活動家的な発想で政治を動かそうとした結果 折り合い調整の政治が潰されるという典型的なケースだと思うんですよね これはとても良くないんですよ 政治ってのは常に調整だっていう認識はもう一回新たにしてほしい 今AIを政治に使おうみたいな話が世界中のあちこちで出てきていて ある程度限られたリソース 人間の手も財源もの中で最も最適な解決方法は何かってことを AIに分析させるっていうのは 今現在ではそんなに完璧ではないかもしれないけど 今後さらにAIが進化してくると そういう最適化した解決策をAIが出すっていうのは ある程度可能になってくる可能性はあるかなと思ってるんですよね ただAIができるのはその個別のある政策 例えばABCという政策があって Aという政策を最も効率的に運用するにはどうしたらいいかっていう そのある種の戦術については答えを出すことができるけど ABCのどれを優先するんですかっていうところにAIは答えを出せない なぜかというとABCのどれを選ぶのかっていうところに 最適な解はないからなんですよね それはもうそれぞれの政治家あるいは国民世論の価値観でしかない 完璧な答えはない 完璧な答えがないからこそAを優先するのかBを優先するのかCをやるのかってところで 我々は常にこう議論しですね悩みですね 対立もしたりとかするってことなんですよね そこを国家戦略っていうふうに考えるのであれば やっぱり国家戦略を考えるのは人間の手である政治家であると そして国家戦略のもとに戦術を練るのが多分AIの仕事である っていう方向に変わっていくんじゃないのかなと そうするとますますあれをやれこれをやれって活動家的なことを言ってるだけの人ってのは 政治家としてますます意味がなくなっていくってことがやっぱり起きるんじゃないかな ここで大事なのは活動家っていう仕事を僕は否定しているわけではないってことも 留意しておいてほしいんですけれど 活動家ってそうやってある種の圧力団体のような形で これをやってほしいというふうに常に言い続ける そういう言い続ける人がいるからこそ政治の側も あんなに声を上げてる人いるんだからそこはやらなきゃいけないかなっていうふうに 少し気持ちが変わっていく可能性がある そこでその調整のバランスのポイントが変更される可能性があるということで 活動家の存在意義ってのは必ずあるわけなんですよ 言わなければ変わらない言うから変わるってのがある ただその活動家の役割と政治家の役割はまた別だよね そしてAIの役割もさっき話したようにまた別である だから声を上げる人たちがいて訴える人たちがいる そして政治家がどれを選ぶのかっていう優先順位を考える その上でAIがその選ばれた政策についての最適化した答えを探る っていうような3つの要素が絡み合いながら進んでいくっていうのが 多分これからの政治のありようなんじゃないかなっていうふうにも思ったりはします 本当にそうなるかどうかは分からないけど 理想的にはそういう組み合わせがいいんじゃないかなってのは 最近思っているところではあるんですよね ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:121.AIと政治家と活動家の役割分担について考えるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ヤギ2024年9月20日議員の報酬を年俸+出来高制にして出来高の部分をAIに決めてもらうのが良いのではないかと個人的に思っています。兵庫県知事の一連の問題とマスコミの報道の仕方ついて解説してほしいです。1返信 たこ2024年9月19日活動家と言うより、問題が改善してしまうと声高らかに政府批判ができなくなると思っているのでは?問題を問題のままにして置く事が利益になる人も多いのだと思います。1返信 回鍋肉2024年9月19日以前佐々木さんが仰っていたニュース番組における「MC」、「(レギュラー)コメンテーター」、「専門家、ゲストコメンテーター」の役割構造と共通する部分があると思いましただからこそ思うのが、今の活動家ってその職分を果たしているのでしょうか活動家の挙げる声にしても、ニュース番組にしても、提示したデータがしっちゃかめっちゃかだったり、俎上に上せた問題ですら「神話」だったり、「イメージだけの」ものだったりもしますし社会に関心が有るが故に、そういったものを辟易する人もいるのではないでしょうか2返信
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問題を問題のままにして置く事が利益になる人も多いのだと思います。
だからこそ思うのが、今の活動家ってその職分を果たしているのでしょうか
活動家の挙げる声にしても、ニュース番組にしても、提示したデータがしっちゃかめっちゃかだったり、俎上に上せた問題ですら「神話」だったり、「イメージだけの」ものだったりもしますし
社会に関心が有るが故に、そういったものを辟易する人もいるのではないでしょうか