TOPトーク専門家毎朝の思考「記者会見」は本来、記者の主要な戦いの舞台ではない09:51 2023年10月5日 8,100再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次現代記者会見の異変と記者の本質特種を追う記者の舞台裏SNSが変えた記者会見の様相マスコミ社会の暗黙のルール拍手が示す記者たちの本心AI文字起こし(β版) # 「記者会見」は本来、記者の主要な戦いの舞台ではない おはようございます。佐々木敏生です。 ジャネジ事務所の記者会見で、一部の記者が すごい自分だけバンバン発言し、なおかつ質問じゃないような 自分の意見みたいなのをワーワー喋ったというので すごいインターネット上で大量の記事が出てきて むちゃくちゃ話題になってますよね。 記者会見ってそもそも何なのか。 僕は新聞記者をやっていたのは99年ぐらいまでなので インターネットはあったけどまだSNSがなかった時代ですから 今とは状況はだいぶ違うと思うんだけど 少なくとも新聞記者、取材する人間にとっては 会見というのは主な戦いの舞台ではない というのが当時の僕らの共通認識だったんですよね。 例えば、特種種を取るいろんな関係者に 密かに取材し聞いてきて これは大変なニュースだ、これを記事にしようと思う。 でもそれを記者会見でぶつけることは普通は絶対しない。 だって当たり前ですよね。 そこで聞いちゃったら他の記者にもバレちゃうから 聞くわけないわけです。 だから個別に取材して こうこうこういう話があるんだけどどうなんですかってことを 候補なり何なりにぶつける。 その上で記事にして 何月何日までに本市の調べでこういう事態が明らかになった。 これに対してジャーニーズ事務所だったり ジャーニーズ事務所がこうこう否定している もしくは肯定してくれたっていうことを書く。 そこには記者会見というのは何の関係もない世界なわけですよね。 ただ記者会見では何のためにあるのかって それは新聞記者のためではなくて ジャーニーズ事務所の側のためなんですよ。 つまり彼らが公的に公に明らかにすることを 社会に向かって広く伝えるための場所として存在する。 夜中におまわりに来た記者だけに答えたって それは広く周知したことにならないわけだから 記者会見を開いて私たちはこう考えてますよってことを 広く知らせるためにあるわけで 一応新聞記者がそこに隣席して その彼らの言い分を記事にするのも ジャーニーズ事務所は公的にこういうことを言ってますよってことを ある意味メディアとして伝えるためだけにいるわけですよね。 だから会見の場というのはあくまで主催者の側のためのものであって 取材する側にとっては会見は協力しますよという場所でしかない。 我々の主な戦いの場というのは 密かに取材先と会い、夜、住宅街の玄関先で行われるやり取りだったりする ということが当時は常識だった。 もちろん僕がいた時代でも記者会見を開くと 突然わーわーと持論をまくしたてる変な人とかいました。 よくいたのはワイドショーとかの 司会者とか芸能レポーターみたいな人が まるで自分がその主役のようにして質問する人みたいなのがいて まああれはテレビに映るって前提でやってるからそうだったと思うんだけど まあそういうのを見ながら我々新聞記者は まあしょうもないことやってるなっていうふうにちょっとうすら笑いを浮かべながら それを生ぬるく見てるみたいな感じだったんだよね。 今の記者会見はそういうやたらと大声でしゃべって 主催者側を問い詰める人がいる。 そんなことをやったって別に自分の良い記事を作るための支えには何もならないと思うんだけど 結局SNSの時代にYouTubeとかで自分の支持者とかファンとかに伝えるために それを問い詰めてるのを撮影しそれを支持者向けに配信し 強化を得てもらうっていう狙いでやってるんだろうなっていうのはある程度想像つきます。 SNS時代ならではではあるよね。 でもまあ他の記者にとっては迷惑みたいな何者でもないなという。 新聞社とかテレビ局とかの記者同士の関係っていうのはなかなか微妙で難しくて 例えば記者クラブっていう組織があってねこれもいろいろ批判があるんだけど じゃあ記者クラブという組織はそれなりに強制力を持った組織なのか 会社だったら上司の命令は絶対だみたいなあるかもしれないけど 記者クラブってある意味友好団体みたいなねそういうものなので そもそも任意団体ですしねそういう強制力はないんですよ 警視庁の記者クラブっていうのがあって 今どうなっているのかよく知らないけど当時90年代から3つ記者クラブあったんですよね 民放の記者クラブそれから警視庁記者クラブっていうのそれから7社会っていうね 朝日毎日読売東京新聞日経新聞それから共同通信そういうのが入っているやつ 毎日朝10時に総裁課担当が総裁課の課長室に集まって そこで今日の定例会見で課長の話を聞くっていうのが日々の最初のお仕事なんですね 総裁課の課長室ってのはすごい広い部屋で 課長の机がどんとでかいのがあってその脇にね結構豪華な応接セットがあった よくある真ん中にテーブルがあってね片方に広いソファーがあり もう片方に一人ずつかけられるソファーが2つあるっていうああいうやつです でなんとなく慣例としてソファーのどの椅子にどこの新聞社が住まるのかって決まってる 当時の七社会っていうのは結構新聞社の方が強かったので テレビ局の記者はその周辺に立って座り 七社会の記者の朝日とか毎日とか読売日とかの記者はそのソファーに座るみたいなね まあよくわからないけど昔からそうやってるんでその座り地が決まってるっていう なんだか変な話ですけどね 毎日の記者はソファのどの椅子に座るかまでも決まってるっていうね なんか喋ってだんだんわがまましくなってきたんだけど そういう感じだったんですよ でその場所を譲るってことは基本的にはないんだよね もう長い昔からこのソファーのこの位置にこの新聞社が座るって決まってるっていうね である時ね 新聞社の記者っていうのは10年選手ぐらいのベテランが警視庁記者クラブに来るんだけど テレビ局って新人記者がね警視庁の記者クラブに配属されてきたやつ 本当にテレビの記者って1年生なんで何かなんだかわかんなくてですね 新聞のベテラン記者からはちょっとバカにされてる感じがするんだけど ある民放の記者はですね初めてその定例の総裁課長会見に来て どこにいていいかわかんないから勝手に空いてていいやってそのソファに座っちゃったんだよね そこはでも全国知事のある新聞社が座るべき位置であると 後からそこに座るべき新聞社の記者がやってきて おっとか思うんだけどどけとは言わない そこまでの権力はないんだよね ある種の空気の圧力なのね だからどかないでどけって言わないで普通に立って記者会見を聞く その日はそれで終わるわけですよ どこからともなくそのうっかり座っちゃった民放の記者のところに対して いろんなルートからオタクのテレビ局の一年生の若い記者が 警視庁の総裁課長の会見でよからぬ行為をしたようですよっていうような話が伝わっていって 気がついたらその記者は怒られですね なんで俺を怒られるの止めながら怒られ 翌日から座らないように立って待ってる なんだかこう日本の空気の圧力みたいなのを絵に描いてある話なんだけど まあでも言い方を変えれば見方を変えればそれっていうのは新聞記者同士 他の確かに記者に対しては特段のこう ああしろこうしろという権利を持ってないっていうことでもあるんですよね だからジャネーズの会見でワーワーワーワー言ってる記者がいる あの人たちはそれこそ官房長官の会見とかいろんなところでワーワー言ってるんだけど 他社の記者はそれに対して静止するやめろっていう権利はないので ただ見守ってるだけであると そこに対するある種のイライラがあるので そのジャネーズの会見でもイノッチが いやいや皆さんちょっと静かにやってください落ち着きましょうみたいなことを言うと 他の記者たちが拍手したって話あったじゃないですか まさにそのイライラがね頂点に達してでも何もできないってとこで 主催者がそういうことを言ってくれたのでみんなが嬉しかった それで拍手したっていうことなんだと思います なかなかこの辺の空気感はね 説明してもわかんないと思うけど まあなんとも言えない不思議な世界ですよマスコミは ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:511.「記者会見」は本来、記者の主要な戦いの舞台ではないコメント感想・質問・応援メッセージを書こう hisamatsu toru4月21日😍返信 こんぺい2023年10月9日いや~あの拍手は気味悪かったですけどね…ただマイク通してないやり取りはあまりよく聞こえなかったので、実際のところなんとも言えませんが。返信 daremightythings2023年10月6日普通の講演であっても、質疑応答の際に長々と持論を語る癖のある人がいますが、あれと同じなのでしょうね。周りは誰も聞いてないんですが、とにかく他の人の時間がなくなるのが良くないですね。返信 俊尚 佐々木2023年10月12日講演の質疑応答、高齢で長々しゃべるかた必ず出てきますよね…… ゆうはるママ2023年10月6日佐々木さんの視点からのジャニーズ会見の分析、とても面白かったです。こういう話はなかなか聞けないですね。ご著者「神話解体」も読み始めています。とても勉強になります!返信 俊尚 佐々木2023年10月12日書籍を読んでいただいて嬉しいです。ありがとうございます。 tomikichi012023年10月6日今回の内容は納得できません。元朝日新聞の佐藤章さんのyoutubeを拝見すると、やはり異様な会見であったと感じます。それでも、戦うべきでないとおっしゃってますか。報道を好き勝手にコントロールして弁明するのは、あるべき形と考えません。返信 こんぺい2023年10月9日そうですね。切り口が違う話とはいえ、NGリストへの賛否には言及してほしかったですね。べらべら喋るから裏で工作して当てなくていい、みたいな勘違いをする人がたくさんいるので・・ もっと見る
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ただマイク通してないやり取りはあまりよく聞こえなかったので、実際のところなんとも言えませんが。
元朝日新聞の佐藤章さんのyoutubeを拝見すると、やはり異様な会見であったと感じます。
それでも、戦うべきでないとおっしゃってますか。
報道を好き勝手にコントロールして弁明するのは、あるべき形と考えません。
べらべら喋るから裏で工作して当てなくていい、みたいな勘違いをする人がたくさんいるので・・