TOPトーク専門家毎朝の思考アマプラで役所広司「PERFECT DAYS」配信が始まってる09:47 2024年12月29日 7,161再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次役所広司主演作「PERFECT DAYS」配信開始トイレ清掃員の日常に潜む職人技ビュン・ワンダース監督の映像美日本の秩序と職人気質への新たな視点社会への問いかけと感動の物語AI文字起こし(β版) # アマプラで役所広司「PERFECT DAYS」配信が始まってる おはようございます。佐々木敏郎です。 年末年始は福井鶴河で過ごそうかなと思って 1ヶ月ぶりぐらいに鶴河に移動してきました。北陸新幹線。 長野の北進あたりとか上越名港のあたり、富山ぐらいまでは結構雪が降ってて いやー雪かと思ってたんだけど、金沢入るぐらいからだんだん雪が減ってきて 福井もちょっとは積もっているけどもうなくなりつつあるかなと思いつつ 鶴河にくっついたら雪はかけれもなくて雨でした。 同じ北陸って言っても、本当に新潟や富山のあたりと この京都に近い鶴河、麗南のあたりでは全然 積雪量とか天候とかも違うんですよね。 とはいえやっぱり風は冷たいし、東京にいるよりも寒いなぁという感じではある。 早速部屋に入って、何年も前から長野の軽井沢の拠点とこの福井の拠点には エアコンのリモコンをインターネット経由でリモートでオンできる機器みたいなのを使っていて それで来る前の日ぐらいにエアコンをオンしておく。 そうすると着いた時は暖かいという、もう小さな小さな発風と出費なんだけど これで随分真夏の時とか真冬の時とかで移動の時のストレスっていうのが下がるかな。 さすがにエアコンだけじゃ寒いので、去年から導入しているオイルヒーター デロンギとかのをつけてみて、やっぱりオイルヒーターは暖かいですね。 部屋中がじんわりと暖かくなって なんかこうぬくぬくさに包まれている感じになるというか。 外はもうなんだか晴れたり雨が降ったり止んだり曇ったりっていう もう典型的な北陸の天気なんだけれども 気持ちの良い部屋の中からそれを眺めていると じんわり幸せな気持ちになってきます。 今日は北陸の話じゃなくて 去年の話題をさらった映画でパーフェクトデイズってあったじゃないですか。 役所工事さんが渋谷区のいろんな変わったトイレを掃除するっていうね、そういう映画。 なんか役所工事がトイレを掃除する映画っていうね なんかその設定の奇妙さだけが注目されていて あの映画の本質ってものがあまり注目されてなかったんじゃないかと思うんだけど ついにあのパーフェクトデイズが つい最近Amazonプライムビデオに配信されるようになって プライム会なら無料で見られるんですよ。 もし見逃している方がいたら是非このパーフェクトデイズ ちょうど2時間ぐらいの映画を見ていただけるといいかなと思います。 これはあれなんだよね。この映画監督がビュンベンダースっていうドイツ出身の 80歳近い有名監督で、このベンダースの映画ってすごい昔から好きで 多分一番最初に見たのは80年代、まだ大学生だった頃にパリテキサスっていう ナスタシャ・キンスキーも信じられないくらい美しい女優さんでしたけど 彼女が覗き窓の部屋の女をやるっていうその映画で こんな素晴らしい映画がこの世にあるのかと いまだにあなたの生涯ベスト10名が何ですかって聞かれたら 1位に入るかなパリテキサスっていうぐらいに好きな映画なんですけど その後のいろんな映画、ミリオンダラーホテルとかランド・プレンティとか ドキュメンタリーでも有名なので言えば ブエノビスタソシャルクラブ。 キューバのミュージシャンたちを発掘した映画。 あとはピナバウシっていうダンスの映画だったりとか 何を見てもこの人の映画のすごいというのは映像が独特なんですよ。 原色を使っているんだけど派手ではなくて 浮気のある陰影のある感じの原色っていう 不思議な感じの色使いの作品がすごく多い。 そして空とビルと飛行機とみたいな 都市の風景みたいなのを綺麗に切り取って描いてくれて それは何とも言えない都市なんだけど恐縮を感じるみたいな そういう映像が多いんですよ。 だから今回のパークドデイズももちろんトイレ掃除してるシーンが多いんだけど 同時に役所工事さんがちょっと休憩して 渋谷区にある代々木八幡 こんもりと鬱蒼とした街の中に森があるんだけど その森の中で空を眺めながらお昼ご飯を食べている。 その時に木漏れ日がキラキラと目の前に落ちてきているのを見て それで持っているフィルカメラで写真を撮るっていう そういうシーンが何度も何度も繰り返される。 なんてこの世界は美しいんだろう。 っていうのがこの映画のモチーフになっているんですよね。 毎日毎日トイレ掃除をしている。 それをすごく丁寧に丁寧に一生懸命やる。 それを全然嫌そうにも思えない。 何度か古ぼけたアパートで一人で暮らしていて 朝起きて布団を畳み着替えて歯を磨いて 家で育てる小さな植木に水をやって それからアパートのドアを開けて外で寝ている。 その時に必ず役所さんは空を見上げて 朝の空きれいだなぁ。 っていうふうに目を輝かせて それから車に乗り込んで掃除の仕事に出かけるっていう そのシーンも2度3度4度と繰り返されるんですよね。 なんかこう かっこいい仕事じゃないんだけど 社会になっているエッセンシャルワーカー っていうものへのすごく優しい目と その持続する仕事をしていくという職人肩着の美しさみたいなものが すごい情感たっぷりに描いていて wikipediaに書いてあったんだけど 東京のトイレを渋谷区が半透明になるトイレだったりとか いろんな変わったトイレを作った。 そのプロジェクトをやった人たちが PRの目的としてはショートムービーを作ろうと それでビンベンダースにやってもらおうということで ベンダースを招いて撮影してもらおうとした。 そしたらベンダースがトイレの掃除の人たちを見て すごい清潔な場所をきちんと維持している。 トイレなのにね。公衆トイレなのに。 サービスもみんな行儀良くて、折り目正しくて、秩序があるっていうね。 そこにすごい感動して その日本のある種の職人敵とか責任感みたいなものを 東京の風景をもとに描くっていうね。 そういうオリジナルな物語を作ろうというので この長編の映画に紹介したっていう話らしいんですよね。 しばらく前にこの母子でも紹介した 小学校っていう12月から公開されているドキュメンタリーがあって これも世田谷の小さな国立小学校を舞台にした 子どもたちの様子をただ描いているだけなんだけど あれでもみんなで一生懸命靴箱の靴を綺麗に並ぶように直したりとか みんなで食事の給食の配膳をしたりとか 教室の掃除をしたりとか その行儀の良さとか秩序の正しさみたいなものが 今ヨーロッパですごい受けている その小学校って映画もヒットしてるって話があって なんかこういう日本人から見ると あまりに礼儀正しくて秩序意識が強いって なんとなくネガティブな目で 特に昭和の頃なんかめれられがちだったんですよね もっと自由に楽しく生きようぜって なんかこう日本人は堅苦しいよねみたいな感じだったんだけど 今21世紀も四半世紀を過ぎる中で なんかこの日本の秩序の正しさとか美しさみたいなものが 逆に世界から評価されるようになってるっていうのは 僕はなんとも面白いなと思うし 同時にこういう職人敵みたいなのはね 今の時代に合わない部分があって だからこそ産業が衰退してるってところもあるんだけど 同時にやっぱりそれをちゃんと大事にしていくってところが 日本の良いところでもあるし なんか誇らしいなって個人的には思うんですよね パーフェクトデイズとってもいい映画なんで この機会にぜひ見てみてください ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:471.アマプラで役所広司「PERFECT DAYS」配信が始まってるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ぶんすけ2024年12月31日放送をきいて、早速見ました。外国人からみた目線の東京、なぜこんなに綺麗なのかな…と思ったのと、季節はきっと5-6月、日本がもっとも過ごしやすく美しい時ですね。同じような毎日の中でのひとときを慈しむように生きる主人公が心に沁みました。その日の出来事が残像の様にモノクロで流れる夜のところもいいです。日本らしい情緒と、それをアートに昇華させたところが絶妙な作品ですね。ご紹介ありがとうございました😊パリ、テキサスも見てみます!2返信 俊尚 佐々木2025年1月3日確かに季節の良さがこの映画の見どころでもありますね。ありがとうございます。1 someya2024年12月30日年末にアマプラで見て、慌ただしい日常の中で心が洗われる思いになりました。自分の好きなものを大切に守っていこうという満たされた気持ちになりました。2返信 俊尚 佐々木2025年1月3日よかったです!1 夏さん2024年12月30日初めてコメントします。いつも楽しみに聴いております。アベプラもよく観ます。リアルタイムで聴けなくて次の日になってしまうことをお許し下さい。パーフェクトデイズ 今年の初めに劇場で見て 丁度昨日アマプラでも観ての佐々木さんからの配信だったもので 思わずコメントしました❗️渋谷区のトイレ 木漏れ日 その苗を育てている 言葉無しでの会話がなんか凄く良い映画でした♪因みに私 敦賀市の隣の隣の町の住民です❗️佐々木さんが敦賀にも拠点置いておられるのは存じていました。親近感感じます❗️6返信 俊尚 佐々木2025年1月3日敦賀の近く!なんだか親近感が湧いて嬉しいです。1 タイツさん2024年12月30日佐々木さんの意見として、いまだにある根強いエッセンシャルワーカーへの偏見について聞いてみたいです。1返信 俊尚 佐々木2025年1月3日大事なテーマですね。2 にゃんモナイト2024年12月29日映画館で見ました。役所広司さんのための映画か〜というくらい、淡々とした日常があまりにも美しかった印象です。今度はヴィム・ヴェンダース監督の色彩も味わいながら、アマプラでも見直してみます。ところで、以前佐々木さんが紹介されていた「大きな家」見てきました!先行上映の渋谷の映画館は満員で入れず、20日以降の新宿でもすぐ席が埋まり、注目度の高さを感じました。お子さんの目線に合わせたカメラワークに好印象。施設はあくまで「実家」ではなく「家族のようだ」と言われたくもない、という発言にハッとしました。5返信 俊尚 佐々木2025年1月3日大きな家!素晴らしい作品を見ていただいて嬉しいですよ。2 もっと見る
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同じような毎日の中でのひとときを慈しむように生きる主人公が心に沁みました。その日の出来事が残像の様にモノクロで流れる夜のところもいいです。日本らしい情緒と、それをアートに昇華させたところが絶妙な作品ですね。ご紹介ありがとうございました😊パリ、テキサスも見てみます!
自分の好きなものを大切に守っていこうという満たされた気持ちになりました。
因みに私 敦賀市の隣の隣の町の住民です❗️佐々木さんが敦賀にも拠点置いておられるのは存じていました。親近感感じます❗️
いまだにある根強いエッセンシャルワーカーへの偏見について聞いてみたいです。
ところで、以前佐々木さんが紹介されていた「大きな家」見てきました!先行上映の渋谷の映画館は満員で入れず、20日以降の新宿でもすぐ席が埋まり、注目度の高さを感じました。お子さんの目線に合わせたカメラワークに好印象。施設はあくまで「実家」ではなく「家族のようだ」と言われたくもない、という発言にハッとしました。