TOPトーク専門家毎朝の思考ラジオ復活の狼煙が上がりつつある07:49 2025年5月12日 8,372再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ラジオ復活の兆し、その背景とは?東京ドームでのイベントが与えた衝撃ネットと電波、新たな共存関係の構築Twitter(X)がもたらす双方向性と連帯感パーソナルなメディア、コミュニティの未来AI文字起こし(β版) # ラジオ復活の狼煙が上がりつつある おはようございます。佐々木敏直です。 最近ラジオが復活しつつあるんじゃないかっていう話が結構あちこちから聞こえてくるようになっています。 確かに盛り上がっている感じはあるんですよね。 多分一番大きなきっかけになったのは 去年の2月 東京ドームでオードリーのイベントがあった。皆さん覚えてますか。 これがすごくインパクトが強かったらしいんですよね。 このイベントって何かというと、オードリーが出ているオールナイトニッポン 日本放送の深夜番組ですけど、あれが15周年だって言うのでライブイベントの事になって しかもそれを東京ドームでやる。 東京ドームってキャパシティ5万5千人ですからね。 そんなラジオ番組のイベント、おまけに音楽ではなくて お笑い芸人の人たちのトークを聞くだけにそんなに人が集まるのかっていうふうに 半信半疑だった関係者が多いらしいんですけど ところが蓋を開けてみたらラジオ業界の人はみんなびっくり。 なんと満員ですごい盛り上がったというね。 ラジオ初のお笑い芸人が喋るだけ。 喋るだけなんて言うとオードリーに失礼ですけれども 音楽でもなんでもないイベントがそんなに盛り上がるんだ。 というのはものすごいインパクトだったらしいんですよね。 結果として以降、やっぱりイベントをやらなきゃいけないよね という話があちこちで盛り上がってきて 日本放送のみならず東京Mとか他のFM局、ラジオ局でも イベントを頻繁にやるようになってきて。 これはどういう流れなのかというと テレビもそうなんだけどやっぱり電波のメディアというのは その電波にたくさん人を誘導しなきゃいけないというある種の思い込みというか 成功体験みたいなのがあるわけですよ。 テレビだったら地上波をいかに見てもらうかというのが大事。 地上波なりそのラジオ波なりの広告視野をいかに増やすかということが 大きな課題になってたわけなんですよね。 でもそうは言ってもテレビだってそんなに地上波を見てる人はいない。 ティーバーで見てる人も多いし、結構な数がネットフリックスとかに取られちゃってるわけで ラジオでも同様に言っても ラジオ受信機でラジオを聴いている人がそんなにいるのかって話があるわけ。 特に最近マンションに住んでいる人が都市部では多い。 そうするとマンションの室内だとあまりラジオの電波は良くない。入れないよね。 というのでラジオ局で聞く人が増えている。 そうすると広告収入はどうなるんだって話になってたんだけど でもライブイベントでそれだけ盛り上がるなら 電波収入ではない、副収入とかをもうちょっと注目した方がいいんじゃないかって話になってきた。 結果的にタッチポイントを増やすことが重要だよね。 タッチポイントというのはリスナーとの接触する場所ですよね。 だからラジオは電波だけじゃなくて ラジコというインターネット放送もやり youtubeでもそれを流し、ポッドキャストでも流しという ありとあらゆる方法でリスナーにつながるようにしましょう。 さらにそこでライブイベントもやって さらにリスナーとのつながりを強くしようという、そういう方向に進めていく。 当初はyoutubeとかポッドキャストなんかに番組のアーカイブを流したら その電波を聞く人が減るんじゃないかというふうに 心配している業界関係者も多かったというのですが 結果的にはそうじゃなくて、やっぱりファンがたくさんつけば 自然に全体のパイも増えていくんだということに気づいた。 つまり電波とネットというのは決してゼロサムではなくて お互いウィンウィンになりうるんだということに気づき始めたというのが ラジオ業界の大きな変化になってきたかなというところもあるんですよね。 あともう一個は、ツイッターXの効果も結構大きかったんじゃないのかなと思う。 今はレギュラーに出ているのはアベノアプライムと あと日本放送の飯田浩二さんの朝の番組だけなんだけど 必ずハッシュタグをずっと番組中もチェックしながら出演するようにしてるんですよね。 それで結構たくさん投稿が流れてきて ラジオだと本当に自分自身がカメラに映らないので 実際にはパソコンじゃなくてタブレットを持って行っているんだけど タブレットの画面を見ながらでも全然しゃべれるからずっと見てるんですけど すごいリスナーからのハッシュタグの返しみたいなのがある種の双方向化になっている。 おまけに何をしゃべってどういうことを言えばどういう反応をリスナーがしてくれるのかという その反応のポイントというか要素みたいなものが その場で可視化されるというのはすごく大きいなというのは思うんですよね。 同時にハッシュタグによって聴いている人同士、リスナー同士のある種の連帯感みたいなのも作られるというのは多分大きい。 つまり番組を作っている制作のディレクターたち そして出演している人、そしてリスナーというその3者がみんなで一つのコミュニティというか そういう緩い連帯する仲間たちみたいなものを作っている、着ているというのが すごくラジオ番組にとってはいい方向になっているかなと。 この帽子でもよくこれからはやっぱり小さい共同体が大事だよという話はしてきたと思うんです。 しばらく前も、先週だっけな、ベビーメタルと ビズの松本隆さんが出ているメタラジーという東京FMの番組で そのコミュニティ感が気持ちよかったって話をしたと思うんですけど まさにそういう方向性に来ていて そういうコミュニティとか連帯する仲間みたいなものを ラジオ局という組織が支えていくという。 メディアというのは元々は媒体という SDカードと同じような情報を送る通路みたいな意味だったんだけど 今のメディアというのは通路じゃなくて一つの空間ですよね。 小さな空間を作る。 その空間の中に出演者がいてリスナーがいて制作者がいて そしてそこで流される音楽だったりとか会話というコンテンツも含まれる。 それをみんなで支え合っているというような構図になってきてるんじゃないかなと思います。 そういう小さな気持ちの良い共同体にラジオという、わりにパーソナルなメディア よくテレビはN対Nだけどラジオは1対1という、ラジオの前のあなたへという 1対1の感覚が強いと言われるんだけど その1対1の小さな感じみたいなのがこの小さなコミュニティに向いているというところが あるのかなって感じがしますよ。 だから収益をどうやって取るのかってまだまだ課題は多いんだけど ラジオ的な文化というものの復活のノロシが今ついに上がれつつあるなというので 今後も皆さんラジオに期待していきましょう。 というわけで今日はラジオの話でした。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:491.ラジオ復活の狼煙が上がりつつあるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう daigo2025年5月13日コンプラと不祥事で滅亡にひた走るテレビと比べて、視聴者を置いてけぼりにしない媒体なのは大きいと思いますね。voicyもそうですが、ちょっとしたやりとりだけでもインターアクションがあると聴いてる方は愛着が湧きます。逆にこれ面白いだろ的な一方通行の押し付けがましさがあると若干引きます。1返信 俊尚 佐々木2025年5月15日交流してる感があるのがラジオの強みですよねえ。 たけ2025年5月13日日本ではポッドキャストが欧米ほど台頭していませんが、ラジオをネットで聴けることも影響してそうですね。ポッドキャストやVoicyよりも平均して質が高く、テレビより距離感が近い感じ、音声メディアのいい位置に付けていると感じます。ちなみにオードリーのラジオイベント、ライブビューイングで観ました。今だとライブビューイングや配信など会場キャパを超える観客に対応できる手段があるのも追い風かもしれません。返信 俊尚 佐々木2025年5月15日たしかにライブビューイングも追い風になってそうですね。 Masaki Tanaka2025年5月13日🎉1返信 北斎2025年5月12日私もラジオファンのひとりです。気づいたのは、局アナの素晴らしさです。話術、回し方、政治経済の知識等々、プロだなあ~と感心しています。1返信 ゆうゆう2025年5月12日東京FMの月1佐々木さんのニュースも聴いていますよ。そこで紹介される音楽が楽しみです。1返信 俊尚 佐々木2025年5月15日ありがとうございます、嬉しいです。 もっと見る
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voicyもそうですが、ちょっとしたやりとりだけでもインターアクションがあると聴いてる方は愛着が湧きます。
逆にこれ面白いだろ的な一方通行の押し付けがましさがあると若干引きます。
ポッドキャストやVoicyよりも平均して質が高く、テレビより距離感が近い感じ、音声メディアのいい位置に付けていると感じます。
ちなみにオードリーのラジオイベント、ライブビューイングで観ました。今だとライブビューイングや配信など会場キャパを超える観客に対応できる手段があるのも追い風かもしれません。
気づいたのは、局アナの素晴らしさです。話術、回し方、政治経済の知識等々、プロだなあ~と感心しています。