TOPトーク専門家毎朝の思考新しいホワイトカラーと新しいブルーカラーの時代が幕を開ける08:49 2023年12月18日 9,220再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次働く時間の常識変化:集中力の限界AIが変える仕事:消える定型業務人間が担う「重い仕事」の課題AIが苦手な「不定形」な仕事とはホワイト・ブルーカラーの新しい定義AI文字起こし(β版) # 新しいホワイトカラーと新しいブルーカラーの時代が幕を開ける おはようございます。 佐々木敏夫です。 先日、コミュニケーションツールのスラックが調査結果を発表していて 仕事に集中できるのはどのくらいの時間かと。 4時間しか集中できないんだと。 時間外労働すると生産性は2割ぐらい落ちるし そもそも15時から18時で夕方は生産性がもっと落ちるよみたいなね。 そういう数字を発表してなるほどなぁと。 ちょっと前にも、今大体週5日働いて 1日8時間40時間労働みたいなのが当たり前なんだけど もっと減らしてもいいんじゃないかって話があって それを週休3日にして4日だけ働く。1日8時間にするのか。 そうすると32時間労働になる。 でもそれよりも多分1日に働く時間をもっと減らして 8時間労働じゃなくて5時間にして それを例えば週6日にすると5、6、30時間ですよね。 だから1日5時間で月曜から土曜まで働く方が 実は生産性が上がるし効率もいいんじゃないかって そういう数字も出たりとかして 何となく働く時間についての議論が ちょっと盛り上がってきている感じってのがあるかな。 実際僕も1日デスクワークを家でやっていると せいぜい集中できる4、5時間かなって感じがしますね。 それ以上伸びてくるとだんだんやる気がなくなってくる。 それでも何とかその集中力を持続させるために これ前に読む力っていう本に書いたんだけど インターバルでね 例えば15分とか20分おきに別の仕事をどんどんやっていくと それも重い仕事と軽い仕事を交互にやる。 例えば請求書おこしをやったら 次の15分は原稿を書き その次の15分はメールの返事をするみたいなね。 まあそういうふうに軽いタスクを間に挟むことで 集中力を何とか落ちないようにさせるみたいなね そういう苦労をして本に書いたりしてたんですけれど でもこれもねだんだんその軽いタスクってのは 今後なくなっていくんじゃないかと思うんだよね。 どういうことなのかというと結局今生成AIが ものすごい勢いで進化し普及し始めてるじゃないですか。 そうするとメールの返事をするとか 請求書をおこすとかね あるいはパワーポイントのプレゼンの資料を作るとか そういう軽い仕事はどんどんAIの仕事に移っていくんじゃないのか。 人間にやるべき仕事っていうのは 本当にクリエイティブな知的な重さの高い仕事だけに 残っている可能性があるんじゃないのかなと思うんですよ。 これはある意味すごく人間的で良いことなんだけど 一方でそういう仕事だけになってしまったら それができない人はどうするんだろうという 非常に難しい問題も横たわってきているなって感じがする。 僕は昭和の終わりぐらいに新聞社に入って まだ昭和の名残感がずっとある中で仕事してたんだけど あの頃ってそこまで生産性とか 知的な労働時間の集中力の持続とか そんな話してなかったね誰も。 なんでしてなかったのかっていうと 多分そこまで集中力を持たなくても できるような雑用が多かったからじゃないかなと。 ファックスを送るとか電卓で計算するとか ひたすら文字起こしをする、書き写すみたいな。 例えば僕みたいな取材する記者だったりすると テープで取ってきてインタビューの内容をずっと文字起こしする。 別に集中力がなくてもただひたすら 事務作業というか単純作業だからできちゃうんですよ。 あるいは名前の一覧表みたいなものを 漢字が間違えてないからチェックするっていうね そういう読み合わせみたいな作業とか あれも本当に単純な仕事なんで 全然集中力いらない。 ひたすら手を動かして目を動かしてればそれで進んでしまうっていうね。 こういう仕事がどんどんなくなっていくと 結局重い仕事ばかりになる。 そうすると重い仕事を一体どれだけ続けられるんだろうかっていう議論が起きてきて だから8時間も無理だろうと、やっぱりせいぜい4時間か5時間だよね。 集中力を下げないためにはどうするかっていう議論が盛り上がってきてる っていうことなんだと思うんですよね。 実際僕も現状、だいたい午前中はジム行ったりご飯作って食べたりしてるので 実質仕事始めるのは本当に昼近くになってから 夕方何時までやるかというと頑張って4時ぐらいか5時ぐらいまで もう5時ぐらいになってくると集中力が落ちてきてるので 何飯作ろうか、身の余裕を悩んだりとか そういう余計なことをいろいろ考え始めてしまう。 実質本当にガーッと仕事しての4時間ぐらいしかないかなっていう印象があるわけですよ。 まあでもその4時間でもちゃんと仕事が成立するぐらいに いろんなツールが戻ってきてるから 雑用部分が単に削ぎ落とされただけなんだなっていうのは実感としてあるわけで 逆に言うと雑用をやってきてそれで仕事したって思えてた人たちの仕事は どんどんなくなっていくっていうのが今起きていることなんだろうなと。 だから労働時間が短くなって、その集中力をきちんと保つぐらいの 短期間、短期決戦になっていくというのはとても良いことなんだけど それはできる人にとっての良いことであって じゃあそうじゃない人はどうするのかという問題は ここでは何の解決もないよねと。 ただ一方で、これもよく言われてるんだけど 例えば工場とかで 精密な作業はロボットがやるけど こっちにある箱をベルトコンベアから持ち出して 別のベルトコンベアに置くみたいな、そういう作業だったりとか 不定形の仕事って意外にロボットには苦手だよねってある。 例えば警備員とかの仕事でも ロボットにやらせればいいんじゃないかと。 同じ平面のワンフロアの通路とか部屋で成り立っているところなら ロボット警備でもできるかもしれないけど 階段登ったりエレベーター乗ってボタン押したりとかって ロボットじゃなかなか現状できないですよね。 そういう不定形の仕事っていうのは 人間の仕事として間違いなく残っていくだろうなと思う。 配送だってロボットがやるみたいな話あるけど 宅配便とか あれってマンションの上の方どうするの? うちみたいに2階建ての2階に住んでて 階段しか上がれないところは一体 配送ロボットどうやって上がってくるんだとかね。 そのピンポンを押すチャイムだってどこに付いているのかわからない。 いろんなパターンがあるよね。 手指すとチャイムがない家もあるよね。 ってことをいろいろ考えると そういう不定形の仕事は多分残っていくだろうなと。 そうすると ブルーカラーかホワイトカラーかっていう違いではなくて ブルーカラーだろうがホワイトカラーだろうが 定形的なルーティン仕事は全部 AIがロボットがやってくれて そして不定形の仕事、クリエイティブな仕事だけが 人間の手に残ってくるんだろうなと。 そうすると最終的には ホワイトカラー的なデスクワークってのは 本当にクリエイティビティを求められる仕事だけが 残っていき それ以外の人間の仕事ってのは より不定形なね 体を動かす労働みたいなところに集約していく可能性があるのかなと。 新しいホワイトカラーとブルーカラーの時代が始まる っていう感じもしますよね 少なくとも言えるのは 雑用のホワイトカラーの仕事ってのは 間違いなくなくなるんじゃないかなっていう感じがします これは大きな社会変動ともなるんだけど あんまりハードランディングにならないように 世代交代とともにじわじわとこれが進んでいけば いいんじゃないかなって気もするんですけどね どうなんでしょうね 考えなきゃいけないことたくさんあるから まずは議論の題材ということで ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:491.新しいホワイトカラーと新しいブルーカラーの時代が幕を開けるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう タイツさん2023年12月19日放送の中では、ホワイトカラーの単純作業は淘汰されると言っていたかと思いますが、それでも、私は、ブルーカラーの今からホワイトカラーに戻りたいです。2返信 ✨🕊⚜️showka⚜️🕊✨2023年12月18日前職時代、交渉して週休3日にしてもらっていたのですが、そうしたところで残業が増えたわけではありませんでした。むしろ私の出勤日が減った分、「いつでも居る人」➡️「出勤日に捕まえる人」になったお陰で、仕事を先延ばしされるのがだいぶ減りました。敢えて手当てが欲しくて時間外労働をする人も居るなか、仕事をサクサクする人物は、目の上のコブ的存在だったのでは??とも思っています。そしてAIでできることはAIにどんどん回して、人としてできることに時間使う方が幸せな人生だと、私は思っています。2返信 俊尚 佐々木2023年12月21日なるほどねえ。貴重な体験談をありがとうございます。1
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それでも、
私は、ブルーカラーの今からホワイトカラーに戻りたいです。