TOPトーク専門家毎朝の思考ラジオの世界が新しいフェーズに入ってきていると思う07:39 2024年2月12日 9,147再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ラジオ業界の現状と課題とは?TBSラジオの苦戦と原因分析ラジオとテレビの現状比較東京FMの戦略と成功要因ラジオの未来と可能性とは?AI文字起こし(β版) # ラジオの世界が新しいフェーズに入ってきていると思う おはようございます。さなきとしなおです。 今日はラジオ業界の話をちょっとしてみようかな。 日本放送の番組に2回出ていて、その前は文化放送に毎週出てたこともあり ラジオ業界の人と結構付き合いがあるんですけれど 近年、ここ数年すごい悪さはTBSラジオ AMの方ですよね。すごい勢いを失って頂楽している。 かつてはTBSラジオは本当に人気番組が多くてトップに立ってた感じなんだけど 昨日シェアした記事でも TBSラジオは営業利益が88.3%減る。 2億6500万円減って3500万円しかなかった。 いろんな要因があるし短期的な要素もあると思うんだけど 長寿で言うと 昔からの人気番組を終わらせて新しい番組を始めると 古い番組を聴いていた高齢のリスナーが離反していくという テレビなんかでもよくそういうことが起きてますよね。 古い番組をやめると古い番組のファンがいなくなる。 かといって新しい番組を始めても若い視聴者がついてこない。 テレビには踊ってこないみたいな話が結構起きてますよね。 ただテレビの場合にはTVERという強力なネット配信のサービスを始めたおかげで 地上波で流した時にはそんなに話題にならなくても TVERでやったりネットフリックスで配信した瞬間にものすごく話題になって 結果的に番組全体が盛り上がるというような 良きスパイラルも起きてたりとかしてね。 それでドラマが復活してきてるというのがあるんですよね。 先日の話題になったセクシー田中さん事件は大変悲しい事件だったんだけど あの背景にはお金がかかるばっかりであまり視聴率に貢献してないと言われたドラマというコンテンツが 配信のおかげで息を吹きかしている。 だからすごいたくさんドラマが作られるようになっている背景もあるって話をしてました。 それに比べてラジオってもちろんポッドキャストとかyoutubeとかあるんだけど tverほどの大きなレバレッジにはなってないかなという感じがするんですよね。 かつてはラジオというと仕事をしながら流すとか家事をしながら流す 一日中ラジオが流れているみたいなのがよくあって それこそオシャレなデザイン事務所とかに行くと常にjwaveが流れている。 jwaveを聴いているのが都会的なワークスタイルやライフスタイルの象徴だった。 そういう時期もあったんだけど もはや今、音楽のサブスクとかを普及してきている状況の中では かつてのラジオや有線を流しっぱなしにする文化そのものもだいぶ少なくなってきている。 だからjwaveもかつてほどの勢いはなくなってきているわけですよ。 そんな中で最近ラジオ業界でやっぱり一番気を入っているのは東京FM。 ちょっと前までは古臭いFM局というイメージもあったんだけど 優等生的な番組ばかりでね。 最近の東京FMは結構攻めてきていて その中心になっているのが多分パーソナリティ中心の番組構成をしているって事なんですよ。 例えば山崎玲奈さんだったりとかね。 あと最近だとビックリしたんだけど テレビのモーニングショーで有名な玉川とおるさん。 あの人をパーソナリティにしたりとかね。 まあそれは良いか悪いかは別にして ある意味なんとなく流している番組っていう感じじゃなくて そのパーソナリティのファンの人たちがそこに集まってくる。 しかもテレビとかと違ってパーソナリティとの距離がラジオってとても近い。 テレビが他人数対他人数。 要するにスタジオにたくさんのゲストが出てて それを昔の言い方ではお茶の間で家族全員で見るという他人数対他人数じゃなくて やっぱりラジオっていうのは目の前に小さなラジオ受信機があってそれを一人で聞く。 その受信機の向こう側にはパーソナリティが一人で喋っている。 一対一の感覚があるっていうのは昔から言われていて 深夜放送なんかまさにそうだったわけですよね。 そういう距離の近さ、一対一みたいな感じと そのパーソナリティを大事にする人たちとそのパーソナリティを作る ある種の文化圏みたいなものを作っていくっていう感じが結構うまくいっていて パーソナリティ中心の番組というのは増えている感じがするんです。 メディアというのはかつては媒体という日本語で訳すから それこそSDカードとかだって媒体だからあれもメディアなわけですよね。 でも今のメディアって単に情報が流れるその媒体としての経路だけじゃなくて やっぱりそこに一つの文化圏が作られる。 かつてのメディアがイメージとしてはパイプのような形状だったとすれば 今のメディアというのはどちらかというと僕は球体。 島宇宙みたいな球体で、その中に番組もあればパーソナリティもいて それを聞くファンの人たちもいて それを支えるラジオ局のスタッフもいて というような感じに変わってきてるんだろうなというふうに考えてるんですよね。 それはかつての雑誌文化に近いかなという。 かつての雑誌というのは決して単に情報を読むだけのものではなくて それを読むことによって同じ趣味志向の人たちと同じ読者たちと そこに集まれるんだという、そういう感覚があった。 今東京メディアがやっている番組はまさにそういうのを目指していて パーソナリティを中心にそこに文化が作られ そのラジオの番組を聞けば、その文化の中にどんな場所にいようが 年齢関係なしに浸ることができるという、そういう方向に進みつつある。 これはある意味、今の現代の21世紀のメディアの感覚に僕はとても近いものがあって こういう方向に進んでいくと、もう一回ラジオは復活してくる時がやってくるんじゃないだろうかと 勇気もとてもするんですよ。 あとはそのメディアの新しいアリオのどれだけ スポンサー企業が理解してくれるかというところにもかかってきているんじゃないかなと思います。 というわけで今日はラジオの未来のお話でした。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:391.ラジオの世界が新しいフェーズに入ってきていると思うコメント感想・質問・応援メッセージを書こう Gen2024年2月13日radikoタイムフリー、エリアフリー(これは、有料ですが)のような、TVer的アプリがありますが、もっとインターネットの力を使って、radikoも無制限に再生できればいいのかも。でもスポンサーがいて難しいのでしょうか。確かに、現代メディア的ではあるかもしれませんが、同時にフィルターバブルになりやすい構造も同時にあると思うので、そのあたりの功罪はもっと腑に落ちるまで考えてみたいなと改めて思いました。3返信 taka2024年2月12日ラジオが好きなので興味深く拝聴しました。ラジオは「何が聞こえてくるか分からない。聞き逃したらおしまい」というものと思っています。インターネットが普及して衰退していくと思っていましたが、radikoの登場で少し持ち直したように感じています。残っていて欲しいメディアですが、AMが停波になりNHK第二放送が終わったら、ラジオはまた変わっていくだろうと思います。返信 俊尚 佐々木2024年2月15日AM停波がどういう影響をもたらすのかは気になるところです。1 Kiyomichi2024年2月12日ラジオ放送は耳からのながら受信ができる為、かつて小型ラジオを携行して移動中に聞いておりましたが、現在は海外在住のためポッドキャストにて情報入手しています。かつて、TBSのポッドキャストをよく聴取しておりましたが、内容に偏向が見られる様に感じ、現在は別の局に変更して聞いています。広告費で運営する現状の民間ラジオ放送は、聴取率の低下で破綻に瀕していると感じています。いずれは有料のポッドキャストか、このVoicyの様なメディアに統合されていくのではないでしょうか。返信 俊尚 佐々木2024年2月15日電波媒体としてはビジネスの可能性は小さく、しかし災害時には必要というジレンマもありますねえ。 武井義勇(たけいきゆう)2024年2月12日おはようございます。僕はラジオをもう何十年も聞いていないのですが、最近はVoicy一辺倒です。疑問に浮かんできたことなのですが、ラジオとVoicyって何が違うのですかね?東京FMのお話を聞いていて、「これVoicyじゃん」と思いました。ラジオがラジオたる所以というのが何なのか、ふと疑問に思ったのでした。2返信 俊尚 佐々木2024年2月15日そこはラジオ業界も悩んでいるところだと思います。これからの課題ですね。
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僕はラジオをもう何十年も聞いていないのですが、最近はVoicy一辺倒です。
疑問に浮かんできたことなのですが、ラジオとVoicyって何が違うのですかね?東京FMのお話を聞いていて、「これVoicyじゃん」と思いました。
ラジオがラジオたる所以というのが何なのか、ふと疑問に思ったのでした。