TOPトーク専門家毎朝の思考抽象化していくテクノロジを解読するためのAIという可能性08:13 2024年4月5日 7,716再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AIが解読するテクノロジーの抽象化システム変更への対応、その難しさとは?進化するテクノロジーと人間関係の変容自然な対話を取り戻すAIの可能性AIがつくる未来のユーザー体験とは?AI文字起こし(β版) # 抽象化していくテクノロジを解読するためのAIという可能性 おはようございます。 佐々木田信濃です。 先日紹介した記事で、システムを理解する人しない人って話があって ファミリーレストランでアルバイトをしていて 老夫婦がウーロン茶って注文した。 ウーロン茶はドリンクバーなんで、ドリンクバーの注文でいいですかって聞いたら いやいやドリンクバーってわけがわからないし 私はウーロン茶が飲みたいんだから、ウーロン茶を持ってきてくれればいい。 でもドリンクバーにあるからって、そこで話が通じなくなってストップしちゃって しょうがないから別のアルバイトの先輩に助けを求めたら その先輩はウーロン茶っていう注文に、はいわかりましたって言って オーダーにウーロン茶と書かずにドリンクバーを入れる。 自分でドリンクバーに行ってウーロン茶を入れて、それを老夫婦に配膳する。 要するにシステムの変更を理解してない人には システムが変わってないように見せかけるというのが大事ってことなんですよね。 まあでもとはいえこの記事を紹介すると こうやってシステムについていけない、システムの変更についていけない人は ますます今後もついていけなくなるんじゃないのっていう意見もあったりして ここはでもなかなか難しい問題だろうなという。 IT、情報通信テクノロジーが進化すればするほど こういうシステムの変更って増えてきてるんですよね。 かつてテクノロジーは日本人には特にそうなんだけど 文房具みたいなもので指先をさらに器用にする道具ぐらいだったのが もっと見えない形で様々な社会のプラットフォームになっていく。 例えばフェイスブックとかそうなんだけど 人間関係のプラットフォームになっているわけですよね。 LINEとかメッセンジャーもそう。 そうすると指先の変更だけではなくて 自分が他人と関係を持つ、友人とか知人と関係を持つ その関係性そのものがシステム化されていくということが起きてくる。 これはなかなか理解しない。 もう少し分かりやすく言うと 昔年賀状のやり取りで人間関係をやり取りしていたのがあるじゃないですか。 これをシステムを変えないでデジタル化しようとすると 年賀状だけがデジタルで送れるみたいなね。 例えば自分家でデジタルで年賀状を作って その画面をパソコンから送ると 表書きに書いてある住所をテクノロジーが見取って その住所のところに年賀状を配達してくれる。 そうすると感覚的には年賀状というシステムは全く変わっていない。 ただその輸送方法が従来のような郵便じゃなくて デジタルに変わっただけである。 ここまでは多分みんな分かりやすいと思うんですよね。 でもその年賀状というシステムがだんだん消滅していって 代わりに facebookのような人間関係同士が インターネット上で十字につながるというシステムに変わるというと やっぱりちょっと考え方をアップデートしないと理解しにくくなる。 というのは当然起きてくるわけですよ。 ここが難しいところなんだよね。 もちろん確かにテクノロジーが進化していくが わすます我々の社会の様々なプラットフォームがどんどんテクノロジー化していく。 今までだったらタクシーを呼ぶのも 電話で呼んだりとか道端で手を挙げてたのが GoとかSライドみたいなアプリに変わっていく。 さらにここに今度はライドシェアも含まれてくる。 あらゆるものがテクノロジーのプラットフォームで稼働するようになると 全てがシステム化していくということが起きてくる。 これについて何のかどうかというのは非常に難しいよね。 ただユーザー体験とかユーザーインターフェースの観点から言うと 実はその先のUIというのはそこまで抽象化しないで より人間の自然な感覚に戻ってくるんじゃないかという議論はあるんですよね。 例えば今我々は何かを調べようとしたら Google検索で検索キーワードを入れる。 検索キーワードの入れ方というのも結構ノウハウが必要で ただ単純に大きなワードをバーンと入れただけだと検索結果が多すぎるから なるべく絞り込むような形で検索キーワードを作るというノウハウが必要である。 こういうノウハウというのはネットのなかった時代には存在しなかったノウハウですよね。 だから使える人には使えるけど使いこなせない人には使いこなせない。 でも今検索エンジンというのはそろそろ終わりだと言われていて 次はチャットGPTみたいな生成AIに質問して答えてもらう。 そうするとそこでの質問の仕方というのは検索キーワードの設定ほど 構築化されたノウハウを活用しなくても 普通に自然文で何々や何とかですかって聞くと普通に答えてくれるようになってくる。 つまりそこにAIが差し挟むことで 人間が自然に持っていた自然なやり取り 我々が生まれながらに人とコミュニケーションをとるような そういう自然なコミュニケーションに基づいて 人間の要求を受け入れてくれるというのがAIなわけですよね。 つまりAIというのは人間とコンピューターの間に入る ワンクッションみたいな存在であるという捉え方ができるんじゃないかなと思うんですよ。 さっきのファミレスの話に戻ると ファミレスに行きました。ウーロン茶が飲みたい。 でもメニューを見たらウーロン茶がない。 でもないはずないからお店の人にウーロン茶を持ってきてって言うと いやそれはドリンクバーですからって。ドリンクバーって何なんだわけわかんない。 もし僕がドリンクバーってことを知らなかったらそういう反応するでしょうね。 でもその時に最初の頼りないアルバイトのお兄ちゃんが連れてきた先輩アルバイトの人は わかりました。ウーロン茶ですねって言って こっそり裏でオーダーシートにはドリンクバーと書きつつウーロン茶を持ってきてくれる。 素晴らしい接客だ。 ここまで聞いてみて今の話からわかるのは この先輩アルバイトのスタッフがやってることが実はまさにAIにある仕事なんですよね。 だからドリンクバーという新しいシステムに対応できない人間に対して 古い自然な会話でウーロン茶っていうのを受け入れつつ 裏でその新しいシステムに対応したドリンクバーという注文の指示をAIが出す。 だから我々人間に対しては非常に自然なやり取りで普通に聞けば普通に答えてくれるんだけど 裏側ではその抽象化されたITとの間で情報のやり取りをしてくれるっていう方向性が多分今後生まれてくるだろう。 だからますますITは抽象化していくのは間違いないんだけど 一方でそこにAIというワンクッションが入ることによって そこまで指示とか命令が抽象化しなくても 我々にとってはもっと使いやすいコンピューティングになってくるんじゃないかなっていう期待感は 僕はとてもあるかなというふうに思っています。 こういう議論自体が中傷的ではあるんですけども 僕は結構この話面白いなというふうに思っています。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:131.抽象化していくテクノロジを解読するためのAIという可能性https://nogreenplace.hateblo.jp/entry/2024/03/20/102304コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 文月2024年4月5日ファミレスでの具体例を、詳細に質問するのは難度高そうと思いながら聞きましたが、最後にAIは実際に起こっている事から解決を導き出せる様になるのかと、感嘆しました。当初は問題点を洗い出す能力を鍛える機会が減る様らないのかと懸念しました。最後までお聞きして、AI時代になると、そこを鍛えずとも、問題を抱えている方へのサポートが手厚くなる様にも感じられ、恐れずに推移の中を生きようと思えてきました。2返信 俊尚 佐々木2024年4月5日ありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。 kakakakakatsu2024年4月5日あまりに面白い内容に初コメントします。既存のミクロな物事が、AIが見えないところで体験価値的にシステム化することになる。そのとおりなのでしょうね、腑に落ちました。ただ、このミクロな物事は、ユーザーにはわからない、もしかしたら供給側もわからなくなっていくのかも。漠然とした不安も感じました。ミクロな物事とそれらを統合するシステムできる構造は、人間は理解する必要すらないのか、、なんだろう、この不安感。2返信 俊尚 佐々木2024年4月5日たしかに全体像が不可視化されていくということはあるのかもしれません。貴重なヒントをありがとうございます。
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当初は問題点を洗い出す能力を鍛える機会が減る様らないのかと懸念しました。最後までお聞きして、AI時代になると、そこを鍛えずとも、問題を抱えている方へのサポートが手厚くなる様にも感じられ、恐れずに推移の中を生きようと思えてきました。