TOPトーク専門家毎朝の思考街を旅するときの感動とは08:25 9月1日 6,238再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次暗闇に灯る異国の暮らしの光景観光客目線で見えない街の真実ローカルスーパーで探す地域の宝旅人を癒やす地元密着型温泉の魅力もしこの土地で暮らしたら?旅の想像力AI文字起こし(β版) # 街を旅するときの感動とは おはようございます。 佐々木敏直です。 昔、スリランカを結構長い間旅したことがあって 2週間ぐらいいたのかな。 今でもすごく忘れられないのは スリランカのコロンボの空港に着いて、夜着いたんですよ。 そこから車でずっと中央部のリゾートホテルまで移動したんだけど 道すがら街道沿いにポツポツと家が建っている。 すごい暗いんですよね。街灯もそんなになくて。 でも家の建っているところだけは明るくなっていて そこに家の中の照明とかの光がうっすらと見えている。 時々人の影があって料理をしたりとか くつろいだりしている姿も見えたりとか。 路上っていうのはこういうのだなと思う。 遠い国に来て、その国で暮らしている人たちの姿を遠目に見て 暗い中にちょっとだけ明かりが灯っている感じっていいな。 昔の昭和の頃の日本もこんな感じだったなぁなんてことを思い出しながら あの街道沿いの古い家でスリランカの街の片隅で暮らすってどんな感じなんだろう みたいなことをちょっと考えたりする。 なんかそういう人の暮らし、人の匂いがある旅って僕は好きだなと思うんです。 もちろん山登りみたいにね、全く別に人影がなくて 人と会うこともない、自然そのものと向き合うっていう旅も大好きなんだけど 同時にいろんな街に行くっていうのもとても好きなんですよね。 海外だけじゃなくて日本国内であってもそういうのがとてもいいな。 だから観光名所とか実は全然興味がなくて できれば観光客の多いところに近寄りたくない。 観光客のための観光コンテンツっていうのは所詮は張りぼての作り物であって そこに生活実感とか、そこに住んでる人たちの土地に関する愛着だったりとか そういうものはかけらもなかったりするわけ。 先日も登山の帰りに松本の街に寄って 街外れの目星を付けておいて予約しておいて居酒屋に行き そこでカウンターに座って いい山だったねなんて言いながらビールを飲んで地元の郷土料理を食べたりして カウンターの隣の席では地元のおじさんや家族連れが楽しそうに食事をしていて そこでいろんな話をしている。 そういうのは聞くともなく聞こえてきて なんかこういう地元の感じっていいなぁってちょっと思ったりとかね。 やっぱり土地によって人々の考えることとかって全然違うんですよね。 なんか日本の田舎はどこ行っても同じだみたいなことを言う人もいるんだけど 僕はそんなことはないなと全然違うなと思う。 海沿いの土地と山の中の土地は全然違うし 同じような中核都市松本ぐらいの街であっても そこが車中心の街なのかあるいはウォーカブル つまり歩ける街なのかによっても街の佇まいって全然違う。 やっぱり方言みたいなのがあってイントネーションが違う。 関西はやっぱり関西弁でみんな喋ってるし 東北に行くと東北辺の人たちがいるっていうね そのなんか持ってる空気感みたいなもの 単にそれは絵描きの中の風景ということだけじゃなくて その風景の中に自分がいるその自分がその中にいることによって その土地の空気感だったりとかその街の人たちが持ってる 人間臭さだったりとか匂いみたいなものを味わえる っていう感じがすごい好きなんですよね。 だから地元のローカル度の強いスーパーとかも大好きで よく寄って一応全部見て回るわけですよ。 そうすると例えば豆腐とかね 豆腐って面白くてもちろん大手メーカーの豆腐もあるんだけど なぜか必ずローカルの豆腐屋さんが作っている豆腐って 地方のスーパーに行くと必ず置いてあるんだよね。 あと練り物とかも。 さつま揚げとかちくわとかハンペンとかあるやつも なんかこんなのがあるんだっていうローカル度の強いものが置いてある。 鶴ヶのスーパーとかに行くとお惣菜コーナーにね おはようのコロッケってのが売っていて これがね別にすごいおいしいかというと 今時の味ではあまりなくて おからを使ったような素朴な感じの味のコロッケなんだよね。 今時の肉汁がたっぷり染みてくるような ジューシーなコロッケとはだいぶ違うんです。 でもやっぱり鶴ヶの友人とかに聞くと おはようのコロッケあれはねソウルフードなんだよ。 子供の頃みんなあれを食べてたからっていうね。 おはようっていう鶴ヶの町の中に肉屋さんがあってそこが作ってるんですけどね。 そういう知らないで食べるとただの素朴なコロッケなんだけど やっぱり地元の人が長年愛しているソウルフードだって聞くと なんかそのおはようのコロッケについての見た目 対しての見方みたいなものも変わってくるなっていう。 なんかねそういう空気感に触れるってことが やっぱり旅の面白さの最大のところじゃないかなっていう感じはするんですよ。 だから地方に行って山の帰りとかによく温泉、風呂とかにも入るんだけど なんか高級リゾートの日帰り温泉とかね あるいはものすごい巨大なヘルスセンターとかじゃなくて 本当に町営でやってるようなね。 湯船も小さくて10人も入ればいっぱいになるような 地元の少ししか行かないようなお風呂とかがね。 結構好きなんですよね。 前に熱海からバスに乗って十国峠まで行って 十国峠からずっと長い長い山道を下って行って 熱海の北の方の海岸に出るっていうトレイルを歩いたことがあるんだけど その海岸に出たところに浜の湯っていう小さな小さな船頭があって 未だにバンダイがあっておばちゃんが一人座ってるような感じなんだけど 湯船が2つあって本当に10人も入ればいっぱいになるような感じなのかな。 お金払って入ろうとしたらあんたら荷物大きいわね。 登山の最中ですからね。 その荷物はここに置きなさいとかおばちゃんに命じられて そこに置いて着替えて裸になってお風呂に入って もう死ぬほど熱くてですね。 これ10秒くらいしか入れないよなと思いながら。 そういうなんかね、本当に旅行者も誰も来ない。 わざわざ熱海まで来てね、高級温泉とかじゃなくて そんな街外れのね、銭湯まで来る人って観光屋にいないわけですよ。 でもそういうとこに行くのがやっぱり ああ、なんかこういう温泉に入って 熱海の外れで暮らしてる感じって なんかいいなぁしみじみって思える感じが 個人的には好きだなと思います。 やっぱりね、地元の人には当然なりきれないわけですよ。 ただの旅人なわけだから。 でもなんかひょっとしたら自分がここに生まれ育ったらどうなんだろうみたいな いろいろ想像を巡らすところが面白いし それが僕にとっては旅の醍醐味だなっていう風に いつも思うんですよね。 だから観光客がたくさんいるところにはなるべく近寄らない。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:251.街を旅するときの感動とはコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ヤマヒトイン9月7日自分はお刺身やお魚コーナーが大好きです。地方の見たことがない美味しそうなお刺身やお魚があり、それがお寿司になっていたりするとよく買って食べてます(それが必ず美味しい!)。返信 ワカメ9月2日😍ら返信 ちょっともん9月1日首がもげるほど頷きながら聞いてました🤭私もそこで暮らす人々の生活を少し覗いてみるような旅ができた時はとても満足度が高いです。返信 俊尚 佐々木9月3日ありがとうございます。 ララミ9月1日今日のお話も心からagreeで、「言われてしまった」悔しささえ感じます。旅先で感じる、「もしここで生まれていたらどんな感じだっただろう」「ここで出会ったひととここで暮らすとしたら・・・」みたいな「パラレルワールド妄想」が「旅情」のおおきな成分であることに違いないのですが、ある年齢を超えると(特に海外では)だんだんそういう可能性が現実的じゃなくなって、旅の醍醐味が薄れる気がします。日本の田舎にはまだ可能性があって、このごろ国内の地方ばかり回ってます。1返信 俊尚 佐々木9月3日ありがとうございます。おっしゃる気持ち、よくわかります。1 ソーダ9月1日虫の音がよく聴こえて、元気が出ました。いつもありがとうございます😊3返信 俊尚 佐々木9月3日こちらこそありがとうございます。 もっと見る
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地方の見たことがない美味しそうなお刺身やお魚があり、それがお寿司になっていたりするとよく買って食べてます(それが必ず美味しい!)。
私もそこで暮らす人々の生活を少し覗いてみるような旅ができた時はとても満足度が高いです。