TOPビジネスキャリア田中淳子の「人材育成」応援ラジオ#716 OJTのワンオペ禁止。大勢を巻き込みながら行うものであって、OJTトレーナーがひとりで頑張らない!16:46 2025年4月21日 1,373再生 問題を報告する 再生する シェアする OJTに関連する過去放送一覧は、こちらにあります。https://blog.trainocate.co.jp/blog/voicy_graduate_013#640023781fa0080541346dc4-2abb0e4ed2def8cedda3b0b2もっと読むAI目次OJTはワンオペ禁止!その理由とは?OJT成功の秘訣、それは巻き込み力新入社員育成、多様な視点の重要性関根雅泰氏の研究から学ぶ独自指導の危険性OJTで磨かれるリーダーシップとキャリアアップAI文字起こし(β版) # 「今日のテーマ」は? おはようございます。田中純子です。人材育成応援ラジオでは、大人の学びキャリア人材育成や組織開発に役立つ人を毎朝お渡ししています。 このチャンネルはビジネスとITの人材育成で世界を変える人を育てる取り抜けとがお送りします。 放送700回記念アンケート、日曜日の夜に終わっています。これは前の週に撮っているので、合計何人になったかわからないんですが、 もう100を超えたんじゃないかなと思っております。皆さんご協力ありがとうございました。 いつもそうなんですけども、後半に行くにしたがってコメントの行数が増えてくるし、質問・相談・放送で取り上げていただきたいテーマというのも長文になってくるんですね。 それだけアンケート期間中、皆さんがずっと長く実行されているのかなと思うんですけども、 中にはPTAについての相談といただいたりして、私にはわからないと思っているんですけれど、お答えできる範囲で放送の中でもお答えしていこうと思います。 気長にお待ちください。いまだにまだ放送600回の時の質問もさばききりでない状態なので、気長にお待ちいただければと思います。 そしてもう一つお知らせなんですけれども、2025年5月2日の金曜日に対面セミナーとしてミドルシニアの活躍推進ということでお話をするというか、 無料セミナーで皆さんと企業を超えて、組織を超えてワイワイガヤガヤと話をしようというセミナーを企画しておりまして、おかげさまで20名を超えました。 なので教室を広げまして、30名ぐらいは入れるように枠を広げたんですけれども、ちょっと悩ましいなと思っているのが、 気楽にみんなでビール飲みに行きましょうというふうにお声掛けしたときに、十何人でなったら行く場所がないなということなんですよね。 なのでちょっと当日になってからご希望を伺ってという感じになると思うんですけれども、また直前にこの放送でご案内しますので、 ぜひそのあたりも心の準備をしておいていただければと思います。 ビール飲みに行きましょうは、本当にあくまでもボランティアというかご希望者だけなので、毎回全員がいらっしゃっているわけじゃなくて、 ちょっとだけ行こうかなとか、そこで懇親会としていろんな話しようかな、どのパーソナリティさんが好きですかというネタでひとしきり盛り上がったりとか、 そんな話を毎回しているので、そんな心づもりもしておいていただければと思います。 さて前置きが長くなりましたが、今月久しぶりにOJTトレーナー研修を、しかもボイシーのリスナーさんでもある企業の人事の方からお声掛けいただきまして、 担当してきました。何個かのクラスがあったんですが、やっぱり今でも皆さん同じこと悩んでいるんだなと思うことがあったので、毎年毎年聞くんですけども、 やはり2025年も同じ悩みを伺いましたので、それをお話ししていきます。OJTはワンオペじゃダメですよって話です。ではどうぞ。 # OJTトレーナーになったら、ワンオペはだめ!(関根雅泰さんの研究も載っている『職場学習の探究』↓) OJTトレーナー研修というのは、2003年ぐらいから始めているもので、改定していろいろ新しい情報を付け加えたりしながらも、かなり20何年間もやってきている、提供しているものなんですね。 この間もお話ししたように、OJTのトレーナーばかりが頑張っていても、OJTを受ける新入社員側がお客さん化してしまう、受け身になってしまうのは良くないなということで、 ここ5年ぐらいでしょうかね、OJTの受け方研修というのも提供しています。 新入社員にOJTの受け方研修なんかやるの?というお声もあるかもしれませんが、実際、例えば、ワンオンワンにしてもそうなんですけど、 上司側がワンオンワンの練習をするというだけでは不十分だなと最近よく思うことがあるんですよ。 ワンオンワンのスキルを高める上司の負荷ばかりが高まっていて、部下側は上司のワンオンワン、お手並み拝見となっているのって、なんかフェアじゃないなと思って、 なので、ワンオンワンを受ける側の部下側のワンオンワンに対する構えを作っておこうという研修なども、実際、ボイスリスナーさんからのオーダーで、 昨年ですかね、2024年に確か提供したんですけども、そういうふうに最近は何か、上司側と部下側とかリーダー側とメンバー側とか、 何かを提供する側とそれを受ける側とか、その時を同じくして何か同じ場所で何かをしていくような関係性がある中では、 片側だけに教育を施すというよりも、両方がそれについて知識とか、あるいはもっと手前のマインドセットを持っていた方がいいんじゃないかというふうに考えているんですね。 で、その中で今回はOJTトレーナー研修の方を担当したんですけれども、トレーナーの皆さんが久しぶりに新入社員を迎えますという方だったり、 それから初めてうちの職場では新入社員を迎えますという方だったり、様々でした。 それから私まだ2、3年目なので、自分もまだ習っているというか学んでいる最中で、 できることとしては若い人の同等の気持ちが分かるということだけれども、 自分自身がまだ修行中のみなので、教えられることには限界があるかな、自分も一緒になって分からなくて悩んじゃったらどうしようかなというふうに考えていらっしゃったり、 それから40代とか50代の方がトレーナーになるというケースもあるんですけれども、年齢の差があるから大丈夫かなとか、 お父さんお母さんと同じ年ですねって言われたらどうしようとか、言われたからってどうってことはないと思うんですけど、 そういうふうにいろんな悩みが皆さんあります。 年齢の問題もしょうがないじゃないですか、離れているとか近いとか、自分の方も経験が浅いとか、自分は超ベテランで何が当たり前で何が当たり前じゃないか分からなくなっているとか、 その辺はしょうがないんですけども、多くの方が共通して悩んでいるのは、その年齢の問題とか価値観の問題とか経験の問題以前に、私一人がやらなきゃいけないのかってことだったんですね。 トレーナーになったからには何もかも自分で計画を立てて運営して、それでもうコーチングもティーチングも何もかもフィードバックも全部自分で一人でやらないといけないのかなと。 でも私の仕事も別に減るわけじゃないのよね、俺の仕事もなくなるわけじゃないんだよなって、みんな悩んでいらっしゃるんですよ。 それはもう全然間違っていまして、もう私はOJTの研修を20数年前から始めた時からずっと力説してるんですけど、一人でやっちゃダメですってことなんです。 一人で抱え込んではダメなんですよ。周りを巻き込む。どんどんどんどん周りを巻き込むってことが大切です。 周りを巻き込むというのは、例えば日報を毎日私たちチェックするんですけどっていう職場であれば、新入社員の日報をトレーナーが一人で月曜から金曜日に見てるっていうのも負荷が高くてしょうがないんですよね。 なので月曜日と金曜日はさすがに週の頭と最後はトレーナーである私が見るけど、火水目は日替わりで部署の先輩方が見てもらえませんかっていうふうにお願いして、それで日報のチェック、日報を見て何かコメントを返すというようなところの負荷分散を図る。 これはトレーナーが多少楽になるということだけではなくて、もっといろんなメリットがあります。新入社員、トレーニーからするといろんな人のフィードバックを得る機会になるってことです。 人によっては日本語の書き方、表現の仕方についてフィードバックする方もいらっしゃるでしょうし、日報に書いている気づきに関してもっと深掘りをしていくような問いかけを投げかける人もいるかもしれないし、マナー的な部分とか文の構成、見出しをちゃんとつけましょうとか、 そういう様々な視点でフィードバックをしてくれる人がいれば、多様な学びを新入社員は得ることができるんですね。いろんな視点を得ることができる。トレーナーが気づかないような指摘をする他の先輩もいるかもしれない。それはとてもトレーニー、新入社員にとって刺激のあることです。 それから多くの人を巻き込むということは、新入社員にとっての時間のロスを減らすということにもつながります。 ごめん、今ちょっと忙しくて、夕方まで待っててってなるじゃないですか、一人でやってたら。だけども、私が今ちょっと忙しいときは、なんとかさんやなんとかさんに聞いてもいいから、ちゃんと話しつけてあるからってなれば、じゃあちょっと今、OJTのトレーナーの先輩は忙しいから、他の先輩のところに相談に行こうってなって、その時間のロス、待ち時間というのを作らなくても済むわけです。 だから、いろんないいことがあるので、大勢の方をOJTに関わってもらうようにするってことが大切なんですけど、巻き込むのは誰がやるかです。新入社員が自分から働きかけるのは難しいです。これは中途入社の場合でもそうです。社内人脈がないのに、いろんな人に教えてください、助けてくださいってのは最初はできない。 だから、OJTトレーナーが最初にすることというのは、トレーニーの、新入社員の人脈作りを手伝うってことです。社内のいろんな人に、それもできるだけまず近しい人にどんどん紹介していく。 同じ部署の人にまずは紹介して、この人はビジネスマナーがピカイチだから、マナーのことが困ったら相談するといいよとか、この人はなんとか技術についてはもうピカイチなので、なんとか技術のことだったら絶対うまくやるからとか、この方はお客様攻略がすごいノウハウがいっぱいあるので、営業を一緒にやってみるといいよとか、いろいろ専門分野とか専門性得意っていうのがありますよね。 そういうのを添えて、新入社員とつないでいく。そうすると、ここで一回会話してるんだから、次回からは直接アクセスしてもいいからねってことができるわけです。先輩側にも、こういう点で新入社員が相談に行くかもしれないけど、よろしくお願いしますってこともちゃんと言っておくべきだし、つないでいくってことをやるのはとても大事なことなんですね。 それだけではなくて、OJTの指導計画書みたいなものとか作ると思うんですよ。育成計画シートみたいな。そういうものもトレーナーと新入社員の間だけでクローズでやると、OJTが全く見えないブラックボックスになってしまうんですね。これを避けます。 なので、例えば同じ部門の方には、OJT指導計画シートみたいなものを誰でも見られるようなところに置いておく。そして、それはどなたでも予定と実績が見られるようにしておけば、今こういうことまではやってるんだなってことは、これはまだ習ってないから教えてあげても大丈夫だなとか、それからそれ知らないのかと思って指導計画みたいなのを見てみると、 いや、先月やってるってなってるから、自分で調べてごらんなさい。ノート書いてあるんじゃないの?って返せばいいなっていうふうに判断もつきますね。進捗というのをちゃんとみんなに開示しておいて、シェアしておく。関係者にシェアしておくってことも大切です。 大勢を巻き込むと、いいことだらけなんですけども、一つ注意しておいた方がいいっていうのは、みんながいろんな自己流を押し始めるってことなんですよね。これをこのOJTの研究などをなさっている関根雅宏さんは、独自指導っていう言い方をなさってました。 注意しなきゃいけないことは独自指導が入るってことですっていうふうに。特にOJTの研修などを受けていない他の先輩方は、自分のノウハウみたいなものを伝えてしまって、そのノウハウが役立つこともあるんですけども、ルール違反とかスタンダード、標準からずれてるよねみたいなことがあるんですよ。 俺たちこういうやり方してるけどそれでいいんじゃないのみたいな、悪いことを教えるって方がいらっしゃって、それでいろんなアリューみたいなものが生まれていき、全然その会社の中のルールとかガイドラインに沿ってないことを若手社員がやり始めるっていう、ここが懸念事項なんですよ。 なので関根さんがおっしゃるところの独自指導っていうのは、そういうことが起こらないように前もって釘を刺しておくというか、こういうマニュアルに沿って教えています。こういうガイドラインに沿って指導しているので、ここから逸脱するようなことは教えないでくださいとか、あるいはガイドラインを皆さんも一通り目を通しておいてくださいねっていうことはやっといた方がいいんです。 それさえ気をつければ大勢に皆さん、新入社員に関わってもらって寄ってたかって育てるっていうことは新入社員の成長に役立つので、全く一人でトレーナーが起用必要、背負う必要はないっていうことを改めてお伝えしておきたいなと思います。 # 子育てと共通するもの。 この音声に揉まれると成長するっていうのは、小さい幼児を育てているときに感じることじゃないかと思うんですよ。 例えば、ボンクレとか田舎のおじいちゃんおばあちゃんのところにみんないとこたちが集まるみたいなのも、小学生、幼稚園児とかいっぱい集まるみたいなことってありますよね。 そういうときに、今まであまり語彙力がそんなになかったのに、1週間田舎にいたら帰ってきたらたくさんしゃべるようになったとか、自転車乗れなかったのに田舎でみんなとお兄ちゃんたちと遊んでいたら自転車乗れるようになっちゃったとか、坂上がりできるようになっちゃったとか、 小さい子は小さいなりに、普段の成長スピードとは違って、大勢の子どもたちの中で揉まれているうちに、本人のプライドもあるでしょうし、真似したいみたいな気持ちもあるでしょうし、いろんな外的な刺激があって、ぐんと成長する。語彙力が伸びたり、運動能力がついたりっていうのがあると、そういう経験ってなさったことないでしょうか。 あれと似てると思うんですよね。独自指導ということで言うと、お兄ちゃんとかお姉ちゃんたちが汚い言葉をわざわざ教えて、子どもたち、小さい子たちが真似するみたいなのがそれに似てるのかもしれないですけども、要は音声に揉まれた方が人の成長は早いし、質的にも多様になっていく。 もちろんその中にはちょっとまずいことを覚えちゃうっていうのもあるんだけども、っていうのは子育てとすごく共通項で、なので遠慮せずにトレーナーの方は一人で頑張らなきゃいけないというプレッシャーを感じずに、自分がやるべきことは周りの人を巻き込むことなんだっていうこと、そういうふうに捉えるといいです。 そしてその周りを巻き込むっていうのはまさにリーダーシップなんですよ。周りの人たちを巻き込みながら目標、OJTの目標を達成するってことは、自分のリーダーシップが磨かれる、リーダーシップが開発される機会というのがOJTトレーナーになるときに得られる機会でもある。 そうすると、OJTトレーナーをやったら、いろんな人にお願いして、新入社員に関わってもらわないといけないし、あの人にこれ頼もう、この人に頼もうって自分でも社内人脈をいろいろと頭の中巡らせながら動かないといけないんですよね。 その働きかける力が身についてくると、最終的には数ヶ月後に自分のリーダーシップ力もきっと上がっているので、安心してください。自分のためにもOJTをやるっていうのはとてもいいことです。 新入社員のために時間を避けなきゃいけないのか、嫌だなあっていうふうに最初思う方も、終わってみたら、これ結局自分のためにすごくなったよねって、まず99%の方がそうおっしゃいますね。 1%ぐらいはただ忙しくて嫌なだけだったっていう感想を持つ方もいらっしゃるかもしれませんけど、それは100人に1人ぐらいの話で、多くの方が自分のためになりました、本当にやってよかったです、また機会があったらもう1回やりたいですっていうようなことをおっしゃるので、 きっと自分の能力開発、そこから引いてはキャリア形成につながっていくってことなんじゃないかと思います。 今年、OJTトレーナーに任命された方、ぜひ1人で背負おうと思わずに周りを巻き込む、そしてそれが自分のミッションであって、その周りを巻き込むことも苦労かもしれないけれども、その結果としてついてくるのは自分のリーダーシップ力が上がるってことなんだっていうふうに考えて楽しく取り組んでいただければなというふうに思います。 というようなことをOJTトレーナー研修で力説していたら、よかった、安心した、1人で頑張るのやめようって、そうじゃなくていいんだって言われたから、今日この研修来て少し気が楽になりましたっていうようなことを最後に感想でおっしゃる方も大勢いらっしゃったということでした。 それでは今日はここにしましょう。今日も楽しく人材育成を進めてまいりましょう。 人材育成応援ラジオトレーナケットの田中潤子でした。 もっと見る #キャリア #成長 #人材育成 #新入社員 #OJT #メンター #OJTトレーナー #新入社員育成 #リーダーシップの多様性 #リーダーシップのリーダーシップ 田中淳子の「人材育成」応援ラジオ「世界を変える「人」を育てる」トレノケート03:061.「今日のテーマ」は?09:502.OJTトレーナーになったら、ワンオペはだめ!(関根雅泰さんの研究も載っている『職場学習の探究』↓)https://amzn.asia/d/7IzpWcJ03:523.子育てと共通するもの。コメント感想・質問・応援メッセージを書こう あとむ2025年6月18日以前、大型新人(私より年上)のOJTをするように言われた際に私が上司に訴えたことでした。出来上がってしまった価値観を塗り替えるためには多くの価値観と出会うしかないとおもったんですが、全く聞き入れられずでした。「みんなで育てる。」これは決して負荷分散だけではないメリットがあると思うんです。こういう考え方が浸透いけばいいのですね。1返信 ごっち2025年4月21日20年前、息子の夏休みに実家の広島に一週間帰省した時の話です親戚やいとこと過ごしたことで広島弁を流暢に学んだことで学校が始まり同級生を「おどりゃー何しよんなぁ、ぶちかましちゃろうか!」とすっかりヤクザ言葉で同級生を泣かせ学校に呼び出されたことを思い出しました2返信
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