TOPライフスタイルメンタル・心理学研究者がそばにいるくらし抱きつきしめじに感情を感じる「アニマシー知覚」とは (Imaizumi et al., 2024)11:30 2024年8月15日 240再生 問題を報告する 再生する シェアする 今回紹介した論文のプレスリリースhttps://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/topics/20240813190000.html抱きつきしめじのツイートhttps://twitter.com/showkitchen_/status/701716543265067008もっと読むAI目次感情を持つ?抱きつきしめじ実験アニマシー知覚の謎に迫る無生物への感情移入とは?意外な結果に隠された真実研究の未来と発信への挑戦AI文字起こし(β版) # おはようございます🔆 おはようございます。心理学者のじんぺいです。 本日も心理学の最新論文を紹介していきたいと思います。 今日は、僕の友人の同世代の研究者が最近出したばかりの論文を紹介したいと思います。 つい昨日、Twitterで論文が出たという報告をされていたので、 2、3日前くらいの論文かなと思います。 面白い研究なので、ぜひ紹介したいなと思いました。 プレスリリースのタイトルを読んでみると、 2体のシメジが近づくと感情豊かに見える。 外見があまり人らしくない対象でも動きが加わると、 見る者は強く感情を読み込むというテーマの研究になっています。 # 無生物に生き物らしさ、感情を感じるアニマシー知覚 / プレスリリースと抱きつきしめじツイートは概要欄に まず結論から超簡潔にお伝えすると、人間のような形とか、あとは友達のような動きをするものというのに対して、人がどういう感情を帰属するか、感情を感じるかということを調べた研究で、 しめ字、マッチ、人の絵という3つの素材を使って、それを動かした。動かしたところ、しめ字が一番感情を持っているように感じられたという研究です。 具体的にお話をしていきたいと思うんですけど、まずこの研究の応枠として、アニマシー知覚という言葉を今日ぜひ覚えて帰っていただきたいなと思います。 アニマシー知覚というのは、無生物とか単純な形状の物体に対して、生命を感じたりとか感情を感じるような現象を指します。 今回しめ字とかマッチとかというのを使っているんですけど、そういうものじゃなくても、例えばただの丸とか三角とかというものであっても、動いたときに、 心理学の有名な実験で三角と丸が追いかけっこするみたいな実験とかあるんですけど、動き出すと急に生命を感じるみたいなことが、みなさんもなんとなく想像できると思うんですけど、それがアニマシー知覚です。 この論文を書いた今泉さんという方は、このアニマシー知覚をどこから持ってきたかというと、抱きつきしめ字という、これもしかしたらご存知の方もいるかもしれないんですけど、 数年前にTwitterで大バズりした画像があって、その画像もプレスリリースのリンク先に貼ってあるので、貼ってあるし論文にも貼ってありますね。 この辺りが本当にすごいなと思います。 その辺りからそういうバズった投稿から研究をスタートするというのもすごい面白いし、かつそれを論文にも貼っちゃうみたいなところが、 今泉さんの遊び心があって、僕はすごいその辺りも押せるし尊敬しているところです。 ちょっと話し逸れましたが、そういう抱きつきしめ字を使っています。 これを見ると、本当に抱きついているように見えるし、恋人同士が愛情を寄せ合っているような感覚さえも得られるような画像なんですよね。 だから、これを使いたいという気持ちも確かにわからないことだと思いますが、これを使って研究していたと。 抱きつきしめ字だけじゃなくて、もうちょっと人間の形をした人っぽい図を書いて、それとさらにマッチ棒を使って人っぽく形作った図形を使って、 それは3つを比べたような研究になっています。 まず静止状態の話からすると、静止状態ってもう動画じゃないです。 画像で見ると、そのままなんですけど、人の形をした画像が一番人らしさを感じる。 かつ、感情を持っていると感じるようです。 それはそうだろうという感じがしますが、一つの結果ですね。 その次が抱きつきしめ字、マッチ棒という順番で人らしさを感じて、あとは感情を持っている度合いもその順番だったということです。 これが動画になると。 動きっていうのは、抱きつきしめ字が後ろから前のしめ字に抱きつきに行っているような動画、離れるような動画みたいです。 これが抱きつきしめ字だけじゃなくて、同じように人形の画像でもやるし、マッチ棒を動かしてそういう動きをしてみるということをしました。 そうすると、さっきの順位が逆転して、しめ字の方により感情を持っているというふうに答えるそうです。 もうこれが全て、結果の全てなんですが、もちろん他の研究はあるんですけど、今日は省略します。 とってもこの逆転現象が面白いなと思っていて、この研究の一番意義のあるところとしては、 僕的に意義が一番あると思っていることとしては、書いてあることなんですが、 これまでこういう何か対象物に対して感情を持っているかどうか、感情を帰属するかとか、生命を感じるかどうかというアニマシー近くの研究というのは、 その対象の形、今回で言ったらしめ字の形か人の形かマッチ棒かみたいなそういう形と、 あとは動きの要素というのが2つあると思うんですけど、もちろんいろいろ他にも要因はあるだろうけども、大きく分けて2つあると。 これまではそれがバラバラに研究されていたんですって、形に注目する研究、動きに注目する研究。 これらを組み合わせてみると、今回みたいな逆転現象が起こる。 ここの2つどっちもやったというのがとても興味を抱えて、さらにやっただけじゃなくて、2つやると逆転するよというところがとても意義のあることだったんじゃないかなというふうに思います。 これが理由については、なかなか論文ですべてを進めしきっている。 もちろんこういうことを試みて初めての研究なので、そこまでメカニズムまで踏み込みきれないみたいなところがあると思うんですけど、 個人的にすごく気になったのは、動きを足すと感情の一味地に対する感情帰属の程度が大きくなるというのは分かるんですよ。 ただ、それが人間の感情帰属、人間の形をした図形の感情帰属を超える理由がよく分からないということが気になっていたんですよね。 一つ考察としてあることとしては、顔の有無というのが大事だったんじゃないかというところですね。 顔があると、目とか口とかってそれだけで本当に感情を伝える上ではとても大きな役割を果たすんですけど、 しみじみにはもちろんそれがないので、その動きという要素がとても強く働いたという、そのちょっと意外性というかギャップと言いますか、 それで人間の図形を上回る感情帰属が起こったんじゃないかみたいなことが書かれていて、 ちょっと自分の持った解釈が乗っているかもしれないんですけど、なんとなくそれもあり得ることが分かるなというところですが、 これからこの今泉さんの先駆的な研究を基礎にしてどんどん研究が進んでいくんじゃないかなと思っております。 # おわりに はい、というわけで今日は 友人のヒマイズミさんの論文を紹介させてもらいました。 彼はね、ずっとね、ラキツキシメジのことを言ってたんですよ。 本当にね、いやー、だいぶね、好きなんですよ。 もうそのね、ラキツキシメジに命を懸けてるんですよ、彼は。 それがね、たまらなく僕は応せるし、 なんかずっと彼の話を聞いていたいっていうね、 そういうタイプなんで、そういう風に思ってたんですけど、 今回ね、超一流の学術雑誌に載ったということで、 これは本当に研究者の鏡なんじゃないかなという風に 個人的には思っていますし、僕も負けじと 日常生活の疑問とか不思議とか発見とかを 論文まで持ってきるような研究をしたいなという風に思いました。 今日もいい一日にしていきましょう。 新平でした。心を込めて。 # 雑談「研究がより多くの人に届くように🙏」 最後1分だけ雑談、近況報告したいと思います。 最近、いろんな方に相談をしてまして、相談したいことがあるので、 ちょっとズームさせてくださいという感じでお話をしています。 どういう人にしているかというと、 自分の研究に興味を持ってくださっている、 研究者以外の方ですね、結構難しいんですけど、 いろいろ相談しています。 というのも、連日研究のクラウドファンディングのお願いとかさせてもらっているんですけど、 9月からまた新しくプロジェクトが始まろうとしていて、 これをどうやったらいろんな人に届けられるかという、 興味を持ってもらえるかということを、 自分一人で考えるのは結構限界があるなと思っていて、 それをいろんな人に聞いています。 なぜあなたは僕のことを支援してくれたんですかというところから始まって、 そういう同じようなプロセスで、 僕に興味を持ってくださる周りの方っていらっしゃいますかとか聞いています。 これは結構大事なことだなと思っていまして、 昨日おとといお話しした方、 覚え心も聞いてくださっているというふうに言ってくださっていたんですけど、 やっぱり僕が全く考えもしなかった発想をどんどんくださって、 勉強になりましたね。 そこに差しにいけるかということとか、 確かに言われてみたら、 親和性があるかもしれない。 例えば、京都大学を僕は出たんですけど、 京都大学を出たということを興味を持ってくれる、 教育に熱心な親御さん世代、親世代という人たちがいるということとか、 教えてもらって、確かにそうかもしれないなということ、 僕はそこを強く、大学院から入ったし、 あんまり言われるもんじゃないんですけど、 ということとかね、 なるほどなと、そこに行けば、 僕に興味を持ってもらえる人がいるのかということね。 それは研究と若干離れるので、 実際にアプローチするかどうかは別として、 新しい視点を得られているなと思っています。 今日とか明日とかも、 数名の方とオンラインでお話しする予定になっているので、 また勉強していきたいなと思っています。 もっと見る #心理学 #感情 #実験 #研究 #論文 #実験心理学 #アニマシー知覚 #アニマシー #抱きつきしめじ 研究者がそばにいるくらし心理学者じんぺー00:511.おはようございます🔆06:482.無生物に生き物らしさ、感情を感じるアニマシー知覚 / プレスリリースと抱きつきしめじツイートは概要欄にhttps://doi.org/10.1016/j.chb.2024.10838301:033.おわりに02:504.雑談「研究がより多くの人に届くように🙏」コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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