TOPライフスタイルメンタル・心理学研究者がそばにいるくらし鳥肌を立たせるマシン (Haar et al., 2020)11:34 2024年1月20日 450再生 問題を報告する 再生する シェアする みなさんおはようございます🔆本日もお聴きくださりありがとうございます!AI目次鳥肌の科学:最新研究に迫る鳥肌を自在に操る機械の開発とは?実験結果:感情と鳥肌の意外な関係鳥肌マシンが拓く未来:可能性と課題雑談:懐に入るコミュニケーションとは?AI文字起こし(β版) # はじめに おはようございます。感情の心理学を研究しているじゅんぺいです。世界の解像度を上げる心理学ラジオの時間です。この番組では最新の心理学研究のお話や人の心や脳に関するお話をつらつらとしていきます。 いつもお聞きくださりありがとうございます。今日は鳥肌の話をしてみたいと思います。 鳥肌というのは真寒い時に立ったり、怖い時とかに立ったりという役割というか、現れ方をするんですけど、芸術とか他の感動した時とかにも立つじゃないですか、鳥肌立ったと言うじゃないですか、あれについて研究をされることが近年多くてですね、それについて新しい目の論文を紹介したいなと思っています。 # 鳥肌を誘発 2010年くらいから鳥肌を測定する機械が出始めたんですよ。 腕とか足、アキレス腱のあたりとかにつけて、 何かどうかを見せたりして、鳥肌が立つと何かそこの中にあるカメラが反応して記録化されるという機械が出始めて、 いろんなところで研究、そんなにたくさん、数は多くはないですけど、そこそこやられたというのがあったんですけど、 今日紹介する2020年の論文というのは、鳥肌が立ったら測るんじゃなくて、鳥肌を起こしてみようという機械の開発の論文になっていたりします。 鳥肌というと若干誤解があって、この論文では鳥肌感とかって言ったりします。 物理的に毛が逆立つということがなくても、ザザッとしたりとか、背筋がゾクッとしたりとか、あれもあるじゃないですか。 共感していただけると嬉しいんですけど、それを誘発させたいという機械になっています。 どういう機械を使うのか結構気になりますね。 ちょっとそれ次のチャスターなんですけど、鳥肌感という言葉があったりします。 英語だとチルって言われています。チルタイムとかのチル。チルスって言ったりするかな。複数形で。 鳥肌感というのがあって、例えば音楽とか、あとは死ですよね。 僕は俳句やってますけど、死の研究でも今日鳥肌が立つと言われてたりとか、あとは人生を変えるような経験が起こったときにも鳥肌が立つとか、 あとは呼吸が深くなったりとか、そういういろんな他の指標との関連も知られていたりします。 やっぱり多くは2010年以降の研究かなというふうに思います。 # 機械の説明 もったいぶりすぎてもしょうがないので、どういう機械を作ったかというと 背中に電極みたいなのを貼るんですよね 電極というか、温度を変えられるパッドみたいなやつを貼るんです この首元に一つ、肩甲骨の間あたりに一つ もうちょっとこの腰あたりに一つみたいなので、3つぐらい 温度を与える機器を設置するということです ペタッと貼れるようになってるんですよね 別に温度って言ってもめちゃくちゃ高いとかじゃなくて 上から下、首元、肩甲骨、腰という感じで 3つのところで上から順に熱刺激を与えていくと 特に熱というよりも低温刺激なのかなと思います たぶんひんやりした時により鳥肌が立つと思うので それをアプリから操作できるみたいなんですけど 温度を下げるということをすると 鳥肌感を誘発できるんじゃないかという 実験になっています 動画の刺激としては、地球の衛星動画と 独立者だったかな、チャプリンの映画 僕も中学校の時見ていい映画だなと思った 記憶だけあるんですけど チャプリンの動画を見ると、スピーチですよね 最後の感動的なスピーチがあって そこを見ている時に機械を使っているか 使っていないかということで 条件を分けて実験をしたということです 他にも生理的な指標、心拍を取ってたりとか 表情筋を取ってたりとか 主観評価でどれくらい心地よかったですかとか 話しての感情を感じましたかという 感情伝線とか言ったりするんですけど そういう指標を取ったりという実験です 手続き的にはとてもシンプルかなと思います その機械が新しいだけで # 結果 結果なんですけど、やっぱり機械があった方が鳥肌感の数と強度が高かったということです。 背中に低音刺激を与えるだけで、鳥肌感を多く作ったりすることができるんじゃないかということでした。 面白いですよね。何か感動して鳥肌が立つんじゃなくて、鳥肌が立つから… 次の話ですけど、すみません。ちょっと先走りました。次の指標の話だから先にします。 いろんな指標を取っていて、特に下がった指標でいうと感情伝線でというところ。 話での感情とか動画の感情をより感じたということだと思うんですけど、それは高かったと。 早朝を使っていた方が。あとは心地よさという指標においても、機械を使っている方がより高い評価になったということで、 これが感情が伝わってくるから鳥肌が立つんじゃなくて、鳥肌が立つから、立たせるからこそ感情がより伝わるんだという、 そういう身体からの、ボトムアップのといったりしますけど、身体が心とか評価とかに与える影響というのがあるんだというのを 改めて知るような研究かなというふうに思って、それがとても面白いことだと思います。 一方で笑顔の数とか、笑顔の数って顔の頬のあたりに、またこれ電極を張って数値化できるんですけど、 その頬の筋肉がより動くと笑顔というか、そのポジティブな感じを感じるというふうに評価されているんですけど、 それは特に変化がなかったりとか、あとは心拍も変化がないし、先ほど感情が伝わるという話で言ったんですけど、 認知的な話、視点取得といったりしますが、話し手の視点にどれくらい立ちましたかみたいな認知的な側面においては、 特に装置があってもなくても差がなかったという結果でございました。 # まとめ というそんな実験でした。まとめると背中3カ所に 電気刺激、温度を調節するようなパッドを張って 低くするんですね。 すると鳥肌の、鳥肌感の数とか強さが 有意に高くなったということでした。 あとは感情がより伝わったりとか心地いいという評価も 鳥肌を誘発するような機械で ある方が高かったということで、このあたりも結構 体の面白いところが現れたような結果かなというふうに思っています。 どうやって使うかって難しいですけど、 これは後輩が紹介してくれた論文なんですけど 鳥肌を立たせることができるんだったら、 さらに感情にもより伝わるようになるんだったら、これを使ったら 人生を変えるような体験を誘発することが できるんじゃないかとかって言っていて、面白いのってもう一方で なんかこういうふうに体を操作して 感情を高めるって結構怖さもあるよなみたいな危うさもあるよなと、それこそ 独裁者とかね、そういう演説とか政治的にも関わらず 思想の話とかでもやっぱりこういう機械を使うと多分伝わりやすいんですよね。 だから悪用されないようにも考えないとなっていうふうにも こういうことを言われると思うなと そういう感想を持った記憶があります。 はい、というわけで最後まで聞いてくださってありがとうございました。 伝わっていると嬉しいです。今日も一日にしていきましょう。 陣平でした。心を込めて。 # 雑談「懐に入るとは」 最後は1分だけ雑音をさせてください。 昨日、岡内大成さんという方と、あと寺町さんという関西で仲良くしている企業家の… 僕が企業家じゃないので、お二人とこう並べてしゃべるのは若干恐縮なんですけど、 お二人は自分で会社を運営されていてという感じで、 同世代の仲の良い人たちと話をご飯に行ってきまして、 短い時間だったんですけど、とても楽しかったんですよね。 岡内さんがすごいコミュニケーション能力高い方だし、ほがらかで優しいし、 やってることも面白いしみたいなので、話しててすごい楽しいんですよね。 昨日の話をしていたので結構面白かったのが、今コミュニケーションを見直している時期ですみたいなことを言っていて、 人の懐に入るということが結構苦手なんじゃないかという説を唱えていて、 こんなにコミュニケーションが得意で、自分から積極的にお話ししてくれたりとか、 回してくださる方がそういうことを言うのって、なかなか興味深いなと思って、 その後も帰り道でいろいろ考えていたんですよね。 僕は結構懐に入るという認識しているわけじゃないですけど、 できるなって思うんですよね。 キャラの違いというのも、もしかしたらそれで片付けるのは若干もったいない気がしますが、 それはもちろんあるだろうけども、もうちょっと抽象的に考えてみると、 結構自分で話をリードして回していこうという感覚はそんなに持っていないような気はしていて、 委ねるというか懐に入るということは委ねているじゃないですか、完全に。 懐に入って自分の主導権握ろうみたいなのはないじゃないですか。 だからそこがもしかしたら、言い悪いというかタイプのトークとかコミュニケーションを取るタイプの違いなのかなって思いながら、 その後ちょっと考えていたという感じです。いかがでしょうか。それでは。 もっと見る #心理学 #マインド #芸術 #心理 #感動 #共感 #美しさ #鳥肌 #実験心理学 #感情伝染 研究者がそばにいるくらし心理学者じんぺー00:491.はじめに02:112.鳥肌を誘発https://doi.org/10.1038/s41598-020-77951-w02:123.機械の説明02:124.結果01:515.まとめ02:216.雑談「懐に入るとは」コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 會見修一//Shuichi Aimi2024年1月20日チルと聞くと、チルアウトミュージックのことを思い出しました。考えてみれば、冷凍食品もチルド〇〇とか使いますね。面白い。1返信 じんぺー2024年1月20日アイアイさん、ありがとうございます!たしかに!どれも落ち着いたり、温度低くなったりしていますね!
#1039 日本論、日本人論の盲点 12分・19時間前・ 53再生AI目次海外からの視点で見る「日本人」日本人特有の美意識とその危うさ韓国人が見た日本人論「縮み志向」比較対象で変わる日本人の見え方「日本人」を深く語る視点の重要性
#1038【岩手から生配信】バーンアウト気味かもしれない近況報告 38分・9月12日・ 85再生AI目次心身の不調と疲労の兆候トップランナーとの対話がもたらす揺さぶり揺らぐ研究者としての自己と未来AI進化と国際情勢への無力感不確実な時代を生きる心の軸とは?
#1037【武田正文さんと対談】AIが得意なことばかり伸ばしてきた…それでも「洞察力」で道を切り拓いていける? 32分・9月10日・ 164再生AI目次AI時代、研究者の仕事は?AIを超える「洞察力」が拓く未来効率主義の先にある「曖昧な価値」鎌倉時代から見る未来のビジネス像AI時代に不可欠な「個とつながり」
#1036【田中慶子さんと対談】一流と二流の違いとか人徳とか 33分・9月9日・ 231再生AI目次リスナーと番組を支える「タリキーズ」の熱意一流の定義を巡る田中慶子の仮説とは?伝統工芸に宿る言語化不能な価値AI時代に研究者が抱えるキャリアの悩み「役に立たない」研究に宿る本質的な価値
#1035 妖怪シンポジウムに参加してきました! 12分・9月8日・ 82再生AI目次激務を乗り越え登壇したシンポジウム妖怪シンポジウム:科学が迫る怪異の真相心理学者が「妖怪」研究を始めた理由妖怪が繋ぐ曖昧さ受容の社会構想Voicy豪華対談!心理学の最前線へ
#1034 超尖った研究会で発表して貰った2つの問いについて考えたいです 14分・9月4日・ 78再生AI目次多様な「美」を巡る国際研究発表30年間の熟達でも残る文化差の謎熟達の先にある暗黙知と文化の繋がり文化は人工物のみに宿るのかという問い風景が変える鑑賞と評価の文化的側面
#1033【渡辺道治さんと対談】新しい挑戦が始まりました! 57分・9月3日・ 214再生AI目次異色の心理学者が挑むドイツでの研究渡辺道治が語る「メジャー」の真意日本文化「曖昧さ」研究の深遠な問い研究資金クラウドファンディングの意義対話と寛容が導く社会への展望
#1032 妖怪を信じる人はむしろ陰謀論を信じてしまう? 11分・9月2日・ 57再生AI目次企業と「曖昧さ」の意外な関係曖昧さへの集団的アプローチ考察妖怪と陰謀論の相関関係とは?超自然信仰が示す心理学的盲点新たな研究テーマ「妖怪」の可能性
#1030 俳句を読んでいる時、脳で何が起こっているのか 12分・8月31日・ 70再生AI目次俳句鑑賞時の脳内メカニズムMRIで解き明かす「美」の正体脳がイメージを紡ぐ俳句の魅力曖昧さが低い俳句で活性化する領域意味と自己を結ぶ脳活動の秘密
たしかに!どれも落ち着いたり、温度低くなったりしていますね!